書籍・雑誌

2025.12.13

完全な「容量オーバー」です。


 このところ入力する情報量が過多であり、自分自身の「情報処置能力」を超過する現象が継続中。起床時は「あれもこれもやりたい」とおんぉいうのに、1日終わる時点では、全くできないことに焦ります。それは無理もない。

 完全な「輸入超過」になっています。入る情報量が100としたら、処理して出せる情報は10くらいでしかありません。この時期になると「積み残した課題」がいくつもいくつもあり、後悔の念もありますが、自分ではどうしようもありません。

 これは素直に認めます。完全にフリーズしていますから。焦ることは辞め、夕飯食べたら、さっさと早く寝て、明日の早起きにつなげようと思いますね。とりあえずは4つぐらい「積み残し課題」がありますが、諦めることにしました。無理な時期は無理しません。

 リセットしてやり直しをします。

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2025.11.28

台湾関係本を延長して借りました

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 下知図書館で借りてきました「台湾関係本」の5冊。先週から休日も含めなんだか公私ともに忙しい。

 テレビでは中国政府閣僚や役人が、独裁者習近平に忖度やゴマすりのために、対日関係を悪くし、意地悪をどんどん仕掛けてきます。

 経済規模が日本の数倍ある国ですから、意地悪はたくさん余裕をもってできますから、高市首相が辞任するまでは、たぶん終わりそうもないですね。経済的な損失が出るのは、中国人を得意とする水産加工業者や観光産業。福島原発の処理水排水問題で途絶えていた、輸出が再開したばかりだけに、痛手は大きいです。北海道や東北の漁業者や水産加工業者の実害は大変です。「経済対策重視」の高市首相ですから、きちんと補償をしてあげなければ偽物ですから。

 なぜそれほどまでに中国政府は台湾問題に固執するのか?左右の思想を持つ著作を5冊を、何とか今度こそ読んでみます。読書感想文も書きたいものです。

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2025.11.22

酷い度忘れ


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 11月20日に取引先の人が関西から高知空港に来られたので、車で迎えに行き、昼食を一緒に食べ、郡部の得意先を同行訪問しました。夕方に市内に戻り居酒屋で懇親しました。

 翌朝あろうことか、図書館で借りた書籍を空港ロビーに忘れたようでした。完全に失念していました。7時半に高知空港ビルに電話しましたら、幸運なことに「遺失物」として届けがあり総合受付で保管していることがわかりました。話題の「台湾問題の書籍でした。
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 南国市の得意先に配達がありましたので、同じ南国市にある高知空港に行きました。
 書籍はありました。呆れるのは、昨日は全く気がつきませんでした。情けないです。恥ずかしい。
 搭乗者出口のすぐ近くにいす席があり、小さな机があり、コンセントもありスマホなどが充電できます、その机の上に忘れたらしい。
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 総合案内所が、搭乗者の出口正面にありました。

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2025.08.16

安野先生のふしぎな学校

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三連休になりましたが、3日間は雨で、台風11号が沖縄方面に北上中。海の散帆に行けません。無芸大食の私には策がなく、昼寝でもするしかない。と思っていました。

すると家内から「スーパーで買い物する前に県立美術館で安野先生のふしぎな学校の展示会があるので、いきましょう。」との提案がありました。それで22025年8月10日に高知県立美術館にいきました。
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知らない絵本作家でしたが、家内によれば、子供達の為に2冊の絵本を購入していました。(うかつにも知りませんでした。)

展示を見ました。とても面白い作品ばかりでした。
画力もあり、ユーモアセンスもあり、画風は優しいし、わかりやすい。感動しました。
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絵本だげでなく、劇団の興業用ポスターの制作、トランプの制作、商業デザインだけでなく、教育分野にも関与されていました。
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やなせたかしと同様にマルチな才能がある人だとおもいました。

感動して「安野先生のふしぎな学校」(株式会社アート・ワン刊)を購入しました。2420円の価値はあります。
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安野光雅さんは、大正15年島根県津和野町の出身。山あいの町でそだったので、生い立ちの環境に画風も影響を受けているらしい。
うちに有った絵本2冊も含めじっくり読んでみます。

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2025.04.24

52年目の覚醒


 1972年から2024年まで、52年間「長くて暗いトンネル内」に1人でいました。53年目の今年は爽やかな毎日を過ごしています。
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 4月からNHK連続テレビ小説「あんぱん」が始まり、やなせたかしさんの「ひっくりかえらない正義」が注目されています。5年間の兵隊生活を中国でされたやなせたかしさん。戦争の大義や正義は、簡単にひっくりかえります。

 しかしお腹が空いた人に一口のパンを差し出すと皆が喜びます。それこそが「本物の正義」だとやなせたかしさんは気が付きました。よく理解できます。

 わたしは高校留年時代の2月に連合赤軍事件で衝撃を受けました。信じていた毛沢東思想が崩壊しました。11月には早稲田大学で革マル派により一般学生の川口大三郎さんがリンチされ殺害された事件がおこりました。
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 「正義(革命)を標榜する集団が(セクト)が、些細な意見の違いで、リンチし、殺害するのか?議論での意見交換や論争ではなく、殺傷力のある鉄パイプで暴力を際限なくふるえるのか?」

 私は当時の社会運動の外周の渦に巻き込まれながら、うじうじと1人孤独に悩んでいました。昨年(2024年)2冊の著作本と、出会いがあり、長くて暗いトンネルから脱出することができました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-b83a12.html
(「重信房子がいた時代」を読んで)

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-a3dfc5.html
(「彼は早稲田で死んだ」を読んで)

 重信房子さんは、ごく普通のお婆さんです。また 「彼は早稲田で死んだ」の著者の樋田毅さんには、昨年映画会でお話し、私同様50年間悩んでいたと言われました。

 同じような人がいたんだという「安堵感」はおおきいですね。当時18歳の少年は、あっという間に70歳のお爺さんになりましたから。
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 でも残りの人生はうじうじはしません。「なぜそうなったのか?」「なぜ間違い人殺し集団になったのか?」を解明したい。

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2025.04.21

やなせかたしさんの凄さと優しさ


 今年のNHK連続テレビ小説「あんぱん」は、やなせたかしさんと奥さんの暢さんとの物語で毎回見ていますが、確かに面白い。実話と物語は蚊ナチ違う部位もありますが、「アンパンマン」のテーマや言葉が毎回出てくるし、これはどのキャラキターなんかと考えることが面白い。
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 やなせかたしさんの年表を見ますと、本当に凄いひとです。代表作アンパンマンが世の中に認められ、大ヒットしたのは70歳前事。「遅咲の」も天才でした。

 また最愛の奥さんは74歳で亡くなりますが、やなせたかしさんは1人でそれから20年も生存し、高知県にもいろんな「キャラクター」で楽しましてくれました。
やなせたかしと暢 001やなせたかし・マルチな才能 001
 「漫画甲子園」や「ごめんなはり線の各駅のキャラクター」「防災キャラクター」もあります。高知の「アンパンマンミュージアム」にも関わり、ご自身の想いを伝えています。いまや 聖地になっています。

 お亡くなりになられて、今年で12年目になりますが、業績は色あせず、より多くの人たちが、ドラマで「追体験」されています。
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 大阪万博は「行列で」大変そうですね。高知へ来るのは不便ですが、やなせさんゆかりの地域を歩いてください。自然豊かで人情もありますから。得るものは大きいと思います。

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2025.04.17

「絶望の隣は 希望です」を読んで


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。やなせたかしさんと奥さんののぶさんとの夫婦の物語が、」2025年4月からNHK連続テレビ小説「あんぱん」でスタートしました。

 実話をもとにした物語なので、フィクションとわかっていても面白い。こちらも10年ぶりにやなせたかしさんの著作本を図書館で借りました。
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 その中で「絶望の隣は 希望です」(やなせたかし・著・小学館・2011年刊)を読みました。2013年10月に逝去されているので、その2年前に発刊されています。

 「本書は談話をもとに構成したものです。」とあります。やませたかしさんと編集者が何度度か対話しながら録音し、ライターが書き起こし、編集発行されています。

 ご自身の人生を振り返り、率直に話されています。
 東日本大震災の直後の座談でしたので、津波で大きな被害を受けながらも1本の松が残り、皆を励ましている姿にやなせさんは感動し、被災者の人達を励ますために「1本松の歌を」皆で作り。プロの歌手の人達とともにコンサートを現地などで行い、収益金を寄贈されたりしました。
やなせたかし著作・目次 001
 第1章から、第10章の見出しを見ても、やなせたかしさんの人生そのものです。やなせたかしさんは、大正8年2月生まれで,5月生まれの父とウナイ年ですが、早生まれなので1学年上です。

 柳瀬さんは1940年から46年まで徴兵され、6年間過酷な軍隊生活。収容所生活をされました。弟さんは戦死されていました。父も含め大正生まれの男子は多数戦死しています。それだけ生き延びた人たちは長寿です。柳瀬さんは93歳、父は99歳まで生きましたから。

 「父の病死 母の再婚」「戦争で思い知った本当の正義」の過酷な体験のなかから、「アンパンマン」が誕生してきたことが良く理解できます。

 「人生一寸先は光です」という言葉(P225)には、励まされます。 

「実際、40代から50代にかけて、僕は絶望というトンネルの中にいました。自分の歩いている道が見えない。見つからない。同期と思っていた連中が、みんな花形になって飛び立っていき、後から漫画家を目指してきた新人たちにもあっさりと追い抜かれる始末。」)(P227)
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やなせたかしさんは、マルチな才能がありながらも、「代表作」がなく、どんどん年齢を重ねていくことに焦りを感じていました。

私もスケールやレベルも違いますが、高校生時代から70歳まで「長くて暗いトンネルにいた」ことがありましたから。よくわかります。誰でもあるんですね。自分だけではないことがわかります。
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 70歳近くなって「あんぱんマン」が空前のヒットになりやなせさんは報われました。支えてくれた奥さんにもむくいることができました。

 ひるがえって「何物でもない」私は50年のトンネルから出ましたが、未だに何物でもないです。諦めず長生きして、トライを続けます。

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2025.04.13

「定年のデザイン」を読んで

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 3月15日(土曜日)の越前町町の喫茶ギャラリー10月のオーナーの引き合わせで、20年ぶりにお会いした里見和彦さん(展示デザイナー)。20年前はわたしがコミュニュティFM放送の番組を制作し、出演していましたが、その番組「けんちゃんのどこでもコミュニュティ」のゲスト出演していただいて以来の再会でした。

https://kenchan-radio.sakura.ne.jp/dokodemo/gesuto6/satomi.html
(ゲストは高知県立牧野植物園学芸職員展示デザイナーの里見和彦さんです。2005年7月)

 そしてその話を下知図書館でしたら「里見和彦さんの著作本があります。予約しましょう。」と図書館司書の方が言うのでお願いしていまして借りることになりました。「定年のデザイン」(里見和彦・著・リーブル出版・2023年11月刊)を読みました。
定年のデザイン6・4畳半の作業場 001
 里見和彦さんは、年歴はわたしより4歳年下です。偶然にも私が「4年かかって」卒業した高校の後輩にあたります。私大芸大の「早慶」と言われている武蔵野美術大学造形学部卒業。展示デザインを多数手がけ、牧野植物園の展示デザインもされています。大きな業績を上げられた人ですね。

 無芸大食で「ろくでもない人生」を高校時代から50年過ごしてきた「暗い」私の人生とは大違いです。ただ私の子供の一人が芸大へ進学し卒業後、アニメーターになり、その後ゲームの3D動画制作者になりました。分野が違いますが「アート」な人たちの感覚が無骨者の私にはわかりませんので、里見さんの文章を読んで、納得しています。

 「展示デザイン」を注文主の要望を正確に把握し、デザインの力で表現するので、提案力の必要。里見さんは文章力もありますね。説得力があります。

 若いころに注文主から「デザインで表現するな。文章で表現して見ろ」と言われ、それをやり遂げられたとか。凄いことです。

 私生活で離婚があったり、5年ぐらい「鬱」になりデザインの仕事を離れ、地下足袋履いて5年間植物園で現場仕事をされておられたとか。それもまた「得難い体験です。

 再婚なさった奥様と毎日一緒に自宅周りを歩いておられるとか。これもとてもいいことです。
高知市の愛宕地区を仕事前に奥さんとお散歩するのは、とてもいいことです。わたしも足を延ばして、パン屋さんで「ラスク」を購入したり、以前は「整体」にも行っていました。知人も2人住んでいます。(愛宕の周辺の絵地図がとてもいいです。)
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 牧野植物園の絵地図や、植物についてのコメントも「さすが」と思います。とことん牧野富太郎さんの世界をご紹介いただいていただいています。
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 2023年7月に東京の練馬にある牧野記念庭園に行くこともできました。牧野家の自宅であったところを練馬区が記念庭園にしているとか。館内の展示も里見和彦さんが関わられていたとのことでした。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-0613a4.html
(牧野記念庭園 2023年7月9日)

 この時は東京の子供と家内と3人で見学させていただきました。当時は連続ドラマ「らんまん」の影響もありたくさんの来館者がおられました。
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 里見和彦さんの「定年のデザイン」を一読して「里見さんはご自身がかかわり表現した各地の展示物が「作品」として形になっています。とても羨ましいです。
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 私の場合は、そう考えると形にあるものは「何もありません。」。何も残すことなく人生終わることでしょう。私とは別物の世界を楽しませていただきました。

 なにか私も「形になるもの」を残したいと思いました。でも思いつきません。

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2025.03.10

「日本の進む道」を読んで

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 下知図書館で借りて読みました。久し振りに図書館で書籍を借りて「完読」しました。最近は本を読んでいない(月に2回ビックコミック・オリジナルを購入して読むだけの生活ので、何年振りかですね。

 父(2018年5月に99歳で逝去)が、生存していて、週に1度、旭のクレッセントというゴルフ練習場に連れて行き、父が125発の球を休み休みながら打つ場合は、待っている間に本が読めました。母が残されましたが、介護度が進み、在宅介護もシビアになっtげいたので、本を読んだことはありません。2022年12月に母が97歳で亡くなった後は、逆に忙しくなり、昨年は眼の手術、入院、養生があり、1年間本は読めませんでしたから。

 前置きが長く成りましたが「日本の進む道 成長とはなんだのか」(養老孟t司・藻谷浩介・対談集・毎日新聞出版)を読みました。
大地震は攻めてくる 001
 完読はしたものの、仕事も珍しく忙しく、読書ノートなど取っていません。細切れな時間に読み切りました。

 昆虫採集学者の養老猛司さんは88歳。藻谷浩介さんは、元はマクロ経済優先者でしたが、自費で日本全国の都市や集落を巡回し、まち歩きをして、国政のゆがみ、経済政策の間違いを鋭くしてきしています。

 共通点は2人とも学部こそ違いますが東京大学を卒業されているところだけ。異色の対談ですね。養老さんは88歳で、8歳の時に敗戦があり、敗戦直後の日本社会を体験なさっています。

 まさに「異色な対談」。まったりした」会話で面白い。

藻谷「どこかが攻めてくるより、大地震が攻めてくる方が遥かに高い。というか前者は飛鳥時代以降は元寇だけで、後者はそれこそ数知れず起きています。」

養老「そう。大地震が来れば日本は金で買われますよ。その時ミサイルを何発持っていても意味がないでしょう。」
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藻谷「海外の金で日本は買い叩かれる。それを防ぐためにどうすればいいのかをかんがえなければいけないはずですが、目先のブームで防衛を言っていると票が集まると思うのか。そのことに夢中になっていますね。

 東日本震災の後にしばらく皆が口にしていた「事前防災」を少しでも進めておかなくては。正確には過疎地では目に見えていろいろやっていますが、東京では意識自体が消えかかっている。」

養老「岸田総理が防衛費の倍増を打ち出した次の日に、富士の裾野の自衛隊の東富士演習場は、ドカン、ドカンとうるさかった。祝砲を撃っていったんじゃないか。

 それにしても誰に向かって大砲を撃つつもりなんでしょうか。日本は前回の戦争でも本土で戦ったのは沖縄だけです。大砲を撃っている人たちは、どこへ向けて誰に撃つのかわかっているのか。戦車で撃つような事態に名xgつたときは、もう戦争は終わっているのです。」

藻谷「軍事費については、アメリカから旧来型の使えない武器を買わされて、やったふりだけするということになる気はします。」

 雑談ですが、「本質」をついた対談ですね。

 ほかには「大切なのは災後」とも養老さんは言われています。

「本当の問上からものを言ってもダメな社会 001題は災害対策ではなく、その後の復興だと思っています。どういう復興をするのか、どういう社会をつくるのか。どういうシステムを作るかを議論はしておいたほうがいい。その場しのぎでやると」間違えやすいからです。」


 私の関心事に近い事ことを言われています。感心しました。私がやろうとしている「2拠点生活」を真剣に考えたいものです。

 また「100兆円も国の予算を組んでいるのに何故個人消費が伸びないのか」についても議論していますね。
国が100兆円支出するのに何故個人消費が伸びないのか? 001
 アメリカではフロリダにリタイヤしている高齢者は生きているうちにどんどんお金を使います。それで地域経済は潤います。日本は高齢者が「老後に備えて」お金を使わず貯金するから、経済が回りませんね。

 投資がどうのではなく、「楽しくお金を使う仕組み」が上手く日本社会はできていないのでしょう。」

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2025.02.15

「老人力」赤瀬川源平・著を再読

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 ずいぶん昔に赤瀬川源平著の「老人力」(筑摩書房)を下知市民図書館で借りて読んだことがありました。

 http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-0ad4.html

 (当時の私の感想文です。個人ブログに書きました。)2010年5月18日
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「老人力という言葉そのものは,路上観察学会の中から発生した。その発生に当たってはその言葉を生み出す場の熟成があったわけで,路上の場での思考や、おこないが,次第に老人力という概念を使わざるを得ないところまで熟しきっていたのだ。」(「老人力の胎動の時期を探る」P94)

 再読しますと次の言葉が気になりました・

「力を抜くには抜く力がいるもので、老人になれば自然に老人力がついて力が抜ける。」(P46)
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 またある精神科の医師(見立病院 副院長 梅野 一男氏)は老人力を読んだ感想をこう書いていました。(病院のホームページより引用します。)

「ふつうは歳をとったとか、モーロクしたとか、あいつもだいぶボケたとかいうんだけど、そういう言葉の代りに、『あいつもかなり老人力がついてきたな』というふうにいうのである。そうすると何だか、歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい」というものです。」

「近年の研究で、肯定的な向老意識(老化を前向きに考える姿勢)が、実際に認知機能の低下を抑える(認知症になりにくくする)とする報告が続々と出されています。老化に対して、明るいイメージを持っている人は、そうでない人に比べて認知症を発症する可能性が低くなるのです。また、意識して老化を明るくとらえることで、元々楽観的でない人も認知機能の低下を抑えられるとの報告もあります。さらには、ポジティブな気持ちや生活態度・習慣を維持することで寿命そのものが伸びるとする研究もなされています。

 赤瀬川さんたちが唱えた「老人力」の考え方は、単に老化や認知症に対しての周囲の受け取り方の改善のみでなく、そう考えるその人本人の老化そのものを遅らせ、認知症になりにくくする可能性があるのです。」

 赤瀬川さんも病気がちで、時に暗くなることもあったとは思います。それを明るくする発想で「老人力」という言葉をひねり出したんでしょう。いまから15年前の時代にです。

 わたしも71歳の「立派な」老人になりました。つくづく感じるのは「体力がない」「すぐにつかれrが取れない」と思うことです。人生「生老病死」で必ず人は老いて、必ず死にます。それを嘆き悲しむ時間がもったいない。もっと楽しく「老い」を楽しもうという発想が今にしても凄いです。
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 今から27年も前「少子高齢化社会」がいまほどほどやかましく言われていなかった1998年の強さくだけにその「先進性」には驚くばかりです。しかも赤瀬川さんは「老人力」を提唱していた時は61歳ころだというのですから、すごいの一言です。

 私も「年寄りの冷や水」に2月11日に強風の中挑戦しました。僅か10分間の海の上でしたが、得られたものは大きいです。体力が衰えた年寄りなりに出来そうなことを発見しましたからです。次回はきっとうまくいくと思います。

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