日米地位協定の改定

2025.10.25

天皇家はなぜ靖国神社参拝をしないのか?

s-571152521_2318159468632057_7804147172627384742_n
 自民党の新総裁の高市早苗は「靖国神社参拝」するのが信条であり、年に何回も参拝している。新興政党参政党も国会議員(18人)全員が参拝しました。熱心に靖国参拝をする高市以外の自民党議員や野党の一部にいます。

 ところが現在の天皇家は靖国神社に参拝しません。先代の明仁上皇も天皇時代の30年間参拝しませんでした。現在の天皇家も参拝に行きません。それはなぜなのか?原因がわかりませんでした。
 高市早苗は極右思想の持ち主なので、「靖国史観」に基づいた行動をすると思います。どういう歴史観なのか。天皇家はなぜ同調しないのかを知りたいと思いました。

 それで図書館から「靖国」「天皇関係書籍を7冊借りてきました。なかなか読む時間がありませんでしたが、」なんとか時間を作り「飛ばし読み」しました。7冊の書籍は以下です。
s-570479456_2318156361965701_3640768496696784557_n
「保守も知らない靖国神社」(小林よしのり・著・ベスト新書),「創られた天皇制(ベエ・ブギル・著・同時代社)、「戦後日本の反戦・平和と戦没者」(今井勇・著・お茶の水書房)、「国家神道と国体論」(藤田大誠・編・弘)文堂)、「国家と追悼」(山本浄邦・著・社会評論社)、「靖国神社」(大江志乃夫・著・岩波新書)、「戦後日本と国家神道」(島薗進・著・岩波書店)でした。
 右から左の思想の人達が書いた本でした。飛ばし読みでも分量があり、ライターも天皇制擁護論者から、天皇制廃止論者までいます。なかなか知りたい項目が出なく。苦労しました。ようやく「発見」できました。

「1978年(昭和53年)10月17日、靖国神社の宮司松平永芳は、「東京裁判史観を否定しない限り、日本の精神復興はできない」と考える立場より、A級戦犯を靖国神社に合祀した。
 しかし昭和天皇は、松平のその措置に対して、「親の心子知らずと思っている」と側近にもらす形で猛反発していた。」(日本経済新聞が2006年7月20日に入手した元宮内庁長官「富田朝彦のメモ」を報道)」
「なぜ、昭和天皇はA級戦犯の合祀を嫌ったのか。松平のその行為は、東京裁判を肯定してこそ、いいかえればA級戦犯の刑死を代償にしてこそ、敗戦後における天皇「立憲君主制から国民象徴制の移行」も円滑になされ、「天皇家・天皇と天皇制」事後に維持・存続できたという経緯を、頭ごなしに否定する状況を意味した。」

「すなわち、靖国神社宮司松平永芳によるA級戦犯合祀は、裕仁天皇にまつわる「戦中-(敗戦-戦後)」の精神心理史を全く理解しないで、「不完全ながらも戦後の国際ルールの礎となった。」と言われる「東京裁判の不完全性」、「裕仁天皇の気持」に刻み込まれた「永遠に癒えない古傷」を戦後33年も経過した時点で引っ搔き回す行為であった。」(昭和天皇にとってのA級戦犯合祀 「創られたられて天皇制」P158)

無謀な世界大戦を当時の同盟国ドイツのヒトラーと始めた日本帝国。燦燦たる敗戦で310万人の日本国民が戦闘や空襲、飢餓や病気で亡くなり、近隣アジア諸国国民も巻き込みました。結果は惨めな敗戦でした。

 日本国土は東京だけでなく地方都市まで空爆され、焦土になりました。また沖縄では過酷な地上戦が行われ20万人を超える兵士や沖縄県民がなくなり、広島や長崎には原子爆弾が投下され、30万近い国民が亡くなりました。

 1945年8月15日に日本は無条件降伏し、9月2日に降伏文書に調印しました。日本国は歴史上はじめて、米国を主体とする連合国に占領され、戦後の日本社会は、戦争前と激変し、新たな憲法を制定し、再出発しました。

 私の仮設にすぎませんが、日本国憲法の中で「第1条の天皇」(象徴天皇制)と、第9条の「戦争放棄」は相互リンクしていると思います。
 連合国に無条件降伏した日本は、憲法も社会制度も、教育も民主化し、天皇も「現人神」から「人間天皇」になりました。

 東京裁判では、戦争責任としてA級戦犯の東条英機らが処刑され、天皇の戦争責任はスルーされる結果になりました。靖国神社も国家管理から外れ、宗教法人として戦後再出発しました。
 つまり日本国民も天皇も心の中では釈然としないところがあったにせよ。アメリカ主体の占領政策に従い、戦前の軍国日本から民主化された日本へ転換しました。

天皇が1978年以来靖国神社に参拝しなくなったのは、東京裁判で「決着」した戦争責任と日本の再出発に同意し、象徴天皇の役目を粛々と務める中で、東京裁判を真っ向から否定し、A級戦犯を勝手に合祀した靖国神社の行為を昭和天皇は許せなかったと思いますね。

 高市早苗や自民党や参政党などの国会議員がいくら靖国神社に参拝をしても、天皇家は未来永劫参拝はしないと思います。明仁上皇は天皇時代の30年間1度も靖国神社に行きませんでした。今上天皇も踏襲しています。
s-569503651_2318154878632516_1672669616266808325_ns-569738776_2318154861965851_4423011172150574494_n
 つまり敗戦後の日本は、天皇の玉音放送の1節しか知りませんが、国民も天皇も「堪え難きを耐え、忍び難きをしのび」歯を食いしばり、敗戦国日本の再建、復興に邁進してきました。それは立派に成し遂げられました。最近は「アベノミクス」なる経済政策が大失敗し、GDPも来年インドにも抜かれ5位に転落します。情けない。

 7冊図書館で「靖国神社」に関する書籍を借りました。ななめ読み、飛ばし読みをしてわかったことは、筆者が国家神道の信仰者か、天皇制廃止の共和主義者(左翼)なのかで、とらえ方が異なることでした。当然と言えば当然。どちらの側の書籍も「独りよがり」で実に読みずらい代物でした。
 その点漫画家小林よしのりの著作「保守も知らない靖国神社」は、主義主張の賛否はさておき、主張が明瞭で、なかなか勉強家であり感心しました。

「靖国は顕彰の神社である」

「大東亜戦争は自衛のための戦争だった。」

「大東亜戦争はアジア解放の戦争だった。」

 確かに戦前の日本政府は、当時の国際連盟の常任理事国。「人種差別撤廃法」を提案しましたが、欧米の「民主主義国」(実はアジア・アフリカで過酷な植民地支配と収奪を繰り返していた)諸国から無視され廃案になりました。確か第1次大戦後に国際連盟に日本が提出していました。

 戦前の右翼の思想家大川周明は米英の「ダブルスタンダード」に常に憤慨し、批判していました。本気で「アジアの解放」を目指していて、お金を集め語学学校をこしらえていました。
 現地語と宗主国の言語(例えばベトナムならベトナム語とフランス語」を学生に2年間でマスターさせ、現地へ派遣し、大きな成果を上げていました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/.../2014/02/post-892d.html
(大川周明アジア独立の夢を読んで)

 結局大川周明は、彼の弟子たちが、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ビルマなどで、反植民地主義で戦う指導者たちと知り合い、現地人の協力を得て、太平洋戦争(小林は大東亜戦争)の初期のころ、情報提供して日本軍の先方として大活躍しました。しかし現地事情を無視する身勝手な軍官僚の横暴が、やがて彼らを反日運動に向かわせる結果になりました。

 小林よしのりは、前書きでこう述べています。
「最近の保守派は「参拝という行為」しか見ないで、「英霊を侮辱する言葉の」ほうには関心がない。知性がどんどん退化していって、愛国心の劣化が果てしなく進んでいる。

そもそも日本の首相も、政治家も、保守派の論客も、靖国神社とは何かを知らない。

英霊とは何かを知らない。

靖国神社が「奉慰顕彰」(ほういけんしょう)の施設であること、「顕彰」とは何かということを知らない。

靖国神社の思想と、千鳥ヶ淵御苑の思想とは、全然違うことを知らない。

靖国神社とアーリントン墓地が、全然違うことも知らない。

靖国神社を将来どうしたいのか、考えてもいない。

自衛隊員が戦争で死ぬ日が来たら、どこに祀るのかを考えていない。

保守派は思考停止したままで、ただ強硬に首相の靖国参拝のみを望んでいる。

保守派にはびこる反知性主義への警告として、本書を世に問うことにする。

無防備に反中、嫌韓感情から、首相の靖国参拝を支持する一般国民こそが、靖国神社の本日をするべきだろう。」(2014年6月 小林よしのり」P5)

 漫画家小林よしのりから「保守派と称する連中は反知性主義者」という言葉も意外でした。きちんと彼は勉強しているし、気長に靖国神社にお成り立ちなども丹念に調べていますね。

「靖国神社の英霊たちは「弱肉強食」帝国主義」の論理でアジアを虐げてきた欧米列強諸国に抵抗し、天皇の下にすべての民族は平等という「八紘一宇」の理念を掲げ「アジア解放」を目指して戦ったのではないのか?(「靖国を排外主義の聖地にするな」P214)

 小林よしのりは小泉や安倍晋三が靖国神社参拝したものの「弱肉強食」のアメリカ流(新自由主義)のアベノミクスで国民は幸福になるはずがないと言い切っています。
「グローバリズムで企業が海外に生産拠点を移しているから、円安誘導のアベノミクスで産業経済力が充実するはずがない。しかも仮に経済が上向きになってもr来亜紀は企業が内部留保してため込み、富はトリクルダウンしない。1.格差は拡大し、国民の福祉はより切り捨てられることは目に見えている。」P216)
 なかなかのシビアな論調。安倍晋三は愛国者ではない。グローバリズムの信仰者であり、アメリカの理不尽な要求を飲まされ続け、より日本を貧しくしたと11年前に小林よしのりは言い切っている。
 安倍晋三の後継を辞任する高市早苗が首相になりました。これ以上アバのミクスの真似事して円安誘導、財政出動させたり、国債の発行をすれば、日本は経済的により悪化することだけは間違いない。
 わからんことが多い7冊の書籍でしたが「頭の体操」にはなりました。

| | コメント (0)

2025.10.12

公明党の苦渋の決断に敬服します

s-公明党連立離脱

「公明党は自民党高市政権から連立を離脱していただきたいです。」私はそう願っyていました。2025年10月10日、実際にそれが実現しました。芝らしいです。


 自民党高市政権幹部の大半は自民党の麻生派、茂木派の人達です。公明党を良く思っていない人の集まりであり、なにより許しがたいのは、統一教会の手先の裏金議員萩生田を副幹事長として登用したことです。

 総裁選の最中にも彼らは、公明党が離反しないことを前提に(あたりまえに)かんがえ、国民新党や維新に声掛けし、連立仲間の公明党をないがしろにしていました。他人から見てもおかしいとおもいました。

 かつて旭の創価学会一家で、私の高校の後輩のTさんのお母さんは(ご健在の頃)は、電車で選挙のたびに私のところへきて「小選挙区は自民党議員に、比例は公明党でお願いします。」と言われていました。電車賃は自腹でしょう。

 本当に公明党の支援者は「フレンド作戦」を生真面目に実行し、連携相手の自民党の支援も本気で、末端の運動員までが徹底して実行していました。全戸kジュの選挙区でそれを本気で実行しているから自民党は政権を維持することができました。

 その実態を私は知っているだけに、公明党の斎藤委員長さんの怒りは当然ですし、今の自民党は公明党を軽視し、なめています。高市内閣は公明党が支えなければ短命に終わります。むしろ公明党は自民党との連立を解消し、下野して次の総選挙に向け、党勢の挽回、再構築に努めていただきたいとおもいます。

(私のいの中学時代の同級生のM君は、兄弟が多く極貧生活していました。40年ぐらい前に偶然いの小学校でM君に会いました。彼は私にこういいました。
「俺は創価学会で救われた。入信していなかったらギャング(暴力団)になっていたろうと思う。青年部で皆に鍛えられ、教わり、文章も書けるようになり、皆の前でスピーチもできるようになった、西村君が当時わめいていていた理由も(当時私は中学生ながら早熟な政治少年であり、安保反対運動していましたので)わかるようになった。」ということを思い出しました。

 Tさんのお母さんといい、M君と言い、貧しく真摯な人たちに寄り添っていたのが公明党という印象をもっています。自公連立も20年を超えますと「権力の蜜」に溺れる者も出てきます。公明党の元衆議院議員の遠山がそうでした。
 山口委員長の後継者と言われていた有能と言われていましたが、議員特権で「取次あっせん業」的なことをして収入を得ていたことが問題になり、公明党から除名になり、議員も辞職しました。

https://www.komei.or.jp/komeinews/p233805/
(遠山議員に有罪判決)


 それほど裏金「政治と金」に厳しい公明党が、裏金議員が複数党役員に入り、統一教会ご用達の萩生田までいる自民党と連立することは、末端の真摯な支持者を説得することは到底できないと思います。

 今こそ公明党は原点に返り「福祉・平和・反共・クリーン」の原点に戻り、懸命に政治活動すべきです。そうすれば党勢は必ず回復できるでしょう。

と書いていましたら、本当に斉藤委員長は決断し、26年間継続した自民党と連立を解消しました。素晴らしい決断です。大変悩まれたと思います。でも公明党は、原点は大衆政党です。

 生活が大変な末端の支持者の人たちも結束して、党再生に力を注いでください。今後は大変でしょうが、党員や支持者に丁寧に経緯を説明し、そのうえで街頭やネットで国民大衆にも広報をされてください。選挙は近いでしょうから、広報にに力を入れてください。必ず報われると思います。

| | コメント (0)

2025.09.23

映画「宝島」を見に行きました。

s-14282704
 2025年9月20日(土)ですが、沖縄出身の家内の提案で、午前8時50分上映開始の「宝島」(大友啓史監督作品・205分)を見に行きました。3時間10分もありました。

 映画の解説を長いですが、引用します。
s-14975784
「戦後沖縄を舞台に、史実に記されてこなかった真実を描き切った真藤順丈による傑作小説『宝島』。審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を、東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと実写映画化。

 監督を務めるのは、時代劇からアクション、SF、ドラマ、ミステリーやファンタジーまで、常に新たな挑戦をし続ける大友啓史。(「龍馬伝」『るろうに剣心』シリーズ『レジェンド&バタフライ』)。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結。日本に見捨てられ、アメリカに支配された島、沖縄。全てが失われ、混沌とした時代を全力で駆け抜けた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く、サスペンス感動超大作が誕生!
s-takarazima
 2019年に原作権を取得してから、6年の歳月を経て遂に公開となる本作。当初開発は順調に進み2021年にクランクイン予定だったが、度重なるコロナ禍に二度の撮影延期を経て実際にクランクイン出来たのは2024年2月。スタッフ・キャスト全員が「どうしても今の時代に届けたい」という強い情熱を持ち進んできたからこそ実現した奇跡のプロジェクトがついに公開。

 沖縄戦や、本土復帰後を描いた沖縄に関連する映画は過去にも多く製作されてきたが、本作は名匠・大友監督のもと<沖縄がアメリカだった時代>を真正面から描き切るかつてない“本気作”。実際に起きた事件を背景に進行する物語に、当時の状況を徹底的に調べ尽くし、リアルな沖縄を再現。クライマックスのシーンでは、延べ2,000人を超えるエキストラが投入され、その群衆一人一人にまで演出を加えていく大友監督により、当時の息遣いまで再現されたリアルな感情の爆発シーンなど、想像を遥かに超えたインパクトで描かれる。
s-1758201614-SIjwRe3x6APOyE4FB08qzZLf
 東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと、ハリウッドに拠点を置くLUKA Productions Internationalも製作に参加して日米共同製作で挑む、今までの常識を覆す、革新的なエンターテイメント超大作。」

「1952年、沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。
やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す――。
消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは――。」
s-bc79be6c
 グスク役の(妻夫木聡)はNHKの連続テレビ小説「アンパン」では八木上等兵(キューリオ社長)で熱演中です。なかなか芸達者です。映画を鑑賞した私なりの感想を述べます・

「復帰前(1972年以前)の米軍統治下の1952年から物語は始まります。同年は日本本土はサンフランシスコ講和条約が発効し、日本国は占領政策が解除され、国際社会に復帰しました。逆に沖縄は日本と切り離され、「復帰」までの20年間は、より米軍基地が沖縄本島内で拡大し、米軍のやりたい放題の時代でした。」

「家内は復帰前の1971年にパスポートを持って大学進学したとか。映画の舞台はコザ(現在の沖縄市)であり、家内が高校z世時代まで生活していた那覇市とは環境が違うと言っていました。沖縄市や宜野湾市や浦添市市などは、米軍に土地や農地、家屋を強制収容された人達も多い。

 日本国の円経済ではなく、米国ドルが沖縄の通貨とか。1ドル360円時代でしたから。沖縄ぞば6セント、氷ぜんざいが4セントであったそうです。」

「アメリカとの経済格差が歴然とありました。映画の前半は米軍嘉手納基地に沖縄の青少年が侵入し、倉庫にある食糧品や衛生用品を盗み、持ち帰っては住民に配給していました。義賊のような存在。」
s-a5b6daf2
「いつも成功していた盗みは、なぜか米軍が素早く駆け付けピンチに。リーダーの機転で何とか生還。リーダーは行方不明に。映画では後日、別の窃盗グループがドジを踏み、米軍に見つかったらしい。ということが後日わかる。」

「青少年窃盗団のリーダー4人組は、リーダーが行方不明。1人は刑事に。1人はやくざに、もう1人は小学校の教師になりました。米軍兵士の中にいる素行の悪い連中は、飲酒運転での事故や婦女暴行しても、地元警察に捜査権も逮捕権もなく、地元沖縄の人達は諦めモードでしたが、忍従のエネルギーはどんどん蓄積されていきました。」

「米軍が中部の小学校に墜落し、多数の児童と教員、地元住民が死去し負傷した墜落事件にしても米軍は謝罪もせず(当然事故補償もせず)「不慮の事故」との見解を出すだけでした。」

「ベトナム戦争の激化もあり、沖縄駐留の米軍兵士も荒んでいて、暴行、窃盗、飲酒運転が激増し、犯罪者の米兵は基地内に逃げ込めば、ほとんどが不起訴処分になり、米国本土に逃亡した。コザ暴動は、沖縄の人達の怒りが爆発した。映画でも暴動の用紙が克明に描かれています。普段は米兵相手に接客する女性たちも加わり、ひっくり帰った米兵の車に上がって踏みつけたり、三心で躍る人たちもいました。」
s-c50e047e
「2019年に映画がスタートしたものの、コロナ渦で中断期間があり6年がかりで完成しました。」

 復帰前の沖縄の世界はよく知られていません。いろんな立場の人達の生活が描かれています。3時間10分が「長い」とは思いませんでした。見ていない人には鑑賞することをお勧めします。

| | コメント (0)

2025.09.10

自民党の「コップのなかの嵐」は後免だ!!

s-AA1M3aln
 2025年9月7日に自民党総裁石破茂氏は正式に「辞意」を表明しました。昨年の10月に総理総裁になり、1年も経過せず10か月足らずで辞任しました。

 自民党内の声は「石破首相は就任直後の衆議院選挙(2024年10月)に大敗し、衆議院で自公合わせて過半数を確保できませんでした。2025年4月の東京都議会選挙でも大敗。都議会第3党になりました。(都議会与党の立場は維持)。2025年7月の参議院選挙でも勝てず、衆参の国政選挙と東京都議会選挙も敗北し、党首のけじめを要求され、辞意を表明しました。

 自民党国会議員では「少数派」の石破茂氏ですが。不思議なことに最近の各種世論調査では「石破内閣支持率が向上」し、また自民党支持者の6割が石破首相続投を望んでいることです。

 経済状態が芳しくなく、円安故、エネルギー資源と食材などが、また値上げ基調に。トランプ関税の影響で企業業績が不安要素が強まり、そのために賃金の上昇は鈍くなりました。国民大衆にとりましては、毎日の食費や光熱費の負担が重く感じられる今日この頃です。

 石破首相の責任で選挙に敗れましたが、2009年の麻生太郎にように300議席が100議席になるという大惨敗ではありません。負けは負けですが「惜敗」であり、少数与党の石破内閣は年度内補正予算や、次年度予算も、野党の協力も得て成立させています。

 また「国難級」のトランプ関税にしても、何とか友好ムードを壊さずに合意を付けました。先日のアフリカ諸国会議を日本で執り行い無難にこなしました。韓国の新大統領との会談や、インド首相との会談もこなしました。

 物価高に苦しんでいる国民各位からすれば、石破内閣はよくやっているほうであり、「今すぐ首相辞める必要はない」「内輪の自民党の総裁選挙選など見たくはない」「そもそも自民党が大敗したのは、「政治と金」の問題や「統一教会との癒着の問題」などが大きな原因であり、それらとは無縁な石破茂氏が自民党の総裁になったのに1年も我慢せずに、国民不在の「内輪の総裁選挙」など辞めてほしいというのが、国民各位の本音でしょう。

 さてポスト石破の有力議員が自民党総裁選挙に立候補するらしい。いまのところ前回の自民党総裁選挙に立候補した、高市早苗前経済安全保障担当相や小泉進次郎農相、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相、茂木敏充前幹事長らの名前が取り沙汰されている。

 このうち高市と小林は「極右思想」の人。野党との連携は難しそうだし、「平和の党」を標榜する公明党とは相性が悪そう。
 小泉進次郎は、党内外の人気者農林水産大臣時の職務は破綻せずに良くはやっている。外交経験や党役員(幹事長や・総務会長)の経験がない「若造」。

 茂木敏充前幹事長は「偉そうな印象」が強くあり、一部「くろうと受け」はするが国民大衆の人気者にはまずなり得ない。

 残るは林芳正官房長官。東大法卒、ハーバード大学大学院に在学。閣僚のキャリアは、防衛大臣、農林水産大臣、文部科学大臣、外務大臣などを歴任し十分すぎるほど。小林や高市のように「尖がらず」小泉のように「軽く」はないし、茂木のように「偉そうで」「はない。石破内閣の官房長官業務を無難にこなしています。

 少数与党の総理総裁は、消去法でいきますと林芳正になりました。但し本人が「少数与党」の総理総裁を望むかと言えばわかりません。能力は抜群にあり、敵はいませんから。本命です。

 また所詮は「少数与党」にすぎない自民党。いついものような仰々しくて中身のない総裁選挙など時間をかけてやる必要はない。中身のない「コップの中の嵐」は見たくはない。マスコミも政局報道ではなく、政策本位の報道をすべきです。

であるならば、菅、岸田、麻生などの総理経験者の長老たちで話し合い、林芳正を総理総裁に選ぶべきでしょう。

 茂木は論外(人望がない)。極右の高市と小林は選外。小泉は経験不足で選外に。林芳正緊急内閣でしのぐしか自民党には道はない。

| | コメント (0)

2025.09.09

石破首相が「退任」とか。

森山・石破・菅
 本当に「自民党の常識・社会の非常識」という事態になるようです。昨年の10月に、鳴り物入りで1か月間もマスコミを「ジャック」解散総選挙をしたものの、まさかの過半数割れ。

 4月の東京議会選挙でも敗北し、今年7月の参議院選挙でも過半数割れして「3連敗した」ので潔く「総理総裁」をやめろということらしい。

 また自民党総裁選挙となれば、また自民党の内輪の選挙を1か月間もやり、また1か月間も解散総選挙をするのだろうか?政治的な空白を作るほど日本国は余裕などない筈。

 珍しく元安倍派の稲田朋美さんが正論を言われていました。「表紙を変えても自民党は再生しません。政治と金の問題や物価高対策を最優先して解決する政策が国民に届いたいないことが敗北の原因です。」と。しかし「正論」をきちんと言う自民党の国会議員は1割程度しかいないそうです。情けない政党ですね。

 4割近くが「総裁選挙をやれ!」と言うばかり。具体的な政策論争もせず、多数派工作をするばかり。自民党の分裂を避けるために石破総理は辞任するそうですが、分裂して徹底的な政策論論争をしていただきたい。

野党も様子見ではなく、政策論争を仕掛け、選挙区調整をして政権奪取をすべきではないのか!なんか「自民党の中のコップの中の嵐」など見たくないし、名前の挙がっている総裁候補にだれがなろうとも自公で過半数は取れそうにないですから。

 欧州同様に「連立政権」体制に日本もなりました。自民党の一部に第2次安倍政権の復権を狙っている人たちもいますが、「裏金問題」「統一教会問題」「財務省の無責任体制(森友学園問題)」などが復権するなどおぞましい。

| | コメント (0)

2025.09.05

日中間の経済力の差、軍事力の差はものすごい。

s-540529051_2271540806627257_1818368284731639617_n
 中国は一党独裁の軍事優先国家。核兵器も保有しています。GDPは日本の数倍あり、しかも経済は不調と言われながらも造船や鉄鋼という国内経済の要は断トツの世界1。
勇ましく一部の人達は「中国撃つべし」とか勇ましいことを言われていますが、国力の差を考えて議論をしてほしい。

 中国の独裁体制は大嫌いですが、国民は文化交流は別。超大国であるので経済の結びつきは強い。中国もものすごく少子高齢化が進んでいます。戦争はしたくはないと思います。脅かす。威嚇することはするでしょうが。

 面倒くさい隣人ですが、上手に付き合わないといけない国でもあります。
 よく媚中派とか親中派は「悪者」のようにレッテル貼りをしている人たちがごく1部にいます。勇ましいことを言う前に国力の差を考えて発言してほしいものだ。
アメリカは日本を助けませんから。

| | コメント (0)

2025.08.26

右も左も政党筋は崩壊してますね。

s-isiba toranpu
アメリカのトランプ大統領の「自国第1・身勝手資本主義」が世界に猛威を振るっています。超経済大国であったアメリカは、自国を市場開放し、自由貿易体制を続け、他国にも強要し、1人勝ちの経済的な繁栄を続けてきました。

 それがトランプ大統領は「貿易赤字がいけない」「自国の製造業が衰退し、巨額の貿易赤字を生み、自国の雇用を奪い、製造業は衰退した。高い関税をかけて自国産業を保護し、より強いアメリカを目指す」という「身勝手資本主義」を宣言しました。その身勝手さ」は超経済大国アメリカだからこそできる「わがまま」ですね。

 2024年の世界のGDPの国別ランキングは、1位がアメリカで26・19兆ドル、2位の中国が19・44兆ドル、日本が4位で4・37兆ドルでした。アメリカは日本の5・9倍,中国は4・4倍の経済規模の超大国です。
s-30年課題1 001s-30年の課題2 001
 日本は両国とも仲良くし、良好な経済関係、交流関係を維持すべきでしょう。ごく1部に「台湾有事は日本の有事」とか。やたら勇ましいことをいう連中が与野党ともにいますが、中国は日本の4・4倍の規模ですから、近隣国として、冷静にお付き合いすべきです。日本の国力を考慮しない暴論は慎むべきでしょう。

 日本はこの30年間、大企業は「新分野への研究・投資」を怠り、自民党政府への「政治献金」で既得権益を守ってもらい、世界経済の動向から外れ、情報通信分野では、中国や韓国の背中が見えないほど凋落していますね。かつての優等生だった家電産業は「日本政府の「過保護政策」などで壊滅しました。

 日本経済衰退の30年は、主に当時からの自民党政府の間違った経済政策によるものでしょう。それは指摘されているように、消費税を上げ、国民から収奪する一方で、保護する必要のない大企業を優遇し、政治献金させて「既得権益」を守り、本来大企業がすべき研究開発、新規産業おこしの投資をしませんでした。政府の円安政策で「アメリカへ輸出さえすれば儲かるという安易な経済政策に長期間慣れ親しんで結果が、日本経済の低迷です。

 解決策は「大企業優遇政策(税制などを元へ戻す)、消費税を廃止し、元の所得税の累進課税制度を復活させる。事ではないかと思います。日本経済の半分は個人消費です。経済を活発にさせ国民1人1人の個人所得を向上させ、消費活動を活発にしないと、日本経済は永久に浮上しません。
s-adf37542s-51ed091f
 また災害大国日本では、原子力発電所を稼働させることが、「最大のリスク」ですので、「廃止」を前提とした議論をすべきです。原子力を「国策」にする政策を直ちにやめ、無限のエネルギーで、自国で調達できる地熱発電の開発に投資すべきです。国家安全保障上も原発の日本列島での稼働は危険極まりないからです。敵性国家に原発を攻撃されたら日本は終わりです。

 日本は敗戦後80年間平和でした。いろんな幸運がありました。結果は「1人の外国人兵士を殺害せず、1人の自衛官も殺害されませんでした。」これは恥じることではなく、誇りに思います。その原因は、日本国憲法、日米安保条約、象徴天皇制にあったと確信しています。
sensouwosinaikuni
 また戦前は日本国民を抑圧する装置、戦争継続のための理由として政治的理用意されてきた天皇制。敗戦後は日本国憲法では「象徴天皇制」に移行しました。天皇家は「平和を維持するための慰霊の旅」を繰り返し、沖縄、広島、長崎の戦没者の慰霊を毎年行われています。率先して日本国憲法の精神(平和主義)で天皇家は活動しています。
okinawa1tusimamaru
 政権政党自民党がぐらついています。昨年からの衆議院、東京都議選、参議院選挙に3連敗したので、石破内閣の早期退陣を叫ぶ議員の多くは、復古主義者であり、「裏金議員」「統一教会関連議員」の旧安倍派、麻生派、茂木派の国会議員たちです。
s-石破氏の辞任の必要性
 しかしながら各種調査では自民党支持者の7割近くが、「党内抗争」を嫌い、「石破内閣の続投」を支持しています。自民党支支持者の民意が、自民党の「復古主義者」+「裏金・統一教会関与議員」には届いていないようですね。その自己矛盾はどうなっているのでしょうか?

 また野党も「倒閣」のチャンスであるのに、それをしない。自分たちの政権構想を公表し、自分たちの政権を樹立する気構えに乏しい。立憲民主党は何をしているのかと思います。
 また左翼政党と言われる共産党や社民党は「目を覆いたい惨敗」を選挙のたびに繰り返しています。完全に戦略戦術が間違っているのに反省をしていません。今や「絶滅危惧種」になりました。
s-政党支持率
 自民党への批判票をつかむことができず、新興政党で「極右思想」の参政党や国民民主党が躍進し、多党化傾向になりました。欧州の先行事例でもそうですが、極右政党の躍進は、国民の分断対立を煽り、国内政治、国際政治も分断され、混乱しています。

左右両方の主張が破綻し、「カオス」になっているのが今の日本の政治業界です。

| | コメント (0)

2025.08.22

自民党の常識、社会の非常識

s-DSCN8265
 政治業界は「特異な」業界というか社会ではないかと思う。
2024年衆議院選挙、2025年東京都議会選挙、2025年参議院選挙で自民党は3連敗。結果は衆参両議院で与党(自民党+公明党)で過半数割れの少数与党になりました。

 「3連敗したので石破総理は潔く辞任しろ!」「石破さんが党の顔なら選挙で戦えない。」「総裁選挙を前倒しで行い(石破総理の自民党総裁の任期は来年9月まであります。)、新しい総裁を選びべきだ。」と叫ぶ自民党国会議員が多いと言われています。

 ところが各機関の世論調査では、このところ石破内閣の支持率は向上し、自民党支持者の7割が石破総理続投を望んでいるとか。やはり「石破降ろし」で騒いでいる国会議員の多くは、旧安倍派、麻生派、元茂木派の議員たち。裏金議員と、統一教会関与議員ばかりではないか。

 自民党の国会議員より、自民党支持者のほうが落ち着いている。石破内閣になり「少数与党」になりりましたが、石破内閣は補正予算案も、次年度一般会計予算案も国会に出して、与野党で意見交換し、そのうえで野党の一部が賛同し、予算案はすべて国会を通過しています。
s-isiba toranpu
 客観的に見て石破首相は良く立ち回っています。補正予算も来年度一般会計予算も通過させているし、米国トランプ政権との関税交渉も「今までのところ」よくやっていると思いますね。

 野党との意見交換や、国会での質疑応答も石破首相は、自分の言葉で適切にこたえています。そのあたりを自民党支持者の7割はおおむね評価し、「石破続投でいい」とのことになっているんでしょう。

 円安傾向が続くので、9月からまた食品などの値上げが公表されています。日米関税交渉も、「終わり」ではなく、厳しい対応が必要です。この時期にまただらだらと自民党総裁選挙を1か月もやり、その後解散総選挙をするとすれば、政治的な空白を2か月もすることになります。

 国民のs-AS20250209002408多数は「政治空白」など望んでいませんし、自民党の支持者も多くものぞんでいないでしょう。自民党の騒いでいる国会議員(旧安倍派、麻生派、茂木派)の「裏金議員」「統一教会関与議員」たちが多く、自民党凋落の原因議員たちが、ひたすら党内権力闘争しているにすぎないように思います。わたしだけでなく、多くの国民は「自民党内の見苦しい権力闘争」にあきれ返っています。

 彼らの支持するという高市なり小林が自民党総裁になれば、自民党が刷新され、総選挙で単独過半数が取れるのかというと「無理」であり、おそらく連立与党の公明党も離反するだろうから、少数与党どころか、少数野党に転落することは明白に思います。国民もバカではありません。

 自民党内の国会議員たちの「常識」は、、社会の非常識であることが、理解していないようですね。総裁選挙を叫んでいる人たちは。少数野党に転落し「極右政党」を目指すのであれば、それは政治姿勢ですからご自由にやればいいとは思います。

| | コメント (0)

2025.08.19

流動化する(液状化)日本の政治


 昨年10月に退場した自民党石破内閣。直後の衆議院選挙で大敗し、過半数割れが生じました。今年4月の東京都議会選挙でも大敗。第3党に転落しました。7月の参議院選挙でも敗北し、事項合わせて50議席に3議席足りない47議席になり、自民党としては初めて(?)衆参両院で政権与党が過半数われという「異常事態」となりました。

 それで自民党内では、「敗北の責任はリーダーである石破総理の責任だ。」「3アウトチェンジだ。」と激しい「石破降ろしが」展開されています。しかし思いのほか盛り上がっていない。
s-石破総理が辞めない理由
 その理由は、「石破降ろしを叫んでいる議員の多くは、旧安倍派、麻生派などの「裏金議員」「統一教会結託議員」であり、そもそも自民党凋落の原因をこしらえた連中。石破総理は彼らとは「無関係」であったので昨年10月に総理に選ばれ、即解散し衆議院で負け、都議選で負け、参議院でも負けました。敗北の責任を追及するのが、敗北の原因そのものの安部派の議員が騒いでいるので、なんか盛り上がらないようです。

 鈴木宗男議員も同じようなことを言われています。「自民党内の元安倍派の裏金議員たちが、自分たちが自民党を衰退させてしまった原因であることを全く反省せず、自分たちの責任を石破総理に押し付けて批判している、おこがましいし、おかしい。」と言い放ってはいますが、そのとうりの正論です。
s-石破氏の辞任の必要性
 メディア各社が調査している質問で「石破総理は辞任すべきか?」という質問に、全体では「辞任する必要はない47%、辞任すべき43%」で拮抗していますが、驚くべきことに自民党支持者では、「辞任すべきではない65%、辞任すべきが28%」となっています。

 旧安倍派や麻生派、茂木派の連中は、「自民党の岩盤支持層の保守派が、今回自民党に投票せず、参政党や保守党に投票した。高市か小林をリーダーにすればその層は自民党に戻る。政権運営は安定する。」などと言われているようですが、そう都合よくはならないと思います。

 勘違いしているのは自民党の岩盤保守層は農業関係者であり、大企業から中小零細企業の経済層です。一部の保守層ではありません。「失われた30年」の自民党の経済政策の間違い(特にアベノミクス)により、円安誘導、超低金利政策、国債の発行で財政支出を増やしすぎて、経済が逆に疲弊しました。

 日本経済の半分が個人消費ですが、大衆課税の消費税を上げ、円安の雄乳食品やエネルギー基あ格が急騰し、賃金が上がらないので、国民生活は安倍時代からより苦しくなりました。
s-内閣支持率の変化
 儲かっているのは大企業とその下部に師たち、国民はどんどん貧しくなりました。その恨みつらみが自民党に向けられています。「保守的な政治家」をリーダーにしたところで何の効果もないことが、自民党支持者から見えますね。
s-政党支持率
 そもそも自民党は「国民政党」でありました。「極右」のイデオロギー政党ではありません。極端なな考え方では、国民統合などはできませんから。

| | コメント (0)

2025.08.18

参政党の躍進の原因を分析してみました

s-日経記事・参政党の躍進分析 001
 2025年7月20日の投開票の参議院選挙で、参政党は大躍進し、は改選議席と合わせて15議席となりました。単独で法案を参議院に出せる規模に拡大しました。

 参政党は2020年4月に結党され、2022年の参議院選挙で国政政党になりました。2023年の党一地方選挙でも躍進し、155人の地方自治体の議員を誕生させています。2024年の衆議院選挙では3議席を獲得、2025年の参議院選挙直前に、維新を離党した議員が加わり衆参両院で5人となり、日本記者クラブ主催の「党首討論会」にも参加できるようになり、テレビや新聞で報道される頻度が格段に増えました。

 党首の神谷宗弊氏(47歳)。今回の分析は、一見「支離滅裂」「浅薄極まりない」政治的な主張や「政策」の批判ではなく、結党から数年で、無視できない国政政党になったのかに注目しています。

 日本経済新聞の見出しを見て行きますと。参政党の本質が描かれています。

「地方議員 2年半で12→155人」

「地域重視 実は「公明・共産」似」

「党費高く集金力向上」

 3項目の見出しは、短く参政党の本質を表現しています。

 地方議員の輩出は、参政党の地道な地方組織づくりに現れ、実際に成果を出しています。全国に289ある衆議院の小選挙区289すべてに支部をつくると2022年に神谷党首は呼びかけました。3年間で287の参政党の支部がつくられています。

 党支部は党員が集まるための核組織になりますね。昔共産党でよく言われていた「細胞」というものに近い。党員獲得のために広報紙を発行、党員集会や、党員相手の講習会、勉強会なども全国各地の支部で活発に行われているらしい。

 注目すべきは、党費の高額さです。一般党員は月会費が1000円で年間12000円。政策立案に関われる「運営党員」は月額2500円。年間党費は3000円と高額です。

  参政党は活動に必要な資金力もつけている。政治資金収支報告書によると2023年の党収入19億9800万円のうち4億4800万円を党費が占めている。」個人寄付も1・3億円あり、クラウドファンディングも1・6億円集めているようです。

 ちなみに自民党や立憲民主党の党費は年間4000円。日本維新の会は年間2000円なので、参政党の党費は「格段に高額党費」です。記事では党員の活動について記述してありました。

「党員になると毎日、メールで音声や動画が配信される。毎月のようにオンライン講義もある。政治塾やタウンミーティングも繰り返してきた。

 党の主張に賛同する仲間との交流が人を引き付ける要素になる。外国人の土地取得への関心から活動に参加した60代の女性は「大人の部活だ」と話す。党の勢いが出ると堂々と「応援している」「と言いやすくなり、輪が広がったという。

 20年の結党時に3000人ほどだった党員は、24年末で6万8000人に増えた。同年11月の維新の5万7338人より多い。」

 党費が高くても、党員が短期間に6万8000人ということは「大人の部活」が楽しいからなんでしょう。
OIP
 全然分野が異なる話ですが、例えば音楽関係のファンクラブがあります。人気ロックバンドであるサザンオールスターズはHPで見ましたが、ファンクラブの入会金は1000円、年会費は6300円だそうです。コンサートz情報がいち早く伝達されます。

 コンサートとなりますと、最近は1・5万円とか2万円近くになります。まして大都市部スタジアムやアリーナ公演ともなりますと、往復の交通費や宿泊費用も別途必要ですが、ファン心理とすれば他の生活費用を切り詰めても年に何回かのコンサートには必ず行きますので。

 参政党の主義主張はともかく、「政治が面白い」という人たちが「現れた」ことはある意味凄いことでひゃないかと私は思います。

 参政党の地域重視の党勢拡大は、公明党や共産党に似ているとの指摘もあります。記事にはこう書かれていました。

「党創設時を知る人物は組織づくりに関し、立場は全く違うものの、公明党と共産党の形態に近いものがあると解説する。」

「公明党は支持母体の創価学会が全国に持つネットワークを生かして票を集める。共産党は機関紙「赤旗」の購読料を資金源とする。両党とも地方議会に多くの議員を送り込むことを重視する。」と言われています7。

 確かに公明党や共産党は全国組織の組織政党。全国各地に根を張る活動が、国政政党としての「強み」を発揮してきました。しかし最近は両党とも党員や支持層が「高齢化」したのか。かつてのようなパワーや波及力がなく、今回の参議院選挙では両党とも議席を減らし、衰退傾向を見せつけました。

 急激に組織拡大したので参政党もひずみを抱えている。それは権限が神谷代表に集中し「ガバナンス体制の整備」が党組織運営で確立されていない。神谷ワンマン体制で何でもかんでも仕切れるはずもない。

 そういえば東京選挙区の参政党の候補者がロシアの政府系の取材に応じていて、それこそ「外国勢力の選挙介入ではないか」と「日本人ファースト、外国勢力の抑制」を主張する参政党の主張を相反する行動をしたようにも見えました。

 動画やSNSを活用し、成り上がった候補者やグループも昨年ありました。都知事選挙時の石丸や、兵庫県知事、NHK党などですが、「はやくも」影響力は亡くなり、「没落」するのが明らかになりました。

 参政党は組織論がしっかりしていて、独自の資金の確保、党員の確保には成功しています。問題はこの先です。どうなるのか、国民各位は冷静に観測しないといけないですね。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

07高知県知事選挙 08syugin_ 1票の格差是正で地方は消滅 2008年衆議院選挙関連 2009年衆議院選挙関係 2012年衆議院選挙関係 2012年車椅子で行く高知の観光施設 2013年参議院選挙関係 2014年東京都知事選挙 2015年雨漏り修繕工事 2015雨漏り・外壁補修工事 2016サッカーW杯アジア最終予選 2016年参議院選挙 2016年首都圏遠征 2019年参議院選挙 2019年高知市長選挙 2019年高知県知事選挙 2019年高知県議会議員選挙 2019高知市議会議員選挙 2022年沖縄県知事選挙 2023年二葉町総合防災訓練 2023年東京見聞録 2023年高知市長選挙 2024二葉町自主防災会事業計画 2024健康診断 2024年の総括 2024年は猛暑? 2024年アメリカ大統領選挙 2024年二葉町総合防災訓練 2024年東京都知事選挙の話 2024年米国大統領選挙 2024年総合防災訓練 2024年防災キャンプの中止 2024種議員選挙 2024総合防災訓練 2024能登半島災害 2024自民党総裁選挙 2024衆議院選挙の予想 2024防災訓練参加者分析 2024韓国の戒厳令 2025下知文化展 2025仁淀川町防災キャンプ 2025参議院選挙 2025大阪万博 2025年スタート 2025自民党総裁選挙 3・11ミニ慰霊祭 50年続くサークル同窓会 70sai 80年目の沖縄終戦記念日 AIが作る未来 AI作成の迷惑メール? AI失業の現実 AU blogによる自由民権運動 blogの伝道師・blogの鬼 BMI22 bousai_ DMATの役割の変化 DUKE50年記念コンサート EV自動車 EV車の普及 EV車は環境に負荷 Eコマース・スキルアップ講座 JICA下知地区研修 koutikengikaigin monnbasu2024 NHK南海地震対策特集番組 NHK高知放送局 NPO法人高知減災ネットワーク会議 SNS禁止法案 SOSカード SUP体験日誌 U23優勝2024年 USAIDの閉鎖の暴挙 W杯カタール大会2022 W11の不都合 あんぱんのロケ地 あんぱん-戦争編の重苦しさ いの町水害・土砂ハザードマップ おくだけトイレ おんぶらっく おんぶらっく大人用 お花見遊覧船 けんちゃんの今すぐ実行まちづくり けんちゃん1人weblog つまらない大阪梅田再開発 なでしこジャパン はりまや橋サロン まちづくり まちづくり条例見守り委員会 むなしさの味わい方 やなせさんの功績 やなせたかしさんの功績大 やなせたかしさんの文学的影響力 やなせたかしさん・著作 やなせたかしさん高知での実績z よさこい祭り アナフィラキシーショック アニメ・コミック アマノ製無人駐車場精算機の故障 アメリカ帝国の没落 アメリカ経済の破綻と大不況 アリーナの乱立 イスラエルVSイラン戦争 イスラエルによるガザ侵略 イラク派兵問題 インド映画 ウェブログ・ココログ関連 エアーバック式担架 エアーボート 救命艇 オアシス再結成 カオスになった日本の政治 カタールW杯2022年 カップヌードル。ミュージアム カップヌードルを完全食品に カップヌードルミュージアム カツオ不足の影響 カラー・ユニバーサルデザイン カンボジアはIT先進国 キャタピラ台車 グダグダ政治のG7国 ゲバルトの杜・彼は早稲田で死んだ コミュニュケーション能力 コロナ感染症療養体験 ゴミの不法投棄対策 ゴーヤ栽培日誌 サイエンスカフェ サイバー対策で取引先選別 サイバー攻撃対策 サッカー サッカー観戦日誌 サポート詐欺 サンリオピューロランド シニア世代の労働力 シネマネコ スフィアの現実化 スフィア基準 スポーツ スポーツのありかた スマホのビジネス活用 スマホの機種変更 スマホへの依存は危険 スマホ活用防災講座 スマホ活用防災講座2025 スマホ防災講座2024 スマホDEリレー スマホSOSシステム スランプ タウンモビリティ・ステーションふくねこ タモリステーション南海トラフ地震 ダブルスタンダード チベット問題 チョ・ホンリさんの被災地支援 デジタル全体主義 トカラ列島群発地震 トラック物流問題 トランプ関税 トランプ関税の弊害 トランプ関税への各国の対応 トンボ自然公園 ドン・キホーテ出店問題 ドン・キホーテ高知店の開店 ニュース ハイパーレスキュー艇・シーレックス バリヤアリー住宅 バリヤフリー パソコンの臨終とコピー作業 パソコン・インターネット パリ五輪2024 ヒューマンネットワーク ビートルズ世代 ピアフロート(浮力体) ピースウィンズ・ジャパン ファクトチェック フードバンク プレゼンの方法 ホームページによる交流 ボブディランの社会性 マンション自主防災会の訓練 メガネのテスト走行 メディアリテラシー モバイルバッテリー ヤッシー西開口口テトラ投入問題 ヨットと人生 ヨットは脳幹トレーニングに最適 ヨット関係 ヨット40年目 ヨット40年目の感想 リハビリ・ウォーキング レトルト玄米長期保存食 ロシアのウクライナ軍事侵攻問題 ロック音楽の元祖 ロボット100億台の時代 ロープワーク ロープワーク2025 三好市との交流事業 下知CCでの市の避難所開設訓練 下知コミュニティセンター防災部会 下知中小零細企業BCP研究会 下知交番だより 下知交番との地域での協働 下知地区減災連絡会 下知地区防災計画 下知地区防災計画・ブロック会 下知地域の交流事業 下知地域内連携協議会 下知文化展・コンサート 下知減災・弥右衛門部会 下知減災女性部会 下知減災弥右衛門部会 下知町内会連合会 下知防災紙芝居 不当要求防止責任者講習 不燃物・資源仕分けステーション 両下肢蜂巣炎 両親の供養 両親の墓参り 中国四川大地震 中国製造業の躍進 中土佐町との交流事業 中宝永町防災キャンプ 中宝永町防災キャンプ2025 事前復興まちづくり計画 事前復興まちづくり計画2026 事前復興・防災講演会 事前減災対策としてのインフラ整備 事前災害対策ランキング 事業継続力強化計画 事業継続力強化計画支援セミナー 事業継続力強化計画策定支援セミナー 二拠点居住 二葉町ゆかりの巨匠 二葉町ゴミ問題 二葉町不燃物・資源ステーション 二葉町町内会お花見慰安会 二葉町町内会の動き 二葉町町内会全世帯配布 二葉町町内会防虫・清掃活動 二葉町総合防災訓練2020年 二葉町総合防災訓練2019年 二葉町総合防災訓練2021年 二葉町総合防災訓練2022年 二葉町総合防災訓練2023年 二葉町自主防災会 二葉町防災世帯調査 二葉町防虫・ごみ拾い 五台山・市民農園 井原勝介さん講演会 交通事故防止対策 人助けの国際貢献 人助けの国際貢献を! 人繋がりネットワーク 人間の体は不思議です。 仁淀川整備計画変更説明会 仁淀川町と二葉町との交流 仁淀川町への広域避難訓練 仁淀川町への疎開(広域避難訓練)が全国放映に 仁淀川町防災キャンプ 仁淀川町防災キャンプ2025 今治市防災士会・連合自治防災部会との交流会 今野清喜さん講演会 今風WEB環境 介護に関する入門講座 介護研修講座2024 仙波敏郎さん講演会 令和5年度高知県南海トラフ地震対策優良取組事業所認定制度・認定書交付式 企業BCP 企業の社会貢献 企業版ふるさと納税 企業BCPの策定 伊野町問題 伝える力の大切さ 低レベルの日本のIT産業 低温火傷 住宅着工戸数・空き家の戸数 体力ドックはよい仕組み」 体成分測定 体調不良の原因 価値観の違いを道める多様性の必要 保護貿易時代の経済 個人ブログの意義目的 偉大な日本人・中村哲さんお映画 健康・体の問題 健康問題 健康寿命の伸長 健康寿命を延ばす 傷害のある方との協働 優良運転者50年 先祖供養の重要さと困難さ 先駆者の逝去 入野敏郎さんみかん園 公共交通問題 公共社会インフラの維持管理 公共財のありかた 公共避難所の食料備蓄 公明党の連立離脱 共謀罪反対運動 内臓脂肪レベルの低下は目標 内閣府地区防災フォーラム2016年仙台 内閣府地区防災計画 分譲マンション建て替え問題 前田康博さん講演会 加山雄三さんは凄い 南海トラフ地震新想定2025 南海トラフ地震特集番組」 南海トラフ地震臨時情報 南海トラフ巨大地震新想定 南海トラフ巨大地震注意 南海トラフ巨大地震臨時情報・注意 南海地震対策 南海地震特別税 危機意識・リスクマネジメント 危険な大型雑貨店 原子力政策 原爆慰霊の日 原発と核のゴミ処理場アンケート 原発の廃炉問題 原発の新設 原発災害 厳しい自治体の現状 参政党躍進の原因分析 反ファシズム運動 叔母・車椅子来高・2014・10・18 受援力」(支援を受ける力) 口腔ケア 古家の解体 台湾は防災対策の先進国 台湾気象庁の来訪 台風・大雨対策 台風・大雨情報 台風対策 右手薬指の裂傷 右手薬指の裂傷の完治 司馬遼太郎氏の帝国主義論 各種免許の更新 吉本隆明氏・追悼文 吉正の7回忌 名取市閖上地区との交流 名古屋大学室井研二准教授 名物店イトエの消滅は悲しい 向こう3軒・両隣 品川正治さん講演会関係 嚥下障害改善食 国政問題 国民政党自民党の終焉 国語力・読解力の向上 国際問題 土佐電鉄ーごめん・なはり線 土葬・火葬の共存 在宅介護と仕事 在日外国人との共生 地区防災計画学会・高知大会2018年 地域コミュニュティの重要性 地域コミュニュティ紙閖上だより 地域警察との連携 地方の公共交通 地方紙の衰退を憂う 地震保険 坂本茂雄さん県政かわら版 坂本茂雄さん県政瓦版 坂本茂雄・県政かわら版 坂本龍馬像建立運動 城東中吹奏楽部演奏会 堀川浮桟橋の修繕を 堀川浮桟橋の滑り止め対策 報道関係 変わるアジアのサッカー勢力図 夏休みラジオ体操 外国人との共生社会の実現 外国人との明るい共生社会 夜須沖からの津波避難 夜須町関係 大の字泳法 大天才・藤子不二雄Fさん 大学問題 大成功2025仁淀川町防災キャンプ 大都市部の不思議な慣習 大阪万博問題 大阪北部地震2018 天安門事件から35年 天木直人さん講演会関係 天皇家と靖国神社 天皇皇后両陛下のモンゴル訪問2025 失われた30年の原因 女性リーダーの在り方 女性部会の必要性 学生運動・社会運動の特典 宇田川知人さん出演番組 安田純平さんを高知へ招く会関係 安芸市防災連合会との合同 安野光雅の世界 宮沢和史コンサート 家庭用放射線測定器 富裕層向けのホテル 対面高速道の恐怖 少子化問題 岡村眞先生・講演会 岡村眞先生講演会 岡村眞先生講演会・江ノ口 岡村眞先生講演会・2025 岡林信康コンサート 岩手日報の震災特集記事 岸田文雄首相の退陣宣言2024 島本茂雄さん・中平崇士さん出演 巨大地震・津波対策用高強度発泡樹脂浮力体 差し込み型移転 市民参加のありかた 帯状疱疹 平和を堅持する天皇家 平和・反核・護憲の社会運動 平和問題 平和大使としての天皇家 平成天皇を称えます 平成28年度下知地区防災計画 年に1度の健康診断 年寄りは成り行きは駄目 年末年始のごみ対策 年総合防災訓練 年賀状終いについて 広域地域間交流 広域避難訓練 広報下知減災 広島への原爆投下から80年 廃校後の活用法 建築物 弥右衛門公園は防災機能公園? 彼は早稲田で死んだ 徳島県総合防災訓練2024 徳島県美波町との交流 性加害問題 怪人渡辺恒雄氏の逝去 恵比寿堂は3つの神様が同居 悪路走行可能な台車 感染症対策 憲法問題 戦争を知らない子供たちへの映画会」 戦争法案反対運動 戦争災害 戦後80年談話 戸籍年齢・身体年齢・精神年齢 手結福島・南地区自主防災会 折りたたみ式ベット7台設置 排泄ケア(排尿・排便)の重要性 揺れ対策 損保会社の対応 携帯・デジカメ 摂食嚥下障害 政治と金の問題 政治のありかた 政治評論 政治資金の裏表 政治資金問題 故井内市長との意見交換2023年 救命船南風 敗戦80年を思う 教え子を戦場に送るな!! 教育問題 散歩の効用 文藝春秋6月号 新しいメディアの創出 新しい生活習慣(その2) 新下知ポンプ場 新型インフルエンザ対策 新型コロナウィルス対策 新堀川市民大学 新堀川生態系保護問題 新帝国主義の時代到来? 日本の大企業の凋落 日本の政治もカオスに 日本の裁判官 日本国憲法の再評価 日本国憲法の重要性 日本経済新聞・コラム 日本経済30年停滞の原因 日本1の防災先進地・黒潮町 日清食品・完全メシ 日米地位協定の改定 日米地位協定の改定が必要 日誌風の感想 日銀・新紙幣発行の意義目的は? 日韓親善 映画「ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ」 映画「六ヶ所村ラプソディー」 映画「宝島」のパワー 映画「戦雲(いくさふむ)」 映画スープとイデオロギー 映画ボレロ永遠の旋律 映画・テレビ 映画・福田村事件 映画館復活と街づくり 春子ロス 昭和南海地震の記録 昭和小学校・防災じゅぎう 昭和小学校防災学習 昭和小津波避難ビル巡り 昭和小津波避難ビル巡り2025 昭和小防災オープンディ 暑熱順化 暑熱順化2025 暴力追放運動 書籍・雑誌 有機農業の支援 朝鮮半島問題 木質バイオマス地域循環システム 村上肇さんWEBセミナー 村上肇氏BtoBセミナー 東京五輪・パラリンピック2021 東京五輪・パラ五輪の在り方 東京近辺見聞録2013年 東京近辺見聞録2014年(1) 東京近辺見聞録2015年 東京近郊見聞録2010 東京近郊見聞録2011年 東京近郊見聞録2012年 東北被災地ツアー2015年 東北被災地交流ツアー2005 東日本大震災の被災者の皆様との交流事業 東洋町サポーターズクラブ 核融合発電 格安テレビの購入 桜の開花はエポキシ塗料の硬化剤の見極めに季節 極右政権のおぞましさ 極右政権はNG 横浜市の風景 横紋筋融解症 橋本大二郎さん出演番組 橋本県政16年の検証 橋本県政16年の総括 橋本笙子さん講演会 歩いて見る高知市 歯の健康維持 歴史の宝庫新堀川 歴史問題 死生観・終末観 母ショートスティ 母・デイケア 母・春子の供養 母・春子の健康情報 母・春子の在宅介護日誌 母・春子3回忌 母・毛山病院入院2017 母・西村春子介護日誌 母入院・細木病院 母入院2022年 母春子の供養 母春子の逝去 母春子の1周忌 母春子を支援いただいた皆様へのお礼状 毛様体筋 気象庁情報の正確な伝達 気骨の自民党議員・村上誠一郎さん 水道管凍結防止対策 水難救助訓練 江戸時代の日本社会の識字率 沖縄・ガザ連帯集会 沖縄ー高知の交流 沖縄基地問題 沖縄返還50年 沖縄返還52年目 沖縄返還53年 沢山保太郎東洋町長出演 河瀬聡一郎さん講演会 治す介護の推進 津波浸水仮想救助訓練 津波避難ビル巡り2023 津波避難施設について 浦戸湾三重防護整備 海からの高台への津波避難 海での防災対策 海の散帆 海の散帆の効用 海上都市構想 浸水地区に救命艇 浸水対策備品 深層地熱発電 温暖化と異常気象 滑る堀川浮桟橋問題 漫画文化 災害ボランティアセンター 災害大国日本 災害対策予算の削減 災害後の自宅の再建 災害時の食糧支援 災害用伝言板・災害用伝言ダイヤル 無人精算機の故障の改善 無責任企業アマノの無人駐車場精算機の騒音で大迷惑 父・いずみの病院 父・吉正の7回忌 父・日赤・ICU 爽やかな経営者 牧野富太郎さんの偉大さ 牧野富太郎と植物 犠牲者0を目指す黒潮町の地震・津波対策 猛暑とクーリングシェルター 献血定年 献血時血液検査表 環境問題 生活を再建する活動 生活習慣病予防健康診断 生涯現役の先人 産経新聞の印象操作記事 田辺浩三さん映画会(小夏の映画会) 町内会と街路灯 町内会資源・不燃物仕分けステーション 略奪文化財の返還問題 発泡スチロール板 白内障と眼病の治療 目の治療とメンテナンス 目指せYA体 県内大学防災サークル 県地産・地消課 県教職員友の会作品展 県教育委員会学校安全対策課 県東部巡回 県立大学地域学概論 県西部地域の巡回 真備町関係者との交流 眼鏡がいらない生活? 眼鏡による視力矯正 眼鏡の調整は難しい 石像と石碑 石破VSトランプ対談 硝子体切除術 社会問題一般 社会思想問題 社会運動 神戸市長田区鷹取との交流 神戸市長田区鷹取東地域との交流 福井照 福井照さん出演番組 福祉の問題 福祉事業所との防災連携 福祉防災に学ぶ 私の腰痛 空のあんちくしょう 窓ガラス飛散防止講習会 立憲君主法は合理的 立憲民主党代表選挙2014 米国政治の異常さを嘆く 精神分析の作法 紙媒体二葉町防災新聞 紙媒体二葉町防災新聞10月号 終活セミナー2024 終活セミナー2025 経済・政治・国際 経済問題 統一教会問題 総合防災訓練2025 美波町自主防災会連合会 美貌と人生 老人力 老木は危険 老舗飲食店の閉店は寂しい 耐震偽装問題 聴覚障害者との情報共有 脂質異常症 脱水症対策 脳が疲れる。追われている 脳ドックと脳トレ 脳幹トレにヨットは最適 脳幹トレーニング 臨時情報 自民党の常識・社会の非常識 自民党の常識・社会の非常識2025 自民党の自壊現象 自民党支持者の困惑 自民党裏金問題 自然エネルギーの活用 自然地形の高台 自然災害と経営責任 自衛隊の救助訓練 芸能・アイドル 芸術・文化 芸術鑑賞 若いアーティストの台頭 若者支援事業 葬儀で感じたこと 蓄光塗料 藻谷浩介さん講演会 藻谷浩介氏著作 蜂に刺された 西山謹吾氏講演会 西日本豪雨災害・真備 西日本豪雨災害・真備町 西村吉正・春子服薬・食事情報 西村吉正・死去後の動き 西村吉正1周忌・3回忌 西森酒店閉店2025 要介護は突然に 要支援者用食材 観天望気・日常観察からの天気予報 訪問看護 認知症の早期発見 認知症の早期発見・早期治療 認知症機能検査 認知症症候群について 認知症重度化予防実践塾 誤嚥性肺炎対策 講演会・研修会 講演会・講習会 警察広報 豊後水道地震 象徴天皇制 起震車体験 超高齢化社会の厳しい現実 超高齢者の事前減災対策 趣味 路上詩人はまじさん 軍拡は誰のため 転ばぬ先の介護 近江商人の先見性 連合赤軍と新自由主義の総括 連立政権時代の到来 進化する学校防災教育 過脂肪体質 過脂肪症 道路の段差問題 遠地津波 遠地津波への対応 避難人形の展示 避難所の改善 避難所の食事の問題 都市再開発 都市論 都知事の学歴詐称事件 里見和彦・著「定年のデザイン」 重信房子がいた時代 野草が防災食に 錆を防ぐさびのある話 長嶋茂雄さんのご逝去 長者キャンドルナイト 閖上だより 閖上だより21号 閖上だより22号 関係人口 関東大震災から100年 関東大震災での外国人虐殺 関東大震災後の朝鮮人虐殺事件 阪神大震災20年慰霊と交流 阪神大震災30年につどい 阪神大震災30年の集い 阪神大震災30年の集い・慰霊祭 防災キャンプの報道 防災サロン10月 防災備品整理棚 防災先進地黒潮町 防災問題 防災対策 防災対策先進地黒潮町 防災専門職員の配置 防災庁の設置は必然 防災炊き出し体験訓練 防災省の設置 防災省構想 防災紙芝居 防災紙芝居プロジェクト 防災訓練の課題と希望 防衛問題 防錆管理士の視点 阿部晃成さん講演会 陸上自衛隊手漕ぎボート 雛人形の展示 雨合羽とリハビリウォーキング 雪道対策 電話応対できない若者 靖国神社について考える 非常備蓄用ミキサー粥 面白い日経新聞のコラム 靴底消毒 韓国大統領の弾劾罷免 音楽 音楽文化 音楽文化の殿堂 飲料水の備蓄 養老猛司・藻谷浩介対談集 首筋の激痛対策 首筋治療用簡易ベット 高レベル廃棄物問題 高学歴のインドネシアの若者 高松市1万人アリーナ開所 高校生漫画甲子園 高知でも冬用タイヤ 高知の根源・由来を考える 高知の結婚披露宴 高知の製パン事情 高知の観光 高知の観光資源? 高知シティFM 高知シティFM「けんちゃんのどこでもコミュニティ」 高知シティFMけんちゃんのどこでもブログ 高知シティFM最終収録 高知初の疎開訓練(広域避難訓練) 高知大学防災すけっと隊 高知学研究所 高知市みどり課 高知市副市長人事案件2023年 高知市地域コミュニティ推進課 高知市政問題 高知市津波SOSアプリ 高知市社会福祉協議会 高知市総合防災訓練 高知市長との意見交換会・資料2015年 高知市長期浸水救出計画020年 高知新聞・声ひろば投稿文 高知減災ネットワーク会議 高知県政ぷらっとこうち問題 高知県政問題 高知県民マニュフェスト大会 高知県物産公社構想 高知県立大学との協働 高知県議会立候補者への公開質問状 高知県高校生津波サミット 高知県高校生津波サミット学習会 高知県高校生津波サミット2023 高知県高校生防災サミット 高知蛍プロジェクト 高知警察署下知交番 高知青年会議所70周年 高齢者運転免許講習会 魔の合同研修会1210 鵜の目鷹の目 黒潮町の事前復興まちづくり計画 黒潮町合同研修会2025 黒潮町3町合同研修 120%の体力 2地域居住の推進の手引き 2拠点居住 2006年白バイ・スクールバス衝突事件 2010年参議院選挙 2014年東京・横浜出張 2014年衆議院選挙関連 2015年叔母北海道より車椅子の旅・高知 2015年県議選・市議選 2016年熊本地震 2017年衆議院選挙 2018年沖縄県知事選挙 2021年衆議院議員選挙 2021年衆議院選挙 2022年参議院選挙 2023年参議院補欠選挙 2023年徳島・高知合区参議院補欠選挙 2023年県議選 2023年高知市議選 2023自民党政治資金疑惑 2024兵庫県知事選挙 2024年二葉町総合防災訓練 2024年東京都知事選挙 2024年総合防災訓練 2024年衆議院選挙 2024能登半島地震 2024衆議院選挙 2025仁淀川町防災キャンプ 2025南海トラフ巨大地震新想定 2025参議院選挙 2025年サッカーW杯アジア最終予選 2025年自民党総裁選挙 2025総合防災訓練 2025自民党総裁選の意義目的は? 2026安芸市合同研修 3・11ミニ慰霊祭 30年以内起きる事故や災害 52年目の覚醒 70歳のスタート 79回目の原爆慰霊の日 8大会連続のW杯出場 A型RHマイナス血液型 SUP同窓会2023年