国政問題

2025.01.10

日本の選挙事情の詳細なレポート

日経コラム・代議士の誕生 002
 日本経済新聞2024年12月の「私の履歴書」は、米国の政治学者でコロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティス氏でした。12月8日のコラムは秀悦でした。

「代議士の誕生」「地方の実情、選挙の教科書」

 「佐藤氏の器の大きさに感謝」という大分県の国政選挙のレポートでした。中選挙区の激戦区を勝ち抜いた保守系の政治家の佐藤文生氏の選挙の実態が描かれていました。

 佐藤氏の奥さんや子供たちの協力をジェラルド・カーティス氏は得て、大分弁をマスターし挨拶の時に「めんどしいけんど(恥ずかしいですが)と前置きすると後援会メンバーと打ち解けたとか。

 後援会の酒席では」佐藤氏に付いてお流れを頂戴し、酔いで立てなくなるまで杯をかわすと「根性がある」と仲間として認められたとか。選挙参謀の秘密会合にも立ちあい、票や金銭の微妙な話も見聞されたとか。

「選挙が近づくと選挙区内の各所から幹部の運動員がやって来て、選挙参謀と足りない票数などで話す。そして」車に「選挙ポスター」の束を乗せて去っていく。」

「実際になかに入ってのはポスターではなく100円や500円の札束だった。幹部らは自らの取り分を除き、」残りを集票担当の下位の運動員たちに「足代」として配った。」

「戸別運動を禁じた選挙法をかいくぐるために当時の別府市長は故人への挨拶を装った。

「ごめんない」といって支持者宅に上がり、仏壇に封筒を置いて手を合わせたが封筒の中身は誰もが知っていた。投票への事前のお礼だった。」

 この辺りは「自民党の有償ボランティア運動員」の実情を描いていますね。地域の自民党の代議士候補者は地域を歩き、お金を集め、こうした後援会組織を1からこしらえて行かなければいけない。実に過酷な作業であり、政治活動であると思う。

 都市部の多くの「安倍派」の代議士たちは、このような地道な後援会活動や政治活動などができないので、「無償ボランティア」である統一教会に依存したり、派閥から「裏金」を支給されたりしましたが、所詮は地域を歩いて地道に組織をこしらえる活動をしていないので、自民党の公認を外され、比例区の重複立候補が出来なくなると、あえなく多数は落選しました。

 ジェラルド・カーティス氏の指摘はもっともですね。こう書かれています。

「政治家はどの国でも、政治資金の規制をすり抜ける天才だ。それゆえに今日の政治改革に¥をめぐる議論は的外れに感じる。

 選挙には良くも悪くもお金がかかり、足りなければ政治家は合法か否かに関わらず何らかの手段で資金を集める。そうでなければ金持ちだけが政治を担うことになる。」

「むろんどこかでタガをはめないと、米国の様に事実上無限にお金を使える狂った仕組みになる。だが大事なのはパーティ券の金額上限といった規制ではなく、透明性だ。お金の出入りに厳しい情報公開を銀受づけることが、後ろ暗い資金の流れを断つのにはよほど有効だ。」

 年明けの通常国会では、次年度予算が野党の賛同wを得られて成立するかどうかが1つのやまでしょう。その場合は「企業団体献金の禁止案」を野党側が出すのか。それとも「情報公開」と「資金の流れの透明性」を確保しながら企業団体献金アリの与党側の議論が、果たして合意形成ができるのかどうかでしょうか?

 国会での議論が活発になってよかったとは今のところは思いますね。

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2025.01.08

高知は2議席・東京は30議席


 弁護士達が徒党を組み、人口比で「1票の格差」を正すと叫んでいるおかげで、地方は議席が激減し、その分大都市部の議席が増えています。
四国は10議席 001
 例えば「高知県は2議席。東京都は5議席増えて30議席あります。」

「四国四県でも10議席しかありません。関東では東京が30議席、神奈川県が20議席、埼玉県が16議席、千葉県が14議席で80議席もあります。」
 「数は力」と言いますが、同じ4つの自治体でも四国は10議席。関東の4つの自治体で80議席です。これでは「地方の声」は国政に届きません。
東京30議席 001神奈川・埼玉・千葉 002
 参議院などなどは更にひどく、人口の少ない鳥取県と島根県は「合区」とされ、2県で1議席となりました。徳島県と高知県も同様の状態で2県で1議席になりました。

 これが「憲法の正しい」議席の配分と言えるのだろうか?大いに疑問でありますね。地域の事情を全く無視して、単純に人口比率で議席半分すれば、国会議員の大半は大都市圏で占められ、地方の声はますますか細くなりますね。

 「地方創生」などと言われていますか、絵空事ではないかと思います。

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2024.12.30

県外の友人の指摘に驚愕

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 2024年12月30日ですが、ようやく事務所の掃除と片付けが一段落し、2024年の仕事納めが終わりました。今日のリハビリウォーキングは、12385歩でした。風邪も回復し、正常化しました。
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 お昼前に県外に移住された友人から突然の電話がありました。私が受話器を取り話をしようとしました。
 友人は開口一番に、
「お前生きちょったかえ。俺はお前さんの個人ブログを毎日読んでいるが、そのブログの更新が、予告なしに12月26日から29日までの4日間されていない。死んだかと思うた。」と。

 確かに12月26日以降29日まで更新されていません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/
(個人ブログ「けんちゃんの吠えるウォッチング-どこでもコミュニュティ双方向サイト」)
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 確かに友人が指摘されたように、今年1月に両眼の手術と入院、療養生活が長期にわたることが予想されましたので。「しばらくブログは更新できないと思います。」と書いてありました。(私自身が入院前に書いていました。)

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/index.html
(しばらくブログの投稿は控えます)
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 SNS全盛時代に、だらだらと長い文章で、自宅周りの地域防災問題を中心に書いている個人ブログにすぎません。熱心な読者がいることに感謝します。

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2024.12.25

新聞業界の”怪人”のご逝去

新聞業界の気骨の怪人の死去 001
 2024年12月19日に読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄氏がご逝去されました。享年98歳でした。2年前に逝去した母と同じ日に亡くなられました。母より年齢は1歳下でした。戦争体験のある「戦中派」の重鎮が亡くなりました。

 日本経済の12月20日号の1面のコラム「春秋」には、渡辺恒雄氏への追悼文を書かれています。

「渡辺恒雄氏に赤紙が来たのは、1945年に東大に行って間もなくである。当時19歳。配属先の砲兵隊には木製の弾しかなかったそうだ。「本土決戦なんて言っていたやつは許せない。本当にばかげた戦争だった」。後にそう述べている。」(週刊文春編「私の大往生」

 敗戦後一時共産党に入党したのも「軍国主義体制を粉砕したかったから」と自著にあるそうです。「実体験をもって先の大戦を指弾する立ち位置は保守の論を張る後年もぶれることがなかった。」

 いわゆる「歴史修正主義」者とは一線を画し、首相の靖国神社への公式参拝には公然と反対していました。

 「気骨の言論人」であると同時に中曾根康弘氏とは特に親しく「政界のプレイヤーを演じました。言論人でありながら、政界工作にも長けた希有の存在でした。政治記者時代に昵懇(じっこん)の政治から「俺に衆議院議長のポストを取って来てくれ。」と依頼された逸話もあり驚きますね。

 政治家の「番記者」なら権力闘争の裏側も知りうる立場でもあります。政治家の連絡役や使い走りをした政治記者は多かったとは思いますが、実際に「政界工作」までできる人は後にも先にもいないでしょう。

 またプロ野球巨人のオーナーであり最高顧問。大相撲の横綱審議委員会の委員長も務めていました。またサッカーJリーグ発足時に、初代Jリーグの川口三郎チェアマンが「讀賣ベルディ」ではなく地域名で「川崎ベルディ」にしてほしと要望すると、「それは駄目だ」と言い大論争をしていたこともありました。

また読売新聞と言えば、創業者でもある正力松太郎氏がいました。読売新聞の社業を発展させ、一方でプロ野球を作り上げ、巨人軍をこしらえた人でした。

 渡辺恒雄氏は、正力松太郎の「引き立て」もあり、まさに「後継者」になりましたね。

 1つの時代が終わりました。政治力を発揮した渡辺恒雄氏でしたが、いわゆる「政治屋」「政治屋ずれ」はなく最後まで「読売新聞主筆」であり言論人でした。

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2024.12.10

政治資金問題のドロドロ

政党交付金2022+
 今国会の最大の争点は「政治資金問題」であり、俗にいう「企業団体献金の禁止法案」が提示できるのか、野党共闘が成立し「企業団体禁止法案」が成立するのかどうかがでしょうか。

 「企業団体献金」は、それこそ自民党の「権力の源泉」であり「肝」ではないかと思います。

 直接的には、法案とは関係ない話ですが、その昔複数の自民党関係者から聞いた話があります。真偽のほどは不明な話です。

「畑の中に立っている農夫の人が手招きするので、近づいていきますと、いくらお金を持ってきたのかと言われました。」

「ある事務所では、100票もっているので、100万円出してほしいと売り込んでくる人がいた。」

「タクシーで飲食店へ皆で乗り付け大宴会。その請求書を事務所へ回してくる支持者たちが大勢いて支払いが大変でした。」

「田舎の人は、いい話をただでは聞きに来てくれません。」

「忘年会が100回、新年会が50回あります。そのほかに支持者の人達の関係者の冠婚葬祭もあります。とても議員歳費では賄えません。」

 それらの逸話は単なる「噂話」かと思いきや、アメリカ人でアメリカの政治学者で日本政治の研究者のジェラルド・カーティス氏(コロンビア大学名誉教授)の「私の履歴書」を日本経済新聞のコラムで「地方の実情、選挙の教科書」と書かれています。

「選挙が近づくと選挙区内の各所から幹部の運動員がやってきて、選挙参謀と足りない票数などについて話す。そして車に「選挙ポスター」に束を乗せ去っていく。

 受際になかに入っていたのはポスターではなく100円やら、500円の札束だった。幹部らは自らの取り分を抜き、残りを集票担当の下位の運動員に「足代」して配った。」

「戸別訪問を禁じた選挙法をかいくぐるため当時の別府市長は故人への挨拶を装った。
「ごめんなさい」といって支持者宅に上がり仏壇に封筒を置いて手を合わせたが、封筒の中身は誰もが知っていた。投票への事前のお礼だった。」

 生々しい選挙の現実を昔話としてジェラルド・カーティス氏は書いていました。またこうも書いています。

「政治家はどの国でも、政治資金の規制をすり抜ける天才だ。それゆえに今日日の政治改革をめぐる議論は的外れに感じる。
 選挙には良くも悪くもお金がかかり、足りなければ政治家は合法か非合法化に関わらず何らかの手段で資金を集める。そうでなければ金持ちだけが政治を
担うことがある。」

 なるほど私が聞いた話も荒唐無稽な話ではなく、「その昔」は実話でした。

 今の時代、小選挙区比例代表制度の中では、国民政党自民党は、300選挙区すべてに、支部があり、候補者の事務所があります。1つの事務所で月に経費が100万円かかるとして(秘書1人の給与が35万円、事務員が20万。事務所に借用費用や光熱費、通信費で合わせて100万円)として、選挙がなくても年間1200万円かかります。

 1200万円×300地区は、事務所経費だけで36億円かかります。比例区があり、参議院があります。ざっくりで固定費用だけで自民党は衆参選挙区(地方区・比例区)合わせて100億円はかかると思います。

 一方「政党交付金は」2022年では自民党は159億円。選挙ともなれば、先の「逸話」のように、「有償ボランティア運動員』の経費がかります。政党交付金では全く足りないということがわかります。

 それゆえ企業献金は、選挙費用で必要だし、政権政党の「強味」を活かして、政治資金パーティを開催すれば、資金が集まり、資金力は弱い候補者に資金供給が出来ます。それが「裏金」になり、自民党の各種選挙の資金になりました。

 さて今国会で「政治資金の企業団体献金禁止法案」が野党側から提供され、可決されるかどうかでしょうか?いつになく野党がまとまり、可決されますと、今述べた自民党型の政治は終焉します。国民政党自民党はついえることでしょう。

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2024.11.20

生活を再建することを考え続けたい

 防災活動を本業とする学識者、行政、防災アドバイサーの業務内容の大半は。「命を守る」、「命をつなぐ」までです。つまり家具転倒防止策、」家屋の耐震補強、避難所の運営、維持、災害関連死の予防策までが大半。

 

 「生活を再建する」ということが、災害当事者には1番大事なことであります。しかしそのことを論じている文章や、活動に触れることはあまりありません。

 

 日本国の災害対策は、国の従来のパターンは、「災害後の復旧・復興事業」に莫大な事業予算が投入されます。しかしその復旧事業や、復興事業が、被災者に寄り添い上手くいったという事例は、私が知る限りありません。

 

 むしろ「復興災害」という言われるように、背後地に誰もいない(居住禁止措置をしている)のに巨大な津波防止堤防が建設されていると東北の人達に聞きました。

 

 また神戸では「市民の意見をほとんど聞かず、再開発事業を市が勝手にやりました。長田は焼け野原になったので、もともとやりたかった市の計画を、そのまま実行しました。住民の想いと最初から乖離していましたね。」と聞きました。

 

 1番大事なことが「なおざりになる」防災活動ってなんだろう。阪神大震災から30年も経過するにに、日本の避難所は何故劣悪なのか?防災関係者の皆さん方、専門家の皆様は何をしてこられたのか?

 

 避難所ですらそうだから、「生活を再建する」なんていう議論にならない現実が悲しい。なんだかおかしいと思いますね。

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2024.11.04

11月3日は文化の日ですが・・・

kenpoukoufusiki
 祝日の11月3日は「文化の日」。文化に功労のあった人たちが、皇居に招待され文化勲章を天皇から授与されていました。
 もう1つ大事な日です。

 

 1946年(昭和21年に)11月3日に日本国憲法が公布された日です。
憲法の趣旨である「自由と平和を愛し、文化をすすめる」を反映している
1947年まで四大節のひとつであった「明治節(明治天皇の誕生日)だったそうです。AIに聞いたら、そう回答してくれました。
haisennnihon
 敗戦後の日本を再建し、敗戦に打ちひしがれた日本人に希望をあたえたのは「日本国憲法」です。好評だったNHK連続ドラマ「虎に翼」でも、ご主人を戦争で亡くし、打ちひしがれて、弁護士資格を所有しながら司法界に絶望していた主人公の寅子は、「日本国憲法第14条」にある「法の下に平等」という条項を読んで感激し、再び司法界に入っていきました。

 

「日本国憲法第14条は「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分または門地により、政治的、経済的、社会的関係において、差別されない」と定められており、法の下の平等を保障しています。
この条文は、封建的な身分制度や差別などを禁止し、すべての人が平等とする近代憲法の基本原則の一つです。」とあります。

 

 戦前の憲法は、ドイツ憲法を伊藤博文が模倣し策定した「欽定憲法」でした。国民は「臣民」と言われ、天皇のしもべであり、女性は男性に従属すべき存在であり、家庭内でも何の権限もなく、参政権もありませんでした。

 

 戦後日本を作り上げた日本国憲法ですが、政権政党の自民党は党是に「憲法改正」を掲げている。実に間違った政治理念ではないか。もともと日本国憲法は自民党の先祖の保守政治家がこしらえたものです。
kenpou9zixyou
 憲法9条は、幣原喜重郎の発案であり、自称「護憲政党」の左翼政党が作成したものではありません。私が危惧するのは自民党は執拗に改憲を策動するし、野党の立憲民主党も国民新党も維新も「改憲」を主張しています。何故会見しなければならないのか、いくら政党筋の意見を聞いても私は理解することが出来ません。憲法9条と第1条天皇(象徴天皇制)は相互リンクしています。
dai1zxiyouto 9zixyou

 

 自民党は「護憲政党」を党是として、やり直してほしいと思いますね。

 

 日本国憲法は、改憲する必要性は全くありませんから。むしろ改定すべきは日米地位協いぇういです。これを読むと日本はアメリカの属国であり、植民地ですね。
日米地位協定
 国会議員は党派を超えて、「日米地位協定」の改定を議論し、米国政府と交渉すべきです。

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2024.10.24

黒潮町合同研修会の下見に行きました。


 2025年1月19日(日)は、3町合同事業(二葉町・若松町・中宝永町)自主防災会で、高知県で1番防災対策が進んでいる黒潮町へ行く予定です。それで現地へ下見に行きました。

 
①高知市下知コミュニュティ・センターから、黒潮町役場まで行きます。目的は、時間がどれほどかかるのか。往路と復路のトイレ休憩はどこがいいのかの調査です。バスで当日は行きます。大きな駐車場のある所でないといけないからです.


②佐賀地区にある一番高い津波避難タワーを地元防災会さんに案内していただきます.その場合は視察研修費用をお支払いします。(活動資金になれば幸いです。)

③昼食場所をどうするのか。防災まち歩きはどこが適切なのか。


④防災観光ができる場所はあるのか。お土産などを購入できる場所があるのか。

 黒潮町は防災研修会を受け入れていただきました。要望は「黒潮町の施設を有料利用していただきたい。食事もお土産も黒潮町で利用していただけたい。とのご要望がありました。

 そのことの下見です。中宝永町自主防災会の黒岩博さん、若松町自主防災会の橋本富士夫さんの爺さん3人で黒潮町の下見に行きました。
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①下知コミュニュティ・センターから黒潮町役場までは、ノンストップで1時間半はかかります。休憩時間を20分程度取るとすると2時間くらいはかかります。10時に黒潮町役場に行く場合は、出発時間を午前7時半にする必要があります。
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⇒往路のトイレ休憩は四万十町のあぐり窪川にします。

②昼食は、佐賀地区にある黒潮1番館で食事します。
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 今日は昼食に「新子定食」を食べました。カツオ定食(1500円)で予約したろ良いのかなと思いました。
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③午後は、その後は地元自主防災会の皆様「かかりがまし」に佐賀のまち歩きと佐賀地区津波避難タワーの見学し、説明を受け、意見交換できればいいのかなとは思います。

 ⇒天然塩づくり工房や、明神水産本社見学も可能ならしたいです。
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④道の駅なぶらのさとで土産物などを買い物して帰ります。


⇒黒潮町缶詰製作所の「カツオと筍のアヒージョ」(税込み622円・95g)を購入しました。お値段はいいですが、「8大アレルゲン不使用食材(えび・かに・クルミ・小麦・そば・卵・乳・落花生不使用)です。
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 今日は黒潮町役場が高台地区にあり、「高台移転を見える化」しています。県立大方高校も含め、地域の避難拠点です。

 その後、近くの入野海岸へ行きました。こちらは外洋に面した砂浜でした。大勢のサーフィン愛好者がいました。偶然Nさんに会いました。「少しだけサーフィン来られたとか。」

 津波が来たときどこへ逃げるの?と聞きますと、一路国道北側の山側へ駆け上がるとか。津波避難タワーなどはありません。

 復路のトイレ休憩は、高知自動車道路の土佐PAが良いのではないかと思いました。

 夕方もう1度3人で集まり、カフェレストすみれさんで反省会をします。

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2024.10.23

「むなしさの味わい方」を読んで

むなしさの味わい方 表紙 001
 私個人の最近の出来事についていえば、「うまくいかないこと」だらけであり、「面白くない」出来事がとても多い。体調不良も多く、「いつもの」楽天的な私ではない。少々の失敗や落ち込みに対しては、沖縄流の「なんくるないさ」(何とかなるさ)の心持で乗り切ってきましたが、今年はそうはいかない状況でした。

 このまま今年は低迷して終わるだろうなと思いました。うつになって落ち込んでいくばかりではないかという恐怖もありました。そんなときにこの書籍を金高堂書店で購入しました。偶然書店で目に入り購入しました。

 きたやまおさむさんと言えば、学生時代のご活躍と言えばフォーククルセダーズでした。「帰ってきた酔っぱらい」「イムジン河」「あの素晴らしい愛をもう1度」など活動期間は短いものの、メガヒットを出しています。
むなしさの味わい方 その2 001
 その後は九州大学の教授をされていて、何年か前に定年退官され、フォークルを再結成されたという話題もありました。フォークルの解散後にメンバーの才気あふれる加藤和彦さんの自死もありました。

 実際にお会いしたことはありませんが、きたやまおさむさんはまた意外にも身近な存在でもあります。

 ヨットの大先輩であるUさんが、なんと京都府立医科大学時代ヨット部で、先輩であったそうです。1学年下の「きたやまおさむは クルーだった。」とのこと。3年ぐらい前に初めて聞きました。大学ヨット部は2人乗りの470やスナイプという艇に主に乗り琵琶湖で帆走練習をしています。

 Uさんは舵取り(スキッパー)であり、きたやまおさむさんはクルーで2枚帆を調整したり、風下帆走の場合はスピンネーカーという補助セールを出したり、取り入れたりする係をされていたようです。

 「大学時代は学生紛争でロックアウトされ、おまけに5年で卒業にされた。」とのこと。Uさんは今はある自治体の医師会の会長をなさっておられます。

 さて肝心の書籍の感想です。豊かな時代になり、物があふれる時代になりましても人々の悩みは尽きません。また最近の情報通信技術の発達などで、より人々は精神的に追い込まれているのではないかときたやまおさむさんは言われます。

「相手の反応に敏感すぎる時代」(P32)

「意味のない言葉の氾濫」(P33)

「ご期待対応力が評価される」(P37)

 「ご期待対応力」なる言葉は、きたやまおさむさんの独特の表現です。でも今の時代を的確に「切り取る言葉」ではないでしょうか。

 最近もス-パースターと言われるビックアーティストの伝記的な映画がありました。クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーを描いた「ボヘミアン・ラブシティ」(2018年)、エルトンジョンを描いたロケットマン(2019年)がありました。

「こうした映画では、主人公のミュージシャンが、ファンの期待に応えようとしながら、こうありたいとの自己像との間で葛藤し、ドラックやアルコール、セックスなどに溺れ自滅していく姿が必ずといってよいほど描かれています。

 また、ドラックなどではなくても、自分の心に生じた「間」を受け止めきれずに、何かで必死で埋めようとしながらも、うまくいかずに立ち直れなくなってしまう場合も少なくありません。

 ともにフォーク・クルセーダーズを結成したメンバーの1人は、2009年に自ら命を絶ってしまいました。彼のことを考えると、今も私は心が傷みます。」(P43)

 心構えの対策として、きたやまおさむさんは、以下のことをいわれています。

「期待に応えるよりも「マイペース」をえらぶ決断」(P44)

「遊びがあってこそ」(P45)

「私たちは、このむなしさ」に慣れ、飲み込まれないようにする術を身につけなければならないでしょう。」(P49)

「このようにみてくれば、心の発達で、他者との関係性や自分の心の中に「間」が生じ、「むなしさ」という感覚を味わうということは、少なくない人たちにとっては、当然の経験であることがわかるでしょう。だから誰も「むなしさ」から逃れられないし、「むなしさ」を完全に消し去ることはできないのです。」(P77 「間」を生きるという課題)

「急な幻滅に遭遇したとしても、私たちの人生はそれで終わってしまうわけではありません。多くの場合、人生という物語は、急な幻滅悲劇の展開で終わることなく、その後もだらだらとつづいていきます。

 生きている限り明日は必ずやってきます。そして日常という時間w過ごさなければなりません。まして現代は長寿社会と言われ、私たちはかつてよりも長い人生を送ることになっています。

 こうした意味でも、私たちには時間が与えられています。」(P112「幻滅の後も人生は続く-時間をかけることの意味)

「物事を解決したり、何らかの対処をしたりするためには、時間が必要です。」時間をかけるというのは「間」(間)が生じるということです。「間」というのは、本書で何度も登場した「間」(ま)のことです。

 日本語では両方とも同じ漢字で表記します。空間的な広がりとしての「間」であり、、時間的な長さとしての「間」のことです。

 心の病気を治すためにも時間が必要です。すぐに治らないからと絶望してしまえば、病気を治すどころではんくなります。時間をかけて徐々に治っていくという「間」をけいけんしなければなりません。

 中略

 大切な相手との関係性にひびが入ってしまったという場合、早急に相手を見限って、関係性を絶ってしまうのではなく、時間をかければ、予期せぬ結果が生まれるかもしれません。そこが希望と絶望が交替する移行の期間なのです。

 心の問題に関する原則は、時こそ「解き」(とき)であり、時間が解決するということなのです。」(P113 待つことと、「間」に立ち続けること)

 著者によれば「待っている時間を過ごすこと、結論を急がずに、結論に至るまでの「間」に立ち続けることは簡単ではありません。」と言います。

 どっちつかずの境遇でひたすらい結果を期待して待ち続けることは、現代人は得意ではありません。結論を急ぎ、結果をもとめます。また「むなしさ」を回避しようとする仕組みが張り巡らせています。

「二面性を受け入れる」(P115)

「2面性を知ることで深まる認識」(P118)

「吐き出してすっきりしたいが」(P119)

「心をゴミで埋めようとする。」(P122)

「割り切れないもの、消化できないもの、未処理のもの、中途半端で矛盾しているもの、そうしたものを心の、いわば「溜め池」のようなところに、そのまま置いておく。そして時間をかける。そうした心の余裕を持つことが出来るかどうかが、「むなしさ」をうまくこなしていくことにもつながってきます。」
(P123もやもやは心の「ため池」に置いておく)
ため息をついても幸せは逃げない」(P124)

 このあたりの言葉は、精神科医のきたやまおさむさんの治療のなかから出てきた考え方であると思うし。依拠しているフロイトの精神分析をかみ砕いて説明をしていただいているようです。

「相手が自分の思ったとおりのひとでなかったとかいうとき、わたしたちは喪失感や幻滅を覚え、心に「むなしさ」が訪れます。

 中略

 心がすっきりしないとき、この怒りの内向と同様の自虐や自責が起きることがあります。相手が自分の思う通りの人ではなかったのは、実は相手が自分を嫌っているからではないか。自分は嫌われても仕方のない、価値のない人間ではないか。

  中略
 
 日本人は外向きに怒りを感じるのが苦手だとよく言われ、私たちは怒りを内向させがちです。でもそれでは、心に「置いた」ことにはなりません。」
(P126怒りの内向と自虐)

 ある新興宗教団体が、自責の念を利用して「その罪を解消するためには、教団にお金を納めて禊をすませなくてはならない。そのためには教団に帰依し、献金し続けなくてはならない」という大きな問題が社会事件でおきました。日本人の特性を悪用した献金システムでした。

「私たちは生きていくうえで、人に借りをつくり、恩を受けながら生きています。そもそも私たちの人生は親を始め、他人のケアを受けなければ生きていくことができないという未熟な乳幼児期からはじまります。

 そして、自分が大人になった時は、今度は自分が子供をケアする。あるいは他者に貸しをつくったり、恩を与えたりする。要するにお互い様です。

 白黒思考に固まっていると、「すまない」を置いておけず、すまないままではいられなくなるのです。妥協しながら貸し借りをつくりながら、物事はどっともどっちであり、あなたも私もお互い様をかみしめながら生きていくことが大切です。

 この「すまないものを「すまない」ままでとして置いておけるか。」ここでも「間」に立ち続けること、未処理のモノをそのまま置いておくことがもとめられています。」
(P!30「すまない」はおたがいさま)

このあたりはきたやまむさんの独特の表現。ご自身の体験と精神科医としての臨床体験や、研究した文献の逸話や、精神病理医師の先輩の所説などがわかりやすくかかれています。

「心の内奥には沼がある」

「現在私たちが生活している場所は多くがアスファルトやコンクリートによって埋められています。沼などは殆どなくなっています。ドロドロと臭く、経済的な価値を見出せない沼などは、どんどん埋め立てられ、私たちの前から聞けていきました。

 しかし人間は人間臭く、乳は乳臭いものだし、大地は土臭いものです。心の一部も臭いはずですが、私たちが人間である以上,有機の匂いがするものであり、私たちの「心の沼」を都会のように埋めてしまうことはできないのです。」(沼は臭いので蓋を P134)

「心の沼は、澄んではいない。」

 心の沼は、いつもドロドロ、ずぶずぶ、ぐずぐず、ぐちゃぐちゃしているので、ドブ掃除は無理です。 中略

 そこには容易に手を突っ込めない危険性もありますし、また性欲や残虐性もあります。底なし沼という言葉があるように、真っ暗で水中がどうなっているのかなかなか理解できないのです。だから心の中で、いくら酷い事、残虐なことを考えても、そのことは否定されるべきではありません。中略

 心の中でどんな空想をしようと、それは自由です。むしろ、心の中で考えてて置いておけるなら、ひどいこと、残虐なことを行動に移さないことが可能になります。心の中で自由に考えたり、想像したりすることを否定したら、ひとはとても息苦しくなり、むしろ危険なのです。

 私たちは、目の前で起きている現実と、心の中の現実と2つの現実を生きています。その2つの現実を生きていることを自覚し、その2つがバランスよく作用しあっていることが健康的な状態です。

 2つの現実の片方しか認めようとせず、あるいは2つの現実を同一にしようとするのは危険です。心の中で残虐性を実行することはよくあることですが、目の前の綺麗な現実だけを認め、それと乖離する心の現実を閉じたり、あるいは心の現実をそれに無理やり合わせようとすることも危険なことです。きれいごとをいい裏を認めず良い子である表にあわそうとすると、心に無理が生じます。

 ひどい、残虐な想像をしてしまうのも自分であり、他者に対して、良い人のように降る真っいているのも自分なのです。2つの現実と、人の2面性を認めることの大切さは、こうしたところからもりかいできます。

 このように、沼はあくまでにごったものであり、そのまま置いておくしかないのです。」(P136)

 長い引用をしました。きたやまおさむさんの言葉の1つ1つに納得しますし、わたしの「鬱々、ドロドロした、自分を卑下し、貶める考え方」から、お陰で解放された気分です。

 でも精神分析の専門分野をかみ砕いて説明してくれていますが、わかったようで、わからないところがたくさんあります。

 この文章を読んでいて思いだしたのは、私の子供時代(1960年から65年頃)小学生時代は、高知市内でも、転校先の大阪府豊中市でも吹田市でも、沼がありました。柵などもなく、「危ない河童に引き込まれるぞ!」とかの看板が立っていました。

 沼は沼で自然界では存在価値があり、水生植物や昆虫、淡水魚類などのビオトープの世界であったし、子供たちの手軽な釣り場でもありました。

 しかし高度成長時代が全国的に始まりますと、沼は埋めたてられ、宅地や工場や商業施設になりました。地面はコンクリートやアスファルトで埋められました。

 今年は猛暑でしたが、沼や小川は埋め立てられ、アスファルトで覆われました。市街地も暑くなります。沼に生息していた、カエルやミツバチや、トンボや、めだかなども身近な場所で見なくなりました。

 便利な社会になりましたが、なんだか皆が余裕のない状態になり、心のバランスを崩すようになりました。私もそうなりかけていました。

 高知でも東京でも皆、暇があればスマホの画面を見て「暇つぶし」をしています。会話もなく、人とのコミュニュケーション力の衰退も心配ですが、心の「むなしさ」や「間」をネットの情報で埋めてしまおうとして、かえって疲労が蓄積されて心にひずみが出来イェイるのではないかと私は心配しています。


「むなしさを味わう」(P157)

 きたやまおさむさんはこう書かれています。

 ここまで見てきたように、私たちの心には「むなしさ」が必ず訪れ、通例そのことから逃れることができないものです。そして「むなしさ」は「すまない」とともにいきていかざるをえません。

 しかし、そのことは、単にそれに耐えるべきものではなく、場合によっては、吐き出したい言葉を生み出し、創造性を育んで、むしろ人間の生に豊かさをもたらせてくれるのではないかと私は考えます。

 「むなしさ」そのものに意味はないかもしれません。でも「むなしさ」をかみしめ、味わうことには、」意味があるかもしれない。(P158) 

 私自身の個人史において自我というものが形成されたのは、中学生時代でありました。早熟な「政治少年」として、政治や社会運動に興味を持ち、当時の情報伝達手段は「ガリ版」(謄写版印刷)でしたので、それで手書きで「新聞」を発行し、社会評論的なことをしていました。

 そのころの作法として「うまくいかないこと。目標が達成できないときの原因を自分の中で追及し、文章化し、高めの達成目標を設定し実行していました。(実力から言えば高めの目標設定故に、殆ど到達できないことばかりでした。)

 しかしながら、自分でコントロールできない課題や、社会運動においては、党派の上級幹部(専従者)の命令などもあり、反論できないまま落ち込んでいき、挙句の果てには運動体自身が解体消滅し、敗北し、放り出されることの繰り返しでした。

 きたやまおさむさんの「沼」という考え方。「空しい」ことにも意味がある。決して無駄なことではない。出来ないときは出来ない。出来なくてもいい。という。まったりした考え方、発想法は新鮮でした。

 自分の気持ちを「文書化」して、目標を整理し、達成に向けて努力しする。それ等はいまでも、地域防災の会合などで、会合参加者の情報共有化の手助けになる手法であります。(深刻な問題以外では有益な方法手段です。)

 しかし万能の処方箋ではありません。きたやまおさむさんの今回の著作を読んで改めて気が付きました。

 今年は正月から手術や入院、療養が続き、その中でも、仕事の合間の「こまめな時間」を活用して、自分なりに「周到な」準備をしていた地域防災の2大大事業(私なりのである「仁淀川町防災キャンプ」が台風で中止になり、地域防災訓練予定日は、思わぬ衆議院の解散総選挙の関係で、延期が余儀なくされ、防災メニューの大幅な見直しが強いられました。

 仕事や地域活動も本調子ではなく、体調も本調子ではない。仕事もうまくいかないことがある。でもそれでも何とか生きて行かなくてはいけない。自分が情けなくて、すべて投げ出したい「マイナス思考の渦の中」で、この著作を読みました。

きたやまおさむさんの先輩格の精神分析医の前田重治さんの心の絵がありました。確かに文字表現で、心象風景を記述されてもわかりにくい。

 フロイトが日本に紹介された時代における精神分析の個々のイメージが描かれています。(P160)
フロイト心の中の世界図 001
 絵は「前田重治 フロイトの精神装置図」(1958年)とありました。

 上部は,外界に向かい知覚のために心は外に開かれています。(中略)

 個の前田先生の絵においても、無意識、あるいはほどんど無意識になっているエス(日本語ではそれを意味するドイツ語)は下部に置かれ、その最下層は身体に根差して「本能欲求取りこみ門が開口しています。」(P162)

「上部の頭脳や理性だけでは人間は生きていけないし頭脳や理性だけが、人間のすべてではありません。理性的な意識よりも、心の下部から湧き上がる、沼の臭い、欲望の臭いとしてのモヤモヤのほうが強くなってしまうこともあります。
現在の自我構造・前田氏 001
 したがって、上部と下部、その両方の領域を備えてこそ、人間の心の全体となるのです。」(P167「無意識と身体」)

この著作を読んで、あらためて、フォーククールセーダーズの」「あの素晴らしい愛をもう一度」の詩を読んでみると、心の深層を感じます。

作詞:北山修/作曲:加藤和彦/歌:フォーククルセイダーズ
「あの素晴らしい愛をもう一度 」

命かけてと

誓った日から
すてきな想い出
残してきたのに
あの時

同じ花を見て
美しいと
言った二人の
心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい
愛をもう一度
あの素晴らしい

愛をもう一度

赤トンボの唄を
歌った空は
なんにも変わって
いないけれど
あの時/
ずっと夕焼けを
追いかけて
いった二人の
心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい
愛をもう一度
あの素晴らしい

愛をもう一度

広い荒野に
ぽつんといるよで
涙が知らずに
あふれてくるのさ
あの時

風が流れても
変わらないと
言った二人の
心と心が
今はもう通わない
あの素晴らしい
愛をもう一度
あの素晴らしい
愛をもう一度

「日常でも、「美しいもの」を共有しながら愛でるのは親子だけでなく、恋人や友人同士でも多いのです。雪見、お花見、花火、お月見、」紅葉狩りと、私たちは昔から同じものを一緒に眺めて心を通わせ、この愛を育んできたのです。
 漱石による訳だという逸話もありますが、「アイラブユー」を「愛している」と見つめあって言うのではなく、肩を並べて、「月が綺麗だね」と言う比較文化論は、私たちの「横並びの愛」の深層心理を鋭く突いていると思うのです。

 だがこの愛が取り返しのない形で崩れ、しこに穴が開き。「つながり」が突然切れるなら、目も当てられない惨状が展開するでしょう。お互いが孤立して、「みんな」からハブられる恐怖や、向い合ってもらえない不安、そして同調圧力が生み出されてしまうのでしょう。

 だから、同じ花を見て美しいといった2人の心が今はもう通わないという悲劇は繰り返されるのだと、歌でも言うのです。(P193「あの素晴らしい愛について」)


 終章にこういう記述がありました。

「探し物はきっと見つからない。もし見つかったと思っても、それはすぐ目の前から消え、失われていきます。なぜなら、心の中で求めている「探し物」と全く同じものは、外の世界には存在しないのです。

 1人の人間のなかには、心の中と外という2つの現実があることを述べました。質の違う2つの現実が、1にの人間の中で共存しているのです。普通はどちらか片方だけが現実でもないし、2つの現実を一致させることも無理です。だから、心の中にある「探し物」は心の外の世界には存在しないのです。P195)

「本書は、蔓延していると感じる「むなしさ」につき、自己分析を踏まえ、日本語、日本文化、現代社会を見据えながら書いた。もちろん最近の私の一般向け書物と同様、フロイト理論や精神分析の対象関係論の考え方を活かしている。しかし「むなしさ」を感じたら、情報収集による穴埋めを控えて、これを味わい、できれば自分で考えてみたらと提案しているのだから、理論的なことやこのテーマに関わる議論は細かく書き込まなかった。」(P203あとがき」

 わたしにとって2024年は「トラブル」続きの年でした。正月には眼病での両目の手術と入院。療養生活などで長期間仕事が出来ませんでした。メガネ合わせに苦戦し、復帰できたのが5月連休前でした。

 でも手術のおかげで「失明」は免れ、「ド近眼」が「中程度の近視」になり、近くは見えるので老眼が不要になりました。悪いことばかりではありません。6月には右手裂傷、9月には帯状疱疹。10月には蜂に刺されるとかいうトラブルまでありました。

 おまけに周到に地元の皆様と準備してきました「仁淀川町防災キャンプ」も中止、地域の史ウ号防災訓練は、衆議院選の関係で延期(10月27日が12月1日)になる事態になりました。

 懸命に真摯にっ取り組んではいますが、「運も悪い」としかいいようのない事態になり、自分の非力を感じ落ち込んでいました。

 でも一方で18歳から70歳まで52年間うじうじと「孤独に」悩んできた問題も半分ぐらい解消できました。悪いことばかりではありません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-b83a12.html
(「重信房子がいた時代」(油井りょう子・著・世界書院刊)を読んで

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-f58837.html
(映画「ゲバルトの杜・彼は早稲田で死んだ」)

 18歳の少年(高校生)は長い長い先の見えない暗いトンネルの闇の中にいました。70歳の時ようやく外に出ました。今は71歳になりました。

 今回きたやまおさむさんお著作「むなしさ」の味わい方(岩波新書)を読んで、わたしは52年間も「むなしさ」を味わっていたのであったと思いました。人生そんなものかもしれません。

 仕事も地域活動も社会参加もうまくいかないことばかりです。焦らず「むなしさ」を敵視せず、自分のペースで乗り越えてみます。
yact
 脳ドックの医師は精神科医ではないでしょうが、「ヨットは脳幹トレーニングにはいい」と言われました。今年はヨットのほかにSUPも習います。「71の手習いです。主たる目的は、今の居住地域(海抜0Mの二葉町)は、南海トラフ地震が起きたら水没します。地域の防災会長としてSUPで住民の安否確認をしますので、基礎からの習いが必要だからです。

 自分の限界、体力と気力の衰えを思い知らされた2024年でした。悪いことではありません。できる範囲内で、やるべきことはやり続けます。

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2024.10.16

2024年衆議院選挙はどうなる?

サンデー毎日予想 001
 サンデー毎日(毎日新聞社)の調査では、「石破自民24減少、単独過半数割れぎりぎり」「野党1本化進まず1区対決は与党の25勝22敗」とか。

 予想獲得議席は、自民党234議席(マイナス24議席)公明30議席(マイナス2議席)で与党合計で264議席と予想。

 野党は立憲民主党が112議席(プラス14議席)、維新43議席(プラス2議席)。共産党10議席(プラスマイナス0)。国民民主党12議席(プラス5議席)、令和5議席(プラス2議席)。日本保守党1議席という予想でした。
週刊ポスト予測 001
 一方で週刊誌系の予想(週刊ポストなど)の予想は全く異なります。
自民党205議席(マイナス53議席)」、公明党25議席(マイナス7議席)で、与党全体で60議席のマイナス。

 野党は立憲民主党が大躍進して151議席で、プラス53議席。維新は45議席で4議席+です。国民民主党は10議席でプラス3議席です。「保守系」や3党で60議席増です。

 233議席が過半数ですので、与党は自公合わせて230議席。過半数に3議席足りません。一方で保守系野党3党は立憲・維新、国、合わせて206議席です。過半数には27議席足りません。

 週刊誌の予測で与党が大敗しても3議席なんとか無所属議員やらを「追加公認」すれば過半数は維持できるし、「政権交代」など起こりません。

 わたしはサンデー毎日の予測に近い結果になると思いますので、261議席の絶対安定多数を与党が獲得するとは思えませんが、250議席近くはとるような気がします。

 野党側は「まとまらず」与党のオウンゴールを活かせず、「口先だけの政権交代」で終わると思いますね。とても残念です。

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