アニメ・コミック

2019.10.03

「秋本治の仕事術」を読んで 感想文

秋本治の仕事術表紙_NEW
 「秋本治の仕事術:こち亀作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由」(秋本治・著・集英社・2019年8月刊)を新書で書店で購入し、読みました。週刊少年ジャンプに1976年から「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を2015年まで、休載せず40年間制作し続けた「秘訣」を知りたくて読みました。
秋本治の仕事術・裏_NEW
 実はわたしは最近地域活動に行き詰まりを感じていました。10月27日(日曜日)の町内の防災訓練の「たたき台」を孤独な作業で作成していました。昨年のデータが、パソコンの不具合ですべて消滅し、うろ覚えな記録と、紙媒体から再構築しました。しかし精神的に安定せず、うちのプリンターのトラブルもあり、9月18日の打ち合わせ会では、首尾よく行きませんでした。しどろもどろでした。
秋本治の仕事術・中身5_NEW
 どうやら自分の「仕事術」が間違っていたのではないのだろうか?そう思ったときにあの「こち亀」の作者の仕事の方法に興味を持ちました。こち亀は単なる逆漫画ではなく社会の世相や、流行もの、更にはスポーツカーや最新IT事情などとても詳細に詳しく描かれています。作者はいつどんな形で取材し、正確に描けるのだろうか?そういう疑問を持っていました。
秋本治の仕事術・中身1_NEW
 作者の秋本治氏は、同世代。1952年生まれ。1学年上です。「こち亀」の連載は1976年から始まり、2016年に40年連載しました。一区切りして3年目に著作を書いたようです。私のほうはと言えば、1977年に社会人になり、40年後の2017年にようやく「自分のやりたい好きな仕事」が見つかりました。あと20年は現役で頑張りたいとは思っているところです。秋本治氏の著作の中で、これはという言葉や表現をメモ書きしてみました。


 


「今からでも遅くない。なにかひとつ、自分の好きを探す」(P14)


 


 秋本治氏は、「絵を描くことが子供の時から大好きだったので、それを仕事にして、幸せだそうです。好きなことが仕事なのでストレスを感じたことは全くないとか。わたしもその心境がようやく2年前からわかるようになしました。


 


「常に新しいものを取り入れて、変化してきたから、節目での悩みを乗り越えられた」(P23)


 


「自分の中で具体的に考えて結論まで導き、形にしたうえで人に相談を持ちかける」(P26)


 


「集中力を切らさないコツは 仕事を終えた次の日も普通に仕事すること」(P30)


 


「ピンチはチャンスというのは間違いなくチャンス」(P49)


 


「時間を切り詰めるコツは スケジュールを自分で決めること」(P62)
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 秋本治氏は、規則正しい生活を心がけ、短い時間で成果を出す仕事をされてきました。


 


「規則正しい勤務体制こそが、理想の働き方」(P64)


 


 秋本治氏の職場にはタイムカードが置いてあり、アシスタントも極力定時で帰社するようです。


 


「時間の使い方を規則正しくすると 社会や人との付き合いも正しくなる」(P69)


 


 社会のことを知ることも漫画の取材の1つ。規則正しい生活をしていれば、社会の動向もきちんとした形で入ってくるとこことでした。
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「複数の仕事を並行して遣る場合は月間カレンダーでタスク管理する」(P72)


 


「スケジュール管理ができていたら 想定外の事態が起きてもへっちゃら」(P75)


 


「時間の約束を必ず守るのは 人として当たり前の大原則」(P80)


 


「好きで選んだ道ならば 覚悟を決めて愚痴らない」(P86)


 


 この言葉は「ぐさり」と刺さりました。弱音を吐きまくりですから私の場合は。反省です。


 


「電話よりもメールよりも顔を見ながら話すのが1番早い」(P88)


 


 でも秋本治氏は「感情が伝わりやすいLINEやショートメールは仕事でも便利」(P90と新種メディアもつかいこなして、コミュニュケーションを大事にされています。


 


「相手の年齢・性別で変えることなく 仕事の会話はすべて敬語で丁寧に」(P95)


 


 自分の地位や立場の優位さをひらけかし、他人を威圧しない仕事のやり方は皆うべきです。確かに営業に出かけても、担当者は皆子供世代になゅています。きちんと相手を敬い、真摯に敬語を使い対応するように私も心がけています。


 


「仕事でイライラしてしまったら 同じところに留まらない。」(P96)


 


「部下やスタッフを信頼して褒めると 自分の仕事も気持ちよく進む」(P109)


 


「人から直接聞く話は 本や雑誌、インターネット撚りも重要}(P114)


 


「仕事でたくさんのことを抱えてしまったら、少しねかせるといい結果になる」(P119)


 


「アイデアがどうしても浮かばないときは 粘らずこだわらず、軽やかに切り替える」(P128)


 


「正確性は置いておき、とりあえずたたき台をつくること」(P130)


 


「年齢を重なることは何の問題もない・4知識も発想力も洗練されたものになる」(P135)
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「苦手だと思っていることから逃げない。苦労の先には必ず良い結果が待っている」(P160)


 


「現役の力を信じ 休まずに働ぎ続けたからこそ得られる成果がある」(P178)


 


 著作のなかの1部を取り出して、書き出してみました。私自身が印象に残った言葉を書き写しました。そして読みます。少しだけ頭の中に入りました。秋本治氏は、「規則正しい生活」をして「時間をきちんと守る」ことで、広く社会と交流し、取材もよくしています。読者目線の感覚を常に意識されています。だから40年続いたと思いました。


 


 私のレベルの「小さな行き詰まり」を打開するヒントが見つかったように思いました。思いました。

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2019.07.24

悲しい聖地の誕生

日経新聞のコラム719_NEW  2019年7月19日付の日本経済新聞1面のコラム「春秋」は、昨日の京都のアニメ制作会社での放火・炎上で多数のアニメ関係者が亡くなり負傷した出来事を追悼しています。
 世界的なアニメ映画監督の新海誠氏も悲しみのツイートを寄せたという。

 

「折しも放送中のNHKの朝の連続ドラマ「なつぞら」は、世界に冠たる日本アニメの草創期に、裏方として原画を描くアニメーターの女性の物語だ。被害にあった方々もヒロインに重なる夢や情熱があったと想像する。

 

 監督が注目されがちなアニメには、多くの裏方の献身がある。新海監督も胸が張り裂ける思いだろう。」

 

「世界のアニメファンが京都に向かって、鎮魂の祈りをささげていることだろう。後日、多くの人々が工房に花束を手向けるはずだ。悲しい聖地ができてしまった。」

 

 華やかな印象のアニメーターですが、創造的な出来栄えを要求されるのに、際限のない労働集約的な仕事で、低賃金の長時間労働。いとわず仕事しているのは、ひたすらお絵かきが好きで溜まらない善意の人達に日本のアニメ業界は支えらています。(蟹工船の重労働がやわに思えるほど労働条件は過酷です。)

 

 次回作品作成に打ち込んでいた多くのアニメーターたちが犠牲になりました。1人前になるには画力だけでなく修練が必要な創造的な仕事です。AIが代行できない仕事です。多くの有能な人材が失われたことを悔やみます。

 

 心よりご冥福を祈ります。

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2019.07.01

アニメ映画が大盛況と言われてはいますが・・・

アニメに関する高知新聞記事_NEW  高知新聞6月22日の記事「劇場アニメ増で人手不足」「大作続き 現場脳力超え」「人材確保へヒット期待も」とありました。かつて身内が関係していた業界だけに,動向には関心がありますね。
 
 NHKの連続テレビ小説[なつぞら」も、アニメーターを目指す北海道から上京した女の子が主人公。日本アニメ界の巨匠であった故高畑勲氏とおぼしき人物も登場しています。現実はあれほど「のほほん」としていません。作画者の待遇は最低賃金以下であり「ブラック業界」の1つですね。


 


 記事では、2016年公開の「君の名は」(新海誠:監督作品)の大ヒット(興行収入200億円)があり、日本は劇場アニメムードだそうです。2008年に31本の劇場アニメは2017年には84本に増加しました。理由はテレビが地上デジタル放送になり、映画「テレビ画面の縦横比率が映画で利用する比率になり、解析度も高精密になって映像を作りこむようになったため、映画化のハードルが大幅に下がった。その結果、ヒットしたテレビアニメの劇場版を作ることが増えたという。」(記事より)


 


 結構な話でありますが、なぜ現場作業者であるアニメーターが不足するのか?それはあまりに待遇が劣悪であり、「作画する人を育成する」システムが業界として成り立っていないからです。「絵を描くことが好きな人たち」の善意と自己犠牲を当然として、きちんとしたビジネスモデルを構築できなかった日本のアニメ業界の責任でしょう。「お先は真っ黒」ですし、業界自体が「ブラック労働」現場になり下がっていますから。


 


 医師や弁護士や税理士などの様に、きちんとした資格として社会的な地位もなく、待遇も劣悪なのでだれが仕事としてやるのでしょうか?いなくなると思います。「ヒット作品が出れば人が集まる」とか「作画を自動化する」なんていうのは一時しのぎのこと。きちんと作画アニメーターの身分保障と待遇改善を業界あげてしないと、日本のアニメーションはまもなく滅びると思います。


 


 待遇改善とはヒット作品があれば、その収益を現場制作者に還元する仕組みも必要です。現状は映画配給先会社と株主だけが利益を独占、現場作業者を搾取しているのがアニメ業界の現状ですから。先行きはありませんね。


 

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2019.06.18

海洋堂ホビー館四万十へ行きました。


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 2019年6月12日ですが、午前中は四万十町の得意先を訪問していました。商談も順調に終わりました。お天気も快晴でしたので、昼休みの時間帯に、海洋堂ホビー館四万十へ行きました。3年ぶりぐらいでしょうか。

 http://ksmv.jp/hobbykan/ (海洋堂ホビー館四万十ホームページ)

 窪川の街並みから旧大正町を目指し、約30分程度。自然豊かな旧打井川小学校の校舎・体育館・運動場を再活用した全館海洋堂のフィギアが展示されています。大阪から来られた取引先の人と一緒に行きました。平日ですが数人の来館者がありました。
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 入館すると入場券と引き換えにガチャポンのサービスがありました。1回、回してなかに小さなフィギアがはいっています。海洋堂も出発はプラモデル販売店でした。わずか1・5坪の店舗から出発したそうです。私が子供時代にこしらえていた軍用機や戦車や戦艦のプラモデルが展示されています。一瞬にして50数年前の世界にタイムスリップしてしまいました。
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 それから恐竜シリーズや、北斗の拳のキャラクター、美少女シリーズ、ロボットもの、ありとあらゆる多様なフィギアが展示されています。恐ろしい数です。すべて手作りであることが凄い。
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 老若男女それぞれに思い入れがあるフィギアが展示されていて、時間制約がなければいつまでもいても退屈しません。

 海洋堂の創業者宮脇修氏の映像も館内で放映されていました。日本1のプラモデル販売業者から、メーカーに転身、フィギア制作で多様化し大成功しました。会社は長男の修一氏が継承していますが、ハリウッド映画「ジェラシックパーク」で登場した恐竜の足は海洋堂が制作しました。
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 修一氏は「将来博物館やお寺の仏像などのフィギアをお土産品としてこしらえてみたい。」との壮大な構想も話されていました。可能性が無限に広がると思いました。
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 自分も「遅まきながら」退職する年齢で新規事業に挑戦しています。海洋堂ホビー館四万十で大いに励まされました。元気をいただきました。

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2018.07.31

BS1スペシャル「ボクらと少年ジャンプの50年」

2018年7月29日(日曜)は台風12号対策で1日自宅に引きこもり。結果的に高知市は山間地区の避難準備情報も解除され、心配された大雨は降りませんでした。再放送でしたが「NHK BSIスペシャル ボクらと少年ジャンプの50年」を見ていました。歴史を感じる面白い番組でした。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2637528/index.html

 わたしは古い世代に属するので、少年漫画雑誌は「少年マガジン」「少年サンデー」を創刊時(1959年頃)から購入していました。少年ジャンプの創刊は1968年とか。中学3年時でした。直接購入した記憶はありませんが、初期の頃の「ハレンチ学園」とか「男1匹ガキ大将」、「東大一直線」などは記憶にありますね。

 「キン肉マン」や「ドクター・スランプ」「ドラゴンボール」「北斗の拳」「こちら亀有交番所前」「キャプテン翼」は、子供たちの時代に一緒に読んでいました。最盛期の1995年では653万部を発刊していたとか。

 先行していた少年マガジンと少年サンデーの牙城を崩すために、「新人作家の発掘」「作品賞の設置」「読者アンケートによる連載の可否」というシステムを導入し、若くてパワーのある漫画作家を引きつけていったようです。漫画家も個性的ですが、編集者も個性的。世界に誇る日本の漫画文化の凄さを垣間見ました。

 ネット社会になって紙媒体は苦戦はしているでしょう。でも面白いコンテンツは「漫画」にあるので、形を変えて漫画文化を展開していくものと信じています。

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2018.04.30

「ゴッホ最期の手紙 」を観ました


ゴッホ
 4月26日(土曜)は1日「海の散帆」で体育活動。1日置いて今日の30日は「ゴッホ?最期の手紙 」(2007年・英国・ポーランド合作)を家内と愛宕劇場へ観に行きました。
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 ゴッホの油絵の中の人物が動き出すと言う新機軸のアニメーション。油絵の人物が動き、。喋る。ゴッホの死の直前の混乱した心象風景も油絵タッチのアニメ動画。新鮮な感じでした。

 愛宕劇場のホームページ(http://neconote.jp/atago/blog_news.php?class=%E4%B8%8A%E6%98%A0%E4%BD%9C%E5%93%81から引用させていただきます。

 引用開始

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 世界中の人々を魅了する名画を残した巨匠フィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に自ら命を絶ったのか?彼の遺体に残された弾痕の真相は?配達されなかったゴッホの手紙を託された青年が、天才画家の死の真相を追う。

 実写撮影された映像が、125名の画家たちの筆による62,450枚もの油絵を繋げて、世界初の全編が「動く油絵」に生まれ変わった。愛されつづけた名画の数々が100年の時を超えて動き出す、アカデミー賞受賞スタッフが贈る体感型アート・サスペンス。
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出演:ダグラス・ブース、ヘレン・マックロリー、シアーシャ・ローナン、エイダン・ターナーほか
監督・脚本:ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン
本年度アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネート
(2017年/イギリス・ポーランド)

 5月11日(金曜日)までです。

上映時間 12:00~/1:45~/3:30~/6:00~(96分)????
※各回入替なし ※毎週火曜日休館

 西山彰一さんご夫妻も観賞に来られていました。これは見逃せない映画であると思いますね。連休後半は4日以外は悪天候とか。是非ご鑑賞ください。お奨めです。

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2016.12.12

この世界の片隅にを見ました

  久しぶりに休日にハガタカ・イオンのシネコンに家内と一緒に行きました。
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 昨夜家内と一緒に「この世界の片隅で」というアニメ映画を見ました。広島から呉に18歳で嫁いだ絵を描くことの好きな主人公の日々の生活を淡々と描いています。呉の高台にある嫁ぎ先にも戦争の影があり、脅威も迫って来ます。
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 描かれている戦災前の呉や広島の街の風景が印象に残ります。また戦争が銃後の市民生活にも大きく影響を受けています。シネコンで見た映画では観客が多かったです。

 アニメ映画と言えば「君の名は」がヒットしておりますが、娘によれば「今世界の片隅で」のほうが断然えいとの推薦がありました。映画を見て、うちの娘もお絵かき職人をしていますが、80年前なら絵の上手い主人公にように嫁ぎ、主婦としての生活をしていたのだろうかと考えていました。

 この映画製作費が当初なく、クラウドファンティングという手法で資金を集めたとか。良い映画と思います。観賞されることを勧めします。

 公式サイト  http://konosekai.jp/

 ユーチューブ動画予告編

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2016.01.06

アニメ業界は色鉛筆で大変?

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地元紙夕刊の記事。東京新聞の記事らしい。「色鉛筆アニメ業界を揺らす」とあります。まさに娘はその業界にいて、夜遅く家内が電話しても仕事をしています。原画の作りこみに追われているとか。

 デジタル化したご時世でも記事にあるように色鉛筆で絵は描いています。大変な労力。政府もアニメに力を入れるなどと戯言を言っておりますが、こうしたことをきちんとケアしないとアニメ産業は日本から滅びます。

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2015.08.15

重たい「戦後70周年増刊号」


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 ビックコミック・オリジナル「戦後70周年増刊号」を購入しました。水木しげるや滝田ゆう、松本零士、山上たつひこなど漫画家が16人の作品が掲載されています。

 また「私の戦後70年談話」として、いとうせいこう、無着成恭、横尾忠則などが特別寄稿を寄せています。実に重たい内容ではないか。横尾忠則も小学3年生で終戦を迎えたとか。

 編集後記でも,今年は戦後70年だから単純に話題になるぞという想いから企画したそうです。憲法9条に関連した作品はほしい。沖縄を描いた作品もほしいとのことでした。

「結果、収録した作品はすべて、戦争のグロテスクで愚かでヒロイックな姿をそれぞれのアプロ―チで表現したものとなりました。こうして眺めてみると漫画家はやはり自由の民です。
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 本能的にお上の胡散臭さを嗅ぎ分けていますし、自分の生死は自分の戦場で決めたいと考えています。だからこの増刊号は時代のカナリアかもしれません。漫画家の想像力はもう何年も前から、日本の行く末に警鐘を鳴らしていたのです。

 漫画は別にお国のためにはなりません。そしてその作品で仕事をしている我々、編集者もしかりです。だからこそ、この時代の「嫌な感じ」に声をあげましょう。そんな増刊号です。」(P369 編集長 堀靖樹)
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 巻頭グラビアの画家藤田嗣治の「アッツ島玉砕」という戦争画のおどろおどろらしさに仰天します。藤田はこの1枚の絵により敗戦後[戦犯」とされ、二度と日本へ帰ることはありませんでした。
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 水木茂の「人間玉」という作品は、水木自身の戦争体験に基づき描かれています。輸送船の船底に詰め込まれた兵士たちが南方戦線に送り込まれる様子が克明に描かれています。
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 沖縄出身の漫画家比嘉すすむは、「砂の剣」という作品で、戦争の愚かさ、軍隊が決して住民を守るものではないという現実を鋭く描いています。渡嘉敷島本島から前島に渡ってきた40人の日本兵。島民に軍事教練を強いるが、主人公の分校長は粘り強く撤退を申し入れます。
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「小さな島です。住民は逃げることも隠れることも出来ない・・。軍がいないほうが、ここでは生き残る可能性が強い。住民を守るということであれば、どうか、兵の駐屯はおやめください。お願いします。」と説得します。

 結果小隊は撤退し、島は戦闘に巻き込まれずに島民全員が無事でありました。辺野古をめぐる沖縄の人達の気持ちを代弁した作品のようにも思います。
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 巻末には12月5日公開予定の映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の宣伝文が掲載されていました。杉原は卓越した外交官であったようですね。公開が楽しみです。
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 漫画とは言え、漫画ゆえに重たい内容でした。プロの漫画家に並べるのはおこがましいですが、うちの子供の作品も一緒に掲載させていただきます。
 今やファシストに成り果てた安倍首相と、オスプレーの漫画です。
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2015.03.02

日本はアニメ大国として再生できるのか?


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 先般アカデミー賞のアニメ映画部門で、日本の「竹取物語」(高畑勲監督)は受賞できませんでした。受賞作はディズニーの「ベイマックス」が受賞しました。昨年の「風立ちぬ」(宮崎駿監督)に続き2年連続でノミネートはされましたが、受賞は出来ませんでした。

 日本のアニメは今でも海外での評価は高いものの、実際の販売実績は、最盛期の半分以下となっています。過去の成功体験に胡坐をかき、「売る努力」をしてこなかった結果、韓国勢などに海外では食われているようです。
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 韓国アニメは諸般の国の事情に食い込めるように作品を一般化し、キャラクター作戦と韓国国内のスポンサー企業と共同作戦で途上国の市場を開拓してきました。国も強固に後押ししています。
 
 アニメの実際の仕事は海外へ流出し、日本国内のアニメーターやクリエイターは低賃金であえいでいる状態とか。作成者が豊かになるビジネスモデルをこしらえなければ、いけないですね。そのあたりは「クール・ジャパン)でどうなっているのでしょうか不明です。
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