あと最長41年の短い生涯を全力で生きる(その2)
さして根拠のない「強がり」を言います。「最長あと30年の人生。悔いなく元気で全力で生きる!」ことを決意しました。
父は2018年に99歳で。母は2022年に97歳で他界しました。わたしも両親の息子なので、運が良ければ最長30年の人生です。今年10月で72歳です。本物の老人になりました。今の目標は両親が果たせなかった100歳超えですね。
でもただ寝転んでいるのではなく、社会活動をして100歳以降も活動することを望んでいます。とても欲張りな、無理筋の願望ではありますが。確か医師の故日野原重明さんは105歳まで現役の医師でしたから。
しかし「あと30年」はいかにも短い。高校を4年で卒業し、大学へ入学してから52年。その大学のサークルで家内と知り合い、交際し、結婚し、家庭をこしらえて52年です。つい昨日のことです。
U12からU23まで、政治に関心があり、社会運動や学生運動に参加し、挫折し、いい思い出はあまりない。勉強もせず「人生の1番いい時代」を社会運動や学生運動に関わっていましたが、敗北感と無力感しかありません。渦中にはいませんでしたが、1972年の連合赤軍事件や、新左翼セクト同士の凄惨な内ゲバ(陰惨な殺し合い)の悪影響で、政治活動や社会運動から離脱し、50年が経過しました。
「あれは何だったのか?」が総括できず、あと30年生きたところで総括はたぶんできないことでしょう。
但し「苦い経験」から「自分の頭で考える」習慣がつき、また「異論に耳をかた向ける」「人の話を聞く」ようになりました。
最近のネット記事で、アメリカの学者の説らしいですが、毎日7000歩以上歩く人は寿命が11年延びるとか。「あと30年」ではなく「あと41年元気で生きる」ことができれば、「総括」でもなんでもできるような気がしますから。
小さな事例ではありますが、地域活動では成果もあり、正当なご評価をいただくこともたまにあります。「若いころの間違い」をいつまでもひきづることは「人生の無駄」であることをようやく最近気が付きました。
「それはそれでとても大事」ではありますが、「すべて」ではありません。いろいろと「社会のリクエスト」があります。ありがたいことであると思います。高齢者になりつつありますが、へこたれ、くじけることなく元気で残り41年の人生を全うします。
2025年5月16日「ささやかな決意表明」
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