原子力政策

2009.11.10

エネルギー政策の大転換を

Hatudenhiritu
 国政の大きな課題に「エネルギー問題」があります。最近では「環境問題」と連動しています。先日日本経済新聞に掲載れている「わが国の電源別発電電力量の推移と見通し」を見て唖然としましたね。

 2015年の見通しは、なんと「原子力43%。石油火力が6%。石炭火力が19%。天然ガス火力が22%。水力が9%。新エネルギーが1%」の予定とか。
 「原子力発電43%。火力発電全体で47%で合せて90%」です。これでは地球温暖化対策には到底なりえない。

 なぜかといいますと原子力発電は不安定なので、必ず火力発電がバックアップしています。ですのでCO2 は減少するどころか、増加するでしょう。また原子力発電は高レベル放射性廃棄物最終処分場もありません。この問題をどうするのでしょうか?

 8月の総選挙の結果、民主党政権が誕生しましたが、「自然エネルギー政策を」ときちんとマニフェストにしているのは社民党ぐらいで、民主党は原発推進なのです。

 ドイツは日本においては僅か全体で10%にしかすぎない自然エネルギー発電を国策で、現在の15%から40%に引き上げるそうです。かなり努力しています。

 日照時間で言えばドイツは高知県より200時間も年間少ないそうです。それでも国策で太陽光発電を推奨し、果敢に推進しています。

 エネルギー資源を遠い海外からの原料(石炭、石油、ウラン鉱石すべて日本は輸入)に頼らず、太陽光や風力、水力で自前で調達するドイツの姿勢は見習うべきではないのでしょうか?ドイツは紛れもない先進国です。

 このあたりきちんと感情的ではない議論、情報公開をともなう議論をしないといけないと思います。
い日本の国土で起こっています。この50年間大地震が日本にはなかっただけです。55基もこの50年に原子力発電所をこしらえました。日本海側は活断層の巣。直下型地震の可能性が大。太平洋側は、南海、東南海地震のような巨大なプレート型地震の活動期に入っています。

 原子力発電の安全性と、高レベル放射性廃棄物を地層処分できる安全地帯が日本にあるとは思えません。なぜなら日本列島は地震で出来たからです。
 どうしても原子力発電と共存しなければならないなら、すべての情報を原子力関係者は情報公開すべきである。でないとこれ以上の原発の建設は危険であると思うからです。
 危険であるならば、安全な廃棄と解体のプログラムを国民の前に提示する義務がありますね。

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2009.08.21

ニュークリア・シェアリング・システム

Tabogami1
 7月26日の高知での「田母神敏雄講演会」を見に行きました。会費1000円を払うと領収書(日本と郷土を愛する高知県民の会」という領収書をいただきました。
Tabogamir2


 田母神氏の講演内容につきましては、個人ブログに感想などをレポートしています。さほど内容が極端でも目新しくはありませんでした。

 注目される考え方とすれば、当日会場で購入した田母神氏の著作「田母神塾 これが誇りある日本の教科書だ」(田母神敏雄・著・双葉社)の項目でした「究極の抑止力。核兵器で国防と外交を強化せよ」に以下のことを述べられています。

「自国で核兵器を持つことが難しいのであれば、日本も「ニュークリア・シェアリング・システム」の導入を検討してみてはどうでしょうか。これはアメリカが持つ核兵器の発射ボタンを共有化するという試みです。」

「実は既にNATO(北大西洋条約機構)のうちドイツ、オランダ、イタリア、ベルギー、トルコの5カ国ではニュークリア・シェアリング・システムが導入されています。これらの国が核兵器の脅威にさらされたときには、アメリカがもつ核兵器を引き渡すというとりきめです。

 自前の核兵器を保有する前段階として、日本もNATO5カ国のように、ニュークリア・シェアリング・システムを導入することを勧めます。」(P232)

 田母神氏の主張で説得力のある部分はこのところであります。

 いくら北朝鮮の脅威があるからといって日本がただちに核武装できるかといえばありえません。アメリカが1番反対すると思います。

 アメリカにとって1番怖いのは日本です。つまりアメリカの仮想敵国は未だに日本であります。その現実を左右論者は忘れています。沖縄を初めとする巨大な米軍基地は日本を軍事占領するために存在しています。日本防衛のためだけならあれほどの巨大軍事力は不要です。日本から核攻撃されないために日本を「軍事占領」する必要性があるから米軍基地が日本に居座り続けているのです。

 日米双方の政治家も代替わりし、在日米軍の真の意義目的(日本を軍事占領し、日本を軍事大国化させない)を忘れ、中国を大事にし、日本をないがしろにする傾向がありますね。

 そうなると日本の核武装論が必ず台頭してくるはずです。でもそれはアメリカが許さないことは明白。日本の核武装で1番脅威にさらされるのはアメリカになるからです。世界各国の経済封鎖でしぶとく生き残る我慢強さは今の日本人にはありません。

 ですので「妥協案」として「ニュークリア・シェアリング・システム」が出てきたのでしょう。でもそれはしょせん「アメリカの手の内」にあることには変わりはなく、未来永劫に日本が自前で核武装することは不可能なことになるのです。

西やんのブログ田母神氏講演会の動画が掲載されています。

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2009.08.16

NHK番組「核廃絶は可能か?」を見て

 昨日の8月15日にNHK総合で「日本のこれから 核廃絶は可能か?」{午後7時半~午後10時43分迄。途中15分の中断含む)という討論番組を見ていました。

 テーマを「北朝鮮の核開発問題」「非核3原則の問題」「核のない世界は可能か」「核は抑止力になるのか」「今後のあるべき方向は」とかの重たいテーマでスタジオに30人の全国から来られた視聴者の代表と星野知子氏{女優)や志方俊之氏{防衛問題評論家)ら6人の有識者を交え議論をしておりました。

 聞いていてやはり予想どうり、「対話による核兵器の廃棄を進める」派と、「核武装して初めて核保有国との対話が可能」派との対立がベースにあり、議論は最後まで平行線でした。

 北朝鮮との「核問題」は、それを「脅威と思う」派と「思わない」派の議論は最初からかみ合わない。番組では日本の300分の1程度のGDPの北朝鮮がなぜ国力の多くを費やして核武装し、弾道ミサイルを開発するのか。それはアメリカとの対等な外交交渉をしたいからだ。とのことでしたが、実際にはどうだったのか。

 その北朝鮮の外交姿勢についての冷静な議論はありませんでした。ようするに北朝鮮に関する情報があまりに日本人各位はもっていない。「不条理な金王朝の独裁国家」としてのステレオ情報で「わかったつもり」「北朝鮮を理解したつもり」になっているが、実はそうではないのではないか。という観点が番組になかったのがとても残念でした。

 実際現在の日本と北朝鮮との外交はどうなっているのかの検証も必要であり、いきなり「北朝鮮の核の脅威にどう対処するのか」という設問は愚問であると思います。北朝鮮は外交の手段として、核開発と弾道ミサイルを最大活用しています。日本はその2つを所有なしでどう対処できるのか。それは可能なのかの議論をもっとすべきでした。

 途中インドとパキスタンの問題が出てきて問題の整理がつかなくなりました。カシミール地域の帰属問題でインドとパキスタンは何度も武力衝突しています。1998年に両国は同時に核開発と弾道ミサイルを開発しました。国際的には核拡散防止条約に違反する行為を両国はとりました。

 両国の核開発により、「結果として抑止力」になり、両国は話し合いの交渉のテーブルに着いた。という主張がされました。インドとパキスタン両国の在日滞在者のパネラーもそう発言していました。それ本当なのか?本当に両国の核開発が戦争の「抑止」になったのか?議論がわかれるところです。

 討論会の後半の部分で、日本の進路を問う設問がありました。核廃絶を対話で訴え続けるのか。アメリカの「核の傘」を活用するのか。日本独自に核武装するべきなのか。この議論を聞いていて、「共通のプラットフォームがないので」感情的な議論になり、聞いていて眠くなりました。不覚にも少し眠ってしまいましたし。

 特に「日本は核武装すべし」論者は、インドとパキスタンの両者が核開発したことで、「結果として」紛争が抑止された。核をもつことで抑止が働いた事例であると言います。1980年代の欧州でも似たような事例があり、ソ連が中距離ミサイルを配置したのに対し、西ドイツは対抗するためにアメリカの中距離ミサイル配備を訴え、アメリカ製核兵器の「レンタル」をしてもらって、アメリカの指導で訓練もしてソ連に対抗した。結果それが「抑止力」になった。と。
 
 この問題は冷静な「検証」が必要であると思います。それなしにいきなり「核武装で抑止」とかいう議論は飛躍しすぎです。

 番組の感想。

 やはり難しい問題。国のあり方を問う問題であります。議論が拡散することを恐れず、終戦記念日に3時間討論番組製作したNHKを評価したいと思います。

 8月9日に日本テレビ系の番組「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていました。こちらはバラエティ番組です。

 出演者は

◇司会   やしきたかじん
      辛坊治郎 (読売テレビ解説委員)
◇パネラー 三宅久之、田嶋陽子、鈴木邦男、田母神俊雄 桂 ざこば、
         勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえ
◇ゲスト  池田眞規(日本反核法律家協会会長)

  今週のテーマは「核廃絶は可能ですか?」というテーマ。

 だいたいこの出演メンバー{立場が大きく異なりますし)で議論がまとまるはずもないし、生産的な結論に議論が収斂するはずもありません。

 番組での議論は相手の主張を途中でさえぎり、大声を張り合うだけ。途中でCMも入るし民放バラエティ番組ですのでいたしかたはない。限界でした。

 番組出演者の田嶋陽子氏が1つだけ良いことを言っていました。

この種の議論はあまりにお互いの知識の共有化が出来ていない。もっと情報を出していただいて、議論を深める必要がある。」

 各自が持論をわめきあうだけでは、バラエティ番組として見ている分は面白いが「それだけ」で終われば忘れてしまいますね。議論の核心がボケてしましましたし。

 結局かみあわないまま、番組は終了してしまいました。

 NHKの「日本のこれから 核廃絶は可能か?」の3時間番組も、残念ながら「やしきたかじん」の民放のバラエティ番組を「超える」内容では残念ながらありませんでした。

 わたしはその原因をわたしなりに考えてみました。

1)議論や取材に外務省が関与していない。外務省の幹部やOBも含め出演していただくべきではなかったのでしょうか。北朝鮮の核問題、拉致問題にしても、非核3原則にしてもすべて外交問題です。その観点が弱い


2)外交の延長{失敗)が戦争ではないでしょうか。孫子の{戦わずして勝つ」という意味の検証を「核問題」で冷静にすべきではなかっただろうか。


3)北朝鮮は乏しい国力の至資源の大変を費やしてなぜ核開発とミサイル開発をするのか?それは外交交渉に有益だったからでしょう。でもそれは本当に北朝鮮に利益を生んだのか?検証が必要でした。

 北朝鮮同様の一党独裁国家体制である、キューバやベトナムの国づくり、国家運営はどうなのか?キューバやベトナムは自国で核を持たずに独自の国家建設をしていますし。特に「キューバ危機」{ソ連製の弾道ミサイル持込問題)があり、その後のキューバの政治姿勢についてのレポートが必要ではなかったかと思う。

 また核開発を放棄したリビアはどうなのか?リビアの独裁者ガダフィ氏は「北朝鮮が核開発をやめるように説得しても良い」とか言っているように聞きました。本当の話しなのか。番組で検証していただきたかったです。現地取材も含めて。

4)日本が核武装すると言う人もいますが、アメリカがそれを容認するでしょうか?絶対にありえないと思います。 
 日米同盟といいますが、アメリカが1番恐れているのは日本の軍事大国化です。日本が独自に核武装すればアメリカが1番の脅威となります。許すはずはないと思います。

 在日アメリカ軍基地は日本の防衛のために米軍がいるのではなく、日本を軍事占領するためにいるのです。アメリカは日本を本音では信用していません。ですのでアメリカが日本の独自の核武装を容認するはずはありません。

5)時代は地球環境保全へ向かっています。多資源消費型で、廃棄物の処理が難しい各施設のあり方{原子力発電所も含めて)議論すべきえした。果たして核の平和利用はありえるのか?危険ではないのか?その議論はありませんでした。


6)欧州ではドイツが宿敵フランスと信頼関係を構築し、二度と戦争を起こさないという観点でEUで経済統合、政治統合を目指しています。東西冷戦後の欧州では大きな流れになりました。

 アジアでも日本・韓国・中国がお互いを信頼し、経済統合を目指せば、安全保障のありかたも大きく変化します。でもそれを阻止しているのはアメリカのように思われます。日本・韓国・中国が相互対立することでアメリカは利益を得ているからです。


7)番組でも被爆者の人が言われました。「ノーモア・広島・長崎」であると。核兵器の恐ろしさ、おぞましさを本気で世界中に今以上にあらゆるメディアや情報伝達手段を通じて流布することが核兵器を廃棄する道になると思います。

 映画「ヒロシマ.ナガサキ」はドキュメンタリー映画の秀作でした。漫画「はだしのゲン」も優れた作品です。

 日本国をあげて被爆の悲惨さ、おぞましさを世界に広報すべきです。そして広島。長崎の平和式典にオバマ大統領を招待することです。

 サミット会場も広島市や長崎市で開催すべきです。可能な外交力を活用すべきです。できることはいくらでもあると思います。

 アメリカに原爆投下の誤りを認めさせることです。スミソニアン航空博物館で原爆展示を開催すべく外交努力をすべきです。すべてはそれからです。
Hirosimanagasaki
 ドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ」。映画に出演された被爆者の人たちの冷静な語り口には感動しました。この映画を「切り口」にした冷静な議論が、今回の番組では必要ではなかったかと思いました。

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核のない世界の実現を

 64年前に広島と長崎に投下された原子爆弾。「使えない兵器」のはずの核兵器はその後、旧ソ連、英国、フランス、中国などが核を保有。インドやパキスタンも核保有国になりました。

 いまやイスラエル、イラン、北朝鮮も核保有を宣言し、「使えない」はずの核兵器が世界中に拡散しています。

 世界の唯一の被爆国日本の役目は大きい。従来の対米従属型の外交姿勢を正して日本が世界に対して果たす役目はとても大きいと思います。

今回の総選挙でもきちんと「核のない世界を構築する」戦略を持っている政党を支持したいと思います。

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2009.08.14

浜岡原子力発電所は大丈夫なのか?

  先日震度6強の静岡県での地震。メディアの報道では東名高速道路の盛り土部分の崩落ばかりが注目されているようですね。突貫工事で15日の完成予定でやるらしいです。

  
 東名高速の全面復旧延び延び… 見通し甘く、突貫工事の工法を急きょ変更{中日新聞)

 その話題の影に隠れてしまいましたが、中部電力の浜岡原子力発電所は大丈夫だったんでしょうか?今回はまだしも近日中に起きるであろう東海巨大地震、東南海地震の大地震に施設は耐えられえるのでしょうか?
 
 設計時想定超す揺れ(新聞赤旗)

 日本海側に原子力発電所は集中して立地しています。新潟県柏崎刈羽原子力発電所のようにそちらは「活断層の巣」の上に立地しております。今後も日本海側では直下型地震が群発するのではないかと言われています。こちらは10年に1度の頻度で起こるそうです。

 一方太平洋岸の静岡県から和歌山、四国における南海、東南海、東海地震は100年に一度の巨大地震。プレートがひずんで起こる巨大地震です。大津波も起きる可能性があります。地震でいえば浜岡原子力発電所が1番危険なのではないでしょうか?

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2009.08.07

オバマ大統領にこびる必要などはない

  6日に広島で開催された平和記念式典で秋葉広島市長は、オバマ米国大統領の「核廃絶」発言を支持し、ともに行動しようと呼びかけておられました。

 広島「原爆の日」 「核なき世界」へ「We Can」(朝日新聞)

 であるならばオバマ大統領は広島の式典に出席すべきでしょう。日程的に無理なら副大統領や国務長官などを出席させるべきでしょう。拘束された米国人記者の解放にクリントン元大統領を敵性国家北朝鮮に派遣したぐらいですし。

 出席しなくても広島原爆投下の日に何か声明を出すのかと思いきや、オバマ大統領は出しませんでした。本気度が問われます。

 米国では原爆投下を正当化するゆがんだ意見が未だに大勢を閉めているとか。このような状態では核廃絶など出来るはずはない。やるべきことはきちんとオバマ大統領はすべきである。

 1日も早く広島・長崎を訪問し、現地で核廃絶の宣言を行い、被爆者との交流を行うことです。それをしない言動は偽者であると思うからです。

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2009.08.06

核兵器は使用不可能な兵器

Hiroshima1945806_thumb_4

 日本は世界で唯一の被爆国。8月6日に広島で。9日に長崎に原爆が米軍により投下されました。両市で一瞬のうちに30万近い非戦闘員が惨殺された米軍による戦争犯罪です。

 米国は原爆投下を未だに正当化し、被爆者に政府指導者は謝罪していません。「原爆投下が戦争の終結を早め、日米双方の犠牲者を少なくする効果があった。」とする独善的な見解を改めません。

 核保有国は、その後ロシア、英国、フランス、中国と拡大。インドとパキスタンも保有しました。更にイスラエル、イラン、北朝鮮が核保有国になろうとしています。どんどん核は拡散しています。

 「使えない兵器」をなぜ多額の費用で自国開発するのか?核の保有による「均衡」が抑止力になり、外交でのカードになると言われて来ました。しかしそれは「時代遅れ」ではないでしょうか?

 むしろ今の時代大事なのは情報通信分野です。核兵器もミサイルも情報技術なしで稼動できません。この分野の「防衛」は日本はきちんとやり、結果として核兵器が使えないようにすれば良いと思います。

 日本は「核開発をしない」ということを今後も堂々と国際社会で公言することです。それが世界平和の道であると思います。核を使わない世界が良いに決まっています。

 日本がその平和外交をリードするべきであるし、その資格は十分あると思うからです。

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2009.06.24

北朝鮮は核兵器への幻想を捨てよ

 自国防衛のために核兵器を保有すると宣言した北朝鮮。世界で唯一の被爆国である日本にとっては、はなはだ迷惑な話。核兵器で隣国を脅迫しても、より強い核兵器で脅威を受ける危険性がある。

 1度でも使えば取り返しが付かない核兵器。その誘惑に負け自国の貧困さを棚に挙げ、資源の大半を核兵器開発とミサイル開発に狂奔している北朝鮮。国としての存在意義すら最近はわからなくなりました。海外に輸出し外貨を稼ぐ手段が麻薬と軍事兵器だけだとすれば国家の品格も疑われますし、存在意義もないのではないか。

 コントロールしていた「宗主国」の中国も最近は持て余しているのではないか。こうなれば滅亡へのカウントダウン。自民党政権が崩壊するのが早いか、北朝鮮の独裁王朝が崩壊するのが早いか。

 この夏が山場であることは両方とも同じようです。

北朝鮮は44年ぶりにサッカーW杯に出場することが決まりました。フェアで良いサッカーをしていました。気持ちの良いチームです。政治指導者が劣悪なのが残念。

 核兵器やミサイルという迷惑施設で自己主張しなくてもサッカーというフェアで平和なスポーツで国威発揚をしていtだきたいものです。

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2009.06.03

日本のエネルギー白書は原子力重視

Ikata
 2008年の日本のエネルギー白書。低炭素社会実現のために、自然エネルギー(太陽光)と原子力の活用を述べている。しかし力の入れようは原子力重視ではないか。

 先日来日したプーチン・ロシア首相との首脳会談でもロシアからのウラン輸入と、日本の原発技術の供与が大きな要素であるようですし。

 政府のエネルギー政策の基本は原子力政策。おりもおりMOX燃料がフランスから運ばれ、九州や四国の原子力発電所でプルサーマル発電を始めるようです。高速増殖炉で失敗しているのに、今さらプルサーマル発電とは。

 高レベル放射性廃棄物はこれでますます増えます。どうするのでしょうか?
Enerugiseisaku

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2009.05.24

環境と共生する社会への構想の提出

 身勝手なグローバル資本主義(新自由主義)は音を立てて崩壊しました。資産や才能を食い潰した弊害はしばらくそれにかぶれた社会は立ち直れません。そもそも新自由主義は、社会主義の破綻(1国社会主義)の廃墟の上にはびこったあだ花でした。

 では今後どのような社会を構築していくのか?地球環境資源は新自由主義者どもが言う様に無限ではなく、有限であり、環境と共存しながら活用しないと人類全体が滅亡する事態になることは誰にもわかってきました。

 「自然エネルギー資源の活用」というのであれば、原子力発電をどう位置づけるのか?
 輸出主導型の日本の産業構造をどのように内需主導型に転換していくのか?そのあたりの処方箋が各政党や社会運動体に見当たらない。

 体制派も社会運動体も答えが出せないまま、ずるずると格差社会を容認し、流されて来ました。どうするのかどう社会をつくるのか?今は明確な答えをだれも出せないでいます。

 「連合赤軍と新自主主義の総括」というテーマで今年は考え続けています。その観点は正しいのではないかと思います。かつての新左翼運動を担った皆様方が「憲法九条護憲運動」のみに固まっておられるようです。
 
 しかし平和憲法を護持することはとても大事ですが、もっと大きな観点。世界革命という観点は一体どうなったのでしょう?あくまで構想は壮大でなければなりません。巨大な構想でなければ実現しないと思うからです。

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