紙媒体・二葉町防災新聞
5月の連休が明けますと、ようやく「年度始め」となりますね。3月、4月の人事異動で新職場・部署にようやく担当者が引き継ぎも終わり、慣れ始める時期ですね。
官公庁や大企業の部署担当者との意見交換の2025年がスタートすることになります。
●それで「二葉町防災新聞」1面では、「2025年度の二葉町自主防災会事業予定が決まりつつあります。
①7月15日(火曜)は「スマホ活用・防災講座」です。
②8月23日(土曜)24日(日曜)は「仁淀川町防災キャンプ」です。
高知県で初めて広域避難所となりました仁淀川町泉川多目的集会室で、地元長者地区の皆さんと防災キャンプを実施します。全く高知県では前例がなく、行政側も学識者も、防災アドバーサーに皆さんも、ノウハウがないのでなんの助言もありません。
前途は多難ですが、だれも知らないことをすることは、わくわくします。
③9月には「災害時に役立つロープワーク講座」(日程調整中)を実施します。
④10月26日(日)は総合防災訓練を行います。二葉町町内会と二葉町自主防災会との共同主催。若松町自主防災会・中宝永町自主防災会とも協力し、全員参加型の避難所開設・運営訓練をします。
➄安芸市防災連合会との合同研修事業。いつも合同研修会に参加いただいています安芸市防災連合会。今度は安芸市の防災対策、津波避難対策などを研修し、安芸市のまち歩きも企画検討中です。
●2面では「南海トラフ巨大地震」の被害想定が国から13年ぶりに出されました。被害が縮小するどころか拡大する地域もあるようです。
注目すべきは「30年以内に南海トラフ地震が起きる確率が80%」になりました。損害保険会社の調査では、30年以内に交通事故に遭う確率は24%。死亡する確率は0・2%、火災で被災する確率は1・9%です。
南海地震の80%という「30年以内に起きる確率」は驚くほど高いです。事前の準備をしませんと「出たとこ勝負」にはなりません。何の対策もせず南海地震が起きれば、どうしようもありません。
恐るべきデータも内閣府から提供されています。高知県の死者は45000人。全壊家屋は238000戸。断水人口は99%。下水道利用困難地区は98%、停電は93%です。まして水没している二葉町の被害の回復は1週間やそこらではないはずです。
「家具転倒防止対策」のチラシは5月末に下知コミュニュティ・センターに置きます。木造家屋の耐震診断と耐震補強の補助制度があります。そちらのチラシも置いてあります。
ご自身の家具や家で「殺されないような」対策は各自、各世帯でお願いします。まずは自宅からの安全な避難からですから。
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