下知地区でのJICA防災研修
2025年2月4日ですが、JICAの防災研修で2か月間日本各地を巡回し、朝から晩まで『防災研修W』をするようですね。高知県内の窓口は高知大学が対応し、通訳の人と8人の研修生が下知コミュJニュティ・センターに来られました。
午前中は高知市地域防災推進課職員による行政の立場からの説明講座があり、午後からは「下知地区の防災計画」(コミュニュティが主体になった地区防災計画の策定)ということで、下知地区減災連絡会の坂本茂雄事務局長が説明をしていました。
私は途中からの参加の補助員でした。下知コミュニュティ・センターの館内の防災倉庫や設備の説明をしました。今回は「島国の諸国」からの国などの防災担当官ばかり。フィージー、キリバス、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツ、サモア、ニウエのいわゆる大洋州諸国と、中米地区のセントルシアからの来訪でした。1月15日に来日し、2月22日までのみっちり防災件数のようです。
高知県では7日間滞在。県庁や高知大学、国土交通省関係の見学や研修以外では、地域での取り組み事例紹介は、黒潮町(1月27日)と2月4日の高知市下知地区のみでした。
真摯で熱心な人たちでした。やはりお国の未来を担う人材だけに知的水準が高い。風貌や体形からは、気さくな感じですが、質問などは真剣そのものでした。
講演や施設内見学だけでなく、下知地区のまち歩きを寒い中でも行い、津波避難ビルの実情などを見学していただきました。
歩いた地域が「海抜0m」を話しますと皆驚いていました。
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