高齢者の運転技能向上策の難しさ

高知新聞2026年9月4日の記事「高齢者の実車試験強化へ」「安全と生活の足 両立腐心」
よく事故を起こした高齢者が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という理由で死亡事故を引き起こすことが多いらしい。
51年前私が運転免許を取得したことは、教習者も実際の車もマニュアルクラッチの車でした。
左足ではクラッチ操作。左手でクラッチ変則操作、右足でアクセル操作、左足ではブレーキ操作、右手でハンドル操作の主体など、手足全てで役割がありました。
特に難しいのは坂道発進。サイドブレーキ引いて停止。発進時にはサイドブレーキを緩めながらクラッチをゆっくりと離し、アクセルを踏んで発信。どちらもゆっくりと確実に操作しないといけない。クラッチ操作を誤るとエンストし車が坂道を登れない。
坂道発進ができなければ、クラッチ車は運転できない。高齢者はむしろクラッチ車に乗るべき。技術的に無理なら免許返上となりますね。
それに対してオートマ車は右足でアクセルを踏み加速。同じ右足でブレーキを踏んで減速する。教習所では何故か右足操作しか教えない。
私の場合はオートマ車の運転時には、右足はアクセル。左足はブレーキと分けています。そうすれば「アクセルとブレーキが踏み間違える。」ことは全くあり得ません。なぜ教習所はそういう教え方をしないのか?不思議です。
車メーカーはクラッチ操作が面倒だからオートマ車仕様にしたのでしょう。オートマであろうがマニュアルクラッチであろうが。車の運転はとても難しい。
前だけ見ておればいいものではない。右折時、左折時は細心の注意が必要。バイクが並走したり、自転車の後ろを走るのも注意が必要。
また高齢者は長年運転してきたから(私は51年目)だから、多少の驕りや、慢心がありますね。
道路交通法では「横断歩道前では一旦停車。歩行者が横断してから車は移動すること」などほとんどの車はしません。
「見通しの悪い信号のない交差点では、運転手は停車線の手前で停車。3秒間は停車。発進後は左右を確認して徐行して交際店を通過する。ことをしなければならない。」
そのことをきちんと履行している運転手を見たことはありません。99%は停止線を越えて止まります。一旦停車違反です。
ですので「運転操作を厳しくする」よりも「基本的な道路交通法を順守する。」ように教習所で高齢者を「指導」したほうが良いと私は思います。
運転操作の問題よりも「道路交通法を守らない運転手には免許を交付しない。」とのことが、わかりやすいし、結果的に事故防止になります。


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