どこもかしこも政治は「グダグダ」に
なにか昨年秋の衆議院選挙で自民・公明の連立政権側が大幅に議席を減らし、過半数割れの事態に。野党の協力がなければ、予算も法案も通過出来なくなりました。それで「日本の政治は決められない政治だから駄目だ。」と言われる人もいますが、元はと言えば安倍-菅-岸田と継続した与党過半数状態では、国会審議を無視した「閣議決定」で大事な案件が決まっていました。「安保法制」や「原発を再稼働する」「辺野古への基地建設」「南西諸島に長距離ミサイル配備」などです。
少数与党に転落したので、予算案にしても、法案にしても野党と議論し、説明し、故xちゅかい審議を通じて採択するようになりました。まどろこしいかもしれませんが。かえっていいのではないかと思います。好き嫌いはありますが、石破首相のねちねちした丁重な答弁はわるくはありません。
アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、イタリアも最近は政権交代し、フランスは与党が国政選挙で議席を減らし、連立政権になりました。アメリカ以外の国会は皆連立政権になっています。日本もその1つです。
国会での論戦で政治の質が向上すれば、それもまたよしとは思います。
自民党が「賞味期限切れ」であるというのは、1993年の与野党逆転で細川連立政権の時以来そういわれていました。2009年には総選挙で自民党は敗北し下野しました。3年後政権に復帰し、安倍-菅-岸田と自民党が過半数を制する国政となりましたが、やはり限界があり崩壊しました。
ロシアや中国のように独裁者が政治を統括する体制が良いとは思いません。言論の自由は必要ですから。G'7の国もどこもかしこも「グダグダ」ですが、それが©普通ではないかと私は思います。
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