地方の公共交通

2014.10.15

閑散とした県有地の高知駅前にバスターミナルはどうか


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 台風からの避難と称して県民の税金でプラスチックの3志士像が撤去され、また税金で運ばれ設置されるようです。高知駅前は閑散としています。

 しろうと考えに過ぎまんが、この県有地をバスターミナルにできないものでしょうか?可能であれば土地の有効利用になります。バスターミナルは交通の結節点にあるべきです。

 反対側のバスターミナルは、長距離バスと高知空港連絡バスが発着しています。ろせこちらの南側は路線バスと周遊バスの発着場になれば便利でよろしいかと思いますが。
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2012.07.26

やはり高知市での路面電車は貴重な都市資源

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 父を連れての病院からの風景。反対車線の路面電車である土佐電鉄の車両を見ました。運転手が1人で30人以上の乗客を運んでいます。地方都市では大量交通機関ですね。

 路面電車は高齢者には優しい交通機関です。人口減などで赤字基調でしょうが、土佐電鉄の路面電車を守る育てるのはどうしたらいいのか、もっと議論をすべきでしょう。

 大都市部の地下鉄などは、不便です。路線バスや路面電車は地方都市においては、効率的に活用することがとても大事であると思いました。

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2010.07.05

”東西軸”エリア活性化プランは市民参加がまだまだ少ない!

 今まで議論されてきた基本的な考え方が「歴史」「文化」「食」の3つがテーマのようです。高知市の中心部を空洞化させるのではなく,元気にするいために「3つのテーマ」から派生して,具体化し取り組まえていくというようです。

 私見ですがそれでは「狭い」のではないかと私は思います。その理由は,「都市は社会サービス・システム」であると思うからです。そこで働き,遊び、学び,訪れる街です。

 わたしは以下の要素が必要であると思います。

1)高知市”再生”には都市計画が必要

2)元中心市街地商店街の再生

3)歴史のとらえかた

4)ユニバーサルな都市づくり 高齢者。障害者。乳幼児にやさしいまちづくり

5)エコの問題(地域生態計画)

6)公共交通の最大活用 トランジットモール LRT 車の上手な処理方法

7)防災・減災 南海地震時には高知市住民20万人が水没する街に住んでいる。中心街も。


8)音楽・エンターテイメント 映画館 よさこい まんが文化

高知県庁政策企画課 

 7月2日に「パブリック・コメント」の何人かに話を聞きたいということもあり、検討委員の皆さんと、行政のみなさんに自説の私見(上の項目)を申し上げました。

 ブログ記事「”東西軸エリア活性化検討委員会”へ特別出席」を参考


 そちらに提出資料やコメントも書いてあります。

 しかしこの意見交換会にしても「市民参加の梯子段」の段階から言えば「形式的参加機会の増大」段階でありますね。

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2009.03.27

リハビリのできる都市づくりを

 今日の午前中は父につきそいあるリハビリ病院へ行きました。リハビリの間に観察していますと、いかに身体機能に障害がある人が多いことか。1人として同じ症状の人はいません。歩行困難な人。座ることも出来ない人。杖をついているひと。体を極端に曲げて歩ける人。

 その患者1人に理学療法士という専門家がマンツーマンで体の使い方のアドバイスをしていました。麻痺しているほうではない健全な部位を使いながら身体機能を回復させていくというやりかたです。

 超高齢者の父ゆえ、多少の身体のトラブルはあります。でもリハビリのおかげで本当に良くなりました。専門家の関係者のおかげです。

 体育館のように広いリハビリ施設で多勢の患者が理学療法士、作業療法士の指導で懸命に機能回復訓練をされていました。胸を打たれました。たしかにこの施設は凄い。しかしそれぞれの患者の自宅周りや、職場環境はどうなんだろう。同じ人間として尊重され、きちんと社会生活を過ごせるようになっているのだろうか?きわめて疑問です。

 都市全体をリハビリが出来る。それが可能な街に高知を大改造すべきです。おとなも子どもも,幼児も高齢者も身体に麻痺のある人も皆が安心して楽しく暮らせる、社会生活が過ごせる都市に大改造すべきです。そうなれば雇用効果もあります。医療や介護、リハビリ分野は、機械化できる分野でもありません。社会福祉の充実は都市機能の見直しとともに早急にすべきでしょう。高知はそこで「先進国」になるべきなのです。
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街中での車椅子の移動は大変。ホームヘルパー講座の研修にて

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2009.02.08

エネ博覧会2009を見学

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 地場産業センターでの「エネルギー&エコロジー エネ博覧会2009年IN四国」を自転車で見に行きました。
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 屋外展示で県交通のバスで、最近売り出された「ですか」の模擬体験が出来るということでしたが、生憎編む差なのかバスのバッテリーが上がっており体験できませんでした。
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つきますとそこそこ人が来ていました。親子ずれが多かったようです。

 会場は展示ブースがいくつかありました。
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 木質バイオマスのコーナー。ペレットストーブも実用化されています。

 ビール会社も省エネということらしくブースがありました。
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 太陽光発電のコーナーもありました。固定電池などのコーナーもありました。
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 ステージではいろんな説明が行われていました。
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 自転車発電というコーナーもありました。
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 会場の大きなスペースを占有していたのが原子力発電のPRコーナー。子供向けの遊戯やゲームなども多く設置していました。
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プルサーマル計画の説明ゲームもありました。
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 ゲームの中で原子力発電が何故か最上位に位置しています。
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 パンフをたくさんもらいました。エコバックももらいました。
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2009.01.10

1月8日の高知龍馬空港

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 いささか旧聞です。ヨットの写真の前に高知龍馬空港での写真がありました。うちの子供が進学先へ戻るのに高知龍馬空港に1月8日に見送りに来ておりました。
 
 がらがらの状態で「坂本龍馬像」も暇そうに見えました。
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 2階の出発ロビーもがらがら。正月休み明けはこんなものでしょう。それにしても人がいませんね。

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2008.12.24

ようやく連絡駅同士の情報が共有

 土佐電鉄のごめん駅と土佐くろしお鉄道ごめん町駅は隣接しています。しかし今まで双方ともお互いの交通機関の接続案内を車内放送でもしていませんでした。それが昨日(12月23日)には、双方ともしていました。
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(ごめん町駅の階段を下りれば土佐電鉄ごめん駅。驚くほど近い)
 土佐電鉄の車内放送でもしていました。また夜須の帰りでは土佐くろしお鉄道ごめん町駅では土佐電鉄と乗換えと車内放送もされ、乗り換え案内表示も張り紙がされていました。
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 これは今年の6月頃に地方の鉄道事情に詳しいやっしーさんが高知新聞の「声・ひろば」に投稿、両社の関係者が動いて実現しました。いいことです。

 やれることから実現すれば「道は開ける」と思いますね。
 
 現実に自宅のある知寄町から土佐電鉄で終点のごめんまで450円。乗換え1回で土佐くろしお鉄道ごめんなはり線のごめん町駅から夜須までが390円。合計運賃が840円。
 それを知らずに今までは土佐電鉄ではりまや橋乗換えでJR高知駅へいくのに190円。高知駅から夜須駅までが800円。合計990円。しかも乗り換え2回。

 情報の共有は大事です。土佐電鉄はもっとPRしないと。土佐くろしお鉄道もです。双方にとってごめんーごめん町駅乗り換えはメリットがあるからです。

 そのうちやっしーさんが主張されているように相互乗り入れ、直通運転ということになれば更に利用者は増加すると思います。(その昔土佐電鉄は安芸ー高知線がありましたし。)

 確かに楽でした。忘年会の帰りは夜須駅を午後8時50分発の高知行きへ乗りました。9時7分にごめん町駅へ着きました。階段を下りて土佐電鉄ごめん駅へ。9時12分発の鏡川橋行きへ乗車。知寄町へ着いたのは9時40分でした。乗り換え1回でしたし、ちゃんとごめん駅始発の電車が待ってくれたので、寒空に投げ出されることはなかったし。

 これは大都市部の電車の乗換えより楽だし便利です。都市部でも午後9時過ぎの休日なんて電車が来る間隔が空いてますし。長い待ち時間で寒い思いをしたことが何度もあります。その点、ごめん町駅乗り換えごめん駅(土佐電鉄)は使い勝手が良いですね。
 やっしーさんに感謝しないといけないと思いました。

 ごめん町駅乗り換え土佐電鉄の時刻表を写真に撮りPDFファイルにしました。写りが良くないですが参考になります。

 「gomenmachieki-tosadenn.pdf」をダウンロード

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2008.12.06

空自がイラクから撤退は嬉しい

 ようやく航空自衛隊がイラクから撤退するようで何よりです。田母神元空幕などの「錯誤した歴史観」の持ち主が制服組のトップにいたことを思えば、「良かった」としか思えません。

 軍事に特化したらろくでもないと思う。テロ対策と称し勝手に軍事力をイラクで行使でもしておれば大変なことになっていましたし。何事もおこらず撤収することは良いことです。

 アメリカが再びアフガンへの派遣を要請しても、慎重に協議し、別の国際貢献をすべきです。自衛隊は海外へ行くべきではありません。

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2008.10.01

観光庁が発足であるとか

 中山前国土大臣の時代がかった「大放言」「大失言」のおかげですっかり霞んでしましまましたが、国土交通省のなかに観光庁が10月1日からスタートするようです。

 観光庁サイト

 そういえば9月番組ゲストで出演いただきました福井照さんにも「観光」についてお聞きしました。自論があるようでした。

 あるべき高知の観光とは

 標識などのインフラ整備も必要でしょうし。外国(とくにアジア諸国からの)観光客誘致は地方都市にとっては必要な事柄であると思いますし。

 これからという時期に「放言」でトップが辞められた国土交通省。お気の毒としか言いようはありません。日本経済浮揚のために外国人観光客を増やすことは正しいことです。地方にとってもご利益があることですし。

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2008.09.07

あるべき都市の姿について 9月12日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは衆議院議員の福井照さんです。福井さんは元建設省に勤務され都市問題に大変詳しい人です。取り付きにくいと市民には敷居の高い都市計画問題や、まちづくり問題をわかりやすくお話いただけると思います。

 今日のテーマは「あるべき都市の姿」についてお話を伺います。

 高知市などの地方都市は、中心市街地が郊外型ショッピングモールの登場により衰退し、活力がなくなってきました。映画館すらない状況です。
 福井さんは以前英国も同様の状況であったが、郊外への出店を規制し、中心市街地と提携して出店するようになってから共存して繁栄していると言われました。

 それはいわゆる「まちづくり三法」が促しているのでしょうか?高松市丸亀商店街の再開発ビルなどは成功事例と呼ばれるものなのでしょうか?
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(郊外型大型店舗の登場で都市の姿が変わりました。)

福井 そうですね。中心市街地を守るというのは国是であると思っています。役所(建設省)にいるときの最後の仕事が「地方の中心市街地の再開発」でした。最初の法律をこしらえました。

 地方の中心市街地の再開発は最初はアメリカから始まりました。1980年代のアメリカでは地方都市が衰退し、中心市街地が荒廃し、ダウンタウンに低所得者の黒人層とヒスパニック層が入り込んできて治安が悪くなり、その地方都市から勤労者層もいなくなり、企業もいなくなりました。そのまちが「溶けて」なくなってしまったのです。

 その結果ダウンタウンが一番大事であるということがアメリカ人は理解しました。そこで都市の再開発施策を始めました。それがすぐに英国に波及し、90年代初頭に「タウンセンター・マネジメント」という考え方をを英国が発明をして地方都市のタウンセターを皆が活き活きして歩いて買い物したり、食べたいものを食べたりするゾーンに中心市街地をしないと地方都市がなくなってしまう。

 そういう意味でTMOというのは、イギリスの考え方を直輸入して日本でも10年ぐらい前からやり始めました。

 なにが違いかと言いますとイギリスは主体はNPOなんです。タウンセンター・マネジメントの主体なんですね。日本はNPOがまだまだ未熟で民主主義が発達していないので主体が市役所なんですね。そこが全然違います。そこがせつなくて。成功例だとかなんだかは言われていますが、青森や富山や金沢の事例を言われますが成功事例が僕にいわせれば1個もないのです。

 どうしてかと言いますと。英国のサッチャー政権も最初は「規制緩和」から始まったのです。日本の地方都市がが小泉ー竹中路線で苦しんでいるように、最初は新自由主義でした。規制緩和、市場原理、すべてフリーにすると言うことでいままで規制してきた郊外への大型ショッピングモールをサッチャー政権は最初は許しました。

 だから地方都市の中心市街地がみるみるうちに衰退しました。いままで郊外のショッピングセンターはなかったからです。同じサッチャー政権は間違いに気がつき、すぐに郊外の大型ショッピングモールをすべて禁止しました。それ以来政権が変わっても、1つの郊外型の大型ショッピングモールは出来ていません。

 そういう施策のファクト・フィンディングがあって転換がありました。背景は日本と全然違っているのです。かつて許したことをもう一度禁止するのですから。
 「ごめんなさい」という激しい施策の転換というのが日本人にはなじめないということですね。

 日本では地方都市の中心市街とを守ることは国是なんだけれども、中心市街地がぼーとしているというので現在推移しているということですね。
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(高松市丸亀町商店街の再開発ビル)
西村 それだけ思い切って規制緩和して、また規制を強化する。というイギリスならではですね。凄いことをしたのかなと思います。

 日本でも「まちづくり三法」というのは郊外へのショピング・モールを規制していく法律のように聞いてはいますが、それだけの拘束力があるのでしょうか?

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福井 だいぶ効果は出てきました。県により強弱はあります。一切今後の出店は無理だなと思わせる県が出てきたことはあります。とにかくこれからは地球環境問題もありますので、都市はコンパクトにしてできるいだけ自動車を使わないようにする。楽しく街を歩いてわくわくどきどきしてお話もして、食事もしてという。これからは「コンパクト・シティ」が国是になります。

 なるべく郊外の大型ショッピングモールはつくらないようにことなんです。ただ郊外の大型ショッピングモールをこしらえる立場の人からしますと「まだまだ購買力があるではないか」と言う人がいます。

 高知でもあまだまだ郊外に2つくらいこしらえてもお客さんがやってくると言われています。と開発当事者に読まれているぐらいまだ私たちは購買力があるのです。

 しかし都市計画において、高知市長さんのポリシーにおいて少なくても当面は高知市には郊外型の大型ショッピングモールは出来ないでしょう。私たちの目標はなるべく都市をコンパクトにしていくことです。

 高知市は環境白書にも載りましたし、路面電車を活用して、低炭素社会のモデル都市として私たちは暮らしている。と日本中から既に認められています。より低炭素社会の象徴が中心市街地になるのです。中心市街地は商店街だけのものではない。学校も病院も、住宅も全部含まれるのです。これからはどんどん街の真ん中にいろんな施設をもってくるのです。
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(都市開発事例で有名なアメリカのボルティモアのイナ・ハーバー)
西村 そのあたりの議論はいろいろ市民レベルでも行われていました。討論会を見に行ったこともあります。高知大学を中心街へ誘導する。高知女子大は池へ統合する。追手前小学校は廃校にして新堀小と統合、跡地を商業地にするなどお互い連携のないちぐはぐな都市再生プランが乱立しています。

  高知県や高知市には「都市計画不在」のように思われます。あるのは街路整備計画だけのようにも思います。
 都市計画とはどのようなものなのでしょうか?マスタープランにおいても高知では市民参加が保証されず短期間で決める傾向があります。市民参加と情報開示が中途半端です。

 お立場上お答えできにくいテーマかもわかりませんが、おかまいない範囲でそのあたりをどのように整理し、考えれば良いのは。お話ください


福井 都市計画法は昭和43年(1968年)にこしらえて、その時に市街化区域をこしらえました。市街化区域とそれ以外の区域をつくりました。

 はっきりした線で区分したのです。しかしそうして区分した市役所ほど土地が安いからという理由で市街地以外の地域へ公共施設を移転させたり、新たにこしらえたりしていました。40年の悲しい歴史があります。

 いまは端境期であると思います。そうしたゾーニングをすると言う手法の都市計画が破綻をした。失敗したということは国土交通省もわたしたちも共通の認識になっています。ですから建物を建てるときの制限だけではなく、目標は地球環境に寄与するというこいとで都市をどうやってつくるのか。そのための規制があり、誘導がある。
 
 今までとは全く違うという考え方で都市計画をすればブレークスルーできると思います。

 今までの延長線で考えても何も進みません。お互いに不平不満だけいうて終わり。お互いをうまくとり持つ場所がないのですね。

西村 ないのですね。1990年頃の時代に高知市は横山市長の時代に、都市再開発のために都市計画税を導入する構想がありました。当時自分も青年会議所の時代でしたのでセミナーなどもやりました。
 地域地域の不満が地区懇談会で爆発して、行政側がそれを受け止めて対話しているうちに時間切れになりました。なかなかそれは難しいですね。

 福井さんが「あるべき高知の観光とは」で言われていましたように1つの街であれば1人のプランナーが設計したら景観も一貫したものになるから良い街ができますね。でもそうはなかなかならないからばらばらになります。

 もう1つの視点は防災の観点です。高知市は低地の街ですね。シティFMのある潮江とかわたしの住んでいる下知は南海地震時水没することがわかっているのに、現在物凄くインフラ整備をしています。電柱地中化工事もしていますし。

 水没することがわかっているのに市役所もどうしようもないし。高齢化、少子化だ、介護保険だがあるので、市役所も動けない。皆答えがないのではないでしょうか?
 そのあたりは国として国政として「救いの手」とか「方策」はありますか?
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(高知市下知地区、潮江地区は海抜0メートル地帯で海に近く軟弱地盤です。)
福井 国として公共体としてはないんですよ。僕は役所の時もしていましたが「風水」ではないかと思いますね。占いだけではなくと(都市における)「風の道」「水の道」を守るということです。人間こそ自然だから。

 都市は人工で、自然と対立している。というのは全く間違いです。都市も自然なんです。人間が自然だからです。自然そのもののわたしたとが、自然そのものに、ナチョナリーに暮らしている。アスファルトだって、セメントだって自然のものですよ。

 そういう街の暮らし方はそこの風水論で、そこの龍脈が沸いてくる。地球からエネルギーが沸いてくるところに市役所、県庁やお城を建て、南側に海があって、広びろとしたところで経済活動をし、北と、東と、西には山があって敵から守られている。そういう風水論というのは、極めて有効なんです。

 おどろおどろしいことを言っているのではなくて、生態学者の人がいつも言っていることです。生態学の中でなにが1番大事かと聞きますと「地下水である」と。「地下水脈を切ったらあかん。」と。「地下水ほど生態学上重要なものはない。」と。

 徳川吉宗が江戸中に地下水道を引きこんだんです。そしたら、物凄く悪いことが起こりました。なぜかと占い師に聞きますと「それは地下水脈を切ったからだ」といわれたそうです。

 地下水脈は磁気も持っているし、電磁気のほうもそうだし、地下水脈を頼りに多様な生き物が生きているので、「風の道、水の道、地下水を大事にして」私たちがそこにしっとりと自然と一体となって暮らしている。という都市がどういうものであるか。

 高知の南国の、室戸の、宿毛の街と自然と地下水とを「見る力」が、「読み解く力」がいります。そんなことは近代都市計画の中では、近代土木工学でも1個の教えていません。だから物凄く前に戻らないといけないけれども「知恵の埋蔵金」が固まっていると思うんです。

 だからけんちゃんがずっと不平不満があるのはそこなんです!その「読み解き方」が足らんということです。

 
西村 なんか高知市は「環境都市宣言」にエントリーをしたようです。さきほど福井さんが話された「観点」や「視点」があるのでしょうか?

福井 それは未だ役所ベースに乗らないから。だけど水面も活かすし、山も活かすし。僕の言葉ですと「風水」ですけれども。考え方は入ってはいますね。
 環境モデル都市として世界に認められる活動。それで1番大事なのは人をつくること。そして「意識」です。意識。

 だから私たちが全員同じ気持ちで低炭素社会をつくるんだ。低炭素社会の世界のモデルになるんだ。その意識をつくることです。それこそ風水で地域を読み解いてわたしたちが暮らしている大地は一体なんなんだ。それを知る為にも、一緒に活動する。そういうことと思います。


西村 もう1つ質問です。富山市などは路面電車を活用したまちづくりを行っているようです。鉄道の廃線をうまく活用したようですが。廃線を路面電車に活用して熱心にまちづくりをされているようです。

 高知も路面電車が動いていますし。それを都市づくりに活かす。路面電車を高知駅から北へ伸ばす。イオンまで延長します。北部環状線を路面電車を走らす。そういうことの実現は、今の法制度とか都市計画のなかでは実現は無理なのでしょうか?
 やる気があればできるのでしょうか?
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(米国ポートランド市の路面電車。やっしーさん提供)
福井 やる気だけでは駄目です。技術開発がいります。パンタグラフのないLRTが必要です。北海道で実験が終わりました。出来そうになったんです。
 リチウム電池と言って何億回に1回は発火するので、なかなか導入できないんです。リチウム電池を積んだ路面電車です。

 停留所に電車が停車するたびに、横から(充電器)をピット出して、充電して走行する。バッテリーに充電するようにして走ります。そうなりますと架線が要りません。
(パンタグラフも架線も架線を支えるビームなども不要になります。)
 そうすると路面電車の背も低くなります。そうなれば高知駅の1階のあの空間の天井の高さでも電車は北側へ通り抜けることが出来るんです。

 今は行けないんですけれども、新しい技術開発した後のLRTや路面電車では可能です。行けるのです。それも早く実験をまずして高知で導入できるのです。それもコレもお金がいります。

 今の土佐電鉄の経営状態で、そんな投資が出来るかどうか非常に難しいと思います。それは私たちの税金で市役所と土佐電鉄とかが合体して、プロジェクトができるか。それがキーであると思います。
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(よさこい電車。写真は浜田光男さんに提供いただきました。)
西村 風水の話は面白いですね。高知市は山に囲まれ、海もちかくにある地方都市ですね。しかし、アスファルトの放射熱や建物や自動車の排熱で街は暑いです。夏にはエアコンをいれないとすごせないほど街が暑いというのはおかしいですね。エアコンをかけるからよけい暑くなりますし。

 これは風水の立場から見てもおかしいと思いますね。夏はエアコンなしで過ごせる街であるとか。市民がやる気になれば出来るのではないのでしょうか?

福井 石油・石炭を卒業することは可能ですね。ちょうど東大の学長が自宅を改造されて太陽熱発電パネルその他をやっていました。80%を削減したそうです。
 石油・石炭は80%削減できるんです。だから太陽光でエアコンも使用可能です。
太陽光を使用するためにはエアコンも冷蔵庫もすべてCO2が低いものにしないといけないんですがね。

 いずれにしてもわたしたちの住まい方が地球としっとりいっている。そういうことが風水論ですね。60兆個細胞があるけれども、分子生物学的には、死んだらすぐ風になりますからね。

 だから風も水も自分自身も一体だという生き方をいかにできるか。そこにかかっていると思います。

西村 福井さんのホームページのなかで北山孝雄さん(北山創造研究所所長・建築家安藤忠雄氏の弟)との対談で「風水の話」はとても面白く興味を持って読みました。お互い面白い話をしまくって終わっているようでしたが。環境と都市が密着しているという話は初めて聞きました。

福井 都市計画で定めているのはドイツです。「風の道」と定めています。「風の道」という都市計画そのものがあります。
 道路をここからここまであるけど。風の道は山からこういうふうに風の道があるので、ここにビルを建ててはいけない。はっきりあるんです。

 風水をおどろおどろしいというのは、日本だけです。
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(道路を引き剥がし河川を韓国ソウル市は復活させました。チョンゲチョンです。)
西村 韓国ソウル市のチョンゲチョンの時も「風の道」がどうしたこうしたというのはテレビで見ました。風はチョンゲチョンの上をこう吹くから温度が下がる。そういうのがあるんですね。

福井 今度はっきりするのは東京駅南側にある大丸がありますね。大丸が壊されます。そうすると江戸湾の風の道が、大丸の高層建築で通れなかったのが、なくなるとそのまま皇居まで行きます。風の道を復元するのですね。(大丸は移転します。)

 もともと風の道に東京駅はありました。無意識ですけれど東京駅周辺の建物を低くすることで風の道が出来ます。皇居は武蔵野台地の先。このさきに海があって。皇居には雑木林が一杯あります。そこへ向って潮の香りがする風が吹きます。


西村 大きな再開発ですね。そうなると日本橋の上にある高速道路も撤去しないといけないですね。

福井 ありますね。川沿いに風は行きますからね。川沿いに建物とか高速道路などをこしらえるのがそもそも間違いですね。

 あのときはしょうがなかったんです。関東大震災の後にいろんな広場をつくって、公共空間がたくさんありました。高度経済成長のときは、東京五輪の時は、使用せざるをえなかったですね。いちいち用地買収なんか出来ませんでしたし。

 それが川の空間だったり、関東大震災後にこしらえた防火帯であったり。そこへ高速道路を通すしかなかったんです。突貫工事でしたし。

西村 その話を聞きますと高知であれば風水を意識した都市づくりは東京ほど労力なしにできそうに思いますが。

福井 そうですね。さえん場から、最初でしょ。オリジンで。そこの近くまで船で来て。さえん場が最初の商店街だったんですね。

西村 そうですね。九反田のかるぽーと近くの堀川を船が着いて、そこから歩いて現在のはりまや橋商店街付近が昔の高知市の繁華街でした。
 船は藩政時代は大丸前まで水路がありましたし。
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(桜に季節には堀川には「お花見遊覧船」が登場します。)
福井  キーは水面なんです。水面の復活ですね。

西村 でもいまの高知市の都市づくりは水面を埋めていますからね。「16億円の無駄遣い」といわれているはりまや橋バスターミナルにしても、むしろ川を堀返せば価値がでるでしょうに。全部逆行してますよ。話が行政側とかみ合いません。
 事業を批判するとかみ合わないし。かといって迎合するわけにはいきませんし。
 ではあのバスターミナルは利用計画は?と聞きますとなにも考えているようにはないですし。都市計画の不在なんでは思いますね。

 風水の話は自然で沖縄でも首里城は風水で決めたと聞いています。建築で「鬼門」というのがありますが、これも風水の1種なのではないでしょうか?建築家は一応学習しているとは思いますが。


福井 建物のほうはそうですが。

西村 都市計画のなかでは「風水」はまだまだ活用されていないということですね。

福井 そうです。

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