憲法問題

2008.06.07

護憲・平和・反核で社会セクターをつくろう

 護憲に平和に反核とくれば、なにやらかつての「社会党」のようではないかと思われるかもしれませんがさにあらず。旧社会党はソ連型社会主義がモデルの労組主体の政党でしたし。

 社会主義モデルがあるわけではない。冷静に政治的なスタンス(立ち位置)を考えたらそうなっただけですね。
Nihonoaozora1


「護憲」は、鈴木安蔵らの想いを完全に理解に現在の日本社会を立て直すために日本国憲法の精神を活用します。特に「生活権の保障」をきちんと政策の柱にし、国民と政府との信頼関係を再構築しないといけないからです。

「平和」は言わずとしれた「日本国憲法第9条」の最大活用ですね。この憲法の精神を国連の場や政府の外交政策に浸透させ、世界に流布しないといけないですね。

「反核」は核兵器の開発も原子力発電の建設や稼動にも反対します。処理方法が確定しない原子力発電所。まして大量破壊兵器である核兵器は行使してはならず、保有することにも反対します。

 堅実な国民生活と、政府と国民との信頼関係の再構築の役目が今「政治」に求められています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.08

憲法を変える必要はない

Nihonoaozora1
 わたしはいわゆる護憲派でもないし、9条保持原理主義者でもない。でも日本国憲法は改憲する必要はないと思っています。
 今の世の中「理想論」を馬鹿にする傾向が強いですが、60年前も前に世界平和の理想、人権の理想を掲げた日本国憲法が誕生したことは奇蹟であると思いますね。

 昨年「日本の青空http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/index.html」という日本国憲法誕生の頃の秘話を題材にした映画がありました。

 わたしも昨年コメント記事を書きました。

 必見映画「日本の青空」

 最近中国が「危険な隣国」であることが判明しました。軍事的脅威すら感じます。その場合、軍事力に頼らずあの言論の自由も政治的な自由もなく、反日教育に心血を注いでいた国ときちんと問題を平和的に解決できるのか。

 これは大きな21世紀の日本の政治的課題でしょう。

 その場合理想論である「日本国憲法」が役に立ちように思います。安倍晋三氏のように「性急な現実主義者」は複雑な国際情勢、社会情勢には対応できませんでしたし。

 時代を意識し、時代を先取りしていた日本国憲法。吉田茂もアメリカとの交渉に「活用し」無理難題の押し付けの防止をしました。

  アメリカの「意向」で巣鴨拘置所から釈放され、工作資金まであてがわれて政治活動をし始めた岸信介氏の末裔(森・小泉・安倍)の流れは日本亡国(アメリカ属国化路線)であることは歴史的に明白です。

 理想を語ることが事態を打開することになるのです。
Kenpou9zixyou

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.24

憲法9条は変えてはいけない

Kenpou9zixyou


 名古屋高裁の自衛隊の派遣は「「違憲である」判決の根拠は憲法9条でした。

国際貢献”揺れる評価 空自イラク派遣『違憲』 歓声、涙ぐむ原告(東京新聞)

安倍内閣時代は国民生活のことには関心はなく、ただひたすらに憲法9条の改正をするために狂奔していました。国民投票法案の強行採決もその表れでありました。

 「国際貢献をしないと、資源もなにも日本へはいってこなくなる」とひたすらウソの情報をマスコミを通じて流布していました。しかしそれは賢明な国民に見抜かれ、昨年7月の参議院選挙で与野党逆転を作り出しました。

 日本が敗戦後ここまで経済大国になったのも日本国憲法の力は大きい。反面暫定措置であったはずの米軍の日本駐留が長期化し歪がきています。岩国市長選挙などにその歪がでてきましたし。

 「かえる必要のないものは かえる必要はない」そう思います。

 国民投票をやるならやれば良い。わたしは日本国憲法を変える必要はないと宣言します。憲法9条は変える必要は全くありません。
Irakuheiwa1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.02.12

長いものに巻かれてはならない!

 岩国市長選挙の結果はまことに残念。基地移設反対で頑張られた岩国市民の皆様お疲れ様でした。結果は負けでしたがもう一息でした。でも皆様の活躍で、国側が地方の市民の意向をあらゆる手段で捻じ曲げることがよく理解できました。

名護市長「影響なし」/岩国市長に福田氏(沖縄タイムス)

 今度は負けたらいけないと思います。民意を交付金で曲げる。きちんとした政策論争をしない。問題をすりかえ経済問題にする。迷惑施設を受け入れる自治体に交付金を国は優先的に交付する。地方自治の破壊を国はしました。あまりに酷いやりかた。一体誰の為の国防問題なのでそうか?

 岩国市長選挙のその日に沖縄で米軍兵士がまたも女子中学生を暴行しました。もはや米軍基地がある限り安心して生活なんかできません。米軍基地の基地経済の恩恵より脅威のほうが大きいからです。

 沖縄タイムズ号外(2月11日号)

 交付金漬けの地方自治は気概を失い、交付金依存症になります。つぎつぎと迷惑施設を受け入れ続けるようになります。日本国民が生活に困窮しているというのに、「思いやり予算」とかで米軍家族に1戸7000万円の住宅を建設する必要があるのだろうか?

 国内の失業や格差問題を解決しようとするのが政府の役目であろうに。田舎者でも長いものには巻かれない。長いものの手先は断じて許さないことを宣言しよう。
Henoko_thumb

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.11.25

憲法は何故守る必要があるのか

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは、四万十市から来て頂きましたブロガーの土佐高知さんです。「土佐高知の雑記帳」というブログを3年ほど前から作成されておられます。私はそのブログを毎日拝見しています。今回のテーマは「憲法は何故守る必要があるのか」です。土佐高知さんと対談します。

 土佐高知さんは様々な社会運動を体験されていると思います、そのなかで「憲法を守らなくてはいけない」と思うようになられた出来事にはどういうことがあったのでしょうか?

Kenpou1koufusiki1_3
o,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">O1_r
(60年前の憲法公布式典)
土佐 憲法を守るというか今の憲法が出来た歴史的な流れを言いますと、自由民権運動を含めまして、高知県を含めましてつくられた流れのなかで、戦後憲法研究会を通じて今の憲法につながっています。

 そういう面で言いますと、他所から「押し付けられた」憲法ではなくて、日本人が自分達の運動のなかで作り上げてきたものがあるし、あの戦争によって悲惨なめに遭った反省からつくられたのが今の憲法であると思います。

 そういう意味で今の憲法を守ることは私たちの義務であり責任でもあります。

西村  最近の「新自由主義」の横行による格差社会では、生活の破壊が実際に起こっています。日本国憲法第25条の精神、「最低で文化的生活の保持」を国に保障させないといけないと思いますが、そのあたりの考え方はいかがでしょうか?

土佐 まず新自由主義というのは、なんでもかんでも「コスト」で考えていきますね。けれども私はそれは違う。それではうまくいかないと思います。それでははかれないものがいくつかあると思います。
 例えば高知県の主要産業である第一次産業に関係しています。たとえば食料の問題。林業の問題。漁業の問題であるとか。
 まず食料の問題から言えばまずコストが高い低いではなく「国の安全保障上の問題」で国民をきっちり守れるかどうかの問題ではないのでしょうか。

 ところが新自由主義的な考え方でいけば、コストが高いということになりまして、今でさえ日本の食糧自給率は40%程度なのに、それを更に下げようとしています。とんでもないことです。新自由主義そのものには私は反対です。そのところはあらためないといけないと思います。

 そしてやはり社会というものは、お金を儲けている人は多く負担し、お金を儲けていないところに(供与する)流れをつくっていく。強いものは弱いものを助ける。それが社会であると思います。

 それを根本から崩していったのが新自由主義の考え方であると思います。これは憲法とは相容れない考え方であると思います。小泉さん以降つくられたこういう流れを断ち切りたいと思っています。

Kenpou9zixyou

西村  安倍晋三前首相は国民投票法案を国会で強行採決しました。理屈上は3年以内に国民投票で憲法改正は可能になりました。国民投票に持ち込まれた時、憲法を守ることは出来ると思われますか?

土佐 ケースはいろいろあると思いますね。憲法を変えようと言う流れの中で、いろんな思惑があると思います。一つの改正法案を出してくるかどうかということもあります。
 憲法を変えるという一点で言えば「ここが不備であるからここを変えようとか」いう流れもあると思います。

 どういう条文で変えてくるという戦いになれば、十分に阻止できると思います。憲法9条の問題。先ほどの憲法25条の問題。日本国憲法は世界でも優れた法制でありますから、ここはきっちり守るという運動ということが、日本民族の過去の歴史、戦いのなかでつくられたものが(憲法には)強くあると思います。わたしは戦い方で十分阻止が出来ると思います。

西村 日本国憲法をよく知らない、関心のない市民が多いと思います。その反面安倍内閣時代には得体の知れない「有識者会議」なるものが「集団的自衛権の行使に躊躇するな」「アメリカへ向かうとわかる弾道ミサイル撃ち落すことは可能だ」とかの意見を言っておりました。大変危険な発言であると思いますが、そう思われますか?

土佐 これは大変危険なお話です。そもそも憲法9条のもとで、「日本は戦力はもたない」と言っているのに、戦力を持っていますから、自衛隊という戦力を持っているからこういう形になるのだと思います。

 仮に自衛隊が現状の中で必要とされていることで肯定するにしても。集団的自衛権の行使は、
つまりアメリカへ行くミサイルを日本が撃ち落せば、自動的にミサイルを撃った国との交戦状態になります。ひじょうに危険で憲法そのものを否定する考え方であると思います。

 こういうことに道を開いていけば、次から次へと憲法9条がなし崩しになっていきます。そういう流れが生まれると思います。ここはなんとしても阻止しなければならないし、やめさせなければならないと思います。

 わたしは先の戦争の歴史や経過を振り返ってみました。最初はなんでもないことと思われていた満州事変。それ以前のいろんな出来事が次々とドミノのようになって、最後は太平洋戦争になり敗戦となりました。

 そういう危険な流れがある時は、早期にその芽を摘み取っておくことが日本国民の義務であると思います。


西村  いつも思うのですが、改憲勢力は一致団結しているようですが、護憲勢力はいつも分裂しているように思われます。なぜ統一して護憲で動けないのでしょうか?

土佐  ここもけんちゃんとは認識が異なります。改憲勢力が一致団結しているとは僕は思いません。中でも9条の問題をどう変えるのかで温度差があるようです。天皇の問題についても同じです。

 ただ大きく言って「憲法は古臭くなった」という一般的な宣伝のなかで、国民世論が「それほど古くて時代に合わない様なら変えたらどうか。」という世論もつくられているようです。
 護憲勢力の側は少なくても「憲法9条を守る」という点では一致しているように思います。

 ただやり方の問題で、いくつかの政党、党派がイニシアチブをとるとらんで分裂になるのですから。私は政治家は政治家のやりかた。市民運動は市民運動のやりかたで。行こうと。
 それをなにかひとつにまとめようとしますと、なかなか意見の一致が見られない。

 ですのでわたしはすこし古いかもしれませんが「別個に進んで、同時に撃て」ということが大事ではないのかなと思います。

Otanakazawa

西村  タレントの太田光と宗教学者中沢新一との共著「日本国憲法を世界遺産にと本を読んだことがありますか?そのなかで憲法9条は矛盾だらけだけれども、守るだけの価値はある。著者達は言っています。そのあたりはどう思われますか?


土佐 わたしは残念ながらその本は読んでいません。9条は本当に大事であると思います。
さきほど戦前のことを研究していると言いましたが、旧姓の高知高校(現高知大学)で、戦犯でチャンギー(シンガポール)で処刑された木村功さんという人がいます。彼が遺書を残しています。「きけわだつみの唱」のなかに掲載されています。

 かれが戦前の日本の体制のことを本当に深く反省をして、「日本は戦前はなんでも力で解決しようとした。歴史が長いだけでは駄目なんだ。軍人が闊歩するそういう社会をこしらえた日本国民にも責任がある。」遺書のなかに書かれていました。

 わたしはこの本を読んで大変感動しました。戦犯で処刑される身でありながら、将来の日本について、思いを出し、自分がその一員であった戦前の日本の体制に深い反省をしていました。
 そういうものを書いて若者がいたことに強い共感を感じました。こういう人達が今の憲法9条の流れをつくったと思います。特攻隊の人たちもそうです。彼らは黙して語りませんけれども、彼らは特攻に行きたくて行ったのではない。

 そういうことを考えた時に、憲法9条は日本民族全体がつくった宝であると思います。それをどうしても守らないといけないと思います。それが戦争で亡くなった日本民族300万人。アジアの2000万人を超える人達の想いをわたしたちは引き継いでいかないといけないと思います。強く感じます

Nihonoaozora1

西村  今年が日本国憲法公布60年になります。映画「日本の青空」は鑑賞されましたでしょうか?映画を見ると日本国憲法の大半は鈴木安蔵を中心する憲法問題研究会であり、そのエキスに土佐の自由民権運動や植木枝盛の憲法案などがあることがわかりました。
 決して占領軍の押し付けではないと思います。押し付け憲法が制定60年も継続できる筈はないとは思います。

土佐 残念ながら時間がなくてこの映画見ることができませんでした。NHKスペシャルで@焼け跡からの生まれた憲法草案」という番組は見ました。ほぼ映画とテーマは同じであると思います。

 さきほどの話と継続いたしますが、憲法が戦後60年も続いてきたのは、その長い自由民権運動からの歴史があります。そしてあの悲惨な戦争を起こした反省からつくられた憲法です。そういう点から言えば息の長い日本国憲法になっていると思います。

 これはまさに我々は(日本国憲法の精神が)世界に実施されていないことが問題であって、「古臭くなった」ということではありません。
 この憲法を実現していく政府を国民としてつくらなくてはなりません。世界にも素晴らしい日本国憲法を伝えていきたい。そう強く想っています。
Kenpouhon1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.24

「国際貢献」であるはずのテロ特措法ですが・・・

 「インド洋での海上自衛隊の海上給油活動は、アフガニスタンのテロ防止活動に貢献し、ひいては日本の生命線のシーラインを防衛する役目を担っている。」政府・与党側の説明の主旨はそうです。

 しかしどうやらそのメッキがはがれて来ています。報告した給油量も数字がウソのようです。また米軍のイラク戦争への参加艦艇に給油していたことも事実なのではないでしょうか。

 インド洋の給油量誤り、海幕は03年に把握・報告せず(讀賣新聞)

 ちゃんと政府は国民の疑問に応える義務があり、税金を使った活動である以上説明責任があります。また防衛上秘密は軍事作戦ではないので情報は公開すべきです。

 国民の不信感が高まるようであれば、一時中断し、それからどうすれば決めるべきです。

 参考 イラク復興支援特別措置法の意義・目的は?
Iraku02


 イラクを視察されている中谷元元防衛庁長官(写真は中谷元さん提供)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.22

どうなる海上給油活動

 国会でインド洋での自衛隊の給油活動ですが、これほど原油価格が高騰(NY市場で1バーレル90ドルに)なりますと、「やめてもらったら困る」と諸外国は言う筈ですね。日本は「テロ対策」と称し、国民の税金で仕入れてきた石油製品を無料でインド洋の各国艦艇に給油していますから。

 無料のガソリンスタンド活動をやめてもらったら困るということでしょう。
Gasorin
(これほどガソリンが上がれば海上給油活動は無料だけにやめたら困るというのは当然。)

 一方防衛省の事務方のトップであった守屋前次官が出入りの業者にゴルフの接待を常時受けていたことが判明しました。その業者は防衛省と300億円も年間取引があるそうです。

 <守屋前防衛次官>受注業者とゴルフ 倫理規程に違反(毎日新聞)

 ある報道では4年間に140回もゴルフに行ったとか。その防衛省の納入会社はゴルフ1回の接待で5真似ん使ったそうですので、700万円も交際費を使ったということに・・。これは凄いですね。

 以前防衛省と取引のある部品メーカーに知り合いがいました。彼が言うには「農業機械メーカーに600円で納品する部品が、防衛省には6000円で納入できる。高く買ってくれるので会社は儲ける」とか。業者はうはうはですのでゴルフ程度の接待ぐらいします。

 だいたい今の競争社会で「接待」が会社の経費で「交際費」でできる業界は珍しい。それでか取引先が「高く購入」してくれている証拠。しかし高く購入しているといってもこれはすべて国民の税金。このあたりも情報公開して査察するべきでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.21

今こそ国際反戦デーを

 今日は10月21日。昔は「10・21国際反戦デー」で街頭デモに繰出していた時期がありました。本当に下火になりました。社会運動の衰えはどうしようもありません。しかし今こそ反戦デーの必要性は高まっています。戦争の危険性があるからです。

 極端な対米従属思想の持ち主ゆえ安倍晋三氏の失脚は良いことでした。しかし油断は出来ません。国会の勢力分野では憲法改正は阻止できません。戦争をしたがる議員が多数を占めているからです。非力であることは否めません。

 平和を叫ぶことは今の時代少数派。しかも変人扱いすら受けることでしょう。どうやったら市民を集結することができるのか。その方策はなかなか思いつきません。「平和」「反核」「護憲」の3つのマニフェストで平和・統一戦線ができないものでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.08.22

憲法9条に関する番組討論会を見て

 NHKの番組で8月15日に[憲法9条」に関する討論会が行われました。改憲派、護憲派がスタジオで論争。比較的に冷静な議論であったと思う。しかし議論はなかなか煮詰まれない。

 この種の討論会は意見が対極にあるので、なかなかまとまらないのが普通。まとめようとするとどちらかの意見よりになりますし。番組企画者の技量が問われますね。
Kenpou9zixyou


 戦時状態にならないようにするために政府や外交があるわけですね。ふだんからの隣国とのお付き合いがン何より大事であることです。戦前の日本帝国は資源の確保、自衛と称して中国大陸へ進出し、侵略戦争を展開していましたし。軍事大国でしたが結果は悲惨なものでした。

 戦後の日本は自衛隊が軍備を持っているとはいえ、専守防衛が大前提。米軍との共同歩調が問われるでしょうし。アメリカがしきりに日本を組み込もうと言う意図が露骨ですね。
Kenpou9zixyouirasuto


 番組の中の議論のなかで一致したのは改憲も護憲も現在の安倍内閣の下での憲法改正は「あまりに対米従属的であるので反対」ということでした。その意見が出ただけでも今回のNHKの番組作りは成功したと言えますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.06

必見映画「日本の青空」

Nihonoaozora1_3

 以前NHKテレビで「ETV特集 焼け跡から生まれた憲法草案という番組を見ていました。現在の安倍首相や自民党の一部が「日本国憲法は占領軍の押し付け憲法。今こそ日本人による自主憲法制定を」「中国や北朝鮮の軍事的脅威に対抗するには憲法改正し、自衛の為の軍隊を行使しなければならない。」などと言われています。以前わたしもブログに書きました

 そのキャンペーンは殆どウソであることが映画を見て思いました。
 ある雑誌の契約社員である主人公が、編集長から「憲法特集をやろう」と号令をかけられたところから始まります今の。ほとんどの日本人は憲法問題に関心がなく、なんとなく「憲法改正もいいかも」と言う意識。

 「憲法を掘り下げよ」との編集長の言葉が耳につき、帰宅して母親にその話をすると、偶然にも主人公の祖母が小学校教諭時代に、日本国憲法草案を起草した鈴木安蔵の子供さんを教えていたという話から展開していきます。
Eigapannfu
 鈴木安蔵の娘さんの話や、所蔵していた日誌から、人柄や人生が映画で描かれています。京都大学生時代に治安維持法違反第1号で検挙され、大学は退学、3年の実刑をくらいました。同士であった女性と結婚し3人の子供を得たものの、職にはありつけず、親類からの仕送りで細々と肩身の狭い生活をしていました。

 鈴木安蔵は、社会思想には見切りをつけ、憲法の研究を戦前、戦中を通じてしていました。ベースとなっていたのは、自由民権運動運動時代の植木枝盛の憲法草案や、全国各地の憲法草案でした。それはイギリスやフランスの人権思想に大きな影響を受けたものでした。
Kenpoukoufusiki
(この画面映画にも出てきます。天皇陛下以下皇族も出席され国民全体で日本国憲法の葉交公布を祝賀しました。)


 敗戦後の日本の民主化が大きなテーマでした。国民主権で人権に配慮した憲法でなければならない。男女平等で、だれもが人間らしい生活ができる社会でなければならない。ポツダム宣言の履行がなによりも急がれていました。

 当時の日本政府の関心ごとは国民ではなく、天皇制の保持だけでした。占領軍の多くの国は天皇の戦争責任を追及し、処刑せよとの意見でした。アメリカは日本の国民感情からみて、厳罰と共和制への移行は今は無理であると判断していました。

 当時の日本政府に新憲法を起草するように依頼したものの、出てくる素案は大日本帝国憲法との違いはない天皇主権の憲法でした。これでは極東委員会は説得できない。GHQは民間から提出された憲法草案のなかで鈴木安蔵がまとめた案に注目しました。
Kenpou9zixyou_12
 結果殆ど鈴木憲法草案を採用し、法律知識のある米軍将校で日本国憲法が起草されました。今話題の憲法第9条ですが、映画では鈴木安蔵は軍隊の項目は白紙にしていました。当時の芦原首相が「戦争放棄。軍備を放棄とします。」とマッカーサー司令官に言われたことがそのまま採用されたということです。

 つまり殆どの日本国憲法の草案も、憲法第9条も日本人が考え、こしらえたものでした。
 映画としても優れています。2時間見入ってしまいました。
 小中学生には「総見」と言いまして、全員で授業の変わりに映画を見る研修があるそうです。すべての小中学校で見るべきでしょう。高校生、大学生、社会人全員が見るべき映画であると私は思いました。

 また映画が高知市の自由民権記念館で上映されているのも縁です。ルーツの1つが土佐の自由民権運動でしたから。明日、明後日は自由民権会館で「日本の青空」をみんなで鑑賞してください。
Kenpou9zixyouirasuto

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.30

9条ネットとは?

 今の国会で日本国憲法改正に反対している政党は、社民党と共産党だけ。どちらも独善主義、唯我独尊政党で一緒にやりたくないという人たちも多い。私もその1人です。だいたい「憲法9条の会」とやらに「命令」などされたくないのだ。(司令部と称し命令口調で発言する御仁が多いので辟易する。)

 日本各地にも私と同じような考え方の人たちもいるようです。それが「9条ネット」と言われるグループのようですね。
Pos1


 グループで候補者を推薦する動きもあるようです。自分のグループからも候補者が出る場合もあるようです。昨年高知市で講演いただきました元レベノン大使の天木直人さんも9条ネットの比例区で出るようですし

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.05.16

憲法を改正する必要はどこにもない

 与党側に絶対有利な国民投票法案が国会で可決されました。国民の無関心を良いことに日本国憲法を改正するためにいわゆる改憲勢力は跋扈しています。
 日本人が関与した日本国憲法であることは歴史的な事実。60年間戦火を交えなかったことも誇らしい歴史。

Kenpouhon1_2
 一体憲法のどこが不自然で変えなければならないのか。まことに不思議。国民は憲法に不満はもってはいません。不満があるのは都市と地方の格差、地方切捨ての政府の政策ですね。これには憲法で保障された「最低限の生活」すら保てない多数の国民がいる事実を同政府・与党は考えているのか。

 いわゆる護憲勢力のセクト運動に加わりたくはない。上から命令されることなどまっぴらご免だ。憲法改正など必要ないと独自の運動を展開したい。

従来県政情報課監視委員会としていたブログがありまいた。ぷらっとこうちが廃止され休眠中でしたが、「国民投票で憲法改悪を阻止しよう」というタイトルに模様替えしました。具体的な活動はこれからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.08

日本国憲法の意義

Abe22_9

 最近安倍晋三首相はやたら威勢が良い。「集団的自衛権を行使し,アメリカ軍とテロ勢力と戦う。」「憲法を改正し、国際貢献を海外に自衛隊を派兵して行う普通の国にならなければならない。」「アジア地域の防衛強化のためには自衛隊の強化が必要。」とか。

 しかし日本国民は本当に安倍晋三氏の言うことを支持しているのでしょうか?また憲法を改正することを国民はのぞんでいるのでしょうか?NOであると思います。

 日本国憲法は「GHQの押し付け憲法だ」と憲法改正論者は言い張りますが、結果責任はGHQであるとしても、草案の殆どは在野の日本人の憲法学者や研究者、ジャーナリストのグループによってつくられたものでした。「焼け跡からの憲法草案」でそれは証明されています。

Nihonoaozora1_2


 5月6日に再放送されました。私なりに感想を書きました。

 5月13日に高知市自由民権記念会で上映されます映画「日本の青空」です。

(日時) 5月13日(日曜) 午前9時40分から11時43分

(場所) 高知市自由民権記念館(民権ホール)

(鑑賞費)1000円

 安倍氏らの憲法改正運動の「まやかし」に国民はいちはやく気がつくことです。

憲法9条は変える必要はありません

Otanakazawa_1_1
 世界に珍しいと言われる非戦事項を記述している日本国憲法第9条第2項。安倍晋三首相はそれを改正したいとの野望を露にしています。
 「自衛隊をアメリカ軍とともに世界中で軍事活動させないと国際貢献ができないから日本は普通の国になれない。」とか言うのがその主たる理由。

 「世界に憲法9条2項を後生大事に憲法にしている国はない。」のも憲法改正の理由。でもそれだけ「貴重品」であれば変える必要はないのではないかとも思いますね。

 太田光と中沢新一の対談集である「日本国憲法を世界遺産に」という本は秀作ですね。確かに日本国憲法のお陰で日本は海外での戦争に巻き込まれずにすみましたし。

 憲法9条を世界遺産に

 同時に日米安保条約で「アメリカ核の傘」のもとに国防をしていたことも事実です。日米関係と近隣諸国との関係をどうするのかが大問題ではあります。

 アメリカは「9・11テロ」以降、軍事戦略を大幅に変更しました。「世界中でテロとの戦争を展開する」となりますと戦争に「終わりが」ありません。従来の対枢軸国、対共産国相手では国家が相手でした。