原子力より地熱発電を
日本経済新聞2025年6月3日の記事『地熱発電 立地選ばず」「三菱商事など 深層部まで掘削」「AI電力需要に対応」とありました。まさにそのとうりであると思いました。
マイクロソフト社などが、AI用の電源不足を補うために、おぞましくもスリーマイル島の原子力発電所と契約し、電力供給を行う動きもあり、危険な原子力発電に依存する情報産業っておかしいと思いました。
日本でもクラウドのデータセンターの維持管理や、必要性が全くないリニア新幹線の電力不足を補うために、危険極まりない静岡県にある浜岡原発を再稼働させようという動きもあるようです。
経済原理だけで考えれば(産業経済省のお役人は必ず、ペースロード電源(?だったかな?)とか訳のわからん屁理屈で原発を再稼働させようと躍起になっておりますね。
しかし「災害大国・日本」では無理なお話です。世界の大地震の25&が日本で起きていますし、活火山は世界で400ありますが、そのうちの110が日本の国土・領海内にありますから。エネルギーの自給を考慮すると原子力もウラン鉱石は輸入しないといけないはず。
その点日本は地熱資源には恵まれています。地熱発電も従来は「国立公園内」にあったり、温泉旅館の近くに熱源があったりして「調整が難しい」エネルギ-資源jでした。
しかし深堀の地熱発電は、「利害調整の難しい温泉地や山間部の国立公園内の敵地での調整をしなくても地熱発電が可能」であることが素晴らしい。
なにより再生エネルギーであり、無公害で原子力発電のように危険性がありません。日本国内で自給できるエネルギーであり、地球環境にも優しい地熱発電です。
今すぐ地熱発電を「国策」にして、原子力発電を国策から外し、「廃炉事業を国策」にして安全に廃炉にすることが、日本の国家安全保障上も必要であると思います。
中国やロシアや、北朝鮮に対して「強がり」を言う人たちも一部にいます。しかし日本国内の53の原子炉が破壊されたら日本は存立できないことは安全保障上もわかったいるはずです。冷静に物事を考えていただきたいものです。
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