横紋筋融解症

2022.07.03

在宅介護研修は6月末で終了、これからが正念場。


 6月分の営業的な業務は14日までに終了し、15日からは母(96歳・認知症・要介護5)の「在宅介護」研修をしていました。
介護ベットが搬入され、屋内用の車椅子。食事用の台。吸引器。屋外用の車椅子などが置かれました。

 火曜と木曜と金曜のデイケアには、母は車いすごと車に載せられ施設へ行きます。29日と30日は、ショートステイにも行きました。こちらも車いすごと乗り込みました。

 月曜日の午前中の1時間は訪問看護。火曜木曜金曜は、1日型のデイケア。昼食と入浴をしていただきます。水曜の午後は、月に2回訪問診察を医師にしていただきます。その後言語聴覚士のSTも入ります。土曜と日曜は、会社の仕事はお休みですが。、在宅介護はフルタイムでした。起床時から排泄介助。着替えをして食事介助。終わると排泄介助。昼ごはんと夕ご飯も同様にあります。夫婦どちらが、買い物の出れるのは、母が昼寝をしている時間だけですね。

 嬉しいことは、いつでも母と会えることです。体幹が弱って長時間まともに座れません。1時間おきに、椅子から抱き起こして座り直しをさせます。食事中やトイレの時でも座り直しは必須です。また「寝返り」が出来ないので、3時間おきに就寝時に体位変更をします。

 食事後は歯磨きをします。最初は歯ブラシで歯と歯茎をマッサージします。次に少しだけ歯磨き粉を歯ブラシに付けて歯磨きします。それからスポンジブラシで口の中を動かし食べかす(ペースト食なのでほぼ皆無)を回収します。そして吸引器で口の中とのどに中を吸引します。食後の1日3回はそれをします。

 101日間入院していました2つの病院では、完全看護体制で1日24時間多数の医療スタッフが関わり業務として母のケアをしていただきました。在宅介護は、医療の素人である私たち夫婦(来年で70歳になります)が、超高齢者の母(96歳・11月で97歳)を「老老介護」しています。

「介護研修」で訪問診療の医師や看護師、ST(言語聴覚士)や、歯科医師(月1回)の専門の医療関係者が狭いバリアアリー住宅を訪問してくれています。母の顔色もよく、表情も豊かになりました。狭くてせせこましくても自宅がいいよと言っているようでした。

7月からは「在宅介護」専門というわけにはいきません。合間を縫って仕事もこなさないといけないですね。これからが正念場ですね。

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2022.06.30

在宅介護で2週間が経過しました。

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15日に1月から合計101日間の入院で、超高齢者には厄介な「誤嚥性肺炎」と「下肢蜂巣炎」の治療をしていただき、完治しました。

 しかしながら入院前要介護3でしたのに要介護5になり、母は「廃用症候群」になりました。超高齢者で一度身体機能が衰えますとなかなか「元へは戻れません」ね。

 夫婦とも「リタイヤ世代」ですが、家内業形態ゆえ現役でフルタイムで仕事しています。1階は会社の事務所。生活空間は2階と3階です。母の介護部屋は2階ですので、週3回の通所デイと、月に2階のショートステイ時には階段をおんぶラックで母を背負い昇降しないといけないです。
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療養型病院や特養なども選択肢にありました。もし入所できたとしても、病院や施設は未だにコロナ厳戒態勢下にあります。面会は出来ません。昨年2人の叔母(いずれも90歳)が施設で亡くなりました。家族は満足に面会も出来ず、臨終にも立ち会うことすらできませんでした。

そういう事情もあり「大変であるが在宅介護してみよう。いろんな支援策はケアマネさんと相談して、可能なら母(96歳)の看取りでしよう」と自分なりに決意しました。

しかしそれは家内の賛同と支援が絶対に必要です。要介護5の母の在宅介護は1人では出来ません。家内は心より賛同してくれました。感謝以外何物でもありません。

 2人でワーワー言いながら母の在宅介護を2週間しました。なんとかなりました。でもまだ「お試し」です。7月からが本番です。

母に24時間よりそうのは嬉しい。でもそれはなかなか大変です。何とか慣れて、手抜きして乗り切りたいと思います。

 また物事を「要支援者」の立場で考えてみることが大事であるととても思います。

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2022.06.26

PWJさんとの意見交換会

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 2022年6月24日(金)ですが、午後2時から、ピースウィンズ・ジャパンの国内事業部次長橋本笙子さんと高知担当の竹内雅人さんが下知コミュニュティ・センターに来られ、下知地区減災連絡会の事務局会メンバーとの意見交換会を実施しました。
 橋本さんとは昨年ピースウィンズ・ジャパンが高知市と災害時支援協定を締結された直後にお会いしました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-ad3d32.html
(PWJの皆様の下知訪問 2021年2月19日)
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 竹内雅人さんとは初めてリアルな場で面談できました。

本来の下知地区減災連絡会の事務局会は、午後18時30分からでしたが、その時間帯は、母(96歳)の食事介助に時間帯であり、出席出来ません。特別に配慮いただき、午後2時から4時までの間出席させていただきました。(午後4時過ぎにデイケアから母が戻ります。その合間の時間帯でした。)

 私の方からは西日本豪雨災害で大きな被害を受けられた岡山県倉敷市真備町の防災関係の皆様との交流が出来ないかと提案しました。
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 具体的には7月24日(日)に下見に、8月28日(日)に現地で合同研修会が出来ませんかとのことです。

 当然現地側のご都合もあろうことと思います。その前にZOOMにて事前打ち合わせ会をやることが提起され承認されました。

 10月30日の「二葉町・若松町合同総合防災訓練」(10月30日)と「昭和小防災ディ」(2023年2月12日)の開催も確認され、事前協議えおしていくことになりました。

  報告事項として「二葉町防災世帯調査」の途中経過報告をいしました。その他意見交換で出ていたのは、

「弥右衛門公園にへリポートがあります。避難訓練時にへりの着陸なども見たいものですね」
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「話を聞きますと真備町の川辺地区では30代、40代のママさんたちが中心になって防災を推進されています。とても羨ましいですね。」

「西村さんが取り組まれている要介護5のお母さんの在宅介護。そのなかで見えてくることを大事にされてください。」と言われました。
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 意見交換は盛り上がっていましたが、午後4時に母のデイケアからの受け入れがあるので中座させていただきました。

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2022.06.24

介護手当も必要であると思います。


 2022年6月15日に、101日の入院・治療で「誤嚥性肺炎」と「下肢蜂巣炎」を克服して母(96歳)が退院してきました。

 入院前に要介護3であった母は、要介護5になりました。1人介助で用足しが出来ていたのが、2人介助で用足ししなければいけなくなりました。
 要介護5「食事やトイレなどの日常生活のほぼすべてに介助が必要です。寝返りなども介護が必要なことが多く、介護にかかる費用もかなり高くなるので、ご家族の負担が大きくなります。
筋力の低下などから食べ物や飲み物をスムーズに飲み込むことができないことも珍しくありません。また、理解力の低下が見られる。」

 母は誤嚥性肺炎後には、ペースト食になりました。慎重に飲み込んでから次に食べさせることを小さなスプーンで食べさせますので、約1時間はかかります。

  食べた後は、スポンジブラシを口の中を掃除し、吸引もします。すべて誤嚥性肺炎の再発防止です。
 トイレでの排泄も1人でできなくなりました。2人介助が必要です。歩行も5メートル程度がやっとです。それも2人介助が必要です。

 私の場合は「運よく」自営業形態ですので、仕事しながら母の在宅介護が出来ます。
 会社勤めの人の中には、親の介護のため、仕事との両立が出来ず、また会社側の理解も乏しく、介護退職される人も多いと聞いています。

 何故仕事と介護の両立ができないのか。「子育て支援」はよく耳にしますが、介護支援の声は聞こえません。

 「介護保険制度があるのではないか」「90-60」(親が90歳代で子供が60歳代)なら、年金で生活できるのではないかとかいう人もいます。それは無理ですね。
 「介護手当」も制度化すべきではないかと思います。介護1なら毎月1万円、介護5なら5万円とか。多少は助かります。

 とにかく労力たるや物凄いことであり、在宅介護は24時間、365日親が死ぬまで続きます。大変なことですが、当事者以外は社会的に理解されることはありません。

 ぎすぎすせず、お互いを信頼して見送りたいと思います。人生の終いは気持ちよく見送りたい。

 参議院選で「介護手当の支給」を公約にしている政党はあるのだろうか?見当たりません。

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2022.06.15

要介護5の母(96歳)の在宅介護がスタートします。

 2022年6月15日(水曜)ですが、午後13時半に54日間お世話になった細木病院を母は退院し自宅に戻ります。介護タクシーで帰ります。

 思えば「誤嚥性肺炎」で1月14日に高知医療センターに緊急入院して、2度にわたる高知医療センターへの入院と細木病院の転院で、101日間の入院生活でした。

 1月から6月15日まで166日ですが、入院した日は、高知医療センターと細木病院で101日間でした。今年に入り60%は入院していたことになります。身体機能も「寝たきり」では低下するのは当たり前ですね。

 今日は午前10時半過ぎに病院へ行き、先に入院費用を支払います。11時に母の入院室に来るように言われています。早めの昼食であるペースト食の食事介助のレクチャーをしてくれるようです。

 食事が終われば、母が飲み込めない食べかすの「吸引」の作業手順を習います。私は不器用なので1度や2度操作しただけでは上手くいきません。15秒以内とか言われました。

 荷物をまとめます。介護タクシーが13時半に病室まで車椅子で迎えに来ていただくので、一緒に付き添い退院し、自宅へ戻ります。

 要介護5の母の在宅介護が今日から始まります。

 FBの友人である村山和彦さんは人生の大先輩。村山さんは、介護保険のない時代にご両親の介護をなさり看取られました。

「親を送り出してから1人前」と言われました。その言葉が今は身に沁みます。

 今回も特養や療養型病院、老健施設などへの入居の申し込みはしています。今日の退院と即転院とはなりませんでした。

 何より大きいのは家内が母の在宅介護に賛成していただいたことです。母の生活空間は2階です。1階は会社の事務所です。私も家内も現役で働いています。2階まではわたしがおんぶラックで母を背負い階段昇降します。

 仕事の方では取扱品目の値上の交渉や、品切れの対応に追われています。4年前から始めた新規事業も軌道に乗りつつあり、手を抜くことは出来ません。

「在宅介護しながらテレワークで仕事する。」ことになります。テレワークも在宅介護も慣れていないので苦労はするでしょう。

「要介護5の母親の在宅介護」は事例が少なく珍しいかもしれません。可能な限り、報告します。へばる可能性もありますから。

 個人ブログなどにも掲載していきます。

 仕事と在宅介護に費やす時間が増加します。そうなると地域防災活動の時間が減少します。夕方以降の会合は今のところ出席できませんから。

 地域防災活動は代役がいくらでもいますが、母の在宅介護は家族しかできませんから。もちろん訪問医師や看護師、」言語聴覚士、理学療法士らの専門家のお知恵やサポートも受けながら紀子入れたらいいなと思います。

 6月14日までに仕事関係と地域活動は6月分は済ませました。6月末までは、在宅介護についてのレクチャーを真摯に受講し、自分のペースをつかみます。

 

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2022.05.28

母が要介護5になりました

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 先ほど自治体の福祉部署から「介護保険要介護状態変更通知書」が届きました。要介護3から良い介護5になりました。

 1月14日の緊急入院以来、母の身体機能低下はおきていて、様子を聞く限り(コロナ禍で面談できないため)入院前を100とすれば、今は40程度の身体機能はないようです。

 それでも来月の6月17日にはには、退院しなければなりません。そして在宅介護になります。要介護5で在宅介護。大変であると思います。

 訪問介護・訪問リハビリなどのメニューも入れ、刺激を与え、ゆっくりと副長を目指したい。写真にあるように、2022年1月14日に誤嚥性肺炎で緊急入院前は、母ははりまや橋商店街の100歳体操へ参加し、歩行補助車で自力で歩行していました。
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入院中の病院で動画を見せていただきましたが、昨年12月の母の姿は「夢のまた夢」の世界です。

 母と同い年の叔母も要介護5です。うちのバリアアリー住宅と異なり、部屋はバリヤフリーで広く、家にエレベーターまでありますから。車椅子で移動できます。経済力のない私のような家庭での在宅介護はとても厳しいと思われます。」

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-45779f.html(思い知るバリアアリー住宅での在宅介護)


 96歳という母の年齢を考えたらいたしかたないことでしょう。やれることしか所詮はできませんから。
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 医療や介護の専門家の人達の支援を受けながら、家内と2人「老老介護」が6月17日から始まります。どこまでケアができるのか?正直自信ありません。

 
 やれる範囲でやります。無理なら別の選択肢を見つめます。
私の年齢(68歳)で、親が生存している人は珍しい。精一杯「親孝行の真似事」が出来ますので、母の在宅介護やってみます。
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 投稿する余裕がないほど厳しいと思われます。

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2022.04.22

母の退院 転院で多忙な1日

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2022年4月21日のリハビリ・ウォーキングは、10898歩でにととまりました。夕方は歩けませんでした。

1か月入院した高知医療センターを4月21日の午後退院するので入院費用を支払いました。
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午後1時に介護タクシーが迎えに来たので、母は車椅子で乗り込みました。私も一緒に乗り込みました。母に会うのは久しぶりです。
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生憎の雨のなか細木病院に転院しました。各種入院手続きをしました。病室までが入らせてくれました。医療センターから持ってきた母の衛生用品や着替えを整頓しました。


早速医師の診断もありました、足の蜂巣炎はほぼ治っています。もう少し治療が必要ですね。
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最長60日程度しか入院出来ません。次の進路を検討しないといけないです。やることがたくさんありますね。

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2022.04.20

「障害のある方の防災」を読んで

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 高知市社会福祉協議会 高知市障害者福祉センターから「こうちノーマライゼーション VOL47 特集 障害のある方の防災」が送付されてきました。
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 書き出しは「障害者は高齢者の先駆者である」とあり、「近い将来、必ず起こるであろう災害に対策として、傷害のある方の課題を知ることで、これからの防災課題を考える。」とあります。

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 確かに言われるとうりです。現在96歳の母は、良い介護3で認知症です。今年に入り2回の緊急入院生活で「誤嚥性肺炎」と「両下肢蜂巣炎」はほぼ完治しましたが、ほとんど歩行が難しくなりました。でも退院を言い渡されています。

 自宅は平屋ではなく階段生活の「バリアアリー住宅」です。災害時避難する場合は、母を背負い避難する必要があります。果たしてそれは可能なのか?

 2015年に下知地区の有志他8人で「東北被災地交流ツアー」そして東日本大震災の被災地を訪ねました。そこでは石巻市の湊中学の非常階段をデイサービスの利用者の高齢者は登ることが出来ず全員が亡くなったと説明を受けました。
湊中学非常階段
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8315.html


 それで高知大学ヨット部で使用していない廃船を譲渡していただき、避難場所の少ない丸池町に「救命艇」として移設しました。


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-422e03.html


 今回の高知ノーマライゼーション4_NEW「障害のある方の防災」は、多様な障害があり、とても難しい問題をはらんでいます。

また障害の種類も身体傷害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)、難病の日とも含むようです。

 ノーマライゼーションでは、障害者団体のリーダーの方たちが取材に応じて「障害と防災」についてお話しされています。
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 各傷害者団体のリーダーの方たちは「防災はまずは自分たちでできることから」と言われています。

 次に地域とのかかわりを持ちたい、一緒の防災訓練に参加したいとも言われています。そのあたりの繋がりが希薄なように思いました。
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 地域防災の立場から申し上げますと、傷害の人も家族も、地域の防災訓練に参加していただきたいです。
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 今回二葉町町内会と二葉町自主防災会は共同で「二葉町防災世帯調査」を4年ぶりに実施します。そして協力いただいた世帯には、世帯の人全員に「SOSカード」を配布します。

 防災世帯調査は病歴、介護歴などを記入していただきます。防災会が保管します。SOSカードはご自身のお困りごとを自分から名のっていただくカードです。これはご自身で常時携帯していただきます。

二葉町防災世帯調査表2022年_NEW
 下知地区の二葉町は「避難困難地区です」。地域のコミュニュティ力が問われます。とりあえず防災世帯調査から始めます
荒木さん防災世帯調査への想いSOSカードと私の情報カード_NEW

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2022.04.17

96歳の母は前途多難

 2月21日に今年2回目の緊急入院した96歳の母です。
超高齢者になりますと皮膚が「極薄」になるようです。
 入院の直接的な原因は両足が低温火傷(左足)と擦り傷(右足)の患部が化膿し、壊死を一部起こしていたようでした。
 入院時の診断は「両下肢蜂巣炎・横紋筋融解・廃用症候群・誤嚥性肺炎」でした。いずれもほぼ完治したようです。急性期高度医療病院は、そうなると退院をせかされます。
 家族としては原則自宅介護を望んではいますが、1か月も入院生活で身体機能はリハビリを少ししたとはいえ、格段に落ちていると思います。それゆえリハビリと治療をしていただく病院に転院して、自宅へ戻りたいことが希望でした。
 コロナ禍でもあり、病院や療養施設に入居しっぱなしで、家族ですら面談することもかなわず、昨年90歳の叔母が2人亡くなりました。葬式すらできませんでした。
 母を在宅介護して、可能なら看取りまでしてみたい。そう思いました。しかし現実は甘くはなく、とてつもなく家族の負担は重くなるそうです。それはそうだと思います。
 転院先病院が見つからないようです。理由は母が老い先短い超高齢者であること。リハビリは改善の見込みがある人優先のようです。超高齢者で改善の見込みが薄い母は敬遠されました。
 更に病院側が受け入れれを拒むのは「最初は家族の意向で在宅で頑張ります。」と言ってもあとから「やはりそうれは無理だ。」と言ってくる事例がとても多いそうで、そうなると病院側も受け入れざるをいえなくなり、退院してくれとはいえないので困るということですね。
 その理由もわかります。療養型施設も常時キャンセル待ち状態。入居者が亡くならないと入所出来ない状態とか。要するに超高齢者は「行き場がない」というのが現実のようです。
 「最悪はうちの病院(高度医療機関)から自宅へ直行になります。受けいれ体制だけは整えておいてくださいね。」と言われました。
 いよいよ来るべき時が来ましたね。週末は掃除して部屋をかたずけます。

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2022.04.13

自宅を終の住処にする方法

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 「施設に入らず 「自宅」を終の住処にする方法」(田中聡・著・詩想社新書・2021年刊)を久しぶりに図書館で借りて読みました。

 まさに96歳の母の老老介護(現在は母は医療センターに3月21日より入院中)に追われる私にすれば、「教本」になるやもしれないと思い、オーテピアで予約申し込みを3月初めにしていました。3週間後の3月30日に下知図書館から連絡があり、ようやく借りることが出来ました。

 筆者の田中聡氏は建築設計士であり、介護施設の施設長もされておられました。その知識と経験からの表題のような提案をしています。

 ただし一読して見て、自宅での在宅介護は、比較的介護度の低い場合のお話が主体であり、うちの母のように96歳という超高齢者で、要介護3(4が出る可能性があります)の場合は、てきようしないのではないかと思いました。

 記述の中で身につまされた箇所がありました。(長文引用します。)

「介護のために家族が仕事を辞めることは絶対に避ける。あくまでも仕事を続けながら、できる範囲での介護を行う。足りない部分は介護保険サービスなどをうければよいのだ。」(P77)

「介護生活において絶対に100点満点を目指してはいけないということだ。介護するほうもされる側も、ほどよい距離を保ちながら60点ぐらいを目標とし、樹歳は30点ぐらいでもお互いに我慢が出来れば成功とかんがえてもよいくらいでいいのだ。」(P78)

 記述は「一般論」としてさらりと書いてありますが、1番身に染みた言葉でした。

 介護は撤退戦と割り切ろうと筆者は述べています。なるほど。

「仕事が出来る人ほど「介護敗戦」に突き進む。

中略 介護に対して、真面目に前向きに、まさに仕事と同じように取り組んでしまい。仕事が出来る人ほど、これまでの成功体験を介護でも適用しようとしてしまう傾向があるという。

 しかし仕事に向かうように介護に取り組んでしまうと、それは「配線」への直行ルートである。」

「その理由は、仕事に対しては目標を設定し、綿密なスケジュールを立て、自ら汗をかいて実行する。その目標は、ほとんどの場合は成功や成長という結果にリンクしているはずだが、介護は貢献が報われることのない撤退戦だ。」

「前進の期待があるからモチベーションを維持できるが、介護ではむしろ諦めなければならないことが多々起きる。昨日よりは明日の成長を目指す仕事のメソッドとは違う方法論が必要だ。」(P80)

「じりじりと悪化する状況を前提においたとき、最も必要なのは、その戦線を受け持つあなたが最後の瞬間まで戦い抜く精神力を維持することだ。」

「そのために必要なことは、一人で何もかにもやろうとせず、組織や社会の力を借りる。人に相談して悩みをわかってもらい、支援をうけることだ。ただ、肉親が相手だと冷静に判断実行するのは非常に難しいことになる。」

「介護にあたって必要な心構えは「現場の働き者」になるのではなく、プロジェクトマネージャーとしての「マネジメント」を常に意識することだ。

 マネジメントの最大の目的は、いわば顧客であるお父さん、お母さんの幸せの達成だ。そのために必要なのは、介護プロジェクトのマネージャーであるあなたの心と体の健全さと収入をお維持することだ。」

「ケアマネやヘルパーさんらの介護のプロは、あなたのプロジェクトに参加してくれるプロフェッショナルのスタッフだ。

 介護が必要な人に対して、なんでもやってあげるのではなく、その人がまだ持っている力を引き出しながらの関りが重要で自分で出来ることは自分でやってもらう。

 その見極めが出来れば、身体の衰えの進行が遅くなることが期待できるし、介護の作業量の伸びも緩やかになる。」

「そうしたプロの力も借りながら、介護プロジェクトを動かすマネージャーとしてある程度安定した介護体制をつくることを目指すべきである。

 そして安定した介護体制をつくることが、仕事と介護の両立には最も重要なことである・」(P81「老親を施設に入れず、自宅で介護するための心得」)

 年明けからの母の緊急入院2回と、急激な身体機能の衰えは、「ショック」でした。懸命に介護しても報われない現実に何度も打ちのめされました。

 それはどこかで「100%回復しろよ!」を叫んでいた自分がいたのでしょう。ケアマネさんは「60%も回復でよしとしましょう。」と常付根言われていました。

 なるほど介護は「撤退戦」であると。「結果は出ない」「身体機能は落ちる」ことを前提に、気持ちよく母が終末を迎えることができるお手伝いを考えた方がいいということらしい。

 なんだか気が楽になりましたね。立ち直れそうな気がします。

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