歴史問題

2008.07.21

映画靖国を鑑賞しました。

 今日は昼まで仕事。慌てて12時半からの上映なので、県民文化ホールへ駆けつけました。「爆破予告」のいたづら電話があったようですのでやや緊張しました。

Yasukunieiga
 12時半上映を見に行きました。暑いので路面電車で行きました。電停を降りて道すがらに何人かの知り合いに会いました。受付スタッフにも知り合いが何人かいました。

「1回目の上映には400人を超えていました。2回目も300人近く来ています。」とのこと。自主上映映画にしては「ホテル・ルワンダ」に続く快挙達成なのかもしれません。おそらく4回の上映で入場者1500人は超えたと思われますし。

 上映前に実行委員会の人が挨拶。

「手荷物検査など不本意なことを行い申し訳ないです。不測の事態が起これば、一度退席していただいて、席を検査し異常がなければ再上映します。」と挨拶。少しだけ緊張が走る。

 正直な感想。「中国人監督恐るべし」ということでしょう。ドキュメンタリー映画としては悪くはない。克明に靖国に関する出来事を撮っています。淡々と撮影しているがゆえに靖国神社ってこんなところだったんだ。と日本人の私たちが中国人監督に「教えてもらった」という感じなのです。

 日本人の一部の人達の心境まで入り込んだ映画を中国人がこしらえることに社会的影響があったと思います。反日映画でも、翼賛映画でもありません。

 自民党の一部の国会議員が騒ぎ立てた理由がわかりません。途中眠くなる場面もあり不覚にも居眠りしてしまったところもありました。

 何事もなく終わったようでなによりです。

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2008.06.23

今日は63年目の沖縄戦野終戦記念日

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 いつもこの日のことをとりあげています。1945年6月23日に日本軍沖縄守備隊長の牛島中将が自決し、日米双方で20万人を超える死者を出した沖縄戦が終結した日です。沖縄の学校は休校になり、追悼式典が行われます。

 沖縄を「捨石」にして本土決戦をしようとした無謀な大本営。国民の命など全く軽視した国の指導者の無能さは決して忘れてはならない歴史の事実です。沖縄の凄惨な地上戦は、日本軍兵士よりも沖縄の非戦闘員の人達の死傷者が多かったことに悲劇はありました。

歴史の真実 後世に/慰霊の日 礎の銘に祈る遺族(沖縄タイムズ)

 癒えぬ戦世の傷/刻銘清め 亡き姿に涙(沖縄タイムズ)
  

 沖縄戦の教訓は「軍隊は決して国民を守るものではない。むしろ国民に脅威を与えるもの」であることを示しました。盾となるどころか、住民を盾にして米軍と絶望的な戦闘を続けたからです。

 7月5日には市民グループサロン金曜日が住民無視の米軍基地強化に反対されている前岩国市長井原勝介さんの講演会を午後2時から高知市共済会館で開催いたします。
Iharaiwakuni

「chirashitypeb10.pdf」をダウンロード


 ブログ記事にも取り上げてみました。

 映画「激動の昭和史ー沖縄決戦を見ました

 63年前のことですが、今日の問題でもあります。安倍前内閣はファシスト内閣でしたから、歴史教科書で「沖縄戦での住民の集団自決には日本軍の関与はなかった。」と歴史の偽造を行いました。歴史にまともに向き合わない指導者を国民は許してはいけないのです。

 沖縄の歴史を考察しますと「軍隊は決して国民を守るために駐屯していない」という理屈が理解できます。まして異国の米軍が日本を守るためだけに駐留しているわけではありません。

 今年は悲惨な沖縄戦から63年目の夏です。米軍再編もあり、国民の声を聞かない政府の力でまたも米軍の軍事施設が環境を破壊して辺野古へ建設されようとしています。いい加減に軍隊で平和は守れないし、経済効果もない現実を直視すべきでしょう。

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2008.06.17

中華思想も無敵ではないのだ

 東シナ海の海底油田のガス開発で日中両国は共同開発することになったようですね。それは両国にとっても良いことです。

 中国側はしぶしぶ合意したようです。それは中国の本音は沖縄(琉球)まで自国の領土であると本気で考えているからではないのでしょうか。台湾がなにやら騒いでいますが、これも中華思想の影響での行動であると思いますね。

 確かに明王朝の時代は琉球王国は明に朝貢していました。琉球王が即位したり、中国の皇帝が即位すると琉球は明に貢物を持っていきました。明はその10倍のお返しを持参した使いが琉球に来ました。冊封使と呼ばれています。つまり琉球は明の冊封(属国)であったのです。

 政治的にはまさにそうでした。中国がいまでも沖縄を自国の領土であるとの思いがあるのはそうした歴史があるからです。

 しかしそれはそうですが、肝心要のときに中国は沖縄を助けることができませんでした。それは琉球が薩摩に侵攻されてとき明に救援を依頼しましたが、明は当時滅亡寸前であり救援軍を派遣することはできませんでしたし。

 秀吉に攻められた朝鮮国は明の支援があったので滅亡を免れました。琉球は明の属国でしたが明はとうとう救援に来ませんでした。そうしたことからも中華思想には限界があり、中国が妄想を抱くのはかまわないが、「かなわぬ幻想」であることもまた歴史的な事実であることを歴史好きな中国指導者は学習しないといけないですね。

 海底油田は沖縄が日本国である以上領有権は日本にあることは間違いない。いい加減に中国は中華思想の妄想から目覚め、真の国際親善をしてもらいたい。

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2008.06.03

激動の昭和史ー沖縄決戦を見ました

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(沖縄県糸満市の平和の礎(いしじ)。沖縄戦で戦没された日米軍兵士や沖縄県民、韓国、中国の戦没者の名前も刻まれています。)
 ため撮りしているビデオ映画の消化と称して、先日も家内が「激動の昭和史ー沖縄決戦」(東宝1971年 岡本喜八監督)を見せてくれました。
 感想はと言いますと、「8月15日特別企画激動の昭和史 沖縄決戦とのサイト」をこしらえている人にほぼ同じですね。

 1971年と言えば72年の沖縄返還の前の年の映画。牛島中将に小林桂樹、参謀に丹波哲郎と仲代達也。その他ちょい役にもスター俳優が若者役で出演していました。

 映画のスタッフと配役陣

 ゴジラと若大将と無責任シリーズの東宝映画の「良心」なのでしょうか?同じ頃日活は「戦争と人間」(1970年)という映画をこしらえていましたし。こちらは見ましたが、「激動の昭和史ー沖縄決戦」は見た記憶がないですね。

 沖縄出身の家内も見た記憶がないというのですから豪華な配役人の割にはあまりヒットしなかったかもしれませんね。テーマが重たいし、活劇要素はまるでなく、人々は逃げるだけ。自決し、追い詰められるシーンばかり。

 洞窟に逃げ込んでいる住民を日本軍が追い出そうとしたり。絶望的になった住民が集団自決するシーンがあったり。映画館の大きな画面ではとても正視できなかったでしょう。

 6月23日に牛島守備隊長が自決し凄惨な沖縄戦は集結します。映画でも大本営は沖縄を見捨て本土防衛の捨石にしました。十分な装備も支援もなく沖縄戦で日本軍兵士10万人とそれを上回る15万人の沖縄県民が戦没しました。

 「軍隊は国民を守る存在ではない。」のはこの映画からも理解できます。63年前に今は美しい沖縄の各地で絶望的な戦闘が行われていました。映画でも住民の集団自決の場面では軍が命令したようではないようでした。ただ武器弾薬が極端に不足していた日本軍が貴重な手投げ弾を住民に手渡す行為は、集団自決を促すことであったと思います。

 決して出来栄えの良い映画ではありませんでしたが、あらためて沖縄戦の意味をかんがえさせられました。現在高知の中学生たちは沖縄へ修学旅行へ行っているようです。ただ「暑いだけ」というのではなく、戦争の悲劇、酷さをきちんと学習していただきたいと思います。

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2008.05.30

源氏物語は凄い!としか言いようがない

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 今年は源氏物語1000年祭でも行われるのでしょうか?日本経済新聞でも取り上げられていましたし。イベントが行われるのでしょう。

 1000年前の日本人の心情も今もさほど変わらない。源氏物語は日本文学史上不朽の名作と言われていますが、今まで関心もなく読んだことはありませんでした。古典の時間にごく一部を読んでいるぐらいでしょうか。

 「あさきゆめみし」(大和和紀の少女漫画。紫式部の『源氏物語』を漫画化したもの)を読んでいます。少女漫画なので家内に借りてきてもらいました。市民図書館に置いてありますので。13巻まであるようです。

 不倫あり、セクハラあり、不義密通ありのおどろおどろしい世界ですが、綺麗な少女漫画で描かれているので嫌味がない。

 生みの母を想い、義理の母と密通し子供までこしらえてしまう。狙いをつけた女性とは交友し、一時期権力闘争に敗れ明石に流されるも、そこでもちゃんと女性との出会いがある。光源氏は島耕作をより高貴にしたキャラクターなのか。でも面白い。

 今後も漫画でしか読まないと思うが、それにしても堪能しました。原作も凄いが、この漫画もまた凄いとしか言いようのないものです。

 当時の風俗や和歌などもきちんと描かれていて丹念に読めばそれなりに重たい内容。「チャングムの誓い」もあれは韓国宮廷内部(宮中)の話しでしたが、源氏物語もまさにそれそのもの。しかし退屈しない。原作がしっかりしているからまんがにしても現代風にアレンジしても面白いのでしょう。

 子供が高校生の時代には、「ドラゴン桜」のなかで桜木が「古典はあさきゆみみしを読破しろ」とか言っていたようですし。

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2008.04.25

映画「靖国」を見てみたい

 いろんな議論があるようですね。映画「靖国」。今のところ事情があって高知では見られないようです。とても残念です。

 映画を見てから、冷静に見た人が感想をのべあえばよいと思います。きっと様々な意見が出ると思います。

 またこの映画中国人監督が制作したというのも興味がありますね。そういう話題性もあるようなので、是非見たいと思います。


「駄作」「労作」…右翼系団体の活動家ら「靖国」試写会(朝日新聞)

 靖国神社へは行った事はないです。展示館がなにかと問題になっています。でも何処の国も自分お国の「歴史観」で都合よく歴史を説明するものです。
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(20年前に訪れたワシントンDCのスミソニアン航空博物館。本物のゼロ戦が展示してありました。)
 ワシントンDCにあるスミソニアン航空博物館へ行ったことがありました。そこには実物の戦闘機が展示されていました。ゼロ戦も見ました。

 確かミッドウエー海戦のジオラマや大きなパネルがあり、米海軍はかくのごとく日本海軍を打ち破ったと誇らしげに書いてありました。日本人として見るのはどうかと思います。
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(アメリカの戦勝博物館。日本人として見学するには居心地の悪さも感じました。)
 新聞にあるように右翼系の団体の皆さんたちが冷静に映画を見て議論されたことはとてもよいことであると思いました。高知でも右も左も見て議論をすれば良いと思います。

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2008.04.23

歴史資源もぞんざいな扱いー新堀川道路工事

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 郷土の偉人である中江兆民の生家跡は新堀川沿いにあります。その生家跡を示す石碑は移動され、粗末なブルーシートにくるまれ、柵のなかに無造作に放置されています。
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(郷土の偉人中江兆民生家を現す石碑でありました。)
 この扱いを観察しても高知県土木部高知駅前周辺都市整備事務所が、歴史資源をぞんざいにあつかい、新堀川のビオトープを破壊し、護岸をつるつるのコンクリートにして生き物が棲めない3面張りのどぶ川に多額の税金(多くは道路特定財源ではないのか)を使用してせっせと環境破壊をしています。

 こんな道路に道路特定財源を使用する必要は全くありません。必要不可欠の道路でもなんでもありません。

県道新堀川環境破壊道路」名付けましょう。

(フェンス上に「兆民どうり」という標識がかろうじてあります。歴史資源への「敬意」のかけらも県当局にはありません。)
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 河床に次々とケーソンが打ち込まれ、生コンが注入され環境破壊されていきます。

 後世の人たちは、かつて江戸時代の町民たちが自分たちで資金を出し、労力を出してこしらえた運河である新堀川。江ノ口川と堀川を結ぶ水路としての役目はつい最近まで果たしていました。
 
 そして今は浦戸湾と江ノ口川の浄化に新堀川は大きな役目をになってきました。江戸時代の町民たちが町民力でこしらえた新堀川。今風で言えばPFI方式でしょう。

 その新堀川を道路特定財源の税金で破壊し、さして緊急性のある道路でもないものをこしらえようとする。高知県庁も高知市役所も物笑いの種になりました。
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(市民Sさんが描いた新堀川。遥かにましな都市風景であると思います。)

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2008.04.05

沖縄集団自決は軍が関与は歴史的事実

 大江健三郎氏の「沖縄ノート訴訟」で、大阪地方裁判所は沖縄での集団自決は旧日本軍が深く関与しており、出版差し止めを求めた元隊長の出版差し止めと損害賠償の請求を棄却しました。

 この裁判は「教科書検定」にも大きな影響を与えました。元隊長の「証言」を政府・文部科学省は手際よく「政治的」に活用しました。沖縄の集団自決に軍が関与したという記述を削除し、歴史を偽造しようとしましたから、今回その根拠が崩れました。

検定意見の根拠否定/執筆者ら再訂正へ(沖縄タイムズ)

 党派を超えて抗議した沖縄の人達の真摯な声が、歴史を偽造しようとした文部科学省の方針を転換させることでしょう。

 日本軍がいなかった島では島民の集団自決はおこっていませんし。日本人はきちんと「歴史に向かい合わないと」いけないです。歴史に向うことができないリーダーは安倍晋三のようにひ弱なリーダーにしかなれません。

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2008.03.27

毛沢東思想を信仰していた者として自己批判します

 チベット地域周辺市民、少数民族に対する中国当局の虐殺行為と強権的な弾圧、外国メディアに対する報道管制に断固抗議します。五輪を「政治的に利用」し、人殺しをしている中国はオリンピックを開催する資格はない。

 国境なき記者団がアテネで抗議したときの旗は5つの手錠で北京五輪を描いていました。実態はそのとおりです。酷い人権侵害であり、人民への弾圧です。

 私は中学時代毛沢東思想を信仰し、文化大革命に憧れていました。「造反有理」という4文字熟語を実践すべく活動していました。学校の勉強をせず1時期毛沢東の著作ばかり読んでいた時期もありましたし。

 しかし最近文化大革命のデタラメさ、残忍さを知りました。中国でも文化大革命に関わった人達がようやく重い口を開きだしました。元紅衛兵の人。元党幹部の人。追及した人、追及された人。40年の歳月が歴史を語れるようになったのでしょう。

 でもチベット問題のように異民族が絡む問題は、そういうわけにはいかないようです。このWEBの時代に中国政府と中国共産党は情報統制をしようとしています。それに対しYahooやGoogleが民主化運動の摘発の為に中国公安当局に商売の為協力しているようですし。酷い話です。

 中国のネット検閲をめぐって--「国境なき記者団」の考え

 元毛沢東主義者として一時的であれ、その思想を信仰したことを恥じます。人権を抑圧し、人殺しをする中国政府と中国共産党は間違っています。1989年の天安門事件でも反省していないし、抑圧的な社会を外資導入による経済発展でごまかし、矛盾を覆い隠してきました。そしてその「仕上げ」が北京五輪であることがわかりました。
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(1986年の北京。日本青年会議所の一員で行きました。3年後の1989年にこの天安門広場で青少年市民を中国共産党は虐殺した。勝手に憧れていた「人民解放の思想」は崩壊しました。)
 北京五輪には、サッカーや野球、女子マラソンや水泳など見たい競技もあり楽しみにしていましたが、人殺しをし人権抑圧している中国政府が主催するのであれば、見たくはありません。ただちに中止すべきです。

 人殺しをしている中国政府が「平和の祭典」である五輪を「政治利用」することは許されないと思います。

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2008.01.09

今 なぜローマ帝国なのか?

 年末にNHKBSも民放も「ローマ帝国の歴史」をとりあげた特別番組を制作し、放送していました。偶然であるのか、意図があるのかわかりません。いつもは「やらせ番組」で有名なTBSもきちんとした番組をこしらえていました。
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 制作協力が「ローマ人の物語」の著者である塩野七生氏であるから尚更まともな番組になりましたし。つくづくこの番組を見て「ローマ帝国は凄い」と感嘆するばかりです。
 なにが凄いかとつらつら思いつきますと・・。

1)社会資本整備を征服した土地属州にも、ローマ本国とわけ隔てなく建設しています。水道、道路、浴場、競技場など史跡は今日まで残っていますし。

2)都市における人間の生活に配慮しています。何処の都市でも上下水道を完璧に建設していました。

3)属州や奴隷にも努力次第でローマ市民権を与えました。ローマ軍兵士として25年間勤務すれば与えられました。


4)その土地の宗教や習慣をローマは尊重し、ローマに同化させました。ローマには30万の神々がいたと言われています。宗教に寛容なローマであるこそ継続したのです。
Promahon

 今の世界はどうでしょうか?イスラム教やユダヤ教、キリスト教のそれぞれの原理主義が台頭し、1神教の教義では他の宗教を絶対に認めせん。宗教的な対立は、軍事的な対立となり、テロや戦争は終わることはないようになっています。

 かつてイギリスやアメリカは世界帝国をこしらえましたが、ローマ帝国ほど寛容ではなく、許容の狭い体制であるため政情不安にさいなまれ、その支配は長くは続きません。

 最近アメリカのだらしのなさ、それに追随するだけの日本の情けなさを思うにつけ、歴史を振り返りローマ帝国の偉大さを勉強すべきであるとつくづく思いますね。
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2008.01.03

歴史を軽視する国は亡びる

 私たちの先人がしてきたこと。苦労してきたことを記録していることが歴史。最近の日本ではその歴史を軽視し、ないがしろにしている傾向があります。
 沖縄での旧日本軍による住民への集団自決の強調の事実はなかったとの、歴史の「偽造」を政府・文部科学省がしています。歴史にまともに「向き合わない国」は必ず衰えます。

 また大学受験のテクニック優先で世界史を履修していない高校が多数ありました。それは有名な進学校が多数でした。呆れる嘆かわしい傾向ではありませんか。

 お正月休みに塩野七生氏著作の「ローマ人の物語」の一読を御奨めします。ローマ帝国は1000年も続きました。読んでいてそれだけの理由があることがわかりました。
Roumazinhonm


 昔から日本人は歴史を重視してきました。最近の軽薄な傾向は本来の日本人ではありません。郷土の歴史も学びましょう。

 坂本龍馬を語りながら、いつもの同じメンバーでお酒ばかり飲んでも何にもなりません。歴史を大事にするのなら、歴史資源である新堀川を破壊し、自動車道路にする行為はしないと思います。高知県庁も歴史を勉強して欲しいと思います。
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2007.12.27

またも政府・沖縄の心を無視!

 世論の関心の高くなった薬害肝炎問題では、ようやく後手に廻りながらも福田首相は原告側に謝罪し、被害者の一律救済を述べました。これ以上無視したら来るべき衆議院選挙に勝てないと判断したからだろう。

 沖縄でひきおこされた大戦時の旧日本軍による住民への集団自決の強要問題はどうなのでしょう?少し世論の関心が下火(各種偽装問題や年金問題などもあり)になるや、沖縄の意向を完全に無視し、「集団自決を軍が強要した事実はない。」と強弁しています。

 沖縄タイムス記事

 琉球タイムズ「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定

 こんな姿勢だから、近隣アジア諸国との感情的なわだかだまりが解消されない。当時の日本軍は補給も命令系統も崩壊状態であるでしょうし、軍律も乱れていた可能性があるでしょう。当然公式の命令書は出されたかどうかも不明でしょう。

 しかし日本軍の存在がなければ住民は自決はしなかったと思います。公式命令書があれば敗軍は当然証拠隠滅をするでしょうし、敗戦後戦犯としての追及逃れもあろうと思います。

 沖縄の日本軍が住民を守る存在であったかどうか。そのあたりの検証が必要でしょう。むしろ住民側が日本軍の盾となり米軍と向き合わされた現実があったと思います。その事実こそ自決に強要に等しい行為であると私は思います。

 政府も文部科学省もきちんと歴史と住民と向き合う姿勢を持って欲しい。

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2007.12.24

沖縄を歴史教科書で馬鹿にするな!

 党派を超えた沖縄の人達の気持ちを踏みにじる行為をまともや教科書検定委員会なるものがしています。

 「県民ばかにしている」/「軍強制」文言回避(沖縄タイムズ)

 「強制」外しで調整 「集団自決」検定(琉球新報)

 命令の公文書があろうがなかろうが、当時の日本軍が「捕虜になるな。なるぐらいなら自決せよ」と沖縄の人達に言っていたことは事実です。

 サイパン島でも住民が戦闘に巻き込まれ、米軍に追い詰められ自決する事態になりました。それを知っていた硫黄島の守備隊長の栗林中将は島民を島から退避させ、地下壕を堀り持久戦を展開しました。

 当時の大本営は最強部隊を台湾へ置いており、しかも沖縄から守備隊を台湾へ移動させたりしていました。住民の退避もまったく不十分でありました。結果凄惨な地上戦が展開され、多数の民間人がなくなりました。

 本土決戦を少しでも遅らせ、時間稼ぎをせよと、沖縄の人たちを巻き込み、壕やお墓から追い出し、沖縄の人たちを「人間の盾」として戦闘したようにも聞いています。当然そのなかで秘密を知っている沖縄の人達が米軍に投稿されたら困るので、自決を強要したというのは当然のなりゆきですし、当時の日本軍の規律からも投降を厳禁しているので容易に想像できることです。

 その史実を捻じ曲げ「文書主義」「お役所主義」に文部科学省は陥っています。沖縄の地元新聞が指摘さrているように、安倍晋三氏につらなるファシストが巻き返しをしたとしか今回の事態は考えらません。

 「年金問題」や「薬害肝炎問題」「防衛省の不祥事問題」などで、世間の注目が沖縄から離れました。そうすると政府はさっそく本性を表しました。やはり誠意も認識もしていません!

 沖縄を馬鹿にするな!声を大にして叫びたい。
Heiwanoishizi

(沖縄県糸満市のある「平和の礎(いしじ)」。平和に対する大きな気持ちを踏みじってはならない。)

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2007.11.16

「昭和維新の歌」がリアルに聞こる日本社会

 防衛省官僚たちは不況知らずの別世界。昨日の国会でのやりとりには呆れるばかりです。

  GE採用関与再否定 守屋前次官 証人喚問 『宴席の政治家2人』(東京新聞)

 こんな連中が日本の国防を担ってきたのでしょうか?表面化したゴルフの接待費用も1500万円であるとか。一体何処の富豪のお話なのでしょう。

 結局その会社が防衛省幹部をご接待できたのも、随意契約でとてつもなく高価な費用で品物を購入いただいたからではないのか。しかもそれはすべて国民の税金。「税金ドロボー」という言葉はこういうときに使うべき。

 昔「昭和維新の歌」がありました。88歳の父は戦中世代であり、酔うと時折口ずさんでいました。

泪羅(べきら)の渕に波騒ぎ
巫山(ふざん)の雲は乱れ飛ぶ
混濁(こんだく)の世に我れ立てば
義憤に燃えて血潮湧く

権門(けんもん)上(かみ)に傲(おご)れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷(しゃしょく)を思う心なし

ああ人栄え国亡ぶ
盲(めしい)たる民世に踊る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり

昭和維新の春の空
正義に結ぶ丈夫(ますらお)が
胸裡(きょうり)百万兵足りて
散るや万朶(ばんだ)の桜花

天の怒りか地の声か
そもただならぬ響あり
民永劫(えいごう)の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ

功名何ぞ夢の跡
消えざるものはただ誠
人生意気に感じては
成否を誰かあげつらう

やめよ離騒の一悲曲
悲歌慷慨の日は去りぬ
われらが剣今こそは
廓清の血に躍るかな

Kigajapan


 当時は東北地方などは凶作で飢餓状態なり、子供を「売る」事態になっていました。大地主制度では小作農の生活は立ち行かない状態でした。一方贅沢の限りをする経済人もおり、政党政治の腐敗も酷い状態でした。

 2・26事件の時に青年将校たちの「偉業」を称える歌のように父から聞きました。史実は知りません。わたしは子供の時から左翼少年でしたが、この歌には共感をおぼえています。

 新自由主義を唱え、政府が国民の生活苦に何もしない。防衛省幹部の接待付け、贅沢三昧は何事でしょう。時代を超えましてこの「昭和維新の歌」がリアルに思えるのです。

ワーキングプアと格差社会の日本。義憤の矛先を間違えてはいけないと思いますね。

 参考 ワーキング・