高知学研究所

2014.04.21

「地方都市の暮らしとしあわせ」を讀んで

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 「地方都市の暮らしとしあわせ 高知市史 民俗編」(高知市・高知市史編さん委員会 民俗部会・編集・2014年3月刊)を4月2日に高知市片桐書店で購入しました。高知市下知地域にて新たなコミュニティづくりを企てようとしていますので、自然に目に留まりました。

 ローカル本で面白いと思った書籍は「忘れえぬ人々」(入交好保・著・・高新企業出版部刊・1973年)と、「2人の特攻隊員」(大西正裕著・高知新聞企業・2008年・刊)ぐらいでしたから。

 4月4日の高知新聞夕刊にも書評の記事がありました。「高知市民の姿 生き生きと」「闇市、バラック街、とんちゃん」「市史 民俗編 8年かけ完成」とあります。ローカル出版本は、総じてつまらない内容が多い(著者の自慢話が多い)駄本が大半でしたが、今回の書籍は讀んで得しました。

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 編集者たちの立ち位置と編集方法が素晴らしいと私は思い、購買にいたりました。それは次の言葉でした。

「日本での都市研究は、社会学、経済学、政治学など、様々な分野で行われてきたが、それらのほとんどすべては東京研究であった。地方都市と言う言葉に如実に示されるように、地方都市は東京に対しての「地方」(田舎)である、東京で起きったことや流行したことは、ただちに地方都市でコピーされる。つまり、東京を知れば、全国の都市がわかるとされ、地方都市の研究が軽視されてきたのである。」

「また、生活文化を研究する民俗学は、現代においても、「むら」などに伝えられてきた古い日本文化(民俗文化)の研究を主軸に据えているため、都市研究の視角や方法を鍛え上げることをなおざりにしてきた。

 このように概括すると、わたしたちが地方都市について知り、考えようとしても、まったくといってよいほどの研究の蓄積を持ち合わせていないことに気づくはずである。」

「本書は、高知市史の民俗編であるため、高知市の生活文化とその変容を記述するものである。(中略)

 わたしたちは、全国の地方都市において過去に起こったこと、現在起きていること、これから起こりえることを念頭に置きつつ、高知市の生活文化を描くことにした。つまり、高知市をケースステディとしながら、日本の地方都市の生活文化の一般性・普遍性をも浮かび上がるように執筆したということである。」(「はじめに」P2)

 この書き出しの文章に魅かれて購入したと言っても過言ではないです。しかも執筆者は1人以外は高知の人ではないところが良かったんですね。調べている史実を「相対化」していくからです。

 近世から江戸時代の高知城下の記録については、文献によるしかありません。戦災前の昭和初期の高知市の風情や市民生活については、高知市出身の作家宮尾登美子氏の作品や同時代に生きた高齢者への聞き取りで生き生きと描かれています。
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 わたしの叔母の嫁ぎ先の水谷ガクブチ店が、昭和10年から20年位の高知市商店街の1画にある古地図を見た時感動しました。高知市の商店街の栄枯盛衰のなかで老舗を守り奮闘してることは大変なことであるからです。

 江戸時代に人口2万人の城下町高知市が、明治以降近代化の波に乗り発展し、1つのピークを迎えるが、空襲で廃墟となり、しばらくはバラックとの共存を余儀なくされます。敗戦後10年を経て、都市計画で街路整備が始まり、現在の高知市の骨格が出来ます。

 商店街の興隆と百貨店の進出と共存、スーパーの進出と共存の時期があり、どうやら高知市中心街商店街のピークは1996年頃のようですね。2001年以降に大規模高知店法の規制が緩和され。イオンが旧シキボウ跡にできてから、商店街は衰退しました。

 この本は様々な市民に聞き取り調査をされています。わたしと同年齢(1955年生まれ)の女性に聞き取りをされていて、最近の買い物動向について記述されています。

「1985年(昭和60年頃)に車の免許を取ったのですが、運転し始めたのは15年ほど前から。漁港の直売所に魚を気軽に買いに行くようになった以外は、普段の買い物に大きな変化はないですね。

 郊外の大型店はあまりいきません。イオンも好きじゃない。何か殺伐とした感じがあって、ほしいものもありません。

 スーパーでは何でも安いと思っている人が多いけれど、小さな八百屋さんや直売所を丹念に覗いてみれば、必ずしもそうでもない。同じことは生鮮食品以外にもいえると思います。」

「ネットや大手のチェーン店で声高に宣伝されているものだけがいいとは限らない。私は、たとえ野菜1つでも買い物に楽しみがないと嫌なんです。ちょっとのものを買っても、お互いに「ありがとう」というような、それを売っている人や空間まで含めての何かが楽しくあって欲しい。

 すべてを大型店でまとめて買うことがあまり好きではありませんし、個人でお店をやっているとことは長く続けていって欲しいです」(P235「買い物と女性の暮らし」)

 なかなかの「買い物達人」の1人と思われますね。「買い物に楽しみがないといけない」というのは、とても大事な言葉ではないかと思いました。
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(子供時代に完成した高知大丸百貨店と中央公園)

 私の子供時代の「3丁目の夕日」を彷彿させる時代背景の記述や、昭和の南海地震の記録も淡々と書かれています。

 「新しい文化をつくる」旗手として、「土佐のお座敷文化を継承―発展」させようとしている濱長と土佐芸妓かつをさん、ローカルで頑張る漫画家・村岡マサヒロさん、アコーディオン奏者・坂野志麻さんなどが登場しています。

 まさに新たな高知の都市文化の担い手であると思います。

 かつてわたしももう23年も前になりますが、高知青年会議所時代に「都市再開発セミナー」を企画し、3年間の連続セミナーを開催していました。そして高知市は「快適都市」でなければならないと理念を提唱しました。しかし全く現実の市政からは受け要られることもなく、単に個人の思い出のなかにしまいこまれていました。

 現在下知地域で「地域内連係協議会」をこしらえようとするときに、「面白おかしい・地域社会」を提唱したいと思いました。良い参考図書であったことをご報告申し上げます。

                                      

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2010.03.17

いずれ理解されるかも、されないかも

 高知市のまちづくりについて、知事や市長や商工会のおエラがたが集まり、あいもかわらない議論をしている。でも「何も変わらない」のではないでしょうか。

 20年ほど前も同じでした。当時高知青年会議所で3年間も「都市再開発セミナー」を開催し、提言冊子も出しました。市役所に対しても働きかけもしました。
 今よりまだ財政的な余力のある時代でしたが、全く無意味でつまらないことに予算を費やし(1番の誤りはかるぽーとという文化ホール)を財源を食いつぶしました。
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(最近の高知市の最大の失政は「かるぽーと」の建設でした。)


 高知市内の中心商店街(今は元中心商店街)は、まだまだ活力があり、百貨店も2つありました。中心商店街のピークは1996年でした。それから2001年頃にイオンモールが出来、映画館もイオンに移転して、通行量も販売量も激減しました。もう回復はしないでしょう。

 「今更」やれること、手が打てることは限られています。役所をあてにせず、地元の資源を大事にすることでしょう。

 わたしがまちづくりについて熱い想いを抱き、青年会議所時代だけではなく、2000年から2008年までの高知シティFM時代の番組作成、ホームページ作成を通じて活動してきたことも、現在は社会的な評価は受けていません。

 社会的地位もないし、大きな会社の代表者でもないと注目されることはありません。でもそれは昔からそうであり、県庁などは庶民をばかにしていたことは、入交好保さんの時代からそうだったんです
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(県民のための仕事をしたことのが少ない高知県庁)

 諦めず、腐らず自己主張をしていこうと思います。記録としてはブログ等があるので、今後もどんどん公表をしていこうと思います。

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2009.11.28

エンジン01を見学

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 以前高知青年会議所が「エンジン01」に関する定例会を行っていたこともあり、今回高知市を主会場に開催される「エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジIN高知」を見学に行きました。
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 もっともいつものように「出遅れ」ので、面白そうな講座は既に売り切れ、売れ残っていた「龍馬こそ次期首相?日本の政治家論」(岸本周平・秋尾沙戸子・石川好・森本敏)とかいうメンバーの講座を見学しました。
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(講演中の写真撮影、録音などが許可したマスコミ以外は禁止という「なんちゃあない」(あほらしい)措置を主催者側がとっておりましたので、開演前の会場の様子しかありません。

 高知出身の作家山本一力氏も参加メンバーのようですが、「日本の頭脳100人が高知へ集まり議論をする。大変なことだ。」というのか。それが本物なのか、単なるインテリ(実はインチキかもしれない)・ゲンジャの「同窓会」「懇親会」なのか、見学しにいきました。

 大体「日本の頭脳100人が集まる」イベントにすれば、騒いでいるのはローカル・レベルであり、全国紙も各種検索エンジンのニュースにも全然掲載されていません。やはり「同窓会」レベルなのでしょう。カシオ・オープンというゴルフトーナメントのほうがはるかに情報発信量が多い。

 本来なら今日は上天気なので夜須でのセーリングに行くべきなのです。やはり石川遼君人気もあるので、出かけるのを躊躇せざるをえませんね。午前中は父を打ち放し場へ連れて行き、その間は読書。昼の12時からの「エンジン01」のセミナーへ行くことにしました。(予約券もさんのすけプラザで事前購入していました。)

 だいたいの発言を要約してみました。

森本 近代日本史150年で1番素晴らしい政治家は大久保利通である。その理由は3つあります。

1)「国家観が明確であること。

2)将来を見通す戦略(洞察力)があった。(3段階戦略)

3)私心がないこと。

 下級武士から政権中枢を荷い、明治5年ごろから11年(暗殺されるまで)、日本の行く末を3段階に戦略を考え、近代国家の礎を築いた政治家としてピカ1でありました。

岸本 もともとは大蔵省財務局の官僚を15年間やっていました。そのなかで1番の政治家は自民党税務調査会会長の山中貞則さんです。消費税を導入した政治家。
 「僕らは国民に恨まれ選挙は落ちるだろう。しかし国家100年の計で安定した財源は必要です」と信念のひとでした。

秋尾 わたしはスカルノです。初代のインドネシア大統領。独立運動時代、大統領時代を通じて常に国民大衆とともにあった人物。人間好きの人。言葉が巧みでコミュニケーション能力がありました。
 1955年のバンドン会議(アジア・アフリカ非同盟会議)を主催したあたりからアメリカの憎悪を買い、アメリカの支援を受けたスハルトに政権を奪われます。最近あまりのスハルト政権時代の腐敗が会ったので、スカルノは再評価されているようです。

石川 なんといっても石橋湛山。「小日本主義」は名著。実利面で日本の植民地支配は無理であった。持ち出しが多くて、経営面で破綻している。
 8月16日に石橋湛山は「日本の前途は洋々である。」と発言していました。まさに戦後日本は石橋の描いたとうりの経済発展をしました。

 議論のなかで今の日本差社会は常にメディアにさらされるのですぐに結果が求められる。10年後、20年後という議論はできないようになっている。

 森本氏は「民主党政権はアメリカの神経を逆なですることばかりやってきた。普天間基地。核密約問題。アジア共同体など。アメリカは円高を誘導し、トヨタをリコール問題でたたいて圧力をかけています。」と。普天間基地問題はどうしようもないので、鳩山首相は辺野古へ移設すべきであると。

 石川氏は「とはいえ鳩山首相や岡田外相の発言は国民の一定の支持がある。そこを踏まえてアメリカと交渉すべきであると。」

 彼らの4人の結論は「対米従属で日米関係を決着させよ」とのこと。この議論では沖縄に未来永劫に米軍基地が居座ることになります。なんだか釈然としない座談会でした。彼らの論点はアメリカ崇拝主義であり、日本国民という論点が抜かったものでした。

 やはり「インチキ・ゲンジャ」(偽者知識人)でありました。たいした政治評論ではありませんでした。がっかりです。

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2008.09.07

まちづくりシンポにパネラーで参加

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 今日は昼から高知青年会議所の「まちづくりファーラム」の講演会とシンポジウムに参加してきました。アウエーの洗礼でした。普段は年始周りの挨拶と結婚式ぐらいしか着用しないスーツを着て行きましたし。調子のでないこと。
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 第1部は中奥良則氏(まちづくり塾)の講演が1時間ありました。全国各地の事例を参考に高知の可能性についての提案がありました。印象に残った言葉を拾ってみました。

「県のブランド戦略がしっかりしている県は実績をあげています。島根県や鳥取県はしっかり文化の発信をしています。」

「愛媛県今治市は、松江ー尾道ー今治ー松山ー高知の文学の道の構想を進行中。同志社大学が関与して各市にゆかりの文学者に光を当て、まちづくりにしている。」

「明治大学や早稲田大学も地域社会との関わりを強めようとしています。大学の活用は必要です。とのことでした。
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(シンポが始まる前に壇上から客席を撮影してみました。客席が近く迫ってきます。NYのブロードウェイの劇場みたいなつくりなのだろうか?)
 その講演を受けて第2部は「まちづくりシンポジウム」です。「場違いなパネラー」として参加していました。県知事と高知市長と高知青年会議所理事長らのパネラーと同席させていただきました。

 市井の市民代表として発言させていただきました。蒸し暑い気候と、こんな天気では絶対に着用しないスーツを着て会場へいきました。壇上へ上がりますとやはりアウエーの雰囲気。でも顔見知りの人も何人かいるので自分を励ましながら発言しました。

 知事も市長もそれなりに自分の言葉で話していました。市井の市民のけんちゃんも発言自体は破滅はしなかったようです。(壇上にいたために知事と市長の話しのノートはとれませんし、それなりに緊張してますから・・)

 自分としては「食」であれば、オーガニックにこだわりをもつこと。高知県物産公社をこしらえること。「食」以外の高知の自立であれば、自然エネルギーの供給(太陽光、水力、風力、木質バイオマス)で発電する県になること。
 「よさこい」をプロ化してチームを作り、全国へ教えに行く。各地で高知物産市を開催。そこでよさこいも踊るとか。バスをこしらえて行けば良いと話ししました。

 司会進行とコーディネーターの中奥氏が、知事や市長や私と理事長が話す内容を同じ内容で解説したり、事例紹介していたので、パネラー同士の討議にはならずに終わりました。

 せっかくのシンポジウムですが告知が不十分なせいか参加者が少なかったのが残念でありました。

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2008.08.24

高知は独立国になれ! 8月29日(金)

西村 今月のけんちゃんの今すぐ実行まちづくりのテーマは「高知の根源・由来を考える」ことです。よく使用される「高知らしさ」について何を持って高知と言えるのか。徹底的に検証しようと企画してみました。

 ゲストは島本茂男さん。以前の番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきました。毎週金曜日にはりまや橋商店街に占い師として登場されています。宗教や歴史分野に詳しい人です。

 もう1人のゲストは中平貴士さん。東京在住ですが全文が土佐弁で筆記されているブログ「土佐ローカルりズムちや」の作者。土佐人にあくまでこだわり古代史まで遡って検証されています。お仕事はクリスタルを媒介にしたセルフヘルプにもとづく癒しの仕事をされています。今回の収録は帰省されている時期に行われました。

 さて今回のテーマは「高知は独立国になれ!」です。高知新聞にもイタリア滞在中の作家の坂東真沙子氏が「高知独立論」なども提唱はされていますが・・

 現在の東京中心史観からみれば、高知は辺境。経済的にも人口にも存在感は乏しい。ひたすら中央政府にへつらい交付金を貰う生き様で敗戦後は来ました。しかし最近は小泉内閣時代の三位一体改革とやらで、交付金も削減。
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 核廃棄物や米軍基地などの「迷惑施設」を地方自治体が中央の意向として受け入れれば巨額の交付金が国から交付される時代です。このあたりはどう思われますか?

島本 結局このままやったら国の尻拭いに地方は使われるだけよ。もうええことはなんもない。(中央いいなりでなんもいいことはないということですね。)
 
中平 そうですね。高知県の状態を見れば経済の最小単位として家族で例えますと、高知県は「だだをこねる子供」ではないかと思います。お金というものは貰うものではなく生み出すものです。

 そのあたりの考え方を根本的に考え直さないと高知県は変わらないと思います。

西村 高知県は最近人口が80万人を割り込みました。20年先には60万人を割り込むという予測もあります。しかも安芸市から須崎市までの高知市中心エリアに人口の8割が居住するようになるそうです。

 このような状態で「独立」は可能でしょうか?

 世界の国では人口60万程度の国は数多くあるようですが・・。ルクセンブルクは46万人。キプロスが77万人。バーレーンが67万人。モルジブが34万人。アイスランドが30万人です。みな国連加盟国であると思います。
 現在の79万人の規模の高知県であれば世界の159番目の国になりますね。237の国と地域の中で。
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(アイルランドのバー)
中平 大事なのは意思であると思います。例えば、60万人を割り込むという予測があるとしても、その予測を信じるようでは駄目であると思います。

 未来は頭と身体で生み出して行くものであると思います。
 世界1の国になるためには、まず何をなすべきか。それを議論していけばいいのではないでしょうか?人口の問題は殆ど無関係ではないかと思いますね。

 価値があればそこに人が集って来ますので。

西村 島本さんは連邦(USJ)構想をブログ「占いから未来へ」で提唱されていました。その根拠はどのようなところにあるのでしょうか?

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島本 USJというのはUnited States of Japanの略ですね。これは坂本龍馬も考えていたことです。天皇を中心にして各藩が連合して国をつくっていく。
 藩が発展して独立国のようになる。それぞれがそういう状態になり、連邦状態になって日本は合衆国になる。

 そうなったらえいというわけですね。

中平 島本さんの言うUnited States of Japanは物凄くいいですね。天皇を中心として昔の幕藩体制をつくりあげたい。想定しています。


西村 中平さんはブログ「土佐のローカルリズムちや」のなかで四国州構想を発表されています。そのなかで四国の州都は高知ぜよ。と宣言されています。
 現状では松山市のほうが高知市より大きく経済力があるのに何故高知が四国の中心なのでしょうか?

中平 そうですね。四国州のあるべき姿を考えた時に、経済力ではなく、文化力でなければならないからです。なぜなら四国自体が日本全国の3%しかGDPを持っていません。そこで経済力で自己主張しても駄目ですね。

 経済力で戦っても駄目ですね。四国に経済力が養われなかったのは自然を大切に思う土佐邪馬台国の伝統があったからこそと考えたほうが面白いですね。
 何故高知が四国の中心なのかと問うよりも、高知が中心になるためには何をすれば良いのか。と言うことを問うべきであると思います。

 中心であるということは、意志がどれだけ強いかによって決定されます。

西村 高知が独立国になるとしたら、「飯の種」はなんであるか?また何がふさわしいと思いますか?

島本 飯の種は十分ありますね。お米も取れる。野菜も取れる。海の幸も山の幸も豊富にある。それで十分。
 貿易関係ですが、他のところからものを持ってくる場合は、高知県の80%を占めている森林を宝の山に変えてなにか上手いことをやってやくにたつ木質バイオマス地域循環システムでも、木質ペレットでもなんでもえいけん輸出して「外貨を稼いだら飯の種」になるでしょう。
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中平 私の場合は飯の種は文化です。文化と言うところを押し出していって、そこから思想につなげていくことです。文化は土佐邪馬台国であるとか、遍路。そういうもの。
 あとは反核、反原発とかそういうもの。自然エネルギーを使うこと。それは前にも言いました「命の思想」ともリンクしてきますね。

 そういったものをベースにしながら外貨を獲得するというところに全ての力を集中するのではなく、四国内で完結する経済をまず考えていくこと。そういうコンパクトな経済を思想的なものを含めながら考えていけばいいのではと思います。

西村 国であれば徴税権があります。例えばフリーゾーンやカジノはこしらえたほうが良いのでしょうか?
 また防衛はどの国と同盟し、安全保障や国防はどうされますか?

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島本 難しい問題ですね・フリーゾーンは貿易と経済が活発になるからええですね。けんどカジノはマネーゲームだからそれで文化力が高まるとは思えないですね。

 防衛ですがUnited States of Japanになったら、一応連合国家になる。防衛は天皇を中心とした連合国がやっていく形になるでしょう。
 安全保障は四国州などが独自に考えることは難しい。国防に汲々とするよりも、日本には憲法9条と言う大事なものがあります。高知の憲法9条の会の人達が、中心になって外国へいって九条の思想を広めたらえいと思いますね。

中平 フリーゾーンやカジノの話もでました。外貨を獲得するよりも四国内でどれだけ経済が廻るか。そちらの経済をつくることのほうが面白いと思います。四国には豊富な水もあることですし。

島本 土佐が独立できるかどうかと言うことですが、土佐はばらばらです。
 けんどアイルランドの民もばらばらであった。でもイギリスの圧制に対してあまりにも苦しんで、オコンネルの時代にまとまって独立しました。

 参考ブログ記事「麦の穂をゆらす風と王の男を鑑賞

 土佐やったちきっと独立できると思います。
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(アイルランドは島本さん、中平さん2人は訪問した経験があるとか。写真は中平さんから提供いただきました。
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 また中平崇士さんはアイルランド旅行記もサイトに上げておられます。)

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2008.08.17

高知学・土佐学研究所をこしらえよう 8月22日(金)

西村 今月のけんちゃんの今すぐ実行まちづくりのテーマは「高知の根源・由来を考える」ことです。よく使用される「高知らしさ」について何を持って高知と言えるのか。徹底的に検証しようと企画してみました。

 ゲストは島本茂男さん。以前の番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきました。毎週金曜日にはりまや橋商店街に占い師として登場されています。宗教や歴史分野に詳しい人です。

 もう1人のゲストは中平貴士さん。東京在住ですが全文が土佐弁で筆記されているブログ「土佐ローカルりズムちや」の作者。土佐人にあくまでこだわり古代史まで遡って検証されています。お仕事はクリスタルを媒介にしたセルフヘルプにもとづく癒しの仕事をされています。今回の収録は帰省されている時期に行われました。


 さて今回のテーマは「高知学・土佐学研究所をこしらえよう」で島本茂男さん、中平崇士さんにお話しをお聞きします。

 みなさんがそれぞれの領域で「高知らしさ」「土佐らしさ」を再定義しようとするところ、想いはどういうところなおでしょうか?

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島本 まず高知が元気がないな。というところが、最初にありました。なんでそうなのかと言いますと東京の物差しで計っているからです。グローバルスタンダードに従わないといけない。

 結局高知は高知独自のものを考えて行けばいいのではないか。高知の古代から現在までを振り返り、高知らしさで勝負していくこと。それでいいのではないか。
 その思いが強くあるからです。土佐邪馬台国大いに結構。それを物語にして自分達の自信を取り戻していけばいい。


中平 同感ですね。アメリカとかそれに影響を受けまして、東京の文明に侵食されればされるほど、土佐弁とか(高知の)暖かさとか、重層的な文化とかにシンパシーを覚えます。

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西村 高知県の経済人の皆様方も「土佐のおきゃく」というイベントを3年ほどまえから多額のお金をかけてしています。しかし今ひとつ盛り上がりに欠けています。それは何故であると思われますか?

中平 「土佐のおきゃく」に限ったことではありませんが、まず前提の”問い”がないのではないかと思います。前提と言うのは、「おきゃくとは何か?」。そこをつきつめることをしていないの他県の人間が「おきゃく」を理解できるわけがありません。

 「おきゃく」というものに言及するならば、「まれびと」というところまで踏み込んでいかなければいけないと思います。

西村 すみません。「まれびと」という言葉ですが。「まれびと」というのは何のことでしょうか?これも聞いたことはありませんけれども。

島本 まれびとと言うのは民俗学者の折口信夫(おりぐちしのぶ)さんが、「遠来の客をもてなすとき」に使った言葉です。

 琉球の人たちには「まらぷと信仰」がありますが、これが「まれびと」のもとになったのではないかと。
 つまり外から来てくれるひとは神様である。ととらえています。お客さんは神様なわけですね。そしたらもてなすのは当然である。そのことが「まれ日と」論につながっているということですね。

西村 だとするならば、今やっている「土佐のおきゃく」なるものは、お酒を飲む人だけを対象とした土佐料理だ、とさのお酒だ。宴会をしようというだけ。それだけではなくもっと大きなものですね。

島本 ですのでもっと大きな意味を皆で再認識をしないといけなかったのです。それが今高知で全然できていないと思います。ですので盛り上がらないのでしょう。


西村 例えば幕末・維新・民権運動の時代は土佐人はたくさん活動的な人物が輩出しました。しかし今の高知ではすべて坂本龍馬1人に一元化する傾向があるようです。飛行場に龍馬の名前をつけるぐらいですし。しかし私はなにか釈然としません。

 本来は保守的な人達が龍馬を免罪符にしているだけで、高知の社会は保守的で停滞しているとしか思えませんが・・。

島本 土佐人は革新的でものをどんどん変えていく力がありました。だけどそれができないというのは、結局龍馬を「免罪符」に使っているのです。今の自由主義経済というのは「自由」という字が書いています。それは土佐人が大好きです。

 自由主義経済は正しいと思っているかもしれませんが、自由主義経済は客観的に見てどんどん不自由になります。動きが取れないようになります。

 自由主義体制に胡坐をかいていますと、どんどん保守的になってしまう。こう私がかんがえてことです。

中平 そうですね。わたしは「アイデンティティを失った人間は1つの神様を信じる傾向がある。」ように思います。
 1つの神というのが「龍馬」になっているのではないのでしょうか。

西村 わたしは近い将来構想で「高知県物産公社」をこしらえたいと思っています。その場合なにかと産品やいろんな場面で競合する宮崎県や沖縄との差別化が必要であると思いました。それは歴史であると思いました。そのあたりはどう考えますか?

島本 大いに賛成です。これにはロマンがないといかん。土佐邪馬台国論。これなんかスケールが大きい。これをもっと出さんといかん。そうせんと、なにか凄いものがないといかんやいか。

 宮崎のお笑い出身の知事に勝たんといかんと思います。しかし今の高知県知事は派手な人ではないし。そこは皆で盛り上げないといけないと思います。

中平 私は本当に歴史は大事であると思います。ですので土佐邪馬台国というものを取り上げていこうと思います。
 結局絶対に高知に邪馬台国があったというのではなくて、それを提唱することによって、みなが1つの価値に収斂されていく。力を合わせてなにかに向っていく。そういう価値自体を掘り起こすことが重要であると思います。

西村 その話を聞きますと、最近の高知県人は歴史を大事にしない県民ではないか。
実は高知県を訪れたビジターがその土地を訪ねたら訪問するのが博物館。美術館。歴史館。高知はそのあたりが整理されていなくてばらばらで支離滅裂ですね。

 歴史民族資料館、高知県立美術館。高知県立文学館。高知市立自由民権館。高知県立龍馬記念館。高知城。どうせならすべて高知城周辺にすべて集めたら良いとは思いますが・・。まとめて集約すれば高知の歴史と文化が体系的に学べると思いますのに・・。
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島本 とても大事なところです。ばらばらになっていますと体系的に全体像がつかめないし、つくれん(こしらえることができない)と思いますね。近いところにあるとそれらを全部廻ると高知県民像、土佐の歴史が全部わかります。土佐の財産もわかります。

 そうなれば県外のビジターにも高知県民にも得なのです。そういうのがない。どうしてないか。それは高知県民が「歴史を大事にしなかった。」からでしょう。

 高知県民は縄文人の末裔でそのとき、そのときを生きてきたから、その場しのぎでやっている。だから体系的に高知の歴史を古代から学ぶ。ロマンも含めて。それをしないといけないとつくづくこのごろ思います。

中平 私の場合は”体系化”というものが大きなキーワードです。体系化というものは、それができないのが高知県人のええとことでもあります。悪いところでもあります。
 体系化できる土佐人がですね率先して高知の歴史を掘り返したり。ということをやればええと思っています。


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2008.08.01

もっと県外から誘致したリーダーを大事にしよう

 「県外人」と言う言葉が通用する高知県。やはり県内、県外の別ははっきりある。きさくさやフランクさは高知県人のよさでもあるが、反面排他性も強いところもあるようです。

 具体的に県外出身の高知のリーダーと言えば、前高知県知事の橋本大二郎さん。前高知市長の松尾徹人さん。衆議院議員の福井照さん。

それなりの熱意が県民にあって「誘致」した人材でしょう。それは高知県民が持っていないネットワークに期待した部分が大であったと思います。でも今となっては「あれはいかん」と悪口ばかり言う人もいます。

 「それはないぜよ。」と私は思います。それぞれ才覚のある人たちを高知県民は「使い倒したのか」と言いたい。熱く支援された人達の中には「我田引水」的に利害に囚われる人たちもおられたと思います。純粋なボラティアで政治活動をしたのではないと公言されている人もおられることですし。

 ただそうであったとしても橋本大二郎さん、松尾徹人さん、福井照さんは魅力のある人材であると今でも思います。悪口を言ったり、ネガチブキャンペーンをするよりは、使い倒すことを高知県のために実行すべきではないかと思います。

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2008.07.27

グローバル社会と高知の世界について

西村 今月のけんちゃんの今すぐ実行まちづくりのテーマは「高知の根源・由来を考える」ことです。よく使用される「高知らしさ」について何を持って高知と言えるのか。徹底的に検証しようと企画してみました。

 ゲストは島本茂男さん。以前の番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきました。毎週金曜日にはりまや橋商店街に占い師として登場されています。宗教や歴史分野に詳しい人です。

 もう1人のゲストは中平貴士さん。東京在住ですが全文が土佐弁で筆記されているブログ「土佐のローカルりズムちや」の作者。土佐人にあくまでこだわり古代史まで遡って検証されています。お仕事はクリスタルを媒介にしたセルフヘルプにもとづく癒しの仕事をされています。今回の収録は中平さんが高知へ帰省されている時期に行われました。

 さて今回のテーマは「グローバル社会と高知の世界について」でお話をお聞きします。小泉内閣あたりから「グローバル・スタンダード」(=アメリカ・スターダード)が大流行し、地方の暮らしを蔑む傾向が強くまりました。その結果日本の社会は「乾いた格差社会」になりました。
 高知は東京都は対極の世界であるべきであると思います。中平さんはそのあたり東京から高知を観察されていてどう思われていますか?
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中平 そうですね。まず東京の真似をせずにもっと高知らしい社会や世界を目指すべきですね。それは高知だけではなくそれぞれの地方が価値に基づいて、様々な多極的な社会ー世界を目指すべきだと思っています。

 それが(私が考えるローカリズムであると思いますし)私のブログの「土佐のローカルりズムちや」の題名になっています。

 東京はバブル崩壊後、日本経済思想が亡んで、アメリカスタンダードに飲み込まれて行きました。

 地方が連帯してアメリカスタンダード、新自由主義と対抗しなければ日本は草も生えない不毛の大地になるのではないでしょうか。


西村 世界経済はアメリカ経済の破綻であるサブプライム問題で世界同時不況になりました。投資先を失ったオイルダラーや政府系ファンドは利益確保のために石油への投機をしています。そのため石油価格は不況にもかかわらず高騰し、経済に深刻な打撃を与えています。
 「お金に支配される経済」については島本さんはどう思われますか?

島本 まずお金に支配される経済では人々は幸せにはなれないです。さきほど言われました一連のことでそのことがいよいよ明らかになってきました。

 お金というのは「物やサービスを交換する媒体」としておおいに流通させるならそれなりの価値を持っています。しかしお金を中心にしてお金を溜め込む。増殖させる。そのことだけを考える経済活動ばかりでは人々の暮らしは貧しくなるばかりで、遂には死滅してしまうでしょう。

 私達はとても危険な社会に生きているのではないかと思います。


西村 「お金だけが絶対でお金だけが増殖して、人々の暮らしは貧しくなる一方だ。」と島本さんのご指摘のようにおかしな社会に成りつつあります。ではどうすれば良いと思いますか、。また高知はどうあるべきですか?
 何か事例や歴史的な事例などありましたらご紹介下さい。

島本 まず意識を「金ではなく、ものやサービス。人や命に移すことです。」
 金よりは命が大切なことは当然のことなのに、その当たり前の事が揺れています。これは全世界で考えていき、実践しなければならないことです。

 更に高知では、パイロット事業というか、1番槍をつける活動をすべきであると思っています。世界を高知から変えてやるぞ。という発想がほしいところです。

 それから事例になるかどうかわかりませんけれども、「物々交換の発想」「贈り物 贈与の発想」を取り戻すことを始めることも必要ではないのかなと思います。
 更に何人かの人で1つのものを持つ。「共有」の思想や、労働力を出し合う「手間がえ」から「結い」とか「講」の活動に展開していけばいいのではと思います。

中平 そうですね。島本さんと同じ意見になると思います。ではどうすればいいのかということですが、まず「意識を変える」「気付く」ということです。
 気付く為にはまず考えると言うことです。更に考えると言うことは、まず「既成概念を信じない」ということですね。

 それはまず「すべてを疑う」ことにつながります。高知はどうあるべきか。ということですが、さきほど言いましたことを1つ1つ積み上げていくことですね。
 これは哲学的な問いかけです。哲学がなければ高知らしさがないと言うことになります。


西村 「人が少ない」「自然が豊か」「歴史がある」というのは高知のアドバンテージであると思います。しかしそれを産業振興や観光、商業で活用しているとは言えませんね。それはどうしてであると思われますか?

島本 まずそのアドバンテージをきっちり(高知の人達が)きちんと認識していない。共有していない。それゆえ活用しようという発想がもてていないと思います。
 まず高知のよさ。高知のらしさを十分に知ること。そういうことが大切であると思います。

 それから売り込むことの下手さ。伝達力の乏しさも関係しているのですね。
Niyodogawamori

中平 そうですね。島本さんも言われていますが、「高知県民が自分のことに気付いていない。」それは私たち高知県人が「東京を見ゆう(見ている。意識しすぎている)」のではないでしょうか。

 東京の価値に染まっている。(東京の物差しで高知を見て卑下している。)ですので高知の価値をきちんと見ていないし、気付いていないのではないのでしょうか。
 人が多くて密集しちゅう(している)東京のほうが経済規模が大きくなり、いろんなものが生まれる。そして発展する。そういう構造を今の高知県人は「善」だと思い込んでいるのではないでしょうか。

西村 島本さんや中平さんのご指摘がありましたが、いつのまにか「東京的な価値観で」高知のわたしなんかも高知を見てしまって、自分の郷土や経済を「見下げた」見方をしています。

 こうした今流行のクローバル世界(アメリカ的な新自由主義的な考え方)と対極なのは、「ロハス」であり「スローフード」であり、地域生態計画(エコロカルジル・プランニング。あるべきものがそこにある都市計画)であり、有機農業であり、木質バイオマス地域循環システムなどは高知では成立しそうなしくみであると思います。

 食のあり方、生活のやりかた。働き方。生き方などを提唱することが必要ではないでしょうか?

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島本 大いに必要であると思います。食は「地産地消」。生活はシンプルに。働くことはお金のためでなく、生き甲斐の為。人のため。社会の為。地球の為。という生き方を提唱していきたいです。

中平 わたしも必要であると考えています。日本人だけでなくて世界の人たちの新しいライフスタイル・思想というものを生み出さないといけないと思います。
 そういう立場に日本はいると思います。日本のなかで高知が1番最初にそれをやらなければならないといけないと思っています。それをしないと世界は変わらないと思っています。
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西村 今福田内閣で総務大臣をされている増田寛也氏が岩手県知事時代に「がんばらない宣言 いわて」を提唱されていました。作家椎名誠氏らとの対談が印象的でした。
 高知の場合なんか影が薄いような気がします。

 高知のアイデンティティというか、元になる思想が必要であると思います。そのあたりはどのように考えられますでしょうか?

中平 そうですね。わたしは「命の思想」というものを打ち出していくべきであると思います。これはどういうものかと言いますと、古神道とかなり重なってくると思います。それと同時にわたしが今研究している「土佐邪馬台国」とも重なって、「命の思想」というものをこれから高知県人が全面に打ち出して、高知の再生、復興を行わなければならないと思っています。

西村 お金でない、日本の円ー経済優先、お金優先のライフスタイルではない生き方。それを高知県民は世界に優先して実行しなければならない。そのあたり島本さん具体的にお話いただけないでしょうか。

島本 中平さんと一緒に考えた「命の思想」。それは古神道から由来するものです。土佐人は縄文を色濃く残しています。縄文人が自然とともに生きていたように、自然と交流しながら,神とともに生きていたのです。

 そういうことをとりもどすことによって、生きていく。自分たちの命を燃え上がらせることで生きていく。くだらないお金のやりとりでどたばたする生き方ではなくて、自然にそくして生きていく。そういう生き方を提唱したいのです。

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2008.03.16

海の散帆とまちの散策

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 3月も半ばともなりますとさすがに南国土佐は暖かい。夜須などは17度ぐらいになったと思う。でも海の上はドライスーツで調度ぐらいだったから季節はまだまだ春本番は先でしょうね。

 今日は高知大学ヨット部は岡山の大会へ遠征中。それでハーバーから出艇したヨットは、夜須中学が7艇と社会人と高校生、それと私の10艇程度でした。
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(ぎ装(ヨットの組み立て)も暖かく楽に成りました。)
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(中学生たちも今日は午前中で終わったようです。)
 例によって午前中のセーリング。風は弱いものの波がなく海面がフラットなのでヨットは進みます。今日は赤岡沖まで遠征しました。

 戻ると11時半を過ぎていましたし。片づけしてお昼はいつものおむすびだるま。やっしーも来たので一緒にランチをしました。

 それから戻り、備品の片づけして「新堀川草の根観光まつり」の後半の部分へ参加しました。
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 自転車で5分ほどにあるさえんば商店街の来楽座を目指しました。日曜日はさえんば商店街は「シャッター通り」になっています。普段も殆どの商店は午後6時に閉店するそうですし。個人商店にはもっと頑張って欲しいです。個人の要望に過ぎませんが。
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 こちらはいつもの七輪サロンがさえんば商店街で展開されています。御餅をご馳走に成りました。参加者は前半の「新堀川界隈と九反田歴史探訪」に参加された人が多いようでした。
 新堀川界隈は土佐の偉人の宝庫です。板垣退助,河田小龍、武市半平太、岡本寧穂、中江兆民ゆかりの史跡が点在し、歩いて散策できます。

 ウォーク風景は新堀川知行合一塾 ブログ参考
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 「新聞の葬式」というのは自由民権運動の主義主張を掲載していた当時の高知新聞が当局側の圧力で発刊停止になりました。市民はそれを「新聞の葬式」として一大イベントに仕立て喪服を着た市民数千人が街中を練り歩いたという史実がありました。
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  来楽座主人の開設に寄れば「土佐人が一番歴史上で土佐人らしかった時代は自由民権運動のじだいである。ユーモアと反骨精神は見習わないといけない。
 新堀川近くに武市半平太の道場があり、そこへで土佐勤皇党が結成され192人が土佐から脱藩して維新のために戦いましたが、板垣退助ら数人を除き皆死んでしまいました。

 明治政府の実態は薩摩と長州の藩閥政権であり、知事以下の役人はすべて藩閥政府に統制されていました。これではいけないということで自由民権運動が土佐から起こりました。
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 新聞の葬式という演劇は、高知市民プラザのかるぽーとで上演したそうです。実際に演劇に参加したひとたち50人ほどで史実を再現して新聞の葬式をしたようです。

 20人の市民が鑑賞しました。先祖のたくましさをあらためて感じました。

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2008.01.28

高知学研究所こしらえよう!

 日本で縄文文化の強い影響を受けている地域が4箇所だけあるそうです。
 沖縄地方、宮崎以外の南九州地方、高知、そして南紀地方であるとか。高知は単独でエントリーしています。

 高知のユニークさを強調する場合は司馬遼太郎による坂本龍馬であるとか,自由民権運動とかステレオタイプの情報に留っていますね。それでは全然つまらない。

 古代からの歴史での高知のユニークさを出さないと。でも最近の高知の市民は思考力が低下し、考える力もさることながら「温故知新」を忘れています。プライドがなくしています。良い例が歴史資源の宝庫である新堀川を税金を費やして破壊し、埋め立て自動車道路にしてしまうような暴挙を許すことなど。

 沖縄は「琉球・沖縄研究所」が早稲田大学大学院にあります。高知学研究所を高知大学にこしらえないといけない真剣に思いました。
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 自分達の郷里の歴史に敬意を払わないものたちが、都市経営をし、まちづくりをすることは先祖に対する冒涜であり、高知の将来に禍根を残すと考えたからです。どういう仕組みで何をすればよいのか。現時点ではわかりません。

 でもそういう意欲があることは宣言したいと思います。

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