ブレディみかこさんの著作は歯切れがいい

英国在住のライターブレディみかこさんの著作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、英国の市民社会の現実を克明に描いています。9月に入って、今一つ「やる気が出ない」状態であり、少し柔らかめのノンフェクション作品を読みたいなと思っていました。
NHK総合のラジオ番組「ラジオ深夜便」の午前4時からの対談番組にご本人が出演していて、英国社会の現実を家族(ご主人はアイルランド人・子供さんは地域にある底辺中学に通学する中学生)として体験し、仕事、保護者活動、地域活動、などで付き合いのある廻りの人達との触れ合いや、時に衝突を通じ、2019年と2021年頃の英国の南端にあるブライトンという街の暮らしぶりが描かれています。
ご本人は「子供はうるさくて大嫌い」だったということでしたが、懐妊、出産を通じて世界観が変化し、英国で保育士になり、地域社会に入り込み、人種、宗教、出身国、学校社会などの現実を淡々と描いています。文章は面白く、2日間で上下2冊を読破しました。


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