blogによる自由民権運動

2023.09.30

AIが作る未来は明るいか?

AIの明るい未来1_NEW
 日本経済新聞2023年9月3日号の記事には考えさせられました。

「AI活用は人類の利益」

「仕事の価値磨く契機に」

「絶滅危機誇張に過ぎず」

「真価を引き出す賢さを」

 見出しの表示でおおよそAIの未来は明るいと楽t連的に話すアンドリュー・ング米スタンフォード大学教授の話は新鮮です。
AIの明るい未来2_NEW
「生成AIは優れた開発者用ツールであり、顧客サービスや情報収集、電子メールの作成などに応用できる。AIはすでにインターネット広告から医療の画像診断まで広く役立っている。

 汎用技術として広範に恩恵をもたらせた100年前の電気と同じだ。」

「チャットGPTによってプログラミング作業の障壁は低くなり、エキサイティングな変化が起きようとしている。

 大企業から中小企業、高校生まで誰もがデータを持つ時代だ。チャットGPTのようなツールを使えば、独自のAIシステムをつくる垣根は下がる」

 アンドリュー・ング氏の発言の1部を書き出したのですが、面白そうな技術ではないかと思う。膨大なデータを瞬時に読み込み、いろんな選択肢を提供してくれそうな気がしますが。私の思い違いなのかもしれない。
AIの明るい未来3_NEW
 10年前は影も形もなかったものが、今や世界的な社会現象になってますから。面白い世の中になったものだと思う。

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2021.09.22

多様な人たちへの伝達は難しい。


 今の時代は「伝達方法」が多様化しています。自分の考え方を正確に、わかりやすく伝達する重要性は、菅首相が辞任に追い込まれたことでもわかります。説明不足、説明嫌いでは済まされない現実があるからです。

 とはいうものの之田達手段は多様化しています。

 電子メールを送信したらいい人もいます。ラインで連絡する人もいます。FBのメッセンジャーで連絡をという人もおられます。なかにはその種の電子媒体を一切使用しない人には、電話をするか、手紙を書くしかありません。あるいは直接面談します。コミュニケーションは多様であり、複雑です。多大なエネルギーを使います。

 よくZOOM会議で事が足りたという人がいますが、それは「自分と同じ環境の人たちの集まり」での伝達に過ぎません。すべての人へ知多割りません。その事実を「軽視」する人たちが多いので、「分断」される社会になりつつありますね。深刻な問題です。

 いとわず、くじけることなく伝達することを心がけます。

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2020.10.20

自助・共助・公助というのなら権限と予算も必要です。

 今度の新しい菅内閣のスローガンは「自助・共助・公助と絆」であるとか。それは大変結構な考え方であると思います。この言葉自体は、防災分野で良く使用されています。
自助・共助・公助
 1つの根拠として1995年1月17日に発生した阪神大震災。6400人の人達が自宅が倒壊し生き埋めになり亡くなりました。以下の画像は当時の消防関係者の資料です。

 

「生き埋め等の際,だれが救助したか」ということですが、
自力でが34.9%、家族にが31・9%、友人。隣人にが28・1%です。これだけで94・9%を占めています。つまり(自助)と(共助)で94・9%を占めています。

 

 救助隊(公助)が救助した人たちは、僅かに1.7%です。生存可能な72時間以内の救命活動でなければ、家屋が倒壊して生き埋めになっている人を救うことが出来ないそうです。家屋の倒壊した際に出る瓦礫。地震後の大火災。それにより救助隊の到着が遅くなったと思われます。

 

 救助救命のプロである救助隊が、大災害時にはおいそれとこれなくなります。119番電話して、救急車が到着するまでの全国平均は約9分間ですね。

 

 ですので自分自身や家族、近隣住民で助け合いましょうなんて言われますね。しかしプロの救命活動の訓練など受けていない普通の市民が隣人の家屋が倒壊、がれきの下の隣人を助けようとして、余震が来て瓦礫が崩れ、自分も命を落とすこともあります。でもそうなっても現行では「見舞金は出ません。」

 

 高知市では市民の消防団員は火災出動中や火災現場で、亡くなれば2000万円程度の見舞金が出るやに聞きました。しかし現在自主防災会の役員が隣人を助けようと「自助・共助」の精神で頑張っても一銭の見舞金も行政側からは出ません。

 

 結論は「自助」「共助」というのであれば、地域防災の予算の9割程度は、自主防災会に行政は交付すべきです。そして権限もです。「地区防災計画」を立案し内閣府に認められた高知市下知地区などには、権限も譲渡すべきです。

 

 また自主防災会役員が災害時にけがをしたり、死亡した場合、保険金が支払われる仕組みをこしらえるべきでしょう。

 

 それらをせず「自助・共助。公助」などと「空念仏」を唱えても全く無意味です。

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2020.09.22

2つの50年史に想う

2つの50年史_NEW
 2020年9月18日に高知新聞の「小社会」という1面コラムと、日本経済新聞の「春秋」という1面コラムは、記述者がそれぞれ50年前の出来事を思い出し、現代社会と対比して味のある文章を書いていました。

 高知新聞「小社会」では、50年前にロンドンで急死した黒人ロック・ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスに思いをはせる文章でした。

「まだ27歳だった。自由自在にギターを奏で、ビートルズやローリングストーンズなどのバンドや音楽家に影響を与えた。

 さまざまなCDや映像が残っている。有名なのは、亡くなる前年、野外会場ウッドストックでの米国国歌の演奏だ。ひずんだ響きのギターのごう音が、田園地帯にとどろいた。」

「米社会は、ベトナム反戦運動や公民権運動で揺れていた。既存の価値観や考え方に若者らが異を唱えたからだ。そんな混沌とした状況を象徴する演奏だった。」

 私も「ウッドストック」という映画は、高校をさぼって名画座という映画館で見ました。ジミ・ヘンドリックスの米国国歌の演奏は今でも覚えています。強烈な衝撃でしたから。

「時代を経て、米社会では黒人差別撤廃を求める激しい抗議活動が続いている。

   中略

 みんなが議論を始めてくれたらいい。 黒人差別に抗議するマスクで注目された全米テニスの覇者、大坂なおみさんの言葉は強烈なスマッシュとなった。」

 早世した伝説のギタリストは貧しい家庭で育ち、本物のギターを手にしたのは15歳だったとか。「もう1度、米国家を演奏するとすれば、どんな音になるだろう」と執筆者は書いていました。

 日本経済新聞のコラム「春秋」では、50年ぶりに姿を現した過激派党派『中核派」の最高指導者清水丈夫議長のことを書いています。

「中核派と言えば、1971年に交番が襲われ警察官が殺害された「渋谷暴動」をはじめ、敵対するグループのメンバーへの襲撃や、公共施設へのロケット弾の発射など数々の事件を引き起こしてきた。

 80の坂をこえている清水議長の今後について同派側は「大衆的な労働運動に取り組む」と語ったとされている。」

「古くは柴田翔さん、その後は村上春樹さんに、高村薫さんなど、運動体の内部の空気や、当事者、脱落した人の苦悩は主に文学作品を通じてしか知る由がなかった。」

「これは幸いなことなのか、不幸な事か。50年を超える活動の経験を踏まえたトップによる真摯な総括こそ聞いみたい。世の中を、替えたいというなら。」

 新聞社は異なりますが2人の執筆者は想像するに編集委員や論説委員のベテランで、団塊世代で20歳代前半大学で大学闘争や第2次安保闘争、街頭闘争など全世界的な若者たちの反乱に影響を受け、派生したカウンター・カルチャーにも影響を受けて青年時代を過ごした人たちではないでしょうか?

 わたしは50年前は田舎の高校生。大学闘争に憧れていました。1970年の安保闘争は制服姿で集会に参加、1971年の沖縄闘争(4月28日)には、高知大学から中央公園までヘルメットを被りデモ行進をしました。

 しかしそのころから日本の社会運動は衰退期であり、分裂し、些細なことで、かつての仲間同士が武力抗争するようになりました。1972年の「連合赤軍事件」は陰惨極まりない仲間殺しを実践し、社会運動の暗部をさらけ出しました。

 1973年に大学へ入学し、少しだけ学生運動気分を味わいましたが、ほどなく「内ゲバ」の時代になり、武力の刃が国家権力に向かうことなく、かつての仲間同士の凄惨な殺し合いになりました。そしてごく一部の党派を除き運動体は消滅しました。田舎者がついていけるわけはなく、失意を感じただけでした。

 簡単に世の中は変わらないし、差別や格差はよりひどくなっています。
わたしは運動体の周辺にいたにすぎませんが、「総括できないもどかしさ」は50年間あり、今でも持っています。あと10年考えても、私の頭脳では総括なんて出来ないと思います。

 数年前から「連合赤軍と新自由主義の総括」というテーマで考え続けていますが、全然総括なんて市井の小市民にはできるものではありません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat21222778/index.html

(連合赤軍と新自由主義の総括)

 私にすれば多大な代償(高校を留年したこと)を払って獲得した教訓は、「面白くないことはしないこと。」「たとえ社会的に意義のあることでも自分が面白くないと思ったことはしないこと」であります。

 これはヨットの帆走時の「観天望気」と同じです。人生の時間は限られています。自分が心底納得して「面白い」と感じたことしかしないことにしています。案外間違いのない選択が出来ていると思います。

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2019.03.09

無益だった日本の社会運動。負の遺産

憲法米ストーリー_NEW
 2019年3月3日の高知新聞11面の特集記事「憲法マイストーリー・生き方から考える価値」は改めて考えさせられる記事でした。

 「個人尊重せず暴力闘争」「学生運動元行動隊員「限界あった」「かみあわず」「面白くない」というキーワードが見出しになっています。
 記事で取り上げられていたのは当時早稲田大学法学部学生で民青(共産党の青年組織)に所属していた宮崎学さん(73歳)。51年前の1968年に宮崎さんは民青の行動隊を率い、東大教育学部にいて、全共闘学生と暴力的な対立を繰り返したそうです。

「60年安保闘争が終わると、民青と反民青の対立が激しくなった。民青は組織的な行動を求め。、個人の多様性を認めなかった。
 反民青の全共闘でも内ゲバ(組織内での暴力闘争)を繰り返し、どこも組織と運動がかみ合わなかった」

「学生運動は社会そのものを動かせなかった。階級闘争に終始し、個人を大事にしなかった。そのあたりに限界があり、もっと考えねばならないことがあった。」

 「階級闘争」ではなく「暴力闘争」「内ゲバ」「仲間殺し」をやっていたにすぎません。その極みが1972年の連合赤軍事件であり、凄惨な党派間の内ゲバ抗争でした。一時的に盛り上がった日本社会の社会運動も一気に衰退し、政治に「しらけ」る世代が蔓延する原因を作り出しました。
 つまりは日共系も反日共系も宮崎学さんが言われるように「個人の多様性を認めず、組織優先の暴力闘争ばかりして内部崩壊した。」ということでしょうね。

 かつて対立した荒岱介さん(早稲田在学中にブント(共産主義者同盟)戦旗派リーダー。2011年死去)をお見舞いに行かれた時に、「どこで間違えたのか」と宮崎さんが聞きますと、「全部間違ったんじゃねえぁ」と荒さんは答えたといいます。

 ドイツやフランスは学生運動から政治のリーダーが生まれ、国の政治にも大きな盈虚力を持ちましたが、日本では全くそうなりませんでした。
 やはりその原因は「個人尊重せず暴力闘争」ばかりして、「組織的な行動を求め。組織優先で個人の多様性を認めなかった。」社会思想の粗雑さ、稚拙さにあったと言えるでしょう。

 50年経過してようやく「身に染みて」理解できるようになりました。
 1968年から1969年と言えば、中学3年生から高校1年生の青年前期の多感な時期。ひたすら社会運動にあこがれていた田舎の学生でしたが、まったく中身のない、こけおどしの粗雑な革命思想であったかと。がっくり来る現実ですね。

 ではその後日本は豊かになり社会問題はなくなったかといますと、さにあらずです。格差社会はより進展し、国民の意識と中央政府の意向がものすごく乖離しています。その現実を埋め、解決できる社会運動の再構築が今こそ望まれていると思います。

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2014.01.22

東京の皆様は原発0候補を都知事にしてください。

Nagosityousenkyo_r_2

 沖縄県名護市長選挙は、予想どうり辺野古への基地移設反対を表明しておる現職の稲峰市長が圧勝しました。ジュゴンが生息する人々に癒しを与える美しい海を埋め立て、人殺しの軍事基地をこしらえることに名護市民はNO!を表明しました。

 500億円程度の「はした金」で魂を売らなかった名護市民を日本人として誇りに思います。ただ気を付けなければいけないのは、「国家安全のための基地建設を阻む地域エゴ」と民意を矮小化する発言や動きです。全体主義的な言動を繰り返す安倍政権は要注意です。
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 次は東京都知事選挙です

 7年前の2007年4月に高知県東洋町で町長選挙がありました。東洋町に高レベル放射性廃棄物最終処分場をこしらえるか否かの大事な町長選挙でした。当時反対派候補者として「命がけで」奮闘した沢山保太郎さんは、当時を振り返り、今の東京都知事選挙について、ご自身のブログでこう書いておられます。

「反原発のうねりをこの選挙で爆発的に発現させること、その爆発を全国に波及させることが大事な点だ。今になって、知事選はワン・イッシュウではだめだとか、元首相らは過去にいろいろ悪い事をしている、とかいって、この選挙をあいまいな普通の選挙にトーンダウンさせる「革新」派が動きをやめないが、どんな奴でも構わない、原発をとめる運動に参加する限り同志として歓迎すべきなのだ。

原発を止めることは、党派を超え、利害を超え、世代を超え、みんなが団結しなければならない死活問題である。原発を止めてから党派闘争でも何でもやればよい。
命あってのものだねであって、ものだねの争いを優先してはならない。」(
東洋町町民日誌・「権力の分解」沢山保太郎 1月19日)

http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-f5e4.html

 とにかく東京都知事選挙では、「原発0候補」が勝利することが第1です。あれこれ悪口を言わず、細川でも宇都宮でもいいから、反原発候補が勝利することだけを考えるべきです。

 2007年と言えば、第1次安倍内閣の時代です。東洋町は人口2000人の小さな町。町の予算規模が20億円程度の小さな町。核廃棄物推進の当時の現職町長は「高レベル放射性廃棄物最終処分場を立地すれば、とりあえず20億円の交付金が来ます。それで医療費、介護費、教育費、保育料、光熱費用はすべて無料となります。」とかチラシを配布していました。

 しかし当時の東洋町の皆様は「お金より、いつまでも深呼吸の出来る東洋町を子々孫々にまで残すことが大事です。」という賢明な判断をされ、反対派の候補者である沢山保太郎さんに70%の有権者が投票しました。
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 国は高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地を正式に諦めました。

 今回小泉純一郎氏が、フィンランドの地中処分場を実際に見学して「原発0による日本再生」に豹変したのは、高レベル放射性廃棄物最終処分場が国内立地が不可能であることを東洋町の住民の皆様が圧倒的な支援で反対派候補者の沢山保太郎さんを当選させたからです。

映画「10万年後の安全」 http://www.uplink.co.jp/100000/


 それ以後地方自治体が「手を上げて」高レベル放射性廃棄物最終処分場を国内立地することは事実上不可能になりました。人口2000人の小さな高知県東洋町の功績はとてつもなく大きいのです。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/sawayama/toyo-senkyo.html(東洋町長選挙レポート・2007年4月)

 福井でも、六ヶ所村でも選挙で、原発推進派候補が勝利したので、日本政府は粛々と原子力発電所を建設し、稼働し続け、全くうまく行かない核燃料再処理施設も巨額の税金を投与してきました。

 東京で「原発0候補者」が勝利することこそ、新しい日本の夜明けになります。世界に対して、日本は環境と共存した文明社会を建設することができるのですから。

 石原だとか、猪瀬だとか「ろくでもない知事」を選んで来られた東京都民の皆様。福島で原発災害で未だに(まもなく3年)罹災され苦しんでおられる人たちが20万人おられることを忘れないでください。

 東京五輪は何より東北の罹災された皆様への励ましで開催されないといけないのです。それを忘れ「東京だけが繁栄する」人でなしの知事を選ばないようにお願いします。

 高知の田舎者として切にお願い申し上げます。
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2014.01.01

10年目となった個人ブログ

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 早いものですね、2004年1月1日にスタートした個人ブログ。今日でとうとう10年目になりました。相変わらず1人で「吠えて」おりますね。

 2004年1月1日のブログ記事です。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2004/01/post.html

 その後フェイスブックなども現れましたが、個人ブログで相変わらず1人で「吠え続けて」います。今後も変わらないと思います。

 NIFTYがブログサービスを辞めない限りは、続けて書き続けて行くと思います。

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2013.10.28

特定機密保護法案には反対します

ef="http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2013/10/25/tokuteikimituhoann1_r.jpg">Tokuteikimituhoann1_r


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  特定機密法案と言う法律が自民・公明両党で合意が成立。10月25日に閣議決定されました。国会へ法案として提出されます。

 2013年10月25日の朝日新聞は「秘密保護法案 市民活動にも影響」と警鐘を鳴らす記事を掲載しています。「情報聞き出しのみで処罰」「フリー真っ先に標的か」とされていて、実にわかりやすい記事でした。

 そうなると日本政府は真っ先に逮捕しなければいけないのは、アメリカのオバマ大統領でしょう。アメリカ大使館に勤務しているCIA要員を全員逮捕し国外追放処分にしなければいけません。でも政府はそれはしないようですね。

 戦前のような強権国家をめざし、「亡国の道」を転がり落ちようとする安倍政権の特定秘密保護法案には断固反対します。言論の自由、自己主張の自由のない国は民主主義国ではありません。

わたしはパブリック・コメントも実名で投稿し、特定秘密法案への反対の意志を明確にしています。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/・・・/2013/09/post-4fb4.html

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2013.09.15

アクセス数が100万をようやく超えました。

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 2004年1月1日に開設したこの個人ブログ。ようやく9年と8か月で100万アクセスとなりました。結構時間がかかりました。人気ブログを目指さず、読書に媚を売らず、ひたすらわがままに、いろんな分野の事象に対して「吠えて」来ただけです。文章を書くことは自分を対象化する作業であり、悪いことはなにもありませんでした。

ブログが田舎でも一時期注目された時期には「ブログ中高年の星」とか「ブログの鬼」とか言われていました。それも昔です。

 1日平均376アクセス程度。大した数ではありません。人気ブログではありません。最近は多くの人たちがフェイスブックもしているので、ブログの注目度は低くはなったことでしょう。でもブログがいいのは、記録性ですね。

 フェイスブックは速報性はあります。でも昔の投稿を探し出すのはとても面倒。その点ブログは「カテゴリー別」に投稿文が時系列に整理されて保存されているので、振り返ることが簡単。ブログを辞めるわけにいかない理由です。

 注目されようが、されまいが関係ありません。

これからも原則毎日更新していく予定です。

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2013.02.21

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」

吉田松陰の辞世の句であるそうです。

 昔「吉田松陰」を読みました。http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-05fe.html。子供の時から大秀才で、10歳ぐらいの時に、藩主に兵学の講義をしたぐらいでした。

 その見識を活かすために長州藩は吉田松陰に、国内留学や旅行を認め、長崎や京都、江戸や会津など東北諸藩までの広く見聞してきたようです。後に幕藩体制を変革し、尊皇攘夷の旗頭になりますが、一方でアメリカへ単身渡航を思い立ち、下田に停泊していたペリー艦隊の黒船に乗り込み直談判するほど肝が据わった若者でした。

 幕末の政治的混乱である安政の大獄で、反逆罪に問われ、処刑されました。処刑される前の辞世の句であるそうです。

 身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

 吉田松陰は当時の政権に断罪されましたが、彼を慕う弟子たちは憤激し、徳川幕府を打倒し、新生日本をこしらえる原動力になりました。吉田松陰の武骨で純真な想いが日本を変革させたのです。

 ひるがえって閉塞感のある今の日本社会。「愛国心」を言いながら米国追随、原発推進の矛盾した政策を政府が唱えています。完全な間違いです。この政策では日本は幸福になれるはずはありませせん。

 わたしも吉田松陰に少しあやかりまして、日本社会の将来を真剣に考えていこうと思っています。

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