経済問題

2023.11.28

深刻な高齢化社会の現実

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 日本経済新聞2023年11月19日(日曜)の1面記事は深刻な内容です。

 

「高齢独身女性、細る収入」

 

「標津の3割強貧困 男性との賃金差も響く」とあります。

 

 政府広報は「今こそ貯金から投資だ」とか絵空事を言い立てますが、現実は遥かに厳しい。この20年間以上の政府の政策で非正規雇用が拡大、経済力の低い不安定雇用の人達が急拡大した。その人達が高齢期になると事態はより深刻になります。

 

 記事では「家族が貧困の防波堤ではなくなり」2030年までに75歳の独身(死別などで)女性は817万にになり、この年代に占める割合は6割になり、男性の2割を大きく上回ります。

 

 その原因は現役時代の男女の賃金差にあるようです。日本は女性の賃金は男性の8割以下ですが、OECDの国ではイタリアは95%、欧州は90%近い。そのことが高齢女性の貧困につながっている。
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 原因は政府の政策がずれていて「住宅の確保、介護や医療やと行った最低限の生活を守る社会の仕組みを整えることが次善の策」と学識者は提言しています。

 

 記事では「未曾有の超高齢社会の潜在的な貧困層を年金なだけで事後的に支えるのは限界がある。性差に関わらず希望に応じて活躍できる社会をつくる地道な改革が求められる」

 

 非正規雇用をさんさん政策的に拡大し、その結果が社会保障費の拡大になっています。それを今度は切り捨てようという傾向もあるようです。あるいは消費税をより上げてまかなうとか,効果のない対策を述べる人たちも多い。何が正論なのか落ち着いてみきわめないといけない。

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2023.11.24

最重要課題は県都の南海地震対策だ!

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 2023年11月21日の高知新聞の読者投稿欄である「声・広場」欄に、珍しく私の投書が掲載されていました。表題は「知事と高知市長 覚悟を示せ」です。
 県人口の半数、県経済の6割が高知市周辺に「一極集中」している。今の時点で南海トラフ地震が起きたら、県都高知市は壊滅し、水没し海底に沈みます。

 高知県知事選挙と高知市長選挙が行われ、11月26日は投開票日です。わたしは海抜0Mの下知地域で15年前から地域防災活動を「やれる範囲」でやってきました。さいかし地盤が5Mかさあげされたわけでもなく。災害前に「災害公営住宅」が建設され、災害いzゃク社と言われている高齢者や障害者の人達の「安心・安全な」まちづくりを行えwてはいません。

 だから県と中核市の高知市長は「南海地震対策」を最需要優先課題として、水没津予定地域に住む13万人の命と財産を守ることに全力を尽くしてほしい。市民の声を代弁し、国の官公庁や国会に乗込み、「高知市民の声を」届けてほしい。」そして中央省庁と国会を動かして「事前復興まちづくり事業」に予算を獲得してきていただきたい。

 それこそが濱田県知事と岡崎高知市長の最大の仕事です。それを私は声を大にして言いたい。

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2023.11.21

公文豪さん講演会・「明治の下知物語」

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 2023年11月19日(日)ですが。香南市野市町在住の近代史研究家の公文豪さんの講話「明治の下知物語」が下知コミュニュティ・センターで開催されました。主催は若松町長寿会(岡村隆会長)主催でした。
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 明治時代の古地図などを見ますと、当時の高知市下知地区は田畑ばかりで人家は少なく、歴史的な出来事などは少ないだろうと思い込んでいました。ところが公文豪さんによれば、歴史的な出来事が多い地域であったとのことでした。
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「藩政時代は武士階級が居住している城下町の地域は、飲食店や劇場などの娯楽施設は全くなかっやう用でした。歓楽街は「上(かみ)の新地とい言われた上町の玉水町や、「下(下)の新地」と言われた若松町近辺の周辺地区にかぎられ、明治以降もその傾向が続いていたらしいですね。

 京都が風俗店など立地させず、隣接した滋賀県の雄琴などが出来たのと似たような話ですね。

 公文豪さんによれば、封建時代は庶民が集会を開けば、一揆や強訴とみなされ、政治的な自由などもなく演説会なども鳴かぅ多tぽ言います。明治10年頃に勃興した自由民権運動が一般庶民の政治への関心を高めましたが、その演説会場になったのが、演劇場でありました。
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 下知の稲荷新地演劇場で自由民権運動の政談演説会が開催されましたが、植木枝盛日記に酔射れば、場内に2000人、場外に2000人が詰めかけたと言います。

 また若松町の沖合300Mにある円形の無人島の丸山台。現在の倍以上の600坪ぐらいの面積があり、風呂屋と宴会場があったといいます。また明治16年に自由民権運動のローダーである板垣退助が後藤象二郎とともに欧州視察旅行から戻って来た時には、50000人の人達が詰めかけ大宴会をしたとのこと。

(板垣退助が、フランスなどで洋書を購入し、カバンにつめて持ち帰りました。祖のかばんはルイヴィトン製。日本最古の現存するルイヴィトン製品だそうです。

 明治23年に稲荷新地玉江座の跡が売りに出るとと、得月楼の松岡虎八郎氏が巨費をつぎ込み買い取り、大規模な料亭の得月楼になりました。二次大戦で焼け落ちるまで本店だったそうです。戦前は土佐電鉄の電車もすぐ近くまで来ていたように若松町の人に聞きました。
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 現在当時中店と言われていたはりまや橋近くの料亭が、現在は得月楼本店になっています。

 公文豪さんのお話は、詳細に緻密に歴史考証をなさっているので、聞きごたえがあります。「板垣退助は大の大相撲ファン。大相撲人気を高めるために生前大相撲協会を支援し続けました。板垣退助が逝去した後のに大相撲協会が板垣退助の銅像を建てるために募金を募ったところ、高知城の板垣退助像はその資金ででこしらえましたが、多額の残金がありましたので、「生家跡」や「自宅跡」の石碑もこしらえたとか。

 講話が楽しいので2時間があっという間でした。公文豪さんありがとうございました。若松町長寿会の皆様ありがとうございました。

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2023.11.09

高知市長選挙公開討論会

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 高知市のリーダーを決める高知市長選挙は。11月16日告示、11月26日が投開票日となっています。有力候補者が2人が出馬予定ですが、盛り上がりに欠けています。

 11月10日公益社団法人高知青年会議所が「2023高知市長選挙公開討論会」を午後19時から21時までの予定で高知市文化プラザカルポート小会議室で開催予定です。
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 おそらく事前に両候補者に高知青年議所から質問項目が両方穂に送付されていて、進行役の高知青年会議所の理事長がそれを読み上げて質問して、候補者が回答するという平板なものになるとは思います。時間は両候補平等にするので、タイムキーパーがおられると思われます。
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 本来なら地元新聞社やテレビ局がすべきでしょうが、彼らにはその馬力も力量もないようですね。残念です。それだけに高知青年会議所が事業として高知市長選挙選挙の公開討論会を企画したことは素晴らしいことです。

 たとえ「平板」な討論会でも開催する意義はあります。同じ質問に対して回答は異なるので2人の候補医者の特色は出るとは思います。
 私にすれば遅い時間帯です。近くなのでヘッドランプを点灯し歩いて参加するようにします。
 
 多数の高知市民の参加を呼びかけます。画像は高知青年会議所の高知市長選挙公開討論会のバナー、高知新聞に掲載された2人の候補者の政策、それぞれの事務所の外観を私が早朝の散歩時に撮影しました。はりまや橋周辺の電車沿いに両候補者の事務所はあります。
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 大事な県都のリーダーを決める高知市長選挙。わたしも聴講します。26日の投票に荷は必ず投票に行きましょう!!

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2023.11.02

岡﨑誠也総決起大会


 2023年10月31日ですが、いつもの散歩コースの中にあるカルポ-ト。大ホールで「岡﨑誠也総決起大会」がされました。たくさんの人たちがいました。

商業者の知り合い、労組の人、立憲民主党の人や共産党の知り合いの人達にたくさん会いました。
 当然動員された人たちも多いですが、私等のような無党派層の野次馬も多く来ていました。10月14日の中央公園での「寒々しい」動員とは大違いでした。なかなか「熱い」集会でした。

 応援弁士は岡﨑誠也後援会会長代行の広末幸彦さん。「油に乗り切った岡﨑市長。市政に通じ市民の動向も知っている市長。ぜひ総仕上げをやっていただきましょう。」
 商店街振興会前婦人部長の中田さんは「私は東京へ出ていてUターンしました。戻ってきた当初は人の少なさに落ち込みましたが、高知の良さがわかるにつれ、高知が好きになりました。岡崎市長は気さくに話しかけてくれ、いろんな人たちの声を丁寧に聞いてくれます。だんだんと高知が元気になってきました。コロナで落ち込みましたが、これからが頑張ります。

 身体障碍者連合会の中谷会長は「障害のあるものは移動に苦労しますが、新市庁舎やかるぽーとや安心センターなどはなぢはバリヤフリー施設です.交通機関も対応しつつあります。ハードのバリヤフリーではなく、心のバリヤフリーを岡﨑市長ともに目指したいと思います。

 連合高知の池沢健太会長は「首長の政治的なスタンスは政治的公平性が大事です。あえて言いますが相手候補は政権政党の自民党です。無所属を標榜していますが党員です。国と県と市政までを自民党で支配しようとしています。果たして市民の声が届くのでしょうか?大いに疑問です。
 やはり1つの政党が強大になりすぎると「緩み」「おごり」が出ます。その自民党1強支配に風穴を開けたのは先日の参議院補選の広田一さんのと受洗でした。それが高知県民の民意でした。今こそ高知市民の民意を結集させていきましょう。

 岡崎誠也さんは以下のように言いました。

「今日の集会に来場した皆様は市内各地から、多様な立場の人達がきています。姿勢で番大事なことは「多様性です」自由民権運動の高知市は「高知市型地方共生社会」をつくることです。20年間それを意識して姿勢を担当して気まし⒢タ。
 前市長から引き継いだ1期目は財政崩壊手前でしが。市職員の団塊の世代が退職する時期が到来したので、退職者の人数の職員の採用を抑え、1年間の人件費20億円削減しました。4年間で財政再建が出来ました。

 市長就任当時は新庁舎など任期中にできるとは思いませんでした。東日本大人災で、多くに自治体の庁舎が津波で破壊され、多数の職員が亡くなりました。あの惨状を見て南海トラ地震に備えるために新庁舎をつくりました。

 3割の職員が亡くなった自治体が多くありました。南海トラフ地震に備え、事前復興まちづくり計画を市民の皆様とともにつくりあげましょう!]


 頑張ろうコールは商店街中央会青年部長の堅田佳嗣さんが斉唱し、集会は盛会のうちに終了しました。多様な人たちが確かに集まっていました。

 対抗馬の桑名龍伍さんの集会もどうなのか見てみたいと思いました。街に貼られているポスターはすべて自民党の議員たちとの2ショットばかりですので。

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2023.10.28

高知市長選挙公開討論会


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高知青年会議所が、11月10日に高知市長選の公開討論会を開催するようです。

場所は高知市九反田のかるぽーとです。
事実上の一騎打ちの高知市長選挙です。注目される公開討論会であると思います。

 今年は「高知青年会議所70周年記念事業」もあり、50数人のメンバー会員各位はよく頑張りました。高知市民の関心事に大変な中に頑張りました。ありがとうございます。

 
 当日は、 両候補の政策をじっくり対比させたいと思います。

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2023.10.27

日本版「ダブルスタンダード」の見本の人物

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あるメールマガジンの記事です。とりあげた人物は一介のサラリーマンから大企業のトップになり、今や経済同友会の代表幹事の上り詰め、日本経済界のオピニオンリーダー。ジャニーズ問題では「国際企業では未成年への性的虐待は許されない。広告を出すことは企業の国際的な信用失墜になる。わが社はいち早くジャニーズ関係の番組への広告は一切辞めました。国際的な常識ですね。」と勇ましい発言を繰り返していました。

その当時から「人権侵害を繰り返している独裁国家中国へ積極的に進出している企業ではないか。2枚舌もいい加減にしろ。」とか言われていましたね。漫画の島耕作もサラリーマンから大企業の経営者になった人物ですが、これほど酷い人ではありません。

この記事ではこの経営者の「パワハラ」の数々が暴露されており、そもそも「人権」を語る資格すらない独善的で身勝手な人間であることが暴露されています。業績不振を言い訳する部下に、携帯電話を投げつけて上半身を骨折させたとか。およそ高潔な人格者で、「陰徳を積む」ような立派な経営者では全くない人物。

このような支離滅裂な人が日本の経済界の代表だから、日本経済が低迷し、この度ドイツに抜かれ、GDP4位に転落しましたほどなくインドと韓国にも抜かれ、日本はい甘の政府や経団連主導の「経済政策(国民負担を強い、大企業と大金持は減税)が続く限り、日本国は凋落するばかりです。

イスラエルの自衛権を断固支持する。ハマスのテロとの戦いを支持するとG7の6か国(アメリカ・ドイツ・イギリス・フランス・オタリア・カナダ)は露骨にイスラエルを経済支援しています。しかしガザ地区の狭い地域を毎日イスラエルが爆撃し、ハマスの戦闘員ではないパレスチナの子供たちが無残に殺されています。明らかに「自衛」範囲を超えています。これをダブルスタンダードと言いますね。日本は彼らに賛同してはいけない。万が1イスラエルが地上侵攻すれば、一気に石油危機になります。いい加減に円安で体力がそがれた日本経済は未曽有の大不況になる可能性があります。6国ではテロが蔓延すると思いますね。読めない恐ろしい時代です。

人間社会の馬鹿どもはどうあれ、南海トラフ巨大地震は起きます。日本は災害大国です。戦争なんぞやっている場合ではないし、関わってはいけない。ますます「憲法9条」が価値を増しました。ノーベル賞を受賞すべき存在ですが、所詮は欧州のダブルスタンダードが基調であれば無理でしょうね。
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10月29日は高知市二葉町では「二葉町総合防災訓練」を粛々と小規模に朝9時から下知コミュニュティ・センターで、避難所開設・運営訓練をやります。経済同友会の馬鹿どもに関心を持つ暇などありません。

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2023.10.25

アメリカでは住民各位に20万円支給とか


国会が始まったようですね。岸田首相は所信表明演説で「経済・経済・経済」と叫んだそうですが、何1つ聞いていて印象に残らないし、心にも響きません。低所得者には3万円給付。ある程度の所得者には減税とか。悪い政策ではないでしょうが、つい最近まで防衛費沿い増税を岸田首相は言われていました。なんだかしり目つれtるではないですか。

 1人だけはりきっていますが、国民の生活実感とはかけ離れています。本当に「聞く力」があると自負する岸田首相。お金持ちと大企業の経営者たちの話しかきいていないのではないでしょうか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/de7b3ed3941b40cc6778a9d528ec72a4c7b27e03
(「国民を殺す気か」経団連会長「消費税増税から逃げてはいけない」発言に集まる憤激「法人税増税から逃げるな」)

 やはり自民党には「数のおごり」「閣議決定でなんでもできる」と思い込んでいるようです。円安誘導で物価は急上昇。多少の賃上げでは追い付きません。その中で「投資をせよ」といいます。今日も銀行さんが「投資の話」で来ていました。ノルマがあるすです。義理でお付き合いしました。投資など出来る優雅な身分ではないですよ。でも担当者が気の毒でしぶしぶ同意しました。之もおかしな話です。


 家内がネットの記事で、「カルフォルニア州で、1人20万円貰った。そのお金でラスベガスへ行きU2のコンサートを観戦しました。良かったですとか。

「アイルランドのロックバンド U2 は、2023 年 9 月 29 日にラスベガスの新たなコンサート会場「スフィア」で公演を開始しました。スフィアは、高さ 111 メートルの巨大な球体型ステージで、外壁全体が LED で覆われており、自在に映像を映し出すことができます。内部には、解像度 16K の LED スクリーンと、16 万 7000 個のスピーカーが設置されています。
スフィアは、総工費 3400 億円かけて建設されました。内部には、16K の LED スクリーンと 16 万 7000 個のスピーカーが設置されています。エントランスには 5 台のヒューマノイドロボットが配置されています。
U2 は、2024 年にもスフィアで公演を行う予定です。」とか

 直接の記事は見つかりませんでしたがアラスカ州でも同様の支給があったらしい。


https://jp.reuters.com/article/alaska-oil-fund-payment-idJPKBN0HD0HM20140918

 それに引き換えわが日本国政府や経済界が言っているのは「消費税を増税し、大企業の法人税減税をします」だとか。一体だれのための政府なのか。

 物価が上がるのは日米金利差、いい加減にアベノミクスだの幻想を辞めてほしい。日本が壊れるだけだ。自民党は駄目だし、野党もだらしがなさすぎる。いいかげんいしてほしい。

 国民1人いに20万円支給したら24兆円の出費とか。もしそうなれば夫婦で東京へ行き、大学時代のサークルの同窓会に参加します。家内の出身地沖縄へも行きます。我々庶民も遊びたいです。ごく1部の金持ちと大企業がいい思いをする社会はおかしい。これ以上の大衆増税は絶対にやめていただきたい。

 アメリカを見習えと言いたい。

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2023.10.24

自民岸田政権に弱い逆風

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 そもそも2021年の衆議院選挙の前に当時の首相のガースーこと菅義偉氏(官房長官が長かった人)では「選挙の顔」に慣れないということで、現在の首相で岸田文雄氏は自民という総裁になり、内閣総理大臣になりました。

 2023年10月22日に投開業が行われた参議院徳島・高知合区の補選は、予想どうり無所属の広田一氏が徳島・高知合区のセん局全体の過半数を超える62%の得票を獲得して、38%の投票に終わった自民党公認候補の西内けんさんに圧勝しました。

 長崎も徳島・高知合区参議院ももとは2議席とも自民党の議席。長崎は結果は接戦で自民党候補が53%獲得し、47%の野党候補に辛勝しました.追い上げられても勝ちは勝ちです。

 徳島・高知合区参議院は、もとは現職の自民党参議院議員の自爆(私設秘書に暴行を加え続けた)ことが暴露され、急遽辞任して補欠選挙になりました。

 これはサッカーで言えば「オウンゴール」で2失点した状態からゲームが進み、候補者選定でも自民党は出遅れました。また1しってんしました。8月になり自民党高知県連の¥内の公開選挙で西内さけん氏が公認候補となり徳島県連も承諾しました。
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 広田一さんは元自民党の県会議員。確かお父さんも元自民党の県議であり高知県連の幹事長までされていました。土佐清水の出身であり、その後確か2001年であると思いますが、当時の高知県知事であった橋本大二郎氏に説得され、広田一氏は無所属では参議院選挙に挑戦し、自民党現職に敗れました。3年後の2004年の参議院選挙にも無所属で出馬し当選し、以後2期12年参議院議員でした。2018年の総選挙で無所属候補で小選挙区で自民党現職に勝利し、1期衆議院議員をしていました。2021年の総選挙で自民党の新人(前知事の尾崎正直氏)に大差で敗れました。

 総選挙の敗北後は家業(食品卸売業)に専念し2年間雌伏していました。自民党現職議員による暴行事件での辞任と補欠選挙が報じられますと広田氏は決意を固めて立候補されたようです。

 政党に属さず完全無所属に徹していました。野党政党の立憲民主党や共産党、社民党や国民新党などは高知では表に出ませんでした。徳島では知名度不足もあり、泉立立憲民主党党首、辻元議員、蓮舫議員など知名度のある野党議員が徳島へ駆けつけていたようです。

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 自民党は10月14日(土曜日)の高知市中央公園での自民党の集会に現職総理(自民党総裁)の岸田文雄氏と公明党代表山口那津男氏まで高知と徳島へ駆けつけましたが、劣勢を巻き返せませんでした。(岸田首相の演説内容が不明瞭で与党支持者も離反したように思いました。それで5点ぐらい入りました。今回の徳島高知参議院補選で自民党は0対8で試合に敗れたようなものです。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-ce02d3.html
(自民党演説会に行きました。)

 長崎は自民党が逃げきり、衆参の補選は、1勝1敗となりました。敵失が大きいですが、野党共闘がひさしぶりに効力を発揮しました。野党が固まり1つになれば、巨大与党自民党に対抗できるし、勝利できる事例をつくりました。

 今回共産党は出しゃばらずに粛々と支援活動をしていました。立憲民主党のブランドでは勝てない、広い支持が得られないと広田一氏は判断し、所属していた立憲民主党を離党して「背水の陣」で選挙に臨みました。それは見事に効果が上がりました。

 また連合高知も粛々と支援し、連合中央のように共産党排除という利敵行為をしませんでした。維新も国民新党支持者も広田氏に投票し、私のような無党派層の9割以上がが徳島でも人他紙に投票したようです。
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 沖縄県では、「オール沖縄」方式で結果を出しています。些細な主張の違いで対立し、野党が共闘しなければ、結果として自民党1強支配が続きます。それゆえの「おごり」や「たるみ」「国民無視の重要政策を閣議決定だけで強行する」「国会審議を軽視する」伝統は安倍政権以来10年以上続いています。野党にも大きな責任と落ち度があります。

「政治に緊張感を与えたい」「国民不在の政治を改める、はじめの1歩にしたい。」という広田氏の呼びかけに賛同します。

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2023.09.28

AI失業が米国では現実に

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 日本経済新聞2023年9月24日号の記事は驚きました。

「「AI失業」米で現実に」

「1~8月、事務など4000人削減」

「IBMは配置転換加速」と見出しにあります。

 記事によると削減対象になっているのは「経理や人事などの企業内でバックオフィス業務に関わる人たちだ。」とのこと。

「顧客に接する部門は影響を受けず、AIで代替しやすい反復業務が中止になる。」

「生成AIは、ホワイトカラーの中でも比較的、単純な反復業務などの雇用を減らす。オフィス業務支援や営業職など恥そうかd瀬g減る見込みだ。」ちのことです。

 今までの合理化とか人員削減は、生産部門登0カラー中w信でしたが、生成AIが進歩してくると、間接部門のホワイトカラーの人員削減が本格化するようですね。

 一方で高度なスキルが必要な「知識労働」の雇用は増える。それ故「米企業では従業員のリスキング支援の動きも過疎きうしている。」とのことです。

 こうした記事を読みますと「時代の変化について行けない」自分の姿が露わになりますね。難しい時代になりましたね。

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