原子力政策

2022.07.13

2022年参議院選挙で気付いたこと


 専門の政治評論家でもないし、ただの市井の市民に過ぎませんが、「与党大勝・野党惨敗」は目に見えていました。多くの評論家や解説者の言われていることとダブりますが、わたしなりに気づいたことを書いてみました。

①野党統一候補が今回成立しないことで、野党の惨敗は明らか。

 半年前の衆議院選挙では、小選挙区で野党統一候補は善戦し、与党に対し善戦しました。自民党は敗北したり、苦戦し辛勝した選挙区が多かった。

 そこで「立憲民主党と共産党の野合」という攻撃を繰り返し、その野党分断工作に国民民主党と維新と連合の幹部が乗りました。その結果与党は予想以上の大勝。野党は惨敗しました。特に立憲民主党の「1人負け」状態でした。

 やはり野党統一候補は強力。沖縄でも勝ち切りました。

②安倍晋三元首相の死去の影響

 選挙結果でも自民党の「追い風」になったことは確か。同情票になった可能性はありますね。

③社民党・れいわ・NHK・参政党も比例議席獲得。

 老舗政党ながら「絶滅危惧種」の社民党。なんとか踏ん張り1議席と国政政党要件の得票を得ました。

 
 えいわは比例で2議席を獲得。水道橋博士という政治マニアのタレントが当選しました。党首の山本太郎氏も東京選挙区で勝ち上がりました。
 NHK党は全国各地の地方区に候補者を擁立し、結果比例票を獲得し1議席とりました。得体のしれないのは参政党。こちらもNHK同様に全国各地の選挙区に候補者を擁立。結果比例票を獲得し、国政選挙初挑戦で1議席を獲得しました。

➃維新の伸長と立憲の衰退


 維新は躍進とはなりませんでしたが、比例票では立憲を上回りました。

 維新は「第1野党になる」という明確な戦略目標があり、政権日はをしつつ、執拗に立憲と共産党を攻撃していました。東京や京都では選挙区では立憲には勝てませんでしたが、惜敗でした。

 都に書きう立憲民主党は「中途半端」。代表のキャラもか弱い。これでは党勢は伸長しません。はっきりと護憲政党の旗印を鮮明にし、与党と真っ向から戦う姿勢を示さないとダメですね。

⑤小沢神話の崩壊。

 地元の岩手でも敗北し、子飼いの森裕子氏も新潟で落選しました。小沢流の政治が敗北しました。2回も政権を奪取した要訳の意小沢一郎氏。政治力に陰りがみられました。

⑥憲法改正などやっている余裕は日本にはない。

 日本国憲法は「硬性憲法」といわれています。改正されないように設計されています。一切合切の国会審議を辞め、世s何審議もせず1年以上憲法論議をしても改正は出来ません。

 無駄な努力をせず、与野党は国会で論戦し、国難に立ち向かっていただきたいと思います。


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2022.07.07

今回は自民党を支持しません!


 本来なら政権政党自民党は日本国憲法を守り、国民生活を憲法の精神で守る政治をすべきなんです。その政権政党は懸命に日本国憲法を壊そうとしています。

 惨めな敗戦から77年間戦争をしませんでした。日本国憲法公布から75年、日本は戦争をしませんでした。それは恥ずべきことではなく、誇らしいことです。

 自民党は一体何のために憲法改正をしたいのか?東日本大震災時には国がもっと権限を持たないと国民を守れないから憲法改正すべきと主張した。国策で推進した福島原発は爆破事故を起こし、いまだに地域は再生されません。

 権限を与えるのは被災地の地方自治体です。またコロナ禍の時にも憲法を改正した緊急事態法をつくれと主張する人たちがいました。そして今回のロシアによるウクライナ戦争。憲法を改正しないと国は守れないと大声で言い立てています。憲法改正は「万能薬ではありません」。

 ではなぜ日本国は77年間戦争に巻き込まれず平和を維持したのですか?ちゃんと答えようとしません。

 先日アメリカの大統領が来日した時に羽田空港や成田空港に来ることなく横田米軍基地へ来ました。「屈辱である」と自民党の皆様は考えないのでしょうか?未だに日本はアメリカの属国ではないのか。

 憲法を改正したら、アメリカの家来になって世界中に戦地に自衛隊は派兵されることになります。それは日本のためにはなりません。

 ということで、今回の選挙は地方区では共産党の候補者を支持します。比例区では「頑固に平和」の社民党を支持します。今や「絶滅危惧種」になった社民党ですが、存在価値は今こそあるのではないかと思います。

 先日の炎天下の2人の女性候補者はいいことを言っていました。正論なのになぜ支持がのびないのか不思議でした。


http://blog.livedoor.jp/map211/archives/52346066.html

 とにかくひどい物価高ですね。ますます円安になれば日本国は没落します。消費税は減税すべきでしょう。大企業や大金持ちから応分の税金を徴税してもらいたいものです。

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2022.02.22

中野勇人さん後援会だより

中野勇人便り2022年2月1
 先日中野勇人さんより「中野勇人後援会便り」82022年2月1日号)をいただきました。

 中野勇人さんは、北海道留萌市生まれ。旧国鉄に勤務されていましたが、国鉄が分割民営化にともないJRに移管する中で解雇されました。

 高知市と姉妹都市である北見市にも居住されていました。1面の写真は高知市農人町にある北光社移民団の出発地の記念碑のところです。私が毎日リハビリ・ウォーキング堀川浮桟橋に隣接しています。
中野勇人便り2022年2月2
 昨年12月まで高知県平和運動センター事務長を退職なさりました。東日本大震災で破壊されました福島第1原子力発電所近辺や、多数の沖縄県民が反対されている名護市辺野古基地建設現場などを訪問され、日本社会の矛盾や問題点を学ばれてこられました。貴重な体験をなさっておられます。

 バイアスのかかった断片的なマスコミの情報では「真実」がわかりません。中野勇人さんの現地訪問は貴重な地域の財産であると私は思います、
屋上検温
 
 隣町の稲荷町にお住いであり、稲荷町自主防災会会長として、昨年11月7日の二葉町総合防災訓練時に共催団体として多大なご協力をいただきました。下知地区減災連絡会役員としてともに下知地区の減災活動に取り組んできました。
中野坂本
 高知市交通安全指導指導員でもあり、昭和校区青少年育成協議会推進協議会指導員です。日頃から地域活動を手を抜くことなく真摯になさっています。


 なにより強健な体力の持ち主であり、100キロマラソンを30回以上完走されています。なかなか出来ることではありません。

 2019年高知市議選結果_NEW
 2019年の高知市議選に挑戦されましたが、364票差で当選出来ませんでした。下知地区の市議会議員は高木妙さんがおられます。下知地区としてはもう1人の地域代表市議が必要であると思います。

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2021.10.27

枝野幸男立憲民主党党首が来ました

集会
 2021年10月25日(月)ですが、高知市中央公園北口に、立憲民主党党首枝野幸男さんが来られるというので、午後からの銀行の用事を片付けて見学に行くことにしました。

 過去にもリーダーとなる政治家は与野党を問わず見学に行っていました。小泉純一郎、麻生太郎、安倍晋三、菅直人、小沢一郎、志位和夫、岡田克也、橋本龍太郎、鳩山由紀夫、橋本徹などです。

 テレビなどでは発言のごく1部が切り取られていますので、リーダーの発言の背景などがわかりませんので、音楽ライブ同様に、可能なら実際に見に行くのが1番ですね。

 パラソル下で待っていました。冷たい雨が執拗に降っていて止みそうにありません。待つこと30分ぐらいしますと、高知1区の候補者である武内則男さんが登場し、演説をし始めました。
武内則男
「この雨ですが、私にとっては恵みの雨です。私の前職は水道局職員でした。秋から冬にかけ渇水する場合があるので今日の雨は貴重な雨ですね。

 今日は辻本清美副代表と大豊町から嶺北を回っていました。都市部の高知市の水源は山にあります。山を手入れをしませんと荒れて災害を引き起こします。高知県は農林水産業の県。県土の84%が森林です。

 自民党政治の悪政で山が荒れています。これを「政治の力」で変えましょう。変えることはできます。」

「しかし森友、加計学園、桜を見る会、広島で買収事件。自民党はきちんと調査も説明すらしません。数の力の驕りです。公文書の偽造作成を命じられ、優秀な公務員が自ら命を絶ちました。

 政治を変えれば、社会を変えることが出来ます。」

「高知1区は2区より6%投票率が低い。政治を諦める人が多いようです。でも皆さん諦めないないでください。私と共に政治を変えましょう!!」
広田一
 続いて高知2区の候補者広田一さんのスピーチです。

「コロナ禍の中で十分な医療が受けられず、自宅で苦しんで亡くなった人が200人以上おられました。

 医療体制がしっかりし、PCR検査もしっかりしていれば、これほどの犠牲者と経済的な打撃は受けないはずです。私たちは異な対策法案を31本国会に出してきました。

 しかし自民党は審議することなく、時間を空費しました。」

「野党のアキレス腱は防衛問題と言われていますが、わたしは党の中でも防衛担当を長年やってきました。自民党よりきちんとやってきましたし、提案もしています。」

「自民党には改革することはできません。改革は私たちに任せてください。政権交代が改革の第1歩です。」

 武内則男さん(高知1区候補者)と広田一さん(高知2区候補者)の演説の後に枝野幸男立憲民主党党首の話が始まりました。
枝野幸男
「広田さんも言われていましたが、コロナ感染症対策法案を31本も国会に出していますのに全く与党は審議する気はありませんでした。

 特に水際対策を徹底し、国の費用で調査と隔離をすることが大事であると私たちは政府に要望しました。しかし政府はデルタ株を軽視し、楽観して殆ど何もしませんでした。私たちの提案が活用されれば第5波は防げたと思います。」

「この20年間日本は実質賃金が上がっていません。お金を使うことが出来ません。また今や勤労者の4割以上が非正規雇用になっています。

 コロナ禍でも雇止めや解雇など、非正規雇用の勤労者にしわ寄せがされています。」

「無症状の感染者を把握し、隔離しと治療をする体制を作アない限りコロナ禍はおさまりません。自民党に危機管理能力はありません。政権交代で私たちに政権を担わさせてください。」
取材
 枝野幸男さんは、わかりやすく、丁寧に立憲民主党の政策をコロナ感染症対策を中心に説明されました。説得力がありました。

 今回の総選挙は、各選挙区の大半で野党統一候補VS自民党になっています。高知の1区。2区もそうです。
枝野支持者
 皆が関心を持つことで政治のレベルが上がります。そういう時代になるようにしたいものですね。

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2021.09.21

小型核融合炉開発を「国家プロジェクトに」は危険

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 自民党総裁候補者の1人である高市早苗氏はあろうことか原子力発電積極推進派。しかも「小型核融合炉開発を「国家プロジェクトに」と主張しています。

https://energy-shift.com/news/65002360-a2f4-44fd-a03f-3843a218375c
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 原子力発電に詳しい知人は「水爆以外、1秒も融合レベルに達した実例はない。今のところ22世紀のテーマ」と言います。日本国は水爆をこしらえるのでしょうか?

 難しいことは私にはわかりませんが、減災防災の観点から「災害大国日本には原子力発電は不要」です。不要どころか危険です。
fukuigenpatu
 世界の大地震の25%が狭い日本の国土で起きています。世界の活火山は400ありますが、うち110は日本にあります。災害リスクの高い国に原子力発電は危険です。

 福井県の10ある原子力発電所の真下には無数に活断層が走っています。人工構造物で直下型地震に耐えられるはずはありません。
活断層と原発
 また静岡県の浜岡原発は、南海トラフ地震の震源域にあります。もし浜岡原発が大津波で破壊されたらたら関東は壊滅します。

 海に面し、もし敵性国家から日本の54ある原子力発電所が攻撃されたら「一巻の終わりです。」自民党の討論会では原子力発電所の警備の話は出ませんでした。

 世界1の軍事大国・世界1の情報機関を有するイスラエル。核保有国の1つですが、自国での原子力発電は諦めています。世界1の軍事力と情報取集力をもってしても原子力発電所を維持できないと判断したのです。
原発の位置
 原子力発電所を運転しながら「勇ましいことを言う」ことがいかに愚かで危険極まりないことか。自民党は冷静に考えるべきです。

 たまたま1946年から1995年までの50年間日本は大地震(震度7の地震)が起きませんでした。それは「たまたま」です。

 http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-b0a37c.html
(静穏域に安心するなは卓見)

 高市早苗氏の意見は、極論であり、国民をより危険にさらず暴論。野田聖子氏が言われるように「無限のエネルギー源は地熱発電。それを最大限に活用すべき」は正論ですね。

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2021.09.15

野党は結束しないと選挙には勝てませんね

政党支持率810
 先月8月10日の国民の政党支持率ですが、自民党は33・4%、公明党は3・7%です。与党で37・1%あります。補完政党の維新を加えますと与党勢力の支持は38・8%もあります。


 


 菅内閣の支持は菅氏の辞任直前には30%を下回りました。内閣支持率は低めでも自民党の支持率は落ちてはいません。


 


 一方で野党第1党の立憲民主党の支持率は6・4%です。自民党支持率の2割にも足りない数字。選挙協力をすればいい共産党(3・3%)、国民民主党(0・8%)、社民党(0・5%(、れいわ新選組(0・2%9であり、野党全体でも11・2%の支持しかありません。


 


 自民党の支持の3分の1しか野党の政党各党を合わせた支持しか獲得していません。


 


 記憶が正しければの話ですが、2009年の第1次民主党の支持は12%程度ありました。今の立憲民主党の倍の支持がありました。いかに野党が低迷し、体たらくであるか冷徹な数字でわかります。


 


 すべての野党が結束し、全選挙区で候補者調整をすれば、コロナ対策に大失敗し、経済対策も成果を上げない自民党を追い込み、かなりの成果を上げることでしょう。


 


 しかしこの時期になっても「共産党と組みたくない」とか、のたまわっている野党の政党党首がいます。はなから選挙で勝つつもりがなく、与党の先兵を務めている有様は情けない。


 


 


 「野党全政党が候補者1本化。全国の選挙区で選挙協力が整理るしました。」とか、「コロナ対策の具体策、経済振興策の具体策を合同政策綱領で公表した。」とかの ニュースを発信すべきです。ほとんど聞こえません。
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 結局各メディアが「自民党の総裁選挙」を報道することは仕方がないです。野党側の責任です。


 


 パラリンピックは13日間、自民党総裁選も13日間。週銀選挙も13日間。その前の東京五輪は17日間。2か月も国会を開かずじまい。いいことではありませんね。

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2021.09.13

面白かった2008年の自民党総裁選

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 2008年9月に自民党総裁選挙が行われ、高知市にも5人の候補者(麻生太郎・石原伸晃・石破茂・小池百合子・与謝野馨)が来て演説会をしました。

 場所は高知城追手門の中の広場。「板垣死すとも自由は死せず」の板垣退助像の前での街頭演説会でした。

https://ruiikumi.hatenadiary.org/entries/2008/09/13

個人ブログ(自民党「再起動」の総裁選挙IN高知2008年9月13日)
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 広場は見たこともないような大勢の聴衆がいました。皆立って(1時間ぐらいの時間)5人の候補者の演説を傾聴していました。罵声を浴びせたり、動員された人たちが歓声をあげたりせず、静かに皆聞いていました。

 そして菅首相が急に辞意を表明して始まった総裁選挙。コロナ感染症が蔓延していますので、この種の街頭演説会はされないと思います。2008年は全国17か所で街頭演説会をしたそうです。
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 当時の5人の候補者ですが、与謝野さんは御逝去され、小池さんは東京都知事になりました。麻生さんはこの総裁選挙で勝利し、首相になりましたが、「追い込まれ解散」し、政権を失い下野しました。石原さん。石破さんはそれぞれの派閥のリーダーになっておられます。
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 今はコロナ禍です。野党が言うように、昼間は臨時国会を開いて、コロナ関連の対策議題を審議すべきです。自民党総裁選挙は、2008年のように街頭にでられないので、夕方以降リモートで開催すれば出来ます。

 デジタル庁をこしらえたのですから、ネット中継し、国民からの質問も受け付け、各候補者が回答する双方向をすべきでしょう。

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2021.09.12

沖縄に冷淡な高市早苗氏

沖縄に冷淡な高市早苗氏
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 今回自民党総裁選挙に女性議員で立候補された高市早苗氏。意外にも放言や失言(言ってはいけないこと)が多い人物であることが理解できます。


 


 Wikipediaにて高市早苗と検索しますと、確かに問題発言が多い人物。


 


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B8%82%E6%97%A9%E8%8B%97


 


 わたしは「沖縄についてとても冷淡だった人物」として記憶しています。第1次安倍内閣の内閣府特命大臣(沖縄・北方領土・男女雇用機会うんぬん)だった時に、2008年頃に沖縄問題で発言されていました。
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「沖縄の人達は自分たちの要求ばかりして、国に協力しようとする気持ちがない。」と発言しました。この発言には沖縄の自民党筋の人たちも激怒していました。


 


 戦争中は凄惨な地上戦を体験し、敗戦後は27年間米軍統治下に置かれ、日本本土の米軍基地の多くが沖縄へ移設されました。立場の違いこそあれ、沖縄県の保守層も革新層も米軍基地問題で苦しんで来られました。


 


 2008年頃と言えば保守系の仲井眞知事の時代でした。仲井眞さんも苦しんで、名護市辺野古の埋め立てを承認しました。これに対し翁長雄志さんは元は那覇市長での自民党の支部長も歴任された人でしたが、埋め立てに反対し知事選挙で仲井眞さんを破り当選されました。以後沖縄県と国との対立が続いています。
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 かつては自民党でも橋本龍太郎さん、小渕恵三さん、梶原静六さん、野中広務さんたちは、沖縄への「想い」があった自民党の政治家でした。


 


「日米安保条約は憲法違反ではない。全面撤去は難しい。だとすれば、沖縄が経済的に発展するような手厚い経済支援と政策を履行しないといけない。」ということでした。


 


 太田県政時代の1998年頃沖縄には「全島フリーゾーン構想」があり、中国に返還された香港(1997年)の金融資本を沖縄に誘致しよう。カジノも認めようという構想でした。小渕さんは沖縄にサミット(G7)を誘致しました。当時のクリントン米国大統領は平和の礎に献花しました。


 


 しかし小渕さんは病に倒れ逝去されました。
 後継した2000年以降の自民党「清和会」系の政治家は、皆沖縄に無関心で冷淡でありました。高市早苗さんは特に冷淡であった1人です。


 


 保守的な考え方の義母も生前は常に「沖縄には基地がたくさんあるので、いつ攻撃されるのかわからない。怖いです。」と言われていました。


 


 かつては沖縄経済の3割程度が基地経済でしたが、今では数%の経済規模です。その分基地面積が大幅に減少したわけではなく今でも沖縄本土の多くの地域が米軍基地になっています。
日米地位協定
 自民党の政治家の皆さんは、ことあるごとに日本国憲法の改正を言い立てます。しかし憲法の上位にあるのが日米安保条約であり、日米地位協定です。そのことをスルーしていることがおかしいとは思いますね。


 

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2021.09.10

「日本を前に進める」を読んで

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 「日本を前に進める」(河野太郎・著・PHP新書。2021年9月刊)を書店で9月4日に購入し、5日に読みました。

 菅義偉首相が9月3日(金)に突然の辞意を表明。自民党総裁選挙に出馬しないことが確定しました。にわかに状況が慌ただしくなりました。1年前の9月に自民党総裁選挙で圧勝した菅義偉氏ですが、政権投げ出しは安倍晋三氏に続いて2回連続です。

 河野太郎氏は、神奈川県の政治家一家の3代目。祖父は悲運の政治家河野一郎氏、父は河野洋平氏。毛並みの良い3代目ですが政界では「変人」と呼ばれてきました。この著作は2021年7月に書き下ろされています。

 自民党総裁選挙の「本命」の1人なので、読んでみました。「政治家。河野太郎の原点」「父と私 生体肝移植をめぐって」は、読ませます。

 曾祖父の時代から箱根駅伝を走っていた体力自慢の一家であること。本場の英語を会得するために米国のジョージタウン大学へ留学したことも興味深い話でした。1年間は高校へ留学し、体育系サークルが他校へ遠征試合に行く場合マイクロバスで行きますが、学友たちが河野太郎氏の英語の指導力になり鍛えられたとか。意外でした。
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 8月の日本経済新聞の「私の履歴書」は、中外製薬名誉会長の永山治氏。この人も父親の友人が白洲次郎氏。英国留学しましたが、白洲氏の助言は「日本人が1人もいない町へ行け」ということでした。やはり日本の上流階級の子弟も鍛えるところは鍛えるのだと感心しました。

 河野太郎氏の文章は読みやすい。10年ほど前でしたか「ごまめのはぎしり」というブログを書いていましたから。読書を意識した文章。ゴーストライターが書いたものではないことは読んでいてわかります。
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 父親の洋平氏が激務がたたり肝硬変で危なくなった時に、太郎氏の肝臓の1部を生体肝移植したのは有名な話です。命がけの移植だけに「生体肝移植を美談とするには危険」と言い切っていますね。

 大学時代にポーランドへ留学し、連帯議長のワレサ氏に面談、その後当局に逮捕されたりしていました。

 政策的なコメントは(論文ではありません)は議員活動や閣僚経験から紡ぎ出された言葉で率直に書かれています。
河野太郎・著作2_NEW
「新しい国際秩序にどう対処するのか 安全保障・外交戦略」

「防災4・0」

「エネルギー革命を起爆剤に」

「国民にわかる社会保障」

「必要とされる教育を」

「温もりを大切にするデジタル化」などです。

 極端な「独善的な」歴史観や世界観はなく、留学体験や外務大臣。防衛大臣時代の海外歴訪の体験から導き出された「感想文」を記述しています。

 菅首相に抜擢されて「コロナ対策ワクチン大臣」をやっています。厚労省の情報が錯綜し、本人がブチ切れたり、謝罪したり混乱をしていましたが、最近は落ち着いてきたようです。

 一読した感想は、河野太郎氏が首相になる場合、官僚や専門家の意見を冷静に上手に汲み取ることが出来れば、判断を間違うことはなく、国際会議(G7など)へ行かれても、びびることなく、自己主張がきちんとできるリーダーでしょう。

 果たして今回の自民党総裁選挙に出馬できるのか。また当選する見込みがあるのか。9月5日時点ではわかりません。

 岸田文雄前政調会長は既に総裁選挙に立候補しています。自民党の「嫌われ者」の石破茂氏も出馬の動きもあります。極右思想の持ち主の高市早苗氏は安倍晋三前首相が推薦するとか。二階幹事長の動きも気になります。

 緊急事態宣言は9月12日までですが、コロナ感染者がピークアウトしないので、おそらく延長されることでしょう。

 自民党も危機感を持って総裁選挙をしていただきたい。衆議院選挙と同じ13日間もやるのですから。「ちゃちな選挙」でしたら国民は自民党を見放すことでしょう。
2021nennsennkyo
 私見は「河野太郎氏は面白い」とは思います。はたして今回自民党の総裁になるのかは不明です。政治家デビューの頃に岸田文雄氏に世話にもなっているようです。今回は岸田氏を支援し、次回を目指すのか、動向は不明ですが、注目される存在ではありますね。

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2021.05.04

「静穏域に安堵するな」は卓見です。

原発に天変地異のリスク1_NEW
 何度も「繰り返し」になりますが、日本は世界で有数の(あるいは世界1の)災害大国ではないかと思います。いつもの「繰り言」から始めます。

「日本の面積は、世界の陸地の総面積のわずか0.28%しかありません。しかし、世界で発生する巨大地震の約20%が、日本で発生しているのです。単純計算で他の国々の約100倍の地震発生率であり、その原因の1つが、この「4つのプレートの上」という世界唯一の立地なのです。そして、もう1つの原因は、確認されているだけでも2,000を超える活断層が、北海道から沖縄まで日本列島の下を縦横無尽に走っていることなのです。
原発に天変地異のリスク2_NEW
 政府の地震調査委員会は、首都直下型巨大地震が30年以内に発生する確率を「70%」と試算しました。関東から九州まで壊滅する恐れのある南海トラフ巨大地震の発生も、すでに秒読み段階です。

 日本は世界有数の火山国です。400程度ある世界の火山の4分の1の110が日本にありますから。噴火、火砕流、火山灰の降下など過去にも大災害が起きています。

 また地球温暖化が原因であるのか定かではありませんが、近年は大型台風の被害と大雨豪雨災害、大雪災害もあります。まさに日本は災害大国。

 これほど「負」の条件が揃っている国が、未だに原発をベースロード電源として再稼働を進めていること自体が正気の沙汰ではありません。そして、安全化するまで10万年も掛かる使用済み核燃料を地層処分するなどという責任放棄、これも決して許されるものではありません。

 このような状況下で最優先すべき政策は、福島第1原発を始めとした全国すべての原発の一刻も早い廃炉であって、間違っても再稼働ではありません。」(ブログ記事日本は災害大国。原発は不要です。」

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-a51c86.html

(ブログ記事 災害大国日本には原発は不要です。)

 2017年5月22日の高知新聞に掲載されましたコラム記事です。

 コラムを買描いたのは島村秀紀さん(地震学者、日本文藝家協会会員、評論家、エッセイスト)です。地震学者で文藝家ということは、寺田虎彦さんのような人です。
kyodaisizinsingeneria
4年前の記事ですがいちいち納得です。

「原発に天変地異のリスク」

「静穏期への過信は危険」とあります。

 島村秀紀氏はこう述べられています。

「1世紀に大噴火は4から6回」はありました。21世紀の日本に大噴火が4から5回あっても驚かないとする学者は多いとか。

「地震も同じだ。6400人が亡くなった1995年の阪神大震災まではほぼ半世紀の間。250人を超える犠牲者を生んだ地震はひとつもなかった。」

 確かに1946年の昭和南海地震以来の大地震です。

「つまり、たまたま地震や火山噴火の静穏期が続いていた間に、日本は高度成長をなしとげ、多くの原発を林立させたのである。」

「理由はわかっていないが、この静穏期は一時的なものであることは確かだ。長い目で見ると、今までこそが日本列島にとって異常だったのである。

 日本史上、あるいは地震学的にわかっているそれ以前の時代を見ても、日本が大地震や大噴火に襲われたことが普通だった。」
fukusimagenoatuhigai
「これは日本列島が乗っている北米プレートとユーラシアプレートに、太平洋側から太平洋プレートとフィリピン海プレートが押し寄せてきている。という構造から来るものだ。

 世界に地震国言われる国はいくつかあるが。プレートが4つもせめぎ合っているところは日本以外にはない。」

「地球物理学者から見ると、日本列島では、大地震も大噴火も「あって当たり前」のことだ。日本はたまたまの状態を未来永劫に続くものだと思い込んで静穏期を享受してきた。この思い込みは、あまりに危険である。」

 最近政府は「脱酸素社会」の切り札として原子力発電を再稼働させ、更に新規の建設までもくろんでいます。災害大国日本という自覚のかけらもありません。

 裁判所の裁判官ですら「異常な静穏期」をベースに判決を出しています。今一度謙虚に日本の有史以来の歴史を振り返り、事前対策を進めるべきです。

 人間には原発を建設し、運転することはできますが、暴走した原発をコントロールすることは出来ません。災害大国日本には原発は全く不要です。

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