社会問題一般

2020.09.22

2つの50年史に想う

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 2020年9月18日に高知新聞の「小社会」という1面コラムと、日本経済新聞の「春秋」という1面コラムは、記述者がそれぞれ50年前の出来事を思い出し、現代社会と対比して味のある文章を書いていました。

 高知新聞「小社会」では、50年前にロンドンで急死した黒人ロック・ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスに思いをはせる文章でした。

「まだ27歳だった。自由自在にギターを奏で、ビートルズやローリングストーンズなどのバンドや音楽家に影響を与えた。

 さまざまなCDや映像が残っている。有名なのは、亡くなる前年、野外会場ウッドストックでの米国国歌の演奏だ。ひずんだ響きのギターのごう音が、田園地帯にとどろいた。」

「米社会は、ベトナム反戦運動や公民権運動で揺れていた。既存の価値観や考え方に若者らが異を唱えたからだ。そんな混沌とした状況を象徴する演奏だった。」

 私も「ウッドストック」という映画は、高校をさぼって名画座という映画館で見ました。ジミ・ヘンドリックスの米国国歌の演奏は今でも覚えています。強烈な衝撃でしたから。

「時代を経て、米社会では黒人差別撤廃を求める激しい抗議活動が続いている。

   中略

 みんなが議論を始めてくれたらいい。 黒人差別に抗議するマスクで注目された全米テニスの覇者、大坂なおみさんの言葉は強烈なスマッシュとなった。」

 早世した伝説のギタリストは貧しい家庭で育ち、本物のギターを手にしたのは15歳だったとか。「もう1度、米国家を演奏するとすれば、どんな音になるだろう」と執筆者は書いていました。

 日本経済新聞のコラム「春秋」では、50年ぶりに姿を現した過激派党派『中核派」の最高指導者清水丈夫議長のことを書いています。

「中核派と言えば、1971年に交番が襲われ警察官が殺害された「渋谷暴動」をはじめ、敵対するグループのメンバーへの襲撃や、公共施設へのロケット弾の発射など数々の事件を引き起こしてきた。

 80の坂をこえている清水議長の今後について同派側は「大衆的な労働運動に取り組む」と語ったとされている。」

「古くは柴田翔さん、その後は村上春樹さんに、高村薫さんなど、運動体の内部の空気や、当事者、脱落した人の苦悩は主に文学作品を通じてしか知る由がなかった。」

「これは幸いなことなのか、不幸な事か。50年を超える活動の経験を踏まえたトップによる真摯な総括こそ聞いみたい。世の中を、替えたいというなら。」

 新聞社は異なりますが2人の執筆者は想像するに編集委員や論説委員のベテランで、団塊世代で20歳代前半大学で大学闘争や第2次安保闘争、街頭闘争など全世界的な若者たちの反乱に影響を受け、派生したカウンター・カルチャーにも影響を受けて青年時代を過ごした人たちではないでしょうか?

 わたしは50年前は田舎の高校生。大学闘争に憧れていました。1970年の安保闘争は制服姿で集会に参加、1971年の沖縄闘争(4月28日)には、高知大学から中央公園までヘルメットを被りデモ行進をしました。

 しかしそのころから日本の社会運動は衰退期であり、分裂し、些細なことで、かつての仲間同士が武力抗争するようになりました。1972年の「連合赤軍事件」は陰惨極まりない仲間殺しを実践し、社会運動の暗部をさらけ出しました。

 1973年に大学へ入学し、少しだけ学生運動気分を味わいましたが、ほどなく「内ゲバ」の時代になり、武力の刃が国家権力に向かうことなく、かつての仲間同士の凄惨な殺し合いになりました。そしてごく一部の党派を除き運動体は消滅しました。田舎者がついていけるわけはなく、失意を感じただけでした。

 簡単に世の中は変わらないし、差別や格差はよりひどくなっています。
わたしは運動体の周辺にいたにすぎませんが、「総括できないもどかしさ」は50年間あり、今でも持っています。あと10年考えても、私の頭脳では総括なんて出来ないと思います。

 数年前から「連合赤軍と新自由主義の総括」というテーマで考え続けていますが、全然総括なんて市井の小市民にはできるものではありません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat21222778/index.html

(連合赤軍と新自由主義の総括)

 私にすれば多大な代償(高校を留年したこと)を払って獲得した教訓は、「面白くないことはしないこと。」「たとえ社会的に意義のあることでも自分が面白くないと思ったことはしないこと」であります。

 これはヨットの帆走時の「観天望気」と同じです。人生の時間は限られています。自分が心底納得して「面白い」と感じたことしかしないことにしています。案外間違いのない選択が出来ていると思います。

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2020.08.30

昭和南海地震の写真


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 実家の片づけをしていましたら、2年前に他界した父(享年99歳)の写真が出てきました。セピア色の白黒写真。昭和南海地震(1946年12月21日関係写真もありました。
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 父は土木技術者でした。旧制高知工業土木科を卒業後鉄道技師として朝鮮総督府で働いていたそうです。徴兵され復員、敗戦後は高知県庁の土木技師をしていました。
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 敗戦の翌年に高知県でも昭和南海地震が起きました。被災現場の調査に出向いた折の写真がありました。建物や道路の損壊箇所の写真は場所が明記されていないので不明です。
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 橋梁の落下は中村市(現四万十市)の渡川橋梁と書かれていました。記録の残る歴代の南海地震(宝永・安政)に比べ昭和南海地震は超小型でしたが、それでも写真からは甚大な被害が出たように思われます。
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2020.08.22

健康は維持はされているようです

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 2020年8月10日に高知市の血液センターにて108回目の献血をしました。その検査結果を郵送してきました。

 結果は16項目の検査項目すべてで、基準値を超えている数値はありませんでした。数値が動いていたのは、コレステロール値が208に、ヘモグロビン濃度が13・9となり、5回の献血では最低値を記録しました。

 まずは健康であるということでしょう。66歳ですが持病はなく、服薬も飲んでいませんので。今年は健康を維持しておればあと1回400ミリリットルの意献血が可能です。

 70歳まで献血は可能であるとか。最大あと12回程度は健康であれば献血できそうですね。私の唯一の社会貢献活動なので、病気をせず、事故にも遭わないようにしないといけないですね。

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2020.08.18

快適な介護付きビジネスは素晴らしい

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 日本経済新聞2020年7月30日号(四国版)に「介護つき旅行心置きなく」「福祉特化の宿 負担に見合う満足 全国へ」という記事に感銘を受けました。

 徳島県で「障害者・高齢者に特化した民宿プロジェクト」を実践されている榎本峰子さん(旅の栞(しおり)代表理事)の言葉には注目しました。

「身体に不自由を感じている人が、最初に諦めるてしまうのが観光旅行。本人だけでなく家族にも負担は大きい。
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 でも行きたいと思っている人は多い。高齢者や障害者を支援する制度に一番欠けている部分だと気付き、それをビジネスにした。

 人生は最後まで楽しむもの。いつかは誰もが必要となるかもしれないサービスだということを伝えられたことが、受賞(日本政策投資銀行主催・女性新ビジネスプランコンペティション)につながったんでしょう。」

「高齢だから、障害だからといって何でもサービスを無料にしたりする必要はないと思う。旅行をサポートする「旅の栞」には様々な分野の福祉のプロが集まっており、安心して旅行ができる体制を整えている。

 自己負担が多少大きくても満足度の高いサービスに需要はある。

 ボラティアだけでは続かないし、求められるサービスは提供できない。」と言われています。全くそのとうりであると思います。
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 コロナ蔓延化の日本で政府が多額の税金を費やして実施している「GO TOトラベル」には全く榎本さん的な視点はまるでありません。

 8年前北海道から高知へ来ていた、叔母と介助していた従兄弟の苦労を知っているだけに、もっとこの種の旅行会社は発展してほしい。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-76f3.html

 高知市でも笹岡和泉さんの主宰するNPO法人の「ふくねこ」がバリヤフリー観光の事業を手掛けることになりました。発展していただきたいと切に思います。

https://npofukuneko.blog.fc2.com/

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2020.08.08

浸水危険個所に「避難所」が3割


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 日本経済新聞2020年8月3日号の記事に注目しました。

「避難所27% 危険区域に」

「浸水や土砂崩れ 適地に限界」

「広域連携 カギ」

 7月の熊本豪雨の被害の甚大さには驚くばかりです。

 記事によると「危険が及ぶときに住民が身を寄せる指定避難所の27%が、浸水や土砂崩れの恐れがあるところに立地していることがわかった。浸水の深さ想定が2メートルを超す場所もある。」とのこと。
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 これは大雨・豪雨災害時の場合の「浸水危険個所:です。高知市の場合は、南海トラフ地震が起きた場合に、高知市内の地盤が2メートル沈下し、2800ヘクタールの市街地が長期浸水するという事態になることが確実視されています。

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2020.08.07

不当要求防止責任者講習会


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2020年8月3日の午後は、高知県警と暴力追放センターの主催の講習会でした。
県警の組織暴力対策課の人の話には驚きました。暴力団数も人員も10年前の3割になったそうです。
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それで安心な社会になったのかといえばそうではない。それはクレーマーを装い、不当な要求をする連中が増加しているとか。

難しいのは、こちらの対応に多少の落ち度がある場合です。対応初期の段階で、相手が苦情を言っているのか、苦情を装う「不当な要求」(無理難題)を言っているのを見抜くことが肝要であるとのことでした。
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そのためには経験が必要ですが、少しでも「おかしい」「不当要なのでは」と思ったら、躊躇なく県警や暴力通報センターや弁護士会に相談し、単独で抱え込まないことが大事であるとのことでした。

なかなか参考になりました。
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いただいた「受講修了書」は額に入れ事務所に掲示し、ㇲレッカーやポスターは事務所の窓に外から見えるように貼ります。
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2020.07.30

現在のBCとAC

 西欧流のキリスト教国の歴史観では、「キリスト出現以前の時代」をBC,、以後をACといいます。紀元前とか紀元後とか言いますね。
 2020年になり中国武漢から発生したコロナ感染症ウィルスは、瞬く間に世界を席巻し、人々の行動様式を変えようとしています。

 

 「外出の自粛」だの「都市の閉鎖」など大災害や戦争や内乱でないのに、大きな経済変動が起き、経済活動が停滞しています。

 

 19世紀や20世紀になって登場した都市生活の中での社会経済システムの多くが、コロナ感染症により全否定されました。百貨店、スーパーマーケット、映画館,演劇、音楽コンサート、プロ野球やプロサッカーなど、上げればいくらでもあります。いわゆる人が集まる「集客装置」がすべて否定されました。大変な出来事です。

 

 現代のBCとACは、「ビフォア・コロナ」と「アフター・コロナ」です。今現在感染状況は拡大中。歯止めがかかりません。コロナ感染症が治まった後、世の中は変わりますね。何とか「生き残り」たいものです。

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2020.07.29

SUVから軽トラへ

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 知り合いのUさんが「わしは年寄り世代になった。今の車はSUVで、すぐに100キロぐらいでてしまう。年寄りには怖い。

 それでこの車を売って、軽トラにした。マニュアル・クラッチ車。操作が悪ければエンストして進まん。スピードも出んし、荷物は積めるし、便利でえい。」とのことです。

 SUVとは、 「スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略です。 スポーツや レジャーに適した装備を持った利便性の高い車両で、ふだん使いからレジャーまで幅広く使用される「スポーツ車」のことです。」

 たしかにUさんのいうことは一理あります。最近高齢者運転手が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」とかいう事故が多い。車がオートマチック車になってから、前進とバックを入れ間違い急発進する事故も多い。
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 自動運転車の技術開発も必要でしょうが、思い切って「軽トラ」にする発想は素晴らしいと思いました。田舎では軽トラが機能的です。4DWであれば最高ですね。凍結した狭い田舎道や田んぼ道でも走行できますから。

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2020.07.26

中国の横暴さとどう向き合うか?

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 来年の2021年が中国共産党設立100年という事で、「赤い帝国国家」である中国が世界各地で経済的に、軍事的に横暴極まりない振る舞いを続けています。

 直近では「国家保安法」なるぞ人権無視の独裁国家宣言を世界に発信、香港に認められていた民主主義を圧殺しようとしています。今日の香港は、明日の台湾です。台湾国民1500万人は緊張しています。

 日本の領土である尖閣諸島にも中国海軍が領海侵犯をたびたび繰り返しています。清朝時代や中華民国時代、今の中国政府もつい最近まで無関心な島に異常に執着し、挑発行為を繰り返しています。

 南シナ海ではフィリピンやベトナムと衝突し、島を不法に占拠し埋め立て、中国の行政府と強弁し軍事的な緊張を招いている。

 経済的には現代版「シルクロード」である「一帯一路」構想で中国から東南アジア・インド・中東・アフリカ・欧州までの巨大経済圏を形成し、中国中心世界帝国をこしらえる野望まで表明していました。

「札束でほほを叩き」「弱いと見ると軍事進攻し」「残忍な強権政治で版図を射広げる」中国は今や世界の「厄介者」となりました。

 言論の自由も政治的な自由もない共産党一党独裁の独善的な軍事大国が隣にあることはとても日本には「迷惑な」事態です。

 台湾のように「民主化」していただきたいです。天気図で見れば中国の今日の天気は明日の日本の天気。梅雨前線も中国の華中から東シナ海をまたぎ日本の東北まで伸びています。日本が大雨なら中国の華中も大雨。本当に近い。

 中国はくれぐれも「独りよがりな」「迷惑な国」にならないようにと思います。

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2020.07.25

どうなるコロナ感染症

 梅雨が来て、蒸し暑い夏が来れば「コロナ感染症は下火になる」と確か3月頃に多くの医療関係者は言われていたように思う。毎年冬場に流行するインフルエンザも夏になると下火になります。

 しかしコロナ感染症は「下火になるどころか」感染者数は増加の一途。東京では1日の感染者数が300人を超え、連日になりました。このまま今のように政府や自治体が「なにもしなければ」東京の1日の感染者は8月30日に3000人、大阪は1000人とある医療関係者が予言しています。

 欧米諸国の感染者数から言えば「当然」の結果。「経済対策」で規制をゆるめると感染者が爆発的に増え、また規制を厳しくし、都市のロックダウン一歩手前になっています。

 日本では「コロナ感染症が治まった後に」、自粛で倒産寸前の宿泊施設や交通会社を救うために「コロナ感染症が増大している:時期に、「GO TOトラベル」という国内旅行推進プランを政府は発令し、膨大な税金をつぎ込み。7月22日から反対論を押し切り、始めました。

 結果が出るのは2週間後です。今よりコロナ感染症数が倍増することは間違いない。一体なんのための「GO TOキャンペーン」なのか?

 事実上「鎖国」状態なので、海外からのコロナの持ち込みには歯止めがかかってはいます。でも解禁すれば、またコロナ感染症が増えること間違いない。

 東京五輪を来年開催するのかの是非は10月にIOCが判定するとか。今の感染爆発1歩前の日本。開催は極めて難しい。たぶんGO TOトラブルは経済的な効果は「思ったほど」なく、都市部と地方の医療崩壊の「引き金」を引いたことになるにではないかと、わたしは危惧します。

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