4・28沖縄デー
最近はとんと聞かれなくなりました。4月28日はその昔は「4・28沖縄デー」と言われていました。
ネットで検索しますと「対日講和条約(サンフランシスコ条約、1951年9月締結)が発効した1952(昭和27)年4月28日は「沖縄デー」と呼ばれて、沖縄が本土とは異なる行政体制をしくこととなった日として人々に記憶されています。」
つまりは、日本国は占領政策が終了し、「独立」した形になりました。沖縄は切り離され、米国統治が続きます。1972年の施政権返還まで続きます。」結果本土の米軍基地の大半が、この20年の間に沖縄本土に過度の集中(米軍基地との7割が沖縄に集中)という事態になりました。
忘れてはいけないのは、サンフランシスコ講和条約締結の折に、日米安保条約も締結されていることです。日本国憲法の「上位に」日米安保条約があることを忘れてはいけません。「日米地域協定」がいかに屈辱的なのか。自民党や憲法改正論者は「まずに日米地位協定を改定」することを主張すべきです。
「日米地位協定による米軍の権利」を見ると日本の現実が見えますね。
「米軍関係者は日本国内にパスポートなしに入国できる」とあります。また
「基地の管理権は米軍にある」とあります。大統領専用機は横田米軍基地に着陸可能なんです。大統領は米軍4軍の最高司令官ですから。
「米軍機は日本国内を好きなように飛ぶことが出来る」とあります。
横田基地から米軍ヘリで都内の米軍施設へ飛ぶことは全く自由にできるのです。」
また不良米軍兵士を守りぬく条項までありますね。
「公務中の犯罪は米軍に裁判権がある。」
「米兵が重罪を犯しても裁判の対象から外すことが出来る。」
「米軍が罰せられても補償金を日本に払わせることができる」のです。
これほど「屈辱的な」地位協定があるんです。あらためて驚きました。
米軍兵士が日本人の家屋に押し入り乱暴し、物を盗んでも、米軍基地へ逃げ込めば免罪され」米国本国へ逃亡することもできます。
つまり米軍犯罪に関して日本は警察権も裁判権もないのです。こんな屈辱的な状態なのに、自民党政府はアメリカに申し入れをしえて「日米地位協定の改定」を要望したことが1度もないと聞きました。
米国に関しては何とも「腰抜け」の政府自民党です。日本国民として恥ずかしい。
最近は自民党の1部の人達が「台湾有事」なり用語を多用し、沖縄県の八重山群島に自衛隊のミサイル迎撃基地を「あっという間にこしらえました。
アメリカは最近、中国をライバル視し、増大化する前に叩きたい意図が露骨です。それで日本を「アメリカ防衛の盾」に使い捨てにするつもりで「圧力を」かけています。
沖縄は1972年に日本になりました。米軍基地の占有は未だに継続しています。
いい加減にしていただきたいものです。
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