憲法問題

2009.11.12

天皇陛下即位20年を祝う

  天皇陛下が即位されて20年。1日本人としてお祝いを申し上げます。
  阪神大震災や火山の噴火など、大災害時には必ず罹災地を訪問されています。また全国の障害者施設も多数訪問されておられます。印象に残るのは、サイパン島の慰霊訪問でした。

 天皇陛下在位20年:会見要旨(6)過去知ることが大切(毎日新聞)


 日本国憲法に規定されている「国民の象徴」としての役割を毎日実践されている姿に感銘を受けます。

 今日の会見のなかでも「昭和の60有余年は私どもに様々な教訓の歴史的事実を十分に知って未来に備えることが大切に思えます。」と言われています。

 アジア諸国とも善隣友好を望まれています。韓国、中国、アジア諸国の歴訪が問題なく出来るように、環境を整える必要があるでしょう。在位中の実現を望みたい。

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2009.10.24

鍵は白洲次郎と「村山談話」

 敗戦後64年目の日本。2009年8月30日は投票で初めて政権交代が実現した日でもありました。とても大きな意味を持っています。

 日本の戦後史のなかで「節目」はいくつかありましたが、戦後まもなくの頃の「白洲次郎」という存在と。戦後50年での談話をだした村山内閣による「村山談話」が日本の方向性を決めたと思います。

 左翼勢力は「日本国憲法は日本国民主導で決めた憲法で占領軍の押し付けではない」と強弁します。白洲次郎氏は「マッカーサーのスタッフ連中が日本軍に追われ、豪州に避難している間に日本占領計画を作成し、そのなかに憲法作成チームがあったに違いない。」と言い切っております。歴史の証人でもあるでしょう。白洲次郎氏は。たぶんその説が正しいとわたしは思います。

 参考ブログ記事 「白洲次郎なる人物

 また右翼勢力がしきりに「自虐史観」として引用し非難する「村山談話」ですが、あれこそ1994年当時の社会党左派と自民党右派の合同でこしらえた戦後日本の「総括」であったのです。内閣で合意形成されているものです。ですのでだれも政治家は無視できません。

 参考ブログ記事「村山談話とは何か?」を読んで
 
 この2つが日本の流れを決めたのです。鳩山内閣の外交姿勢も「村山談話」の延長上にあり、アジア共同体まで見据えているのです。その流れは本流の流れであると言えるでしょう。
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 日本国憲法公布式典(1947年)当時の全国民が祝賀しました。

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2009.10.09

白州次郎なる人物

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 図書館で「白州次郎」(河出書房新社・2002年刊)という雑誌を借りて読みました。最近もNHKが白州次郎をとりあげたドラマも放映していましたし。なんか戦後政治史をそろそろ総括する必要性があるからでしょうか?

 この雑誌のなかで戦後30年目の白州次郎氏の回想録が掲載されています。そこで興味ある記述がありました。

「豪州で作られた新憲法?」とありました。(P45)です。

「多くの日本人は、あれはマッカーサーのGHQが基本性格について日本側に示唆を与え、それをもとにして日本人自身の手で作り上げたようにが考えているようであるが、あれは紛れもなく、彼らが作った憲法なのである。」(P45)

 マッカーサーは敗戦の年の10月に近衛元首相に憲法改正の要を説いています。日本側でも松本国務省を責任者とする「憲法問題調査委員会」が設置され独自の憲法草案を検討していました。

 一方アメリカ国内には「新憲法を敗戦国民に作らせるのは何事」と言う批判があった。(P45)。結局日本側の憲法案は退けられ、GHQ案をもとに日本国憲法はこしらえられるという歴史的事実がありました。

 「日本の青空」では民主的な憲法を日本人独自にこしらえようとした動きが顕著であるとされていましたが、白州次郎氏は全くそのことに触れていません。

 参考ブログ記事「必見映画日本の青空

「果たせるかな、GHQは日本政府の提出した”松本私案”を拒絶する旨を表明した。そしてそれから10日後、GHQ側はあたかも日本側の草案がダメになるのを待っていたかのように、彼らの作った”マッカーサー草案”を提示してきたのである。」(P46)

 このあたりは白州次郎氏は「歴史の証人」であると言えるのではないだろうか。また次のような興味ある発言もされています。

「GHQ内で、この草案づくりを担当したホイットニー准将(のちに少将に昇進)がのちに語ったところによれば、かれらはこの草案を「たった1週間で作った。」という。そして、このホイットニー談話も、今や戦後史の1つの定説になりつつあるようだが、ぼくにいわせればこれも事実に相違する。」(P46)

 興味のあるところなので、長くなりますが、白州次郎氏の談話を引用します。

「それから半年以上経過した昭和21年11月3日、わが新憲法は”マッカーサー草案”にいくつかの修正を施した後、交付された。政府はこれを記念して銀杯を作り、関係者に配ることにした。
 で、ぼくもこの銀杯をホイットニー氏に届けるべく、民生局を訪問した。と、ホイットニー氏はことのほかこの贈り物を喜んだあと、ぼくに向かって「ミスター・シラス、この銀杯をあと幾組もいただきたいんだが・・・」と言い出した。
 その日、ホイットニー氏の部屋には、ケージス次長以下何人かのスタッフが詰めていたが、彼のいう”幾組”とは、このスタッフの数をはるかに上回るものであった。ぼくが、その点を改めてただすと、ホイットニー氏はつい、口を滑らせた。」

「ミスター・シラス、あの憲法に関係したスタッフは、ここにいるだけではないんだ。日本には来ていないが、豪州時代にこの仕事に参加した人間が、まだ何人もいるのだよ。」

「つまりマッカーサー草案はすでに、マ将軍が豪州の地にあって、”日本本土侵攻作戦”を開始したとき、その作業に取り掛かり始めていたのである。」(P46)

 このあたりは事実ではないかと思いますね。また白州次郎氏の真骨頂は、サンフランシスコ講話条約受諾演説の草稿でしょう。当初外務官僚が米国側と示し合わせてこしらえた文章は英文でした。占領に感謝するとか卑屈極まりない。また沖縄の返還にも一言も触れられないことに白州氏が激怒。

 日本語に書き直させ、沖縄返還にも触れる文言にしたとか。
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(左の写真は正子氏と結婚した頃(1928年)。右は英国留学時代の1925年。自動車レースに明け暮れていたとか。いずれも雑誌の写真より転載。モダンな人でしたね。)

 「フランス人はレジスタンスを誇りに思っている。ところが日本はあれだけ抵抗したのに戦争に負けたらとたんに卑屈になりやがる。占領軍に取り入って儲けようと言う輩も続出。おれは地位も名誉いらん。占領軍に抵抗した日本人は吉田茂と白州次郎ぐらいだしね。」とかあっさりと言いそうな御仁。

 写真のTシャツにGパン(表紙の写真)を日本で最初に来た男となっていますが、{今であったらユニクロのモデルになるだろうか?たぶんならんでしょう)。実は腹巻もしていたとか。

 著作「プリンシプルのない日本」も以前読みましたが、さほど印象には残りませんでした。でも戦後の1時代をこしらえた大人物であることは間違いないと思いますね。
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(鶴川で農業者になっていた白州次郎氏。吉田茂氏とは対GHQ交渉で同席していたようです。いずれも雑誌の写真より転載しました。)

 日本国憲法を守れとヒステリックに叫んでいる「憲法9条原理主義者」も、きちんと歴史的な事実をお勉強してからにしてほしい。当時の左翼陣営は何の関与も貢献もしていない歴史的事実の認識からはじめないと、ウソが国民大衆はわかるから支持が広がらないのです。

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2009.08.21

ニュークリア・シェアリング・システム

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 7月26日の高知での「田母神敏雄講演会」を見に行きました。会費1000円を払うと領収書(日本と郷土を愛する高知県民の会」という領収書をいただきました。
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 田母神氏の講演内容につきましては、個人ブログに感想などをレポートしています。さほど内容が極端でも目新しくはありませんでした。

 注目される考え方とすれば、当日会場で購入した田母神氏の著作「田母神塾 これが誇りある日本の教科書だ」(田母神敏雄・著・双葉社)の項目でした「究極の抑止力。核兵器で国防と外交を強化せよ」に以下のことを述べられています。

「自国で核兵器を持つことが難しいのであれば、日本も「ニュークリア・シェアリング・システム」の導入を検討してみてはどうでしょうか。これはアメリカが持つ核兵器の発射ボタンを共有化するという試みです。」

「実は既にNATO(北大西洋条約機構)のうちドイツ、オランダ、イタリア、ベルギー、トルコの5カ国ではニュークリア・シェアリング・システムが導入されています。これらの国が核兵器の脅威にさらされたときには、アメリカがもつ核兵器を引き渡すというとりきめです。

 自前の核兵器を保有する前段階として、日本もNATO5カ国のように、ニュークリア・シェアリング・システムを導入することを勧めます。」(P232)

 田母神氏の主張で説得力のある部分はこのところであります。

 いくら北朝鮮の脅威があるからといって日本がただちに核武装できるかといえばありえません。アメリカが1番反対すると思います。

 アメリカにとって1番怖いのは日本です。つまりアメリカの仮想敵国は未だに日本であります。その現実を左右論者は忘れています。沖縄を初めとする巨大な米軍基地は日本を軍事占領するために存在しています。日本防衛のためだけならあれほどの巨大軍事力は不要です。日本から核攻撃されないために日本を「軍事占領」する必要性があるから米軍基地が日本に居座り続けているのです。

 日米双方の政治家も代替わりし、在日米軍の真の意義目的(日本を軍事占領し、日本を軍事大国化させない)を忘れ、中国を大事にし、日本をないがしろにする傾向がありますね。

 そうなると日本の核武装論が必ず台頭してくるはずです。でもそれはアメリカが許さないことは明白。日本の核武装で1番脅威にさらされるのはアメリカになるからです。世界各国の経済封鎖でしぶとく生き残る我慢強さは今の日本人にはありません。

 ですので「妥協案」として「ニュークリア・シェアリング・システム」が出てきたのでしょう。でもそれはしょせん「アメリカの手の内」にあることには変わりはなく、未来永劫に日本が自前で核武装することは不可能なことになるのです。

西やんのブログ田母神氏講演会の動画が掲載されています。

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2009.08.15

64年目の終戦記念日

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 8月15日は日本が世界を相手に戦争を仕掛け敗戦した日です。もう64年も経過しました。戦争体験者は高齢化しています。兵士として徴兵されていた人は80歳を超えています。子供時代で戦争の記憶のある人も後期高齢者です。

 戦争を知らない世代が、しきりに「戦争をしたがって」いるようにも思います。その1人が昭和23年生まれの田母神俊雄氏もその1人。しきりに軍拡と核武装を主張されています。

 かつての戦争体験者は、自民党の重鎮であった中曽根康弘氏や野中広務氏も非戦の想いは強いものを感じていました。それに比べ「集団的自衛権行使」を大声で主張している自民党議員はいずれも「戦後生まれの戦争を知らない世代」です。

 軍隊は国民を守るためだけに存在しているものではない。凄惨な地上戦が展開された沖縄での現実を知れば知るほど戦争の悲惨さがわかるというものです。

 二度と戦争はするものではない。日本から戦争を仕掛けることがないようにしたいものです。

 23日{日)は龍馬が生まれたまち記念館にて「戦争を知らない子供たちのための映画会 第2弾ー樺太1945年夏 氷雪の門」が上映されます。是非鑑賞しましょう。
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  凄惨な地上戦で日米双方の兵士と民間人20万人が沖縄では犠牲になりました。平和の礎(いしじ)では戦没社の名前が石碑に刻まれています。)

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2009.08.09

集団的自衛権はナンセンスだ

 自民党の防衛問題を検討する会合が、「集団的自衛権の行使」と「武器輸出の解禁」を声高に訴えているようです。全くばかげた議論です。

 北朝鮮からアメリカへ向かう弾道ミサイルを日本が打ち落とすために集団的自衛権行使が必要であるとか。超大国アメリカはそうならないためにちゃんと手を打っているでしょうし。わざわざ日本頼るほどやわな国ではありません。

 武器の輸出などとんでもない話ではないか。欧米向きに自動車や家電が売れないから武器を世界上に販売して景気の浮揚を図るとか。実に馬鹿げています。ごく一部の輸出依存型企業を救うために馬鹿げた行動をとるべきではありません。

 日本経済の6割は個人消費です。特定軍事需要は特定の企業しか潤いません。日本がなすべき国際貢献はアフガンでのペシャワール会のような農業普及や灌漑事業などです。安易に武器を輸出しその武器で殺し合いをする。そうなると国は再建できません。

 ソマリアの海賊が問題になっています。ソマリアも超大国が介入し、政府機能がめちゃくちゃになり、内乱状態になっているのでしょう。武器輸出大国の武器がそこで使用され、治安は安定しません。

 金儲けだけで、後のことを考えない輸出産業の「代弁者」の言いなりになってはいけません。対米追随者であり、ネオコンの手先なのですから。

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2009.08.06

憲法9条・25条路面電車

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 集金で炎天下の街を自転車で巡回中に遭遇しました。「平和憲法号」と書かれた土佐電鉄の路面電車です。電車全部が広告媒体になっています。土佐電鉄は高知市を中心に西はいの町、東は南国市と人口の多い地域を走行していますので広告効果はありますね。

 どこぞの労働組合が広報していると思いますが、経営難の土佐電鉄への支援にもなりよいことではないでしょうか。

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2009.07.26

田母神敏雄氏講演会IN高知

 元自衛隊空漠長田母神敏雄講演会{参加費1000円)が、7月26日高知市の高知会館でありました。400人収容の会場は有料であるにもかかわらずほぼ満席でした。350人はいました。「話題」の人だけに関心が高いのでしょう。
 講演の表題は「日本人よ誇りを持て」-日本は侵略国家ではない-」でした。

 今日は本来なら夜須での全中ヨット大会の補助員をする予定でした。先週火曜日から左ひざが痛く「変形関節炎」ではないかと心配していましたが、幸い骨には異常はなく、静養してストレッチをしたり、歩いたりしているうちにだいぶ痛みは引いてきましたが、まだ完治ではありません。そんなわけで朝10時から「異質な」考えをされる田母神さんの講演会へ行きました。
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(テレビ高知のクルーも取材に来ていました。) 田母神氏の著作「田母神塾 これが誇りある日本の教科書だ」(双葉社刊・2009年・1300円)も購入しました。購入したら田母神氏がサインをしてくれるとのことでしたので、本を購入。サインをしていただきました。サイン後握手をしていただきました。意外に小柄な人でした。
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 400人収容の会場は350人は来ておりました。主催は日本と郷土を愛する会高知県民の会(森田英二会長)でした。講演の始まる前に参加者全員起立して「君が代」を斉唱しました。青年会議所時代は会合の前にはよく歌いました。それ以来ではないでしょうか。

 最初に県議会議員の西森潮三氏が挨拶しました。
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「私は県議会でも神道日本の会をしています。戦後日本は敗戦の廃墟の中から経済復興し立ち直りました。しかし歴史認識と日本人的精神がこれからの日本には必要であると強く思います。
 
 安心・安心の社会と言いますと地震対策や防災をみな想定しています。北朝鮮のミサイルや核開発は何を目的としているのか。中国は軍拡をしています。日本は軍備を縮小しています。果たしてこれで日本は良いのか?今日は田母神敏雄さんのお話をじっくり聞きましょう。」と言われました。

 続いて田母神敏雄氏の講演が始まりました。

「危険人物の田母神です。昨年自衛隊を退官して以来マスコミに叩かれまして背が縮んでしまいました。
 わたしが1番申し上げたいのは自分の国を誉めて、誇りを持てと発言したことで公職追放の目に遭うことはおかしいでは言うことです。」

「昭和21年に日本を占領統治していたGHQが公職追放のためのガイドラインをこしらえていました。

1・アメリカの悪口を言う人物

2・日本を誉める発言をした人物  それに抵触したというのです。

 もう1つ私の罷免で大きいのは「村山談話」です。村山富市は「日本は侵略戦争をしたから御免なさい。」と自虐史観の考えが政府を支配しているのです。

「それと大きな問題は、現職自衛官と首相官邸が直接話ができないような仕組みになっていることです。現職自衛官は背広組という官僚組織を通じないと首相官邸に情報が上がらない。
 以前F2戦闘機が墜落したときも、現場から私には5分後報告が来ました。その報告が首相官邸に正式に伝達されたのは1週間後でした。これは自衛隊弱体システムとしか言いようがありません。」
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「このしくみは共産国には政治機関が軍隊を監視するしくみがありますが、独裁国家でもない日本でこのしくみがまかり通っているのです。」

「平成7年に村山談話が公表されました。平成10年に来日した中国の江沢民主席は天皇陛下の前で日本を侵略国家呼ばわりました。実に無礼なことです。その発言を村山談話は誘発したのです。」

「日本人同士であれば、意見が対立してもお互い非を認めれば仲良くなり気持ちが通います。しかし外国との交渉はそうはなりません。こちらも非を認めて誠意をもって謝罪しているから許してくれて友好関係になるか。それは決してそうはなりません。

 中国人は非を認めたらとことんお金を要求してきます。「友愛」で外交は出来ません。
 外国人はは腹黒い。中国もアメリカもそうです。日本だけがお人よし。しかも自虐史観で縛られている。これでは安心・安全は国民に約束できませんよ。」

 田母神氏は自衛官を解任された理由を敗戦後まもなく施行された「公職追放」になぞらえています。また日本政府中枢が「村山談話」を踏襲するあまりに、歴史認識と外交姿勢を弱体化させ、誤った道へ進んでいると警告しています。

「戦前の日本の素晴らしいのは教育勅語。修身もそうです。
 日露戦争直後英国人がロシアに勝利した日本人の精神を研究したら教育勅語がそのバックボーンにあったことを発見しました。そして1908年に世界道徳会議で教育勅語が発表され大好評であったそうです。」

「敗戦後アメリカは日本人の精神と道徳を破壊する日本弱体化政策をいつつか実行しました。それが自虐史観の植え付け、道徳教育の廃止です。左翼教員集団による間違った歴史教育の刷り込みもその1つでした。」

「わたしに言わせれば自民党もだんだん左傾化して、間違った自虐史観で閣僚までが行動しています。私を解任した浜田防衛大臣も、私を批判した石破元防衛庁長官も事なかれ主義であり、日本人の誇りを失った指導者です。」

「自衛隊を動けなくする。弱体化することばかり政府もしています。これではわたしは部下の命を守れないと思いました。それで発言し続けたら公職追放になったのです。」

「日米安保も危うい。日本が他国から攻撃を受けたときに日本を助けるかどうかの判断は大統領にゆだねられる。しかし2ヵ月後にその権限は議会に移る。米国議会はどうですか?昨年も米国下院で日本は従軍慰安婦に謝罪しろという決議をしたぐらいですし。」

「中国や韓国など反日教育をしている日本の周辺国{北朝鮮)も含めてどんどん軍拡しています。日本は軍備を縮小しています。20年前なら中国が何をして来ようが怖くはありませんでした。しかし軍拡を進め来年は原子力空母までこしらえるといいます。

 尖閣諸島の海底油田や実際に日本の領土が軍事占領しても手も足も出せませんよ。アメリカは同盟国だから口出しはしますが、中国が核弾頭を米国本土へ打ち込むぞと言えば、同盟国日本のために米国本土を危険にさらすことをするとは思えません。自国の領土は自国の軍隊が守らずして誰が守るのでしょうか?」

「結局国を守るには抑止力を持つしかありません。アメリカ軍は日本に居座るのは居心地がいいからです。基地で働く労働者の賃金は日本政府が支払っている。基地の借地料は無料に近い。修繕技術に優れた技能者が多いし。

 米軍の基地を縮小し、その半分にでも自衛隊を置いたらはるかに日本の防衛力は向上します。アメリカは自国の軍事戦略で動いているだけですし。」

「また大東亜戦争はまぎれもなく白人帝国主義の植民地支配をやめさせる力になりました。日本がアメリカやイギリス、フランス、オランダを戦争初期に打ち破ったときにアジア各地の独立勢力は喜んだのです。敗戦後インドネシアのバンドン会議へ日本がおそるおそる出席したときに、参加国から日本は感謝されたのです。決して大東亜戦争は侵略戦争ではありませんでした。」

「日本人が自虐史観に陥る原因をこしらえたのは東京裁判です。戦勝国が判事も裁判官まで出している裁判が公正であるはずはありません。米軍による東京空襲や広島・長崎への原爆投下という非戦闘員虐殺行為は審議すらされませんでした。そのことを指摘した米軍士官までいたにもです。」

「また日本人被告の弁護をしたインド人のパール判事は「ハル・ノート」を分析して、これほどの屈辱的な外交文書は見たことはない。自国のプライドをかけてどんな小国でもアメリカに戦争を仕掛けるだろうと言っておられます。
 米国は日本を挑発して先制攻撃させ、ドイツとの参戦する口実をこしらえたかっただけだったのです。」

 また田母神氏は核問題でも発言しています。

「核兵器は使えない兵器であることは誰もわかっている。しかし持っている国と持っていない国が交渉すれば持っていない国の言うことを持っている国が聞くはずがない。核兵器は抑止力で効用があるのです。」

「自前の核兵器を持たないと外交交渉はまともにできません。日本は自国を守るために核兵器も含め真剣に検討すべきです。」

 田母神氏の著作も読みました。そのなかでこう書いてありました。

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「大きな軍隊、強い兵器を増強することによって、初めて国際社会で国は優位を持つことがというパワーポリテックスという現実があります。」(「田母神塾 これが誇りある日本の教科書だ」P193)

 防衛大学を卒業された自衛隊上級将校の本音が聞けた講演でした。大変参考になりました。

 この意見もそうですが、わたしたちとすれば、あまりに防衛問題や外交問題の知識がありません。感情的な議論はすべきではなく、いろんな立場の「異論」を傾聴して判断すべきではないかと思います。
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 8月6日には広島市で講演会をされるとか。田母神氏の発言はひとつの見識であるとは思いますが、リアクションはあると思いますね。

 高知での講演会を聞いていましていくつか疑問がありました。

1つは 「文民統制」という問題。いわゆる「制服組」の存在が首相官邸と自衛隊現場の距離を遠くしている問題。同様の問題の指摘は元防衛長官の中谷元さんも指摘されていました。「アメリカでは軍の幹部が国会へ直接来て議員に報告する仕組みがある」と中谷氏は言われていました。再考の余地はあるでしょう。

 制服組のトップであった守屋武昌事務次官が北朝鮮のミサイルが飛来した時間帯に業者とゴルフをしていた事実もありました。危機管理の仕組みと文民統制のありかたの再検討は必要でしょう。

2つ目は 占領軍政策と東京裁判の正当性。その後の日本の進路についてはどうだったのかの冷静な検証が必要でしょう。アメリカ政府にも、「コミンテルンのスパイが潜んでいた」というミステリーは果たして本当であったのか?アメリカにはNASAもそうですが、相手国のスパイが潜んでいることを前提にオープンに会議をしてそれ以上の成果をあげる仕組みもありましたし。真偽はわかりませんね。

3つ目は 軍事力や核兵器で国の自己主張しないと大国ではないし、「核クラブ」へ入会しないとなめられる。国連の常任理事国にもなれないとか。現実的に日本独自の核開発は技術的には可能ですが、アメリカが許すとは思えません。しかしその論理は結果的に北朝鮮の核開発を認めることになり、対抗して日本も核開発しなければならないことになりますね。

 現実的解決策として田母神氏は著作の中で「NATO諸国のドイツやイタリヤはロシアの核ミサイルの脅威に対し、アメリカから核ミサイルをレンタルして訓練しています。もしロシアが脅かせば黙っていないぞと訓練しているのです。日本もそういうやりかたで敵性国の核の脅威に対抗すべきであると思います。」と言われています。

 本当に「核には核」でしか対抗できないのでしょうか?

 こういう議論になるとあまりにも「情報不足」です。田母神さんの立場の上級自衛官の見識の1つはt理解できましたが、他の自衛官の意見も聞いてみたいです。それと戦争になればテレビに登場する「軍事評論家」の意見も。

 また国政選挙ですので各政党の安全保障・外交問題の姿勢をつき合わせて検討する必要がありますね。軍事論も核問題も「タブー」にせずに冷静に議論すべきであると思います。それには北朝鮮や中国、アメリカ、ロシア、日本政府の関連情報を集めないと出来ませんね。

 それと産経新聞がスポンサー(?)なのでしょうか?今日の産経新聞朝刊を受付で参加者全員に配布していました。アンケート用紙も配られ、ボールペンもついていました。それらもすべて配布していましたし。

友人のブログには8月6日の広島市での講演会の様子がアップされています。

 

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2009.07.20

「美しい国へ」を読んで

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 2006年7月に発刊されていた「美しい国へ」(安倍晋三.著・文春新書)を読みました。ブックオフという書店で400円で販売されていましたので購入しました。2006年7月と言えば安倍氏は内閣官房長官であり、9月の自民党総裁選挙で総理・総裁に上りつめました。その直前の著作です。

 色あせた表紙の写真と同様に書かれている内容も「色あせ」「軽いもの」でした。ソフト・ファシストという感じの文章であり、一読しましたが印象に残りません。政策や主張での反感も印象もないですね。

 自伝として書かれていた祖父岸信介の思い出や、北朝鮮による日本人拉致問題に対する記述は印象に残りました。著作の中で「わたしの原点」という記述がありました。

 「チャーチルは若い頃から、すぐれた伝統と文化をもつ大英帝国の力を維持することは、国民生活の安定が不可欠と考え、社会保障の充実を唱えてきた。
 安全保障と社会保障ー。じつはこれこそがわたしの政治家としてのテーマなのである。
 確たる信念を持ち、たじろがず、批判を覚悟で臨むー、あらたな決意だった。」(P41)

 たぶんゴースト・ライターが殆ど書いたものではないでしょうか。さしさわりのない平易な文章ですが、それだけに印象に残らない。拉致問題と憲法改正問題に枚数が咲かれているのは、ご本人がそれを1番やりたかったのでしょうし。

 本人の「並々ならず決意」にもかかわらず、2007年9月には首相を辞任してしまいましたし。同世代のひとではありますが、「ひよわなファシスト」政治家でありました。

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2009.07.16

社会運動を再構築しよう

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これほどの格差社会なのに人々は街頭へ出て政府に抗議をしようとしない。日本人はおとなしすぎる。だから政府や役人になめられやりたい放題される。小泉内閣がそうでした。

 国民の生活を破壊し、アメリカに奉仕する国づくりをしました。金融先進国アメリカを見習い郵政民営化すればすべて日本は良くなる。社会保障費は2200億円づつ削減。勉強の出来ない子供に投資するのは無駄。義務教育制度は破壊すべき。

 貧乏人は学校へ行かず兵士になり世界中の戦地へ行きアメリカのために戦うべきだ。それが国際貢献である。大量に職場のない若い人たちを作り出し兵士にしようとしたに違いない。戦争で儲けるのは資本家だけ。市民は犠牲者です。昔から変わらない。

 さあ総選挙です。「麻生下ろしだ。」と空騒ぎしている偽物の改革派。それらをがらがらぽんで大掃除する必要があります。

小泉純一郎の格差社会を破壊しよう。小泉の残党の議員をすべて当選させないようにしましょう!

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